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第三章 林間合宿と主なき神獣
林間合宿の準備(2)
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「全員、来たことですし部活を始めましょうか」
と言い部活を始めるはずだったのだが、美哉は林間合宿へ行く夏目の予定が知りたい様子。
「夏目は、林間合宿の予定はどうなっているのですか?」
「どうって……。班決めが終わったところで予定も何もまだないが……」
六時限目のことを思い出し、憂鬱だなっとため息が出る。
「それより、燐と桜は?」
自分の話は言うだけ憂鬱なので、燐と桜に話を振る夏目。
「ん? わたしと桜は同じ班だ。行動も共にするだろうな」
「そうね。燐と一緒の方が何かと楽だし、男子はちょっと何ていうか変な目で見てくるし、女子は女子でお兄様とお近づきになりたいがために、あたしを利用する魂胆が丸分かりで嫌気が指すのよ」
「ああ、それはあるな。わたしも、男子が向ける視線が時々だが気持ち悪く感じる」
面倒くさそうに答える桜と、それに同意し肩を竦める燐。二人共、何かとあるようでこちらもため息を吐く。
生徒会長を兄に持つと、それに気に入られようと妹である桜を利用したい者もいるのだろう。燐は見た目で視線を引きつける。運動神経抜群な上、鍛えている体には無駄な脂肪などなく引き締まりそれでいて出るところ出、引っ込むところは引っ込む肉体美。男子たちが性の眼差しを向けるのも分からなくはない。
が、二人からしてみればそういう思考と視線が不快と感じるのも当然だろう。
「……そ、そうか」
燐と桜の話を聞き余計に気が重くなる。
(いいな、二人共……。俺も混ぜて欲しいくらいだ……)
林間合宿に向かう前から夏目の精神は辛い。暗い顔、ため息ばかり吐くその反応に気づいた美哉が隣に座る。
「夏目、何かありましたか?」
そう言い、夏目の頭を撫でて訊く。
燐と桜も、夏目の様子を心配する。
「夏目、どうした? 顔色が悪いが大丈夫か?」
「何か問題でもあったの?」
俯かせた顔を上げ、班決めの時に起きたことを話すことに。
「いやさ、班決めが地獄で……」
「地獄、ですか?」
美哉の問いに頷き続けた。
「うん……。俺、クラスに話せる友人とかいなくて……。で、ぼっちな上、一人だけ最後まで残ったんだよ。それを見た担任が、誰でもいいから班に入れてやれって言って、名前も知らない班に入ったんだけど……」
「その班に何か問題があったのですか?」
「いや、問題はない。むしろ、問題なのは俺の方で。仲良し三人で組んでるからなのか、俺はその中に急に入った異物な感じがすっごいするんだよっ……」
と、手で顔を覆い林間合宿そのものが鬱でしかないと項垂れる夏目。
「おまけに、クラスメイトたちからは言いたい放題に言われるし……。班に入れてくれたのも担任が言うから仕方なく、って感じがするし……。こういう行事の班決めとかほんと、ぼっちな俺には地獄だぁー……」
アホ毛まで項垂れ、何とも言えない空気感が部室に漂う。夏目の話に三人共、同じ反応で「ああ、なるほど」と顔を見合わせる。
クラスの中で一人、こういう場面で残ってしまうと居た堪れなくなるのは何となく分かる。そう言いたげな三人であった。
おまけに夏目の場合、義足の手入れも怠るわけにはいかず一般生徒の前で義足を外すなど不可能。だからといって、隣のクラスの燐と桜の班に入るというのも無理なわけで。
燐はしばし、腕を組み思案する。何か特別な理由があれば、クラスが別の夏目を自分たちの班に入れられるのではと。
夏目が鬱でしかない、と言う理由が分かってしまう。
「確かに、夏目くんが鬱だって言う理由は分かったわ。何せ、林間合宿中は基本的に班行動になるからね」
林間合宿では、班で行動を共にしオリエンテーリングから飯盒炊爨もそうだ。部屋も班で一つになる。
「飯盒炊爨だと、和気あいあいで料理をするから夏目くんが浮きそうね」
「それなのだか」
夏目の足元の影から小型犬サイズになったフェンリルが姿を見せる。
「主に料理をさせないでほしいのだ」
「それはどういうことだ? フェンリル」
その言葉に燐が首を傾げ問う。美哉は、これに苦笑い。
夏目は簡単な料理しかできない。これはフェンリルも周知であり、美哉が同棲すると決まった時に伝えてある。その理由が、食材を無駄にするから。
「主は、工程が少なく簡単なものは作れる。卵焼きやおにぎりなど。しかし、焼き目をつけて焼く、火加減に注意し混ぜる、煮込むなど工程が増えるといったそういう料理になると、面倒くさくなりいい加減になるのだ。そして、必ずといって言いほどに失敗をする」
やれやれ、と言うように頭を軽く左右に振りながら話を続けるフェンリル。
その話を項垂れる格好のまま聞く夏目も、暗い表情が徐々に説教を受け反省する子供の顔つきに変わっていく。
「火が強すぎて焦げる、混ぜる順番など無視し全部を入れ混ざらなくなり、煮込む料理の際は目を離すなと言うのに目を離し丸焦げに、完成した料理は硬すぎて食えないかまたは見る影もないほどにドロドロに成り果てる、味は薄すぎて味がしないか濃すぎて喉が渇く」
「うわぁー……」
「ちょっとそれは……」
「そういう問題が出てくるため、我輩は主に料理をするなと言いつけているのだ」
なので、料理は全て美哉が担当している。
その話を聞いた燐と桜は、呆れ顔になり夏目を見つめた。
面倒くさがらず、やればいいものをそれを夏目は直さない。
燐、桜も夏目に料理はさせないでおこうと決める。
「夏目は案外、面倒くさがりですから。ねえ、夏目」
「うぐっ……。いや、まあ、あはは……」
「主、笑っている場合ではない。食材を無駄にするなどあってはならないのだぞ? 分かっているのか?」
「ごめんなさい……」
暗い顔をしていた時とは打って変わり、相棒に怒られ反省させられる主の図へと。
とはいえ、班行動についてはこれから決めていく。
「班行動については決まった時点で、部室で話せばいいだろう」
「それもそうね。あたしたちもこれから決めていく感じだから」
「私も、夏目と一緒に林間合宿に行ってもいいですか? というか、行きます」
「先輩、急に何を言い出すんだ? ダメに決まっているだろうに」
「ダメです、美哉先輩」
唐突に、突拍子もないことを言い出す美哉を止める燐と桜。
「夏目と離れるなんて、私には耐えられません!」
「たったの二泊三日だ。先輩が同行したら、それはそれで問題だぞ」
「そうですよ。美哉先輩のわがままでそんことできません。お兄様だって許可するはずないですから」
駄々をこねる美哉に後輩の巫女が本気で止める。
「あっ、そう言えばお兄様から伝言があったんだった」
ふと、思い出した桜が鞄から一枚の写真をテーブルの上に置いた。
それを三人が覗き込む。そこに写るのは蛇のような影だ。手足となる部分がなく、目が金色に光っているのが写真からでも分かる。
「林間合宿となる場所に、未確認生物が報告されたの。これはその時に撮影されたものよ」
大きさは写真からでは測れず、まだ人間や森林への被害報告はない。しかし、いつ被害が出るか分からない。
「そこで、お兄様が夏目くんへ『見つけ次第、捕縛または危険と判断した場合は抹殺をしてほしい』とのことなの」
「写真から見ても、怪獣映画に出てきそうなほど大きいのにどうやって捕まえるんだ? それに抹殺ってまた物騒な」
夏目の問いに桜はフェンリルを見た。
「そこは……フェンリルさんのゴリ押しで」
「まあ、わたしもいるから何とかなるだろ」
「「……………………」」
燐までそんなこと言う。二人の反応に、少なからず不安を募らせる夏目、それはフェンリルも同様で小さなため息を吐き出す。
「やっぱり、私も行くべきです。春人へ、直談判しに行きます」
「えっ、ちょっ、美哉⁉ ……行っちゃった」
夏目の静止も聞かず、美哉は美哉でまだ諦めておらず学園の運営に関わっている東雲家であり、神山学園の生徒会長の東雲春人の元へ部室を飛び出してしまうのだった。
と言い部活を始めるはずだったのだが、美哉は林間合宿へ行く夏目の予定が知りたい様子。
「夏目は、林間合宿の予定はどうなっているのですか?」
「どうって……。班決めが終わったところで予定も何もまだないが……」
六時限目のことを思い出し、憂鬱だなっとため息が出る。
「それより、燐と桜は?」
自分の話は言うだけ憂鬱なので、燐と桜に話を振る夏目。
「ん? わたしと桜は同じ班だ。行動も共にするだろうな」
「そうね。燐と一緒の方が何かと楽だし、男子はちょっと何ていうか変な目で見てくるし、女子は女子でお兄様とお近づきになりたいがために、あたしを利用する魂胆が丸分かりで嫌気が指すのよ」
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生徒会長を兄に持つと、それに気に入られようと妹である桜を利用したい者もいるのだろう。燐は見た目で視線を引きつける。運動神経抜群な上、鍛えている体には無駄な脂肪などなく引き締まりそれでいて出るところ出、引っ込むところは引っ込む肉体美。男子たちが性の眼差しを向けるのも分からなくはない。
が、二人からしてみればそういう思考と視線が不快と感じるのも当然だろう。
「……そ、そうか」
燐と桜の話を聞き余計に気が重くなる。
(いいな、二人共……。俺も混ぜて欲しいくらいだ……)
林間合宿に向かう前から夏目の精神は辛い。暗い顔、ため息ばかり吐くその反応に気づいた美哉が隣に座る。
「夏目、何かありましたか?」
そう言い、夏目の頭を撫でて訊く。
燐と桜も、夏目の様子を心配する。
「夏目、どうした? 顔色が悪いが大丈夫か?」
「何か問題でもあったの?」
俯かせた顔を上げ、班決めの時に起きたことを話すことに。
「いやさ、班決めが地獄で……」
「地獄、ですか?」
美哉の問いに頷き続けた。
「うん……。俺、クラスに話せる友人とかいなくて……。で、ぼっちな上、一人だけ最後まで残ったんだよ。それを見た担任が、誰でもいいから班に入れてやれって言って、名前も知らない班に入ったんだけど……」
「その班に何か問題があったのですか?」
「いや、問題はない。むしろ、問題なのは俺の方で。仲良し三人で組んでるからなのか、俺はその中に急に入った異物な感じがすっごいするんだよっ……」
と、手で顔を覆い林間合宿そのものが鬱でしかないと項垂れる夏目。
「おまけに、クラスメイトたちからは言いたい放題に言われるし……。班に入れてくれたのも担任が言うから仕方なく、って感じがするし……。こういう行事の班決めとかほんと、ぼっちな俺には地獄だぁー……」
アホ毛まで項垂れ、何とも言えない空気感が部室に漂う。夏目の話に三人共、同じ反応で「ああ、なるほど」と顔を見合わせる。
クラスの中で一人、こういう場面で残ってしまうと居た堪れなくなるのは何となく分かる。そう言いたげな三人であった。
おまけに夏目の場合、義足の手入れも怠るわけにはいかず一般生徒の前で義足を外すなど不可能。だからといって、隣のクラスの燐と桜の班に入るというのも無理なわけで。
燐はしばし、腕を組み思案する。何か特別な理由があれば、クラスが別の夏目を自分たちの班に入れられるのではと。
夏目が鬱でしかない、と言う理由が分かってしまう。
「確かに、夏目くんが鬱だって言う理由は分かったわ。何せ、林間合宿中は基本的に班行動になるからね」
林間合宿では、班で行動を共にしオリエンテーリングから飯盒炊爨もそうだ。部屋も班で一つになる。
「飯盒炊爨だと、和気あいあいで料理をするから夏目くんが浮きそうね」
「それなのだか」
夏目の足元の影から小型犬サイズになったフェンリルが姿を見せる。
「主に料理をさせないでほしいのだ」
「それはどういうことだ? フェンリル」
その言葉に燐が首を傾げ問う。美哉は、これに苦笑い。
夏目は簡単な料理しかできない。これはフェンリルも周知であり、美哉が同棲すると決まった時に伝えてある。その理由が、食材を無駄にするから。
「主は、工程が少なく簡単なものは作れる。卵焼きやおにぎりなど。しかし、焼き目をつけて焼く、火加減に注意し混ぜる、煮込むなど工程が増えるといったそういう料理になると、面倒くさくなりいい加減になるのだ。そして、必ずといって言いほどに失敗をする」
やれやれ、と言うように頭を軽く左右に振りながら話を続けるフェンリル。
その話を項垂れる格好のまま聞く夏目も、暗い表情が徐々に説教を受け反省する子供の顔つきに変わっていく。
「火が強すぎて焦げる、混ぜる順番など無視し全部を入れ混ざらなくなり、煮込む料理の際は目を離すなと言うのに目を離し丸焦げに、完成した料理は硬すぎて食えないかまたは見る影もないほどにドロドロに成り果てる、味は薄すぎて味がしないか濃すぎて喉が渇く」
「うわぁー……」
「ちょっとそれは……」
「そういう問題が出てくるため、我輩は主に料理をするなと言いつけているのだ」
なので、料理は全て美哉が担当している。
その話を聞いた燐と桜は、呆れ顔になり夏目を見つめた。
面倒くさがらず、やればいいものをそれを夏目は直さない。
燐、桜も夏目に料理はさせないでおこうと決める。
「夏目は案外、面倒くさがりですから。ねえ、夏目」
「うぐっ……。いや、まあ、あはは……」
「主、笑っている場合ではない。食材を無駄にするなどあってはならないのだぞ? 分かっているのか?」
「ごめんなさい……」
暗い顔をしていた時とは打って変わり、相棒に怒られ反省させられる主の図へと。
とはいえ、班行動についてはこれから決めていく。
「班行動については決まった時点で、部室で話せばいいだろう」
「それもそうね。あたしたちもこれから決めていく感じだから」
「私も、夏目と一緒に林間合宿に行ってもいいですか? というか、行きます」
「先輩、急に何を言い出すんだ? ダメに決まっているだろうに」
「ダメです、美哉先輩」
唐突に、突拍子もないことを言い出す美哉を止める燐と桜。
「夏目と離れるなんて、私には耐えられません!」
「たったの二泊三日だ。先輩が同行したら、それはそれで問題だぞ」
「そうですよ。美哉先輩のわがままでそんことできません。お兄様だって許可するはずないですから」
駄々をこねる美哉に後輩の巫女が本気で止める。
「あっ、そう言えばお兄様から伝言があったんだった」
ふと、思い出した桜が鞄から一枚の写真をテーブルの上に置いた。
それを三人が覗き込む。そこに写るのは蛇のような影だ。手足となる部分がなく、目が金色に光っているのが写真からでも分かる。
「林間合宿となる場所に、未確認生物が報告されたの。これはその時に撮影されたものよ」
大きさは写真からでは測れず、まだ人間や森林への被害報告はない。しかし、いつ被害が出るか分からない。
「そこで、お兄様が夏目くんへ『見つけ次第、捕縛または危険と判断した場合は抹殺をしてほしい』とのことなの」
「写真から見ても、怪獣映画に出てきそうなほど大きいのにどうやって捕まえるんだ? それに抹殺ってまた物騒な」
夏目の問いに桜はフェンリルを見た。
「そこは……フェンリルさんのゴリ押しで」
「まあ、わたしもいるから何とかなるだろ」
「「……………………」」
燐までそんなこと言う。二人の反応に、少なからず不安を募らせる夏目、それはフェンリルも同様で小さなため息を吐き出す。
「やっぱり、私も行くべきです。春人へ、直談判しに行きます」
「えっ、ちょっ、美哉⁉ ……行っちゃった」
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