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騎士と魔術師と令嬢と
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現れた銀髪の宮廷魔術師はそのシャープな黄金の眼で、さっそく、土に寝転び戯れていたオレンジ髪の騎士を睨みつけた。
「早く起きろ、リンド・アルケイン。それと、──蛸女」
「たっ、たこおんな!? ──たこおんなですが」
「……なんだと?」
それだけ言い、しばし見合った魔術師とレイ。蛸女と皮肉っぽく言われてもレイはそうだと肯定し、魔術師は初対面の彼女のことを見ながら固まった。
出会って早々、魔術師と令嬢、今お互いに向けているのは奇異の目か。それとも握る白杖のミラーウェポン、手鏡から手を振る青い蛸、どこで売っているのかが謎の黒いトンガリ帽子、その周りに散り浮かぶ鏡のことか。
(しかしさっきのあれはおそらく【散る鏡】。お父様から聞かされたことのあるオーバーウェポンのひとつ……逸脱した力。この世にはそういう物があるのだと……)
レイがそう紫ローブを着た風変りながらも、その有様から【散る鏡】と称されるオーバーウェポンを従えた銀髪の男のことを、恐る恐る離れた距離で訝しみ見ていると。
「その服、ミラー通しか」
「……」
先ほどブルーパスがレイに吐いた蛸墨がその彼女の白いドレスを染めることなく、するりと撥水よく滴り落ちていく。元の状態に戻ろうとするのは、そのレイの纏う服が特殊な強化コーティングを施されている証だと、宮廷魔術師の男はすぐさま見抜いた。
しかし、レイは答えない。口を噤んだ。服を強化するミラー通しの技術は、マジックミラー商会の得意とする特殊な加工技術だからだ。一度首を縦にでも肯定してしまえば厄介なことだ、とその時のレイは考えた。只者ではない黄金の眼を持った男をやはり訝しみながら、レイは弱みや隙を与えないように、心深く目先に映る銀髪のことを警戒した。
「フッ。おい、状況はどうなっている」
まるで鼻で笑うように、珍しい恰好をした黒髪の彼女から視線を外した魔術師は、右往左往と地に目をつけて落ち着かない様子であった騎士に問いかけた。
「見ての通り、おっきなクリスタルの木の化物をその子と二人で上手く倒したんだけど。後に倒した腐葉土から出てきた同じくクリスタルの切り株の魔獣たちに、ちょっとリンド・アルケインという騎士が油断した! って、話だね。ここまでのところは、はは」
騎士はようやく見つけた己の剣を拾い、刃についたゴミを風に払うように振りながら、そう状況を上手くない説明口調で報告しては笑ってみせた。
「まったく訳が分からんな。リンド・アルケインという騎士は、ちゃんとした報告の一つもできんのか」
「あなたと僕の間に交友関係以外の報告義務が発生していたとは、はは。あ、ところで? ここにタイミングよく来られたのは、もしかしてまた何か勝手に他人の運星でも占い覗いたのですか?」
「白いミラーウェポンを見にきた」
「なっ!?」
この森に突然現れた理由をと問われると宮廷魔術師の男は、離れた場にいたレイの持つプロトロッドに注目し、それが理由だと平然と言うのだ。
思いもよらぬことを告げられレイはびくりと驚いた表情をしたが、魔術師の淡々と語る様に、彼のことを理解する騎士リンドはまた笑った。
「ははは、その興味の赴くままのような理由も今考えましたか」
「フン、ただの自分のミラーの調整を兼ねた実地テストだ」
「テスト? そうですか。ならっ!」
会話の途中に、急に駆けたのは騎士。佇み立つ銀髪の男を目指して一直線に剣を片手に駆け出した。
「これで、さっきのはチャラということに」
騎士は魔術師のとんがり帽子をジャンプし飛び越え、後ろに土から成長し現れようとしていた切り株の魔獣の残党に、その刃を突き刺し仕留めた。
「ならんな」
騎士の言う冗談と迫るアクションにも動じず。魔術師は自分の身周辺に浮かべ休ませていたオーバーウェポン【散る鏡】を不意に前へと向けて、次々に照射した。
黒髪の彼女の立つ姿を一瞬で追い越した魔光弾の筋は、何かを撃ち落とした。
レイが一歩反応遅れて振り返り見ると、先ほど銀髪の宮廷魔術師が放った魔光弾が撃ち落としたのは、もう見飽きたほどにこの森で見たことのある魔獣アルミラージたちであった。
「何故、兎が宙を好き勝手に飛んでいる?」
「ジラルドの兎は今日は特段元気が良いと〝先に〟来ていた僕は彼女から聞きましたよ」
「そっ、そういうことでもないのかと!? アレをっ……!!」
足元に響く震動を察知し、レイが今強く指差す方向には、また森の草木を踏み倒し現れたあの巨大魔獣、場違いに光輝く硬質の樹皮を持ったクリスタルツリーであった。
そして、その肩の上や、枝葉、さらに幹の中にまで、角の生えた兎の小魔獣たちを憩わせ搭載していた。まるでクリスタルツリーを棲み家や基地にするように、白や茶の毛並みと赤い眼をした魔生物たちが蠢きつづけている。
「魔獣はかしこく手を取り合うか? ははは、おーいキミ! ぶっ飛ぶ兎の正体が分かったな!!」
「分かったからといっても……これでは、手を取り合う共生関係と言うより!」
「主従だな。アルミラージどもを砲の弾にしている」
「それよりも何故またあの巨大魔獣が! こう何度も!」
「今度こそ共に切り抜けろってことじゃないか? はは」
「だからっ、自分の身は自分でできますっ! その背はあっちに行ってください! 前が見えません」
緑のマントを風に靡かせ前へと現れ剣を構えたその騎士の背を、レイは邪魔だと語り一蹴した。
「よぉし、分かった!」
彼女にきつく当たられてしまった騎士はいつものように笑い誤魔化しながらも、ケツに火が着いたように、前へといきなり駆けだした。
「まっ、また無暗に!」
「キミを買っている。だからこそ、一介の騎士は今日はヤル気で前に出る!!」
「それが、ご勝手で! 人を困らせる性質だと何度も!!」
レイは魔光弾を放ち、その流れ始めたら止まらないオレンジ髪の騎士のことを援護せざるをえなかった。語気強く文句を口から垂れ流すも、目を凝らしながら、角頭を前方にし飛んできた危うい兎のロケットを撃ち抜いていく。
「おい、少しは黙れオンナ。弱者は群れても生き残れない、あの弾にされ飛ばされた兎どもの運星のようにな。口から凶事を呼び込むぐらいなら黙って戦え、できないなら──失せろ」
「!? 分かって──いますっ!!」
再び現れた天に聳え立つほどの巨大魔獣クリスタルツリーは今度は兎の軍勢を従えて飛ばして、レイ、リンド、そして新たに姿を現した宮廷魔術師の三人に襲い掛かった。
銀髪の男により、その彼女の耳に浴びせられた冷徹な強い言葉の数々も、そんなことは子爵令嬢レイ・ミラージュは最初から重々に分かっている。
今握る──プロトロッドに魔力を注ぎ練り上げる白き熱き魔光弾が、押し寄せる森の魔獣たちと、その強大なクリスタルの牙城に向けて容赦なく放たれた────────。
「早く起きろ、リンド・アルケイン。それと、──蛸女」
「たっ、たこおんな!? ──たこおんなですが」
「……なんだと?」
それだけ言い、しばし見合った魔術師とレイ。蛸女と皮肉っぽく言われてもレイはそうだと肯定し、魔術師は初対面の彼女のことを見ながら固まった。
出会って早々、魔術師と令嬢、今お互いに向けているのは奇異の目か。それとも握る白杖のミラーウェポン、手鏡から手を振る青い蛸、どこで売っているのかが謎の黒いトンガリ帽子、その周りに散り浮かぶ鏡のことか。
(しかしさっきのあれはおそらく【散る鏡】。お父様から聞かされたことのあるオーバーウェポンのひとつ……逸脱した力。この世にはそういう物があるのだと……)
レイがそう紫ローブを着た風変りながらも、その有様から【散る鏡】と称されるオーバーウェポンを従えた銀髪の男のことを、恐る恐る離れた距離で訝しみ見ていると。
「その服、ミラー通しか」
「……」
先ほどブルーパスがレイに吐いた蛸墨がその彼女の白いドレスを染めることなく、するりと撥水よく滴り落ちていく。元の状態に戻ろうとするのは、そのレイの纏う服が特殊な強化コーティングを施されている証だと、宮廷魔術師の男はすぐさま見抜いた。
しかし、レイは答えない。口を噤んだ。服を強化するミラー通しの技術は、マジックミラー商会の得意とする特殊な加工技術だからだ。一度首を縦にでも肯定してしまえば厄介なことだ、とその時のレイは考えた。只者ではない黄金の眼を持った男をやはり訝しみながら、レイは弱みや隙を与えないように、心深く目先に映る銀髪のことを警戒した。
「フッ。おい、状況はどうなっている」
まるで鼻で笑うように、珍しい恰好をした黒髪の彼女から視線を外した魔術師は、右往左往と地に目をつけて落ち着かない様子であった騎士に問いかけた。
「見ての通り、おっきなクリスタルの木の化物をその子と二人で上手く倒したんだけど。後に倒した腐葉土から出てきた同じくクリスタルの切り株の魔獣たちに、ちょっとリンド・アルケインという騎士が油断した! って、話だね。ここまでのところは、はは」
騎士はようやく見つけた己の剣を拾い、刃についたゴミを風に払うように振りながら、そう状況を上手くない説明口調で報告しては笑ってみせた。
「まったく訳が分からんな。リンド・アルケインという騎士は、ちゃんとした報告の一つもできんのか」
「あなたと僕の間に交友関係以外の報告義務が発生していたとは、はは。あ、ところで? ここにタイミングよく来られたのは、もしかしてまた何か勝手に他人の運星でも占い覗いたのですか?」
「白いミラーウェポンを見にきた」
「なっ!?」
この森に突然現れた理由をと問われると宮廷魔術師の男は、離れた場にいたレイの持つプロトロッドに注目し、それが理由だと平然と言うのだ。
思いもよらぬことを告げられレイはびくりと驚いた表情をしたが、魔術師の淡々と語る様に、彼のことを理解する騎士リンドはまた笑った。
「ははは、その興味の赴くままのような理由も今考えましたか」
「フン、ただの自分のミラーの調整を兼ねた実地テストだ」
「テスト? そうですか。ならっ!」
会話の途中に、急に駆けたのは騎士。佇み立つ銀髪の男を目指して一直線に剣を片手に駆け出した。
「これで、さっきのはチャラということに」
騎士は魔術師のとんがり帽子をジャンプし飛び越え、後ろに土から成長し現れようとしていた切り株の魔獣の残党に、その刃を突き刺し仕留めた。
「ならんな」
騎士の言う冗談と迫るアクションにも動じず。魔術師は自分の身周辺に浮かべ休ませていたオーバーウェポン【散る鏡】を不意に前へと向けて、次々に照射した。
黒髪の彼女の立つ姿を一瞬で追い越した魔光弾の筋は、何かを撃ち落とした。
レイが一歩反応遅れて振り返り見ると、先ほど銀髪の宮廷魔術師が放った魔光弾が撃ち落としたのは、もう見飽きたほどにこの森で見たことのある魔獣アルミラージたちであった。
「何故、兎が宙を好き勝手に飛んでいる?」
「ジラルドの兎は今日は特段元気が良いと〝先に〟来ていた僕は彼女から聞きましたよ」
「そっ、そういうことでもないのかと!? アレをっ……!!」
足元に響く震動を察知し、レイが今強く指差す方向には、また森の草木を踏み倒し現れたあの巨大魔獣、場違いに光輝く硬質の樹皮を持ったクリスタルツリーであった。
そして、その肩の上や、枝葉、さらに幹の中にまで、角の生えた兎の小魔獣たちを憩わせ搭載していた。まるでクリスタルツリーを棲み家や基地にするように、白や茶の毛並みと赤い眼をした魔生物たちが蠢きつづけている。
「魔獣はかしこく手を取り合うか? ははは、おーいキミ! ぶっ飛ぶ兎の正体が分かったな!!」
「分かったからといっても……これでは、手を取り合う共生関係と言うより!」
「主従だな。アルミラージどもを砲の弾にしている」
「それよりも何故またあの巨大魔獣が! こう何度も!」
「今度こそ共に切り抜けろってことじゃないか? はは」
「だからっ、自分の身は自分でできますっ! その背はあっちに行ってください! 前が見えません」
緑のマントを風に靡かせ前へと現れ剣を構えたその騎士の背を、レイは邪魔だと語り一蹴した。
「よぉし、分かった!」
彼女にきつく当たられてしまった騎士はいつものように笑い誤魔化しながらも、ケツに火が着いたように、前へといきなり駆けだした。
「まっ、また無暗に!」
「キミを買っている。だからこそ、一介の騎士は今日はヤル気で前に出る!!」
「それが、ご勝手で! 人を困らせる性質だと何度も!!」
レイは魔光弾を放ち、その流れ始めたら止まらないオレンジ髪の騎士のことを援護せざるをえなかった。語気強く文句を口から垂れ流すも、目を凝らしながら、角頭を前方にし飛んできた危うい兎のロケットを撃ち抜いていく。
「おい、少しは黙れオンナ。弱者は群れても生き残れない、あの弾にされ飛ばされた兎どもの運星のようにな。口から凶事を呼び込むぐらいなら黙って戦え、できないなら──失せろ」
「!? 分かって──いますっ!!」
再び現れた天に聳え立つほどの巨大魔獣クリスタルツリーは今度は兎の軍勢を従えて飛ばして、レイ、リンド、そして新たに姿を現した宮廷魔術師の三人に襲い掛かった。
銀髪の男により、その彼女の耳に浴びせられた冷徹な強い言葉の数々も、そんなことは子爵令嬢レイ・ミラージュは最初から重々に分かっている。
今握る──プロトロッドに魔力を注ぎ練り上げる白き熱き魔光弾が、押し寄せる森の魔獣たちと、その強大なクリスタルの牙城に向けて容赦なく放たれた────────。
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