乙女ゲームに転生したらチートだったけど平凡に生きたいのでとりあえず悪役令息付きの世話役になってみました。

ぽぽ

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波乱の予感??

109.

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それにしても、


フレドリックはちらっとヤナを見た。

雰囲気といい、容姿といい、所作までもがイオに似てきた...。

もう14歳だと思うと、15歳になるまで帰ってこなかった自分の知らないイオを見れたようで胸の辺りがこそばゆい。


ダヴェール学院生のローブ...これもイオも着てたんだろうなぁ。

魔道士は何故か髪を伸ばす習慣があるからイオも伸ばしてたのだろうか?

友だちはいたみたい?イオはいつも作り笑いをするのに、このレオンさんにはマルルに対するみたいな真顔だからそれなりに心を許してるんだろうな......。





僕の知らないイオの3年間があったんだ―――。








「フレディ様?」

なんだかさっきっからだんまりになったフレドリックの顔を覗き込む。


「イオォ。」

きゅっとしゃがんだイオの首元に腕を回す。

(あらあら、周りの人が見てるのに。。。)

マルルはちらっと周りを見やるとみんなはこの光景に慣れてるのか微動だにしていない。

ちょっと苦笑いがでる。



そうだな、、、驚いて硬直しているのはレオンぐらいか。


「おい、あれほんとにイオ?俺の知るイオとは似ても似つかないんだけど????」

レオンの訴えにヤナは肩をすくめる。

「お兄ちゃんはいつだってああだよ。ただ、お兄ちゃんの中ではあの子が中心で回ってるから周りがどうでもいいだけ。」

結構すごいこと言うねぇ。

レオンは満足いかないと言ったふうにヤナを見るが、ヤナは真っ直ぐ2人を見つめた。

その視線に特別な意味が含まれていることを悟り、レオンはさらに苦虫を噛み潰したような顔になった。
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