使い魔の王はパートナーを求めて

sara

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学校

クラス

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講堂を出るとクラス発表が掲示板にはってあった
クラスはどこだ?
見てみるとA組

「ジュン、離れちまったな。
俺らがB組。」
ライがやって来た

「うん、そうだね。
残念だよ。」

「…同じクラスがよかった。」
リンが泣きそうな顔をしている
そんな一緒がいいのか?
大げさだな

「まあ、しょうがないだろ。こういうのは。
運だからなー。」

「分かってるよ。」

「別に会えない訳じゃないだろ。
休み時間とか遊びに行こうな。」

「うん。」

「じゃあ、そろそろ教室行くから。
またね。」

話を切り上げて教室に向かう
その後の会話は聞いてない


「残念だったな。
ジュンとクラス違って。」

「せっかく学校一緒なのにクラス違うと接点無くなっちゃう。
他の子にとられたらどうしよう。」

「リン以外にジュンを好きになる奴そんないないだろ。」

「そうだよね、あんまり冴えないジュンだもの。」

「お前、仮にも好きな奴を。」

「とりあえず意識してもらえるように頑張る!」





くしゅん
誰か俺の噂してるのかな?
まあ、いいや
教室に着き決まった席に座る
もうほとんどが席についてるようだ


しかし想定外だ

何で隣なんだー!ヴァネッサ嬢
誤算だ
名字が微妙に近いせいで
あの孤児院で育てて貰った人は全員カルヴェスという姓を名乗る
隣の俺に嫉妬や侮蔑の視線がザクザクと突き刺さる
懐かしのものだな
王の時に向けられた物に少しだけ似ている
好ましくはないが
へっ別に痛くも痒くもないわ

一応凄くびくびくしてます、のふりをしておこう
すると隣から声がかかる

「隣、よろしくお願いいたします。
ヴァネッサ=エレオノーラです。」
無表情で挨拶される
そしていっそう視線が鋭くなる

ヴァネッサはその様子に目を細める

「よ、ろしくお願いいたします。エレオノーラ様。
ジュン=カルヴェスです。」

「カルヴェス、あなた孤児院の…」

「あ、はいそうです。」

挨拶をした所で先生が入ってきて話は中断した
先生の話を聞きながら別の事を考える

ヴァネッサ嬢、平民の俺にも挨拶するんだな
差別主義ではないらしい

先生の話が終わり、今日はこれでおしまい
さあ、帰るか






教室を出るとライとリンが待っていた

「待っててくれたんだね。」

「まあな。
クラスどうだった?」

「ヴァネッサ=エレオノーラ様が隣だったよ。」

「うわー。
それは災難ね。
公爵家が隣なんて。
早速目つけられるよ。」

「でも、エレオノーラ様ってすごい美人じゃん。
そんな人が隣とか羨ましい。」

「まあ、綺麗だよね。
でも、平民を差別する人ではなさそうだから大丈夫かな。
そっちはどうだった?」

「特に何も。
あ、でも俺以上に強い人がいるから戦うのが楽しみだな。」

「脳筋。」

「うっせ。」

寮について二人と別れる

今日1日を振り返る
ヴァネッサ嬢が隣だと目つけられやすくなりそうだけど地味に過ごす計画に支障はない
これからを考えると面倒だなとは思うが



早くパートナー見つかればいいな








 
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