[  ]2019.9.2の作品

カティーサーク満蔵

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どこを見ているのか分からない奴。

金属の棒買って。もっと四角いやつ。

トマトケチャップの青。探せばあるもんだ。

語られるべき物語は無くなった。

「時間にはちゃんと来てくださいね。」

イイ犬えらんだね。

青い塗料が剥がれたミニカーが二万で売っている。

一生分のチェックシャツは持っている。

人に説明するのは苦手だ。ウソ話だけは何故かよく伝わる。

そこの山のようなクソは誰が片づけるんだ。いずれどこの空間もクソだらけになる。

クソからウォッカ案はそこから生まれた。

透き通ってゴツゴツした硝子の固まり。

探すって出掛けた。

家も引払って、帰るところも無い。


イカ刺しがうまいらしい。

特急に乗って。

つなぎ目はなるべく目立たなく。

この山は捨てられたビニールテープで出来ているんですって。

手で簡単にちぎれないビニールテープは段々と需要がなくなってしまったんだ。

近くには旅館があって、庭に松の木が生えていた。

銀の器の上のフルーツゼリーに注目が集まるのは自然なことだ。

クソマズいメシ食わせやがって!。

自然に垂れ流した、そんな言葉。

きみたちの小さな頭で考えてみてよ。

鷲ミルク。

あれってぼくらのご飯なのかな・・。



pm3:16 悪魔と喫茶店で待ち合わせ。悪魔とコーヒーを飲むのは楽しいものだ。何を話しているのかはヒミツです。

悪魔はいつも喫茶店でサンドウィッチ用の食パンを買って帰ってゆく。


テニス選手がいつもポケットに黄色いボールを入れてるように、奴は玉子をポケットに入れている。

天使を見つけようとしたら悪魔を見つけてしまったって感じだ。

超能力者対超能力者の闘いを昨日テレビでみた。

声の高い方が勝ったよ。



だいぶ針を入れるのが上手くなった。腕はボロボロだけど。

レコード屋にバンが突っ込んだ。そう、それはただの物語。映画、アニメ、小説。

すべてはイメージにしかならない。何の意味も持たない。その時点では。

どんな意味を持つかは無意識の夢の世界で初めて分かるんだ。

君へ近づくカギだ。



人を裁くな!。

俺がなに者かは、俺が決めるんだ!。



ブルーソーダにおぼれそうになったのは一度や二度だけじゃない。
あの頃は自転車で隣り町まで走ってめずらしそうなレコードやスニーカーを探し回ってた。

街に、あの頃の自分の残像は残っているのか。夏が終わる前にたしかめに行かなくては。



褒められても叱られても心当たりがない。どいつもこいつも勝手なんだ。

おまえらに何がわかるんだって言いたいね。

新しいアイディアを隠しているピザショップみたいにあいつは笑ってた。


とりあえず要らないものを売っぱらってしまおう。

そこのエンジ色のカーディガンは捨てても良い。

楽しい夢はすぐ忘れるようにできているのさ。

金星でチョコレートケーキ食べたことは覚えていない。

とけた氷に裏切者の結末を見た気がした。

踊れ、笑え、真空の中で。

あの日から時間はつながっている。時間というのはこの世でいちばん残酷なものだ。



おしまい。

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