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第92話 リハ!!
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ユリと部長の異世界生活44日目。ダイバーアリーナ127、大部屋のライブ会場にて。
『ヴィーヴィーヴィヴィーー!! ヴぉオン!!』
「こんな感じでよろしいのかなブチョウ」
深緑色の帽子を被った長い金髪の詩人ギタリストがギターデビルを掻き鳴らしそこにいた。
「ハハハハ、アイドルオッケィです!!」
「フ、この音は光の中にいるみたいだよ。このような闇を斬り裂いていく光になれればな……」
掻き鳴らした左指をひらき閉じ握りながら、かなしげに見つめる詩人。
「闇を切り裂いていく光ですか。詩人さんの闇がどんな闇かは知りませんが。アイドルは光です!! キラキラの」
「ふ、それはいいな……。飾らせてくれ」
かなしみの詩人はブチョウに少しその微笑みをみせた。
「ハハハ。……じゃあ詩人さん、合わせましょうか。ユリ! サティさん! ぜんおね! ピアニックドラゴン!」
「LIVEのリハだ!!」
『ヴィーヴィーヴィヴィーー!! ヴぉオン!!』
「こんな感じでよろしいのかなブチョウ」
深緑色の帽子を被った長い金髪の詩人ギタリストがギターデビルを掻き鳴らしそこにいた。
「ハハハハ、アイドルオッケィです!!」
「フ、この音は光の中にいるみたいだよ。このような闇を斬り裂いていく光になれればな……」
掻き鳴らした左指をひらき閉じ握りながら、かなしげに見つめる詩人。
「闇を切り裂いていく光ですか。詩人さんの闇がどんな闇かは知りませんが。アイドルは光です!! キラキラの」
「ふ、それはいいな……。飾らせてくれ」
かなしみの詩人はブチョウに少しその微笑みをみせた。
「ハハハ。……じゃあ詩人さん、合わせましょうか。ユリ! サティさん! ぜんおね! ピアニックドラゴン!」
「LIVEのリハだ!!」
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