17 / 61
第一章 幼年期
フェルナンド
しおりを挟む
まったくあの少年は、ちょっと油断するとすぐ何かやらかす。
エレナは屋敷の使用人に連れられて、中庭に向かっていた。
人が忙しく働いているときに、気づいたら姿が見えなくなっていて、屋敷の使用人に問えば外の空気が吸いたいと言うので中庭に案内したという。あの子のことだから、また走り込みでもしているかもしれない。
廊下の先に、外へ通じているらしい扉が見えた。あの先が中庭なのだろう。
「あれが、中庭に続く扉ですね? ここまで案内していただければ、もう十分ですから」
使用人に礼を言って、下がってもらう。扉の向こうで万一リディアが奇態を演じていた場合、それを目撃されるのはまずい。
一人になったところで、扉を開けて中庭に出る。
「リディ――」
言いかけて、エレナは口をつぐんだ。
中庭には、たしかにリディアがいた。しかし、声をかけるのがはばかられる雰囲気が周囲を包んでいたのだ。
その雰囲気の原因は、リディアの他にもう一人、中庭にいた少年によって作られていた。
白金色の、男の子にしては長い髪、この国の貴族たちの中でもひときわ白い肌、そして、遠目にも輝いて見えるルビー色の瞳。
「私はグアハルド侯爵の息子フェルナンド・グアハルド。君は誰?」
その少年はリディアをまっすぐに見つめてそう言った。
フェルナンド・グアハルド。『チェンジ☆リングス』の攻略キャラの一人で、リディアの想い人。運命の二人が出逢ってしまった。
「エチェバルリア公爵家の長女リディアと申します。フェルナンド様、お目にかかれて光栄ですわ」
リディアは美しい所作でカーテシーをしながらそう答えた。
「エチェバルリア公爵家の……。父からよく聞いております。親友であるロドリゴ様の家に、私と同い年のご令嬢がいると」
「わたくしもコンラッド様のことは、父から、いつも聞かされておりますわ」
実際リディアはロドリゴからグアハルド侯爵家のことを何度も聞かされているだろうが、今の彼女にその記憶はないはずだ。彼女にはつい一週間ほど前のリディアとしての記憶はなく、そこから以前は脇谷礼司の記憶しかないのだから。コンラッドのことなど先ほどの食事の席でロドリゴとイグナチオが話しているのを一度耳にしただけだろうに、よく覚えていたものだ。本当に頭は悪くないんだよなこの子。なのにどうしてちょくちょく問題行動をするのかエレナは理解に苦しむ。
その時、エレナが入ってきたのと反対側にある扉からメイドが一人顔を出し、フェルナンドに告げた。
「フェルナンド様。そろそろお着替えの時間でございます」
その声にエレナは本来の目的を思い出す。自分もリディアを呼びに来たのだった。「ではこれで」と屋敷内へ下がっていくフェルナンドをぼーっと見送っているリディアに声をかける。
「リディア様」
びくり、と、リディアはいたずらを見つかった猫みたいに身を縮み上がらせた。
「リディア様も着替えないと間に合いませんよ」
どうしても男性より女性の方が身支度に時間がかかる。フェルナンドが着替えに呼ばれたということは、リディアの方はかなり時間が逼迫しているということだ。
「え、エレナ! いつからいたの?」
「ついさっきです。いいから早く」
リディアを連れて、少し小走りに部屋へと戻る。
「時間がありませんのでお小言は後にしますが、フェルナンド様におかしな行動を見られてはおりませんよね?」
戻る途中で、エレナはそう訊いてみる。
「大丈夫。……落ちてたオレンジを投げてみようとしたところを見つかったぐらいで」
「大丈夫ではありませんね。むしろリディア様の頭が大丈夫ですか?」
「庭にあるものを壊したりしないように手加減して投げたし、フェルナンド様もそんなに不審に思ってる様子でもなかったし……」
「言い訳は後で」
部屋に戻ってからは、メイド数人がかりで急いでリディアを着替えさせる。
「リディア様、お髪を結い直させていただきます」
「リディア様、お袖をお通しください」
慌ただしく準備をすませ、どうにか正礼装への着替えが完了した。
白を貴重にしたロングスカートのワンピースドレス。袖は七分袖で、肘まで覆うレースの手袋を合わせる。胸元にはパールのネックレス。艶やかに結い上げられたブロンドの髪は、翡翠や縞瑪瑙などで飾り立てられている。
「では、参りましょう」
エレナは、リディアを促して部屋の外へと出る。いつもより高いヒールのせいで足元がおぼつかないリディアがもし転びそうになったら支えられるよう、リディアを気遣いながら玄関へと向かう。
玄関では家主のイグナチオと使用人一同が、リディアたち客人を見送るために整列していた。同じく客であるグアハルド侯爵家一行もちょうど出発するところらしく、玄関は見送る者と見送られる者とで混雑していた。
グアハルド家の人々の中にフェルナンドの姿を見つけて、リディアが小声でエレナに問う。
「あのフェルナンド様が、『チェンジ☆リングス』の攻略キャラ?」
エレナは声に出さず、頷きのみで答える。
リディアはもう一度、フェルナンドへ視線を移す。長い髪、白い肌。女の子みたいな美しい少年。
見つめていると、視線に気づいて、柔らかな微笑みを返してくれた。気恥ずかしくなったのか、慌てて視線をそらす。
そんな子どもたちの様子を尻目に、ロドリゴとコンラッドとイグナチオ、古い知りあい同士だという三人は、別れの挨拶をしていた。
「では、これでお暇させていただく。といっても、堅信礼が終わったらもう一度寄らせていただく予定だが」
「ああロドリゴ、是非来たまえ。コンラッドの方は、今夜はうちに泊まるんだろう? 君の到着が遅れたせいでゆっくり話ができておらんから、堅信礼のあとは時間の許す限り語り合おうじゃないか」
「うむ。今夜はこちらにご厄介になる。というか、イグナチオとロドリゴの都合さえ良ければ、ロドリゴも泊まっていったらどうだ?」
「さすがにそれは無理だよ。王都に戻ってやらねばならない仕事もあるし、一族郎党引き連れてきているんだ」
そんな風にしばし親しげに語らった後、イグナチオの屋敷を出て一同は聖グラシア大聖堂へと向かった。
いよいよ、堅信礼が始まる。
エレナは屋敷の使用人に連れられて、中庭に向かっていた。
人が忙しく働いているときに、気づいたら姿が見えなくなっていて、屋敷の使用人に問えば外の空気が吸いたいと言うので中庭に案内したという。あの子のことだから、また走り込みでもしているかもしれない。
廊下の先に、外へ通じているらしい扉が見えた。あの先が中庭なのだろう。
「あれが、中庭に続く扉ですね? ここまで案内していただければ、もう十分ですから」
使用人に礼を言って、下がってもらう。扉の向こうで万一リディアが奇態を演じていた場合、それを目撃されるのはまずい。
一人になったところで、扉を開けて中庭に出る。
「リディ――」
言いかけて、エレナは口をつぐんだ。
中庭には、たしかにリディアがいた。しかし、声をかけるのがはばかられる雰囲気が周囲を包んでいたのだ。
その雰囲気の原因は、リディアの他にもう一人、中庭にいた少年によって作られていた。
白金色の、男の子にしては長い髪、この国の貴族たちの中でもひときわ白い肌、そして、遠目にも輝いて見えるルビー色の瞳。
「私はグアハルド侯爵の息子フェルナンド・グアハルド。君は誰?」
その少年はリディアをまっすぐに見つめてそう言った。
フェルナンド・グアハルド。『チェンジ☆リングス』の攻略キャラの一人で、リディアの想い人。運命の二人が出逢ってしまった。
「エチェバルリア公爵家の長女リディアと申します。フェルナンド様、お目にかかれて光栄ですわ」
リディアは美しい所作でカーテシーをしながらそう答えた。
「エチェバルリア公爵家の……。父からよく聞いております。親友であるロドリゴ様の家に、私と同い年のご令嬢がいると」
「わたくしもコンラッド様のことは、父から、いつも聞かされておりますわ」
実際リディアはロドリゴからグアハルド侯爵家のことを何度も聞かされているだろうが、今の彼女にその記憶はないはずだ。彼女にはつい一週間ほど前のリディアとしての記憶はなく、そこから以前は脇谷礼司の記憶しかないのだから。コンラッドのことなど先ほどの食事の席でロドリゴとイグナチオが話しているのを一度耳にしただけだろうに、よく覚えていたものだ。本当に頭は悪くないんだよなこの子。なのにどうしてちょくちょく問題行動をするのかエレナは理解に苦しむ。
その時、エレナが入ってきたのと反対側にある扉からメイドが一人顔を出し、フェルナンドに告げた。
「フェルナンド様。そろそろお着替えの時間でございます」
その声にエレナは本来の目的を思い出す。自分もリディアを呼びに来たのだった。「ではこれで」と屋敷内へ下がっていくフェルナンドをぼーっと見送っているリディアに声をかける。
「リディア様」
びくり、と、リディアはいたずらを見つかった猫みたいに身を縮み上がらせた。
「リディア様も着替えないと間に合いませんよ」
どうしても男性より女性の方が身支度に時間がかかる。フェルナンドが着替えに呼ばれたということは、リディアの方はかなり時間が逼迫しているということだ。
「え、エレナ! いつからいたの?」
「ついさっきです。いいから早く」
リディアを連れて、少し小走りに部屋へと戻る。
「時間がありませんのでお小言は後にしますが、フェルナンド様におかしな行動を見られてはおりませんよね?」
戻る途中で、エレナはそう訊いてみる。
「大丈夫。……落ちてたオレンジを投げてみようとしたところを見つかったぐらいで」
「大丈夫ではありませんね。むしろリディア様の頭が大丈夫ですか?」
「庭にあるものを壊したりしないように手加減して投げたし、フェルナンド様もそんなに不審に思ってる様子でもなかったし……」
「言い訳は後で」
部屋に戻ってからは、メイド数人がかりで急いでリディアを着替えさせる。
「リディア様、お髪を結い直させていただきます」
「リディア様、お袖をお通しください」
慌ただしく準備をすませ、どうにか正礼装への着替えが完了した。
白を貴重にしたロングスカートのワンピースドレス。袖は七分袖で、肘まで覆うレースの手袋を合わせる。胸元にはパールのネックレス。艶やかに結い上げられたブロンドの髪は、翡翠や縞瑪瑙などで飾り立てられている。
「では、参りましょう」
エレナは、リディアを促して部屋の外へと出る。いつもより高いヒールのせいで足元がおぼつかないリディアがもし転びそうになったら支えられるよう、リディアを気遣いながら玄関へと向かう。
玄関では家主のイグナチオと使用人一同が、リディアたち客人を見送るために整列していた。同じく客であるグアハルド侯爵家一行もちょうど出発するところらしく、玄関は見送る者と見送られる者とで混雑していた。
グアハルド家の人々の中にフェルナンドの姿を見つけて、リディアが小声でエレナに問う。
「あのフェルナンド様が、『チェンジ☆リングス』の攻略キャラ?」
エレナは声に出さず、頷きのみで答える。
リディアはもう一度、フェルナンドへ視線を移す。長い髪、白い肌。女の子みたいな美しい少年。
見つめていると、視線に気づいて、柔らかな微笑みを返してくれた。気恥ずかしくなったのか、慌てて視線をそらす。
そんな子どもたちの様子を尻目に、ロドリゴとコンラッドとイグナチオ、古い知りあい同士だという三人は、別れの挨拶をしていた。
「では、これでお暇させていただく。といっても、堅信礼が終わったらもう一度寄らせていただく予定だが」
「ああロドリゴ、是非来たまえ。コンラッドの方は、今夜はうちに泊まるんだろう? 君の到着が遅れたせいでゆっくり話ができておらんから、堅信礼のあとは時間の許す限り語り合おうじゃないか」
「うむ。今夜はこちらにご厄介になる。というか、イグナチオとロドリゴの都合さえ良ければ、ロドリゴも泊まっていったらどうだ?」
「さすがにそれは無理だよ。王都に戻ってやらねばならない仕事もあるし、一族郎党引き連れてきているんだ」
そんな風にしばし親しげに語らった後、イグナチオの屋敷を出て一同は聖グラシア大聖堂へと向かった。
いよいよ、堅信礼が始まる。
0
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢によればこの世界は乙女ゲームの世界らしい
斯波@ジゼルの錬金飴③発売中
ファンタジー
ブラック企業を辞退した私が卒業後に手に入れたのは無職の称号だった。不服そうな親の目から逃れるべく、喫茶店でパート情報を探そうとしたが暴走トラックに轢かれて人生を終えた――かと思ったら村人達に恐れられ、軟禁されている10歳の少女に転生していた。どうやら少女の強大すぎる魔法は村人達の恐怖の対象となったらしい。村人の気持ちも分からなくはないが、二度目の人生を小屋での軟禁生活で終わらせるつもりは毛頭ないので、逃げることにした。だが私には強すぎるステータスと『ポイント交換システム』がある!拠点をテントに決め、日々魔物を狩りながら自由気ままな冒険者を続けてたのだが……。
※1.恋愛要素を含みますが、出てくるのが遅いのでご注意ください。
※2.『悪役令嬢に転生したので断罪エンドまでぐーたら過ごしたい 王子がスパルタとか聞いてないんですけど!?』と同じ世界観・時間軸のお話ですが、こちらだけでもお楽しみいただけます。
ブラック・スワン ~『無能』な兄は、優美な黒鳥の皮を被る~
碧
ファンタジー
「詰んだ…」遠い眼をして呟いた4歳の夏、カイザーはここが乙女ゲーム『亡国のレガリアと王国の秘宝』の世界だと思い出す。ゲームの俺様攻略対象者と我儘悪役令嬢の兄として転生した『無能』なモブが、ブラコン&シスコンへと華麗なるジョブチェンジを遂げモブの壁を愛と努力でぶち破る!これは優雅な白鳥ならぬ黒鳥の皮を被った彼が、無自覚に周りを誑しこんだりしながら奮闘しつつ総愛され(慕われ)する物語。生まれ持った美貌と頭脳・身体能力に努力を重ね、財力・身分と全てを活かし悪役令嬢ルート阻止に励むカイザーだがある日謎の能力が覚醒して…?!更にはそのミステリアス超絶美形っぷりから隠しキャラ扱いされたり、様々な勘違いにも拍車がかかり…。鉄壁の微笑みの裏で心の中の独り言と突っ込みが炸裂する彼の日常。(一話は短め設定です)
義姉をいびり倒してましたが、前世の記憶が戻ったので全力で推します
一路(いちろ)
ファンタジー
アリシアは父の再婚により義姉ができる。義姉・セリーヌは気品と美貌を兼ね備え、家族や使用人たちに愛される存在。嫉妬心と劣等感から、アリシアは義姉に冷たい態度を取り、陰口や嫌がらせを繰り返す。しかし、アリシアが前世の記憶を思い出し……推し活開始します!
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
乙女ゲームの断罪イベントが終わった世界で転生したモブは何を思う
ひなクラゲ
ファンタジー
ここは乙女ゲームの世界
悪役令嬢の断罪イベントも終わり、無事にエンディングを迎えたのだろう…
主人公と王子の幸せそうな笑顔で…
でも転生者であるモブは思う
きっとこのまま幸福なまま終わる筈がないと…
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
乙女ゲームのヒロインに転生したのに、ストーリーが始まる前になぜかウチの従者が全部終わらせてたんですが
侑子
恋愛
十歳の時、自分が乙女ゲームのヒロインに転生していたと気づいたアリス。幼なじみで従者のジェイドと準備をしながら、ハッピーエンドを目指してゲームスタートの魔法学園入学までの日々を過ごす。
しかし、いざ入学してみれば、攻略対象たちはなぜか皆他の令嬢たちとラブラブで、アリスの入る隙間はこれっぽっちもない。
「どうして!? 一体どうしてなの~!?」
いつの間にか従者に外堀を埋められ、乙女ゲームが始まらないようにされていたヒロインのお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる