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第22話 でぃーぷぐみ ♡
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何故かカラオケボックスに来ていた。……さんにんで。
まだ一曲も歌ってはいない。四混高校寮での新生活の予定が周防子先生によるとまだ準備中だとかで……なんでも先生方がキープしていた仮眠室を一つ開けてそこに俺が入る予定らしい。空き部屋はまだまだあるけど、どうやら一部が好き勝手やっていた弊害だとかなんとかで……揉めている。
でここはカラオケボックス……校舎内の……! 学校の中にカラオケボックスなんて前代未聞なのだけど……まぁいいのか?
そんなことよりこの状況。
「あの子だよねびっくりするぐらい綺麗だよね、四混高校でも1、2いや1?」
「顔の造形からして綺麗ですまない気品ぐみ、違うセカイの人間ぐみ、あんこくの彼女なんてもったいない」
「うっ……俺は……ほんと恵まれてます……でも」
「だねーあははは」
「あんこくのそれきもい、すわせんを圧倒した雄はどこにいったぐぅ」
「そだよー変なとこで自信なくすのきもーーっインキャ発動ぅういい」
「俺は自信というかっ! うひゃちょっやめ!?」
いつの間にか密着、挟まれていたそのギャルズに。
すりすりとみょうな手つきで撫でられていく制服、同じ四混高校の制服姿の彼女たちに。
「な、なんにやって!?」
脚を絡ませながら密着する両サイド、近づくおのおのの顔に目を合わせるがじーっと同じような同じ種類のナメた目をしている。おそらく揶揄われているのであろう、と分かっていてもドキドキが高鳴り身動きが取れない。
じーっと、すんとした見返してもたじろぎもせず逆にこっちがたじろいでしまう訳の分からない顔がなおも近づいてくる。
「ちょほんとどいて、いやどけぇえ!!」
「あれれ?」
「ぐみ」
「暗黒くんスマホどこ?」
「え?」
「いや秘技色仕掛け全身すん顔まさぐりでも出てこないからさぁ」
「いや秘技いろじか……って盗み!? ナニやってんの……」
「スマホもない原始人インキャぐみ」
「いやちがうって!」
「なぁんだ彼女ちゃん呼んでもらおうとおもったのに、それに同クラだし暗黒くんもVメッセ登録っしょ?」
「周防子先生が……」
「あぁー」
▼▼▼
▽▽▽
「なるほどぉあはは引き裂かれたバカップル!!」
「バカップルじゃないって……」
「彼女の番号とVメッセIDぐらい脳みそにもらった日に記憶しておくべきぐみ」
「っ……ほんとそうです……」
「でも連絡したくてもどんだけ会いたくても……俺ほんともう……ごめん俺何言ってんだろ……なんでこんなこと話して」
「元気出すぐみ、あんこくはあの試合頑張ってたぐみ彼女にも愛が伝わってるぐぅ、私にも」
「あははそだよー、うんうんよしよし」
「え、はは、はい…………ん? あのなんかながいっ?」
よしよしされているずーっと、またあのすんとした顔で。また何か揶揄うつもりなのだろう……。
全身に感覚を張り巡らせ身構えていると。
突如、ねじ込まれていた。
グレープ色のジトッとした瞳がおおきく、じっと。
襲いかかられていた、右手で後頭部をなでられながら、ぬるりと滑り込まれた柔い舌。一瞬で奪われてしまった五百里の唇。
「ん!? んんぶん!?」
じっと見つめていたグレープの目は閉じ更にねじ込んでいく、赤いソファーに押し倒すほどの強烈なディープキス。
黄組味ぷににそんな事をされるとは夢にも思っていなかった五百里。ヤル気のなさそう見た目もどこかダウナーとも違うなんとも言えない掴みどころのない不思議なキャラ、そう思っていた。
それが今現在進行形で熱烈なベロチューで貪られている。まさに黄組味ぷにに月無五百里はカラオケ店で喰われている。
柔らかい舌を中で左右にスイングさせたり、ひゃおひゅおはお、と声をこもらせながら五百里の唾液を舌を唇を味わわれている。
「ぢゅるるるるん……ぺぁ」
やっと離れたと思ったら最後まで……細めていく卑猥な頬のカタチ五百里の舌は彼女にキスがはなれる最後の最後まで吸い付くされていた。
「あんこくぎんぎん」
クールにぼそり、後ろでさすられていく黄組味ぷにのキス責めでギンギンにされたもの。
「はぁはぁ……あぁなにして……」
「彼女の代わりぐぅ」
「なナニ言って!?」
「うわぁ超勃起! あはは暗黒くん初カラオケセックスいってみよぉーー」
チャックは既に下されていた。勃起したちんちんが解放されていき、さわさわと細く冷たい指が絡まっていく。
「は!? はぁあ! あちょ!?」
また唾液まみれの唇が重ね合わされ捩じ込まれた、揶揄いどころではなかったとんだビッチな2人組に月無五百里は弱みを見せつかまってしまった。
まだ一曲も歌ってはいない。四混高校寮での新生活の予定が周防子先生によるとまだ準備中だとかで……なんでも先生方がキープしていた仮眠室を一つ開けてそこに俺が入る予定らしい。空き部屋はまだまだあるけど、どうやら一部が好き勝手やっていた弊害だとかなんとかで……揉めている。
でここはカラオケボックス……校舎内の……! 学校の中にカラオケボックスなんて前代未聞なのだけど……まぁいいのか?
そんなことよりこの状況。
「あの子だよねびっくりするぐらい綺麗だよね、四混高校でも1、2いや1?」
「顔の造形からして綺麗ですまない気品ぐみ、違うセカイの人間ぐみ、あんこくの彼女なんてもったいない」
「うっ……俺は……ほんと恵まれてます……でも」
「だねーあははは」
「あんこくのそれきもい、すわせんを圧倒した雄はどこにいったぐぅ」
「そだよー変なとこで自信なくすのきもーーっインキャ発動ぅういい」
「俺は自信というかっ! うひゃちょっやめ!?」
いつの間にか密着、挟まれていたそのギャルズに。
すりすりとみょうな手つきで撫でられていく制服、同じ四混高校の制服姿の彼女たちに。
「な、なんにやって!?」
脚を絡ませながら密着する両サイド、近づくおのおのの顔に目を合わせるがじーっと同じような同じ種類のナメた目をしている。おそらく揶揄われているのであろう、と分かっていてもドキドキが高鳴り身動きが取れない。
じーっと、すんとした見返してもたじろぎもせず逆にこっちがたじろいでしまう訳の分からない顔がなおも近づいてくる。
「ちょほんとどいて、いやどけぇえ!!」
「あれれ?」
「ぐみ」
「暗黒くんスマホどこ?」
「え?」
「いや秘技色仕掛け全身すん顔まさぐりでも出てこないからさぁ」
「いや秘技いろじか……って盗み!? ナニやってんの……」
「スマホもない原始人インキャぐみ」
「いやちがうって!」
「なぁんだ彼女ちゃん呼んでもらおうとおもったのに、それに同クラだし暗黒くんもVメッセ登録っしょ?」
「周防子先生が……」
「あぁー」
▼▼▼
▽▽▽
「なるほどぉあはは引き裂かれたバカップル!!」
「バカップルじゃないって……」
「彼女の番号とVメッセIDぐらい脳みそにもらった日に記憶しておくべきぐみ」
「っ……ほんとそうです……」
「でも連絡したくてもどんだけ会いたくても……俺ほんともう……ごめん俺何言ってんだろ……なんでこんなこと話して」
「元気出すぐみ、あんこくはあの試合頑張ってたぐみ彼女にも愛が伝わってるぐぅ、私にも」
「あははそだよー、うんうんよしよし」
「え、はは、はい…………ん? あのなんかながいっ?」
よしよしされているずーっと、またあのすんとした顔で。また何か揶揄うつもりなのだろう……。
全身に感覚を張り巡らせ身構えていると。
突如、ねじ込まれていた。
グレープ色のジトッとした瞳がおおきく、じっと。
襲いかかられていた、右手で後頭部をなでられながら、ぬるりと滑り込まれた柔い舌。一瞬で奪われてしまった五百里の唇。
「ん!? んんぶん!?」
じっと見つめていたグレープの目は閉じ更にねじ込んでいく、赤いソファーに押し倒すほどの強烈なディープキス。
黄組味ぷににそんな事をされるとは夢にも思っていなかった五百里。ヤル気のなさそう見た目もどこかダウナーとも違うなんとも言えない掴みどころのない不思議なキャラ、そう思っていた。
それが今現在進行形で熱烈なベロチューで貪られている。まさに黄組味ぷにに月無五百里はカラオケ店で喰われている。
柔らかい舌を中で左右にスイングさせたり、ひゃおひゅおはお、と声をこもらせながら五百里の唾液を舌を唇を味わわれている。
「ぢゅるるるるん……ぺぁ」
やっと離れたと思ったら最後まで……細めていく卑猥な頬のカタチ五百里の舌は彼女にキスがはなれる最後の最後まで吸い付くされていた。
「あんこくぎんぎん」
クールにぼそり、後ろでさすられていく黄組味ぷにのキス責めでギンギンにされたもの。
「はぁはぁ……あぁなにして……」
「彼女の代わりぐぅ」
「なナニ言って!?」
「うわぁ超勃起! あはは暗黒くん初カラオケセックスいってみよぉーー」
チャックは既に下されていた。勃起したちんちんが解放されていき、さわさわと細く冷たい指が絡まっていく。
「は!? はぁあ! あちょ!?」
また唾液まみれの唇が重ね合わされ捩じ込まれた、揶揄いどころではなかったとんだビッチな2人組に月無五百里は弱みを見せつかまってしまった。
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