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眠りたくない夜には嘘を織り交ぜて
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午前零時。ソファに転がってテレビを眺めていたら、LLサイズのスウェットを窮屈そうに着たクマが視界を占領した。
「眠いなら早くベッドに行け」
語気は強く迷惑そうに顔を顰めているが、その眼差しはやわらかい。
どうしてこの人は、わざわざやさしさをオブラートに包むかな。そう思いながら、昴は体を起こし恋人をにらみつけた。
「寝てません。邪魔しないでください。今いいところなんですよ」
「ウソをつくな。さっき目つぶってたぞ」
「つぶってません」
八つ年上の恋人・慶太は、いかつい見た目に反して昴に甘い。
公務員と未成年という関係から露骨な愛情を示すことはないが、慶太が昴を大切にしているのは疑いようがない。
事実、この部屋の家具は昴と暮らすためだけに買い換えられている。昴が在宅時の七割を過ごすソファはその代表格だ。
安心してこの家に昴を住まわせるには、わかりやすい居場所を作った方がいい。そう考えた慶太はソファの選定を昴に任せた。けれど、昴は値段を気にするあまり自己主張ができず、ただただ時間が過ぎた。
そんな中、慶太は昴の目がこのソファを捉えた一瞬を見逃さなかった。
昴の嗜好や行動原理を理解しているのではない。ほんの些細なしぐさや視線から、何を考えているのかを読み取っている。
慶太はごねる昴の頭を小突き、痛くないようやんわりと頬をつねった。
「なにひへんでふか」
「ウソをつくからだ」
本当はたいして眠くないことも、流していた映画に興味がないことも見透かしている。
昴は慶太の大きな手に自分の手を重ね、指を絡ませた。乾燥した手の甲にしっとりとした昴の手のひらがぴったりと寄り添う。
昴は、自分の頬が赤く染まっていることに気付いていなかった。
(意地悪しないで、ちゃんと撫でてよ)
心の中でこっそりぶつけたわがままは、願ったそばから叶えられる。
「あ……」
昴はうれしさを悟られないよう、ぎゅっと眉間にしわを寄せた。
慶太はそのいじらしさに降伏し、ソファに乗り込み昴を抱き締めた。
「お前、結構甘えたさんだよな」
「なんですか。甘やかしてるのはそっちでしょう」
「オレが悪いのか?」
「そうですよ」
昴は慶太の懐に潜り込み、広い背中の上で自分の両手を結んだ。筋肉質でぶ厚い体を捕らえるのに遠慮はしていられない。ほどけないよう、懸命に指先に力を込める。
「昴」
慶太は昴の前髪をかき上げ、口を寄せた。
顔が見えないのは残念だが、笑っている気配がしたからそれでいい。
いつのまにか映画は終わり、テレビは沈黙していた。互いの鼓動が静けさを埋める。
ままごとのような恋愛関係の二人にとって、これが最大級の至福の時間だった。
体温が混ざって、境界線が分からなくなる。くっついているのが自然過ぎて、離れ方がわからない。
明日は休日だ。このまま朝になったとしても二人とも支障はない。
ずっとこうしていられたらいいのにと思うのは、昴だけではなかった。
どれだけ時間が過ぎたのか、どちらにもわからない。
「ふ……ぁ」
隠しきれなかった昴のあくびが均衡を崩す。
いい加減ベッドに移動しようと慶太が身動ぎすると、昴は「眠くないです!」と必死に訴えた。
しがみ付いてくる力が強い。それはそのまま思いの強さを表しているようで、慶太の胸を締め付ける。
慶太は有無を言わさず昴を抱き上げた。
「えっ! なに、何で」
「お前が今にも泣きそうなツラしてるからだ」
「そんなことない!」
「ある」
「ない!」
「意地っ張り」
「だって、事実ですもん。ぼくは泣きそうな顔なんかしてません!」
「寂しがり」
「はぁ? 誰が。
そっちこそ。ぼくがソファで寝たってなんの問題もないのに、どうしてわざわざ声を掛けたんですか! 一人で寝たくなかったからでしょ。今だって!」
「天邪鬼」
「ぼくはいつだって素直です!」
「強情」
「意志が強いって言ってください。ぼくはコロコロと意見を変える軽薄な人間じゃないんです」
「わがまま、せっかち、聞かん坊」
「ちょっと! そこまで言います?」
あまりな言われように、昴は手足をバタつかせた。落とされても構わないと思った。
けれど、慶太はその抵抗をものともしない。それどころか、涼しい顔でとんでもないことを言い放った。
「別に今のは悪口じゃない。全部、お前の好きなところだ」
「なっ……!」
さして広くもないマンションの一室。言い合いをしている間に、二人は寝室に着いていた。両手が塞がっていたため、電気は付けていない。それでも、さっきまでいたリビングから差し込む光で、家具の位置くらいは認識できる。
二つ置く余裕はない。を言い訳に選んだダブルベッドの前で慶太は立ち止まった。
「ほら、もう寝るぞ」
「うわっ」
慶太は昴をわざと粗雑にベッドへ降ろした。
スプリングが軋む。反動で昴の体が跳ねた。
こういう時、自己評価の低い昴は丁寧に扱った方が居心地が悪そうにする。
手の届かないところに逃げられるよりも、逃げ道を作って誘導する方がいい。そう考えての行動だった。
「酷い!」
「手が滑っただけだ」
「絶対ウソです」
慶太の狙い通り、昴は布団の中に逃げ込んだ。猫のように身を縮める。
慶太はその不貞腐れた背中を追いかけ、そっと包み込んだ。
小さな体がビクリと震える。肩越しに振り向いた昴が、消え入りそうな声で問いかけた。
「寂しい?」
「ああ」
「ウソつき」
本心だったが、即答は昴に不信感を抱かせた。
再び背を向けた昴を、今度は体ごと強引に振り向かせる。
昴は腕を伸ばし突っぱねようとしたが、慶太の制止が一秒速かった。
「今のは嘘じゃない」
真正面から言い聞かされ、昴は動きを止めた。
「今のは」とはどういうことだ。
「じゃあ、手が滑ったのはウソだったってことじゃないですか」
「よくわかったな」
子供にするように頭をがしがしと撫でられる。
昴は悪びれないようすの慶太に対し、深く息を吐いた。
慶太のやさしさはわかりにくい。
「……開き直るとか、たちが悪いです」
昴は慶太の胸元に頬を寄せ、目を閉じた。
「でもまあ、そこまで言うなら信じてあげます」
月のない夜、二人はやっと眠りについた。
「眠いなら早くベッドに行け」
語気は強く迷惑そうに顔を顰めているが、その眼差しはやわらかい。
どうしてこの人は、わざわざやさしさをオブラートに包むかな。そう思いながら、昴は体を起こし恋人をにらみつけた。
「寝てません。邪魔しないでください。今いいところなんですよ」
「ウソをつくな。さっき目つぶってたぞ」
「つぶってません」
八つ年上の恋人・慶太は、いかつい見た目に反して昴に甘い。
公務員と未成年という関係から露骨な愛情を示すことはないが、慶太が昴を大切にしているのは疑いようがない。
事実、この部屋の家具は昴と暮らすためだけに買い換えられている。昴が在宅時の七割を過ごすソファはその代表格だ。
安心してこの家に昴を住まわせるには、わかりやすい居場所を作った方がいい。そう考えた慶太はソファの選定を昴に任せた。けれど、昴は値段を気にするあまり自己主張ができず、ただただ時間が過ぎた。
そんな中、慶太は昴の目がこのソファを捉えた一瞬を見逃さなかった。
昴の嗜好や行動原理を理解しているのではない。ほんの些細なしぐさや視線から、何を考えているのかを読み取っている。
慶太はごねる昴の頭を小突き、痛くないようやんわりと頬をつねった。
「なにひへんでふか」
「ウソをつくからだ」
本当はたいして眠くないことも、流していた映画に興味がないことも見透かしている。
昴は慶太の大きな手に自分の手を重ね、指を絡ませた。乾燥した手の甲にしっとりとした昴の手のひらがぴったりと寄り添う。
昴は、自分の頬が赤く染まっていることに気付いていなかった。
(意地悪しないで、ちゃんと撫でてよ)
心の中でこっそりぶつけたわがままは、願ったそばから叶えられる。
「あ……」
昴はうれしさを悟られないよう、ぎゅっと眉間にしわを寄せた。
慶太はそのいじらしさに降伏し、ソファに乗り込み昴を抱き締めた。
「お前、結構甘えたさんだよな」
「なんですか。甘やかしてるのはそっちでしょう」
「オレが悪いのか?」
「そうですよ」
昴は慶太の懐に潜り込み、広い背中の上で自分の両手を結んだ。筋肉質でぶ厚い体を捕らえるのに遠慮はしていられない。ほどけないよう、懸命に指先に力を込める。
「昴」
慶太は昴の前髪をかき上げ、口を寄せた。
顔が見えないのは残念だが、笑っている気配がしたからそれでいい。
いつのまにか映画は終わり、テレビは沈黙していた。互いの鼓動が静けさを埋める。
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明日は休日だ。このまま朝になったとしても二人とも支障はない。
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どれだけ時間が過ぎたのか、どちらにもわからない。
「ふ……ぁ」
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「えっ! なに、何で」
「お前が今にも泣きそうなツラしてるからだ」
「そんなことない!」
「ある」
「ない!」
「意地っ張り」
「だって、事実ですもん。ぼくは泣きそうな顔なんかしてません!」
「寂しがり」
「はぁ? 誰が。
そっちこそ。ぼくがソファで寝たってなんの問題もないのに、どうしてわざわざ声を掛けたんですか! 一人で寝たくなかったからでしょ。今だって!」
「天邪鬼」
「ぼくはいつだって素直です!」
「強情」
「意志が強いって言ってください。ぼくはコロコロと意見を変える軽薄な人間じゃないんです」
「わがまま、せっかち、聞かん坊」
「ちょっと! そこまで言います?」
あまりな言われように、昴は手足をバタつかせた。落とされても構わないと思った。
けれど、慶太はその抵抗をものともしない。それどころか、涼しい顔でとんでもないことを言い放った。
「別に今のは悪口じゃない。全部、お前の好きなところだ」
「なっ……!」
さして広くもないマンションの一室。言い合いをしている間に、二人は寝室に着いていた。両手が塞がっていたため、電気は付けていない。それでも、さっきまでいたリビングから差し込む光で、家具の位置くらいは認識できる。
二つ置く余裕はない。を言い訳に選んだダブルベッドの前で慶太は立ち止まった。
「ほら、もう寝るぞ」
「うわっ」
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スプリングが軋む。反動で昴の体が跳ねた。
こういう時、自己評価の低い昴は丁寧に扱った方が居心地が悪そうにする。
手の届かないところに逃げられるよりも、逃げ道を作って誘導する方がいい。そう考えての行動だった。
「酷い!」
「手が滑っただけだ」
「絶対ウソです」
慶太の狙い通り、昴は布団の中に逃げ込んだ。猫のように身を縮める。
慶太はその不貞腐れた背中を追いかけ、そっと包み込んだ。
小さな体がビクリと震える。肩越しに振り向いた昴が、消え入りそうな声で問いかけた。
「寂しい?」
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