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断章Ⅱ〜最終兵器にアイの花を〜
OST-lost
さて、とりあえず現状のニトイに関する課題、問題はさておいて。
まずはこの謎の刀を売り払って金を稼ぐ。
……そのくらいしか、今の俺には収入源がない、と思うから。
何せ、学校に行ったり、アルバイトでもしようものなら、あの通り。昨日のように、ゴルゴダ機関の化け物が襲いかかってくる……恐れアリ。
昨日は運が良かった。何が起きたのか、終始分からずじまいだったが。
おそらく、俺の素性は知られているはずだ。
こうしてたった1人で出歩くことすらリスクが大き過ぎるのだが、やはり行くしかない。
……収入がないからと言って、店の食べ物を盗む訳にもいかないからな。
家から出て、歩き始めて5分ほど。
見えてきたのは建ち並ぶ高層ビル。
焼けるような日差しに、地面をまるで炒めているかのような太陽光線。
どこか、今まで感じたことのない違和感を感じながらも、俺の足は順調に進んでいた。
大通りに出る。
人通りもかなり多くなってきた。
車の走る大通りは今日も活気に満ちているが、
———その光景は、俺の本能に「異常だ」と、その思考に甚大な支障をきたすほどのものだったらしい。
……その光景は、至って普通のはずなのに。
「なっ……何なんだよ、コイツ?!」
至って普通、のはずだった。
大通りの角、洋服屋さんのあるその道路にて、「ソレ」は有った。
陽炎揺らめく幻想世界にて、俺は最悪のモノを目にしてしまった。
「何だ……アレ……!」
見たくない、と本能が語りかける。
だがしかし、1度目を向けたら最後、死ぬまで目が離れなくなるほどの異物。
灰色の、液体……何かが溶け出した液体のようなものが、ヒトの身体を包み込んでいる。
……そう、全くもって、完全な「異常」だった。
足は……動く。
刀はもちろん、この手に。
灰色の「ソレ」に飲み込まれた人影は、呻き声を上げながら溶け出してゆく。
そして灰色の「ソレ」はまたもやその手を伸ばす。
……また、食らうつもりなのか。
「ひっ……! あ、あ、あああっ…………!」
悶え苦しむ人影。
あまりの異常な光景に、意識が固まる。
辺りも騒然としていた。……あんな化け物が、こんなところにいるのだから。
どうすればいいか、と、脳が回転し、オーバーヒートし完全にフリーズする。
……でも、やっぱり行くしかないな、と心に決めたのは、3人目の誰かが「ソレ」に捕食された後だった。
風を切る。
恐怖で震えた足を進め、走る、走る。
どう勝つか、分からない。
飲まれたらどうなるか? 分からない。
それでも、苦しんでいる人がいるのなら、助けてやるべきだ、と本能が語りかける。
「ソレ」は、人ではないのだから、と。安心して、ただただ宿命のように斬るだけでいいと、語りかけられる。
だからこそ。
斬れるかどうかすら曖昧な、その触手を斬り落とす。
「'gd"、gfag———!」
瞬間、声にもならない呻き声が響き、「ソレ」の狙いは、急にこちらへと傾く。
「……っ……!」
先程、誰かに伸ばしていた触手とは比べ物にならないスピードで、迫り来る3本の触手。
これも全部、斬り落とせばいいのか……!
……それでも、撫でるように。
道端のアリを踏み潰すかの如く、簡単に。
やり慣れているかの如く、刃をふるい、触手を斬り落とす。
「……っ!」
体制を変え、足を踏み込み、自身より低い位置にいる「ソレ」を、しのぎを下にし、刀で切り上げる。
裂け散るは、灰色の液体。
身体に少しひっついただけでも、不快感で頭がおかしくなってしまいそうなほどの強烈な異質感と異臭を放つ、謎の液体だった。
「……?」
切り裂いた液体の中。
液体の密集している部分を切り裂いたが。
そこから現れたのは、人の頭くらいの大きさ、赤い球体だった。
何だこれはと、口にするより手が動いていた。
赤色の球体は、両断され、音を立てて崩れ落ちる。
次の瞬間、こちらに触手を伸ばしかけていた灰色の液体も、塵となって風と共に消えていった。
……だが。
「飲み込まれた人は、どこに……」
と、疑問を独り言として口に出した瞬間。
『消えたさ、何たって飲み込まれたからな』
背後より、男の声がする。
振り向けば、黒の服に身を包み、橙色の髪をした同い年くらいの少年が。
「…………ゴルゴダ機関、か……」
『あれえ、俺たちそんな有名だったかなあ? 一応、極秘任務の為に動いている秘密組織、ってことになってると思うんだけども』
そう、ゴルゴダ機関。ヤツと同じ、黒い服をその身に纏った謎の人物。
「……それよりも、俺を殺すつもりなんだろ……?」
刀を構える。いつでも、この男の首を斬り落とせるようにと、いつになく戦意をたぎらせる。
「……いや、むしろお前には感謝したいところだ、まさか俺たち以外にも、ロストを倒せるヤツがいるなんてなあ……」
……はい?
「ロスト……って、さっきの?」
「……とりあえず、場所を変えよう。話はその後だ。お前は俺が抱えて連れてくから、目を瞑っときゃ大丈夫だ」
「はい??????」
と、その男に……抱き抱えられ、そのまま俺は———、
空を飛んだ。
……そうして、人だかりのできる大通りより離れた、とあるビルの路地裏にて。
「……んで、まあとりあえずありがとうな、ロストってのは、さっきの灰色の液体……みたいなモンだ。
俺たちゴルゴダ機関……厳密には俺は、下層……下っ端の方だが、俺たちはああいうヒトならざるものを退治するのが仕事だ」
「俺を殺すつもりで来たわけじゃないと?」
「なんでお前を殺す、だなんて話に繋がるんだ? お前は別に、普通のヒトだろ?」
……そう言われると、なぜだか妙な安心感が湧いてきた。
そうだ、俺はヒトだ、普通のヒトで、普通に暮らして良いのだと、そう言われた気がした。
「……んでよ、お前……なんなんだ? 年齢からして学生のはずだろ?
そうじゃないなら中卒……にしても働いちゃいなくて、真昼間からロストを殲滅する……だなんて、明らかに高校生のする技じゃないよな……
もしやフリーか?……違うかもな……」
「何言ってるか分かんねえが、俺は至って普通の……」
「普通、じゃないよな……お前、仕事は何だ?」
仕事……学生……かな?
「ああ、学生、って答えはなしだ。学生って言うつもりなら、そのまま帰ってもらうからな。この時間に学生が外にいるのはおかしいだろ」
「学生……じゃなくなったと思う。……学生であることを……やめたんだ。今じゃ無職、この刀を売らなきゃ一文なしだ」
「……フリーのロストハンターでもないんだろ?……だったら、ゴルゴダ機関、入らないか?」
……そんな軽いノリで入れるもんなんですか、秘密組織?……ああいや、俺が勘違いしているだけで、別に秘密組織でも何でもないかもしれないのだが。
まずはこの謎の刀を売り払って金を稼ぐ。
……そのくらいしか、今の俺には収入源がない、と思うから。
何せ、学校に行ったり、アルバイトでもしようものなら、あの通り。昨日のように、ゴルゴダ機関の化け物が襲いかかってくる……恐れアリ。
昨日は運が良かった。何が起きたのか、終始分からずじまいだったが。
おそらく、俺の素性は知られているはずだ。
こうしてたった1人で出歩くことすらリスクが大き過ぎるのだが、やはり行くしかない。
……収入がないからと言って、店の食べ物を盗む訳にもいかないからな。
家から出て、歩き始めて5分ほど。
見えてきたのは建ち並ぶ高層ビル。
焼けるような日差しに、地面をまるで炒めているかのような太陽光線。
どこか、今まで感じたことのない違和感を感じながらも、俺の足は順調に進んでいた。
大通りに出る。
人通りもかなり多くなってきた。
車の走る大通りは今日も活気に満ちているが、
———その光景は、俺の本能に「異常だ」と、その思考に甚大な支障をきたすほどのものだったらしい。
……その光景は、至って普通のはずなのに。
「なっ……何なんだよ、コイツ?!」
至って普通、のはずだった。
大通りの角、洋服屋さんのあるその道路にて、「ソレ」は有った。
陽炎揺らめく幻想世界にて、俺は最悪のモノを目にしてしまった。
「何だ……アレ……!」
見たくない、と本能が語りかける。
だがしかし、1度目を向けたら最後、死ぬまで目が離れなくなるほどの異物。
灰色の、液体……何かが溶け出した液体のようなものが、ヒトの身体を包み込んでいる。
……そう、全くもって、完全な「異常」だった。
足は……動く。
刀はもちろん、この手に。
灰色の「ソレ」に飲み込まれた人影は、呻き声を上げながら溶け出してゆく。
そして灰色の「ソレ」はまたもやその手を伸ばす。
……また、食らうつもりなのか。
「ひっ……! あ、あ、あああっ…………!」
悶え苦しむ人影。
あまりの異常な光景に、意識が固まる。
辺りも騒然としていた。……あんな化け物が、こんなところにいるのだから。
どうすればいいか、と、脳が回転し、オーバーヒートし完全にフリーズする。
……でも、やっぱり行くしかないな、と心に決めたのは、3人目の誰かが「ソレ」に捕食された後だった。
風を切る。
恐怖で震えた足を進め、走る、走る。
どう勝つか、分からない。
飲まれたらどうなるか? 分からない。
それでも、苦しんでいる人がいるのなら、助けてやるべきだ、と本能が語りかける。
「ソレ」は、人ではないのだから、と。安心して、ただただ宿命のように斬るだけでいいと、語りかけられる。
だからこそ。
斬れるかどうかすら曖昧な、その触手を斬り落とす。
「'gd"、gfag———!」
瞬間、声にもならない呻き声が響き、「ソレ」の狙いは、急にこちらへと傾く。
「……っ……!」
先程、誰かに伸ばしていた触手とは比べ物にならないスピードで、迫り来る3本の触手。
これも全部、斬り落とせばいいのか……!
……それでも、撫でるように。
道端のアリを踏み潰すかの如く、簡単に。
やり慣れているかの如く、刃をふるい、触手を斬り落とす。
「……っ!」
体制を変え、足を踏み込み、自身より低い位置にいる「ソレ」を、しのぎを下にし、刀で切り上げる。
裂け散るは、灰色の液体。
身体に少しひっついただけでも、不快感で頭がおかしくなってしまいそうなほどの強烈な異質感と異臭を放つ、謎の液体だった。
「……?」
切り裂いた液体の中。
液体の密集している部分を切り裂いたが。
そこから現れたのは、人の頭くらいの大きさ、赤い球体だった。
何だこれはと、口にするより手が動いていた。
赤色の球体は、両断され、音を立てて崩れ落ちる。
次の瞬間、こちらに触手を伸ばしかけていた灰色の液体も、塵となって風と共に消えていった。
……だが。
「飲み込まれた人は、どこに……」
と、疑問を独り言として口に出した瞬間。
『消えたさ、何たって飲み込まれたからな』
背後より、男の声がする。
振り向けば、黒の服に身を包み、橙色の髪をした同い年くらいの少年が。
「…………ゴルゴダ機関、か……」
『あれえ、俺たちそんな有名だったかなあ? 一応、極秘任務の為に動いている秘密組織、ってことになってると思うんだけども』
そう、ゴルゴダ機関。ヤツと同じ、黒い服をその身に纏った謎の人物。
「……それよりも、俺を殺すつもりなんだろ……?」
刀を構える。いつでも、この男の首を斬り落とせるようにと、いつになく戦意をたぎらせる。
「……いや、むしろお前には感謝したいところだ、まさか俺たち以外にも、ロストを倒せるヤツがいるなんてなあ……」
……はい?
「ロスト……って、さっきの?」
「……とりあえず、場所を変えよう。話はその後だ。お前は俺が抱えて連れてくから、目を瞑っときゃ大丈夫だ」
「はい??????」
と、その男に……抱き抱えられ、そのまま俺は———、
空を飛んだ。
……そうして、人だかりのできる大通りより離れた、とあるビルの路地裏にて。
「……んで、まあとりあえずありがとうな、ロストってのは、さっきの灰色の液体……みたいなモンだ。
俺たちゴルゴダ機関……厳密には俺は、下層……下っ端の方だが、俺たちはああいうヒトならざるものを退治するのが仕事だ」
「俺を殺すつもりで来たわけじゃないと?」
「なんでお前を殺す、だなんて話に繋がるんだ? お前は別に、普通のヒトだろ?」
……そう言われると、なぜだか妙な安心感が湧いてきた。
そうだ、俺はヒトだ、普通のヒトで、普通に暮らして良いのだと、そう言われた気がした。
「……んでよ、お前……なんなんだ? 年齢からして学生のはずだろ?
そうじゃないなら中卒……にしても働いちゃいなくて、真昼間からロストを殲滅する……だなんて、明らかに高校生のする技じゃないよな……
もしやフリーか?……違うかもな……」
「何言ってるか分かんねえが、俺は至って普通の……」
「普通、じゃないよな……お前、仕事は何だ?」
仕事……学生……かな?
「ああ、学生、って答えはなしだ。学生って言うつもりなら、そのまま帰ってもらうからな。この時間に学生が外にいるのはおかしいだろ」
「学生……じゃなくなったと思う。……学生であることを……やめたんだ。今じゃ無職、この刀を売らなきゃ一文なしだ」
「……フリーのロストハンターでもないんだろ?……だったら、ゴルゴダ機関、入らないか?」
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