今を生きて

宮浦透

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おまけ

共に生

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 僕らは共に生きている。
 それはきっと風や水、ここに香る一つの匂いですら。
 命の有無が生きるの境界線ではない。
 過ぎゆく全ての者たちと、僕らは生きている。
 この匂いときっと、僕らは生きている。
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