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殿下のお話(sideディーン)①
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僕は呪われている。
いや、正確には、「呪われていた」
僕はまさにエリィに救われたんだ。
10歳の頃、自分のために開かれたお茶会で僕は死にかけた。
その時仲良くなった男の子は、僕の王位継承を反対している派閥の息子だった。
王国では、父の一人息子である僕に王位をと考えている派閥と、父の弟であるシン叔父さんが王にふさわしいと考えている派閥が暗躍していたのだ。
そんな事もしらず、ぬくぬくと一心に次の王になるためにと頑張っていた僕にとって、友達という存在の裏切りも大人の暗くて怖い世界も衝撃だった。
父は厳しい人であり、母はその後ろに佇む静かな人だった。僕が友達からもらったクッキーに混入していた毒で倒れたと聞いても
「毒見役は何をしていた!!」
「申し訳ありません…場所によって分けられていた様で気づかないままでした…」
僕の目が覚めて最初に言われた言葉も
「ディーン!お前は次期王としての自覚がないのか!!」
「ご、ごめんなさいお父様…でも、初めてのとも「もういい!周りをもっと見極めて次はこの様なことがない様にな」
「…はい。お父様。」
その後、僕は周りを信じることが出来ず、人に触れることが出来なくなってしまった。
医師からは、精神的なものだから、僕の気持ち次第ではないかと言われ、この事は反対派閥に知られると悪用される可能性もあるため、王家の一部の人間内だけに留められた。
触れたいと自分から思うことはまずなかったが、人から触れられると嫌悪感や悪心があり、高熱を出したり吐いてしまう様になったのはとても辛く、僕はさらに心を閉ざしていった。
どこに行くにも必ず手袋をはめ、それでも気休め程度にしかならず、挨拶で握手もできない僕はいつからか「不触の呪われた王太子」などと陰で言われ、僕の病には気づかれなかったが、ずっと気を張り詰めて過ごしていた。
そのまま2年が過ぎ…天使に出会った。
いや、正確には、「呪われていた」
僕はまさにエリィに救われたんだ。
10歳の頃、自分のために開かれたお茶会で僕は死にかけた。
その時仲良くなった男の子は、僕の王位継承を反対している派閥の息子だった。
王国では、父の一人息子である僕に王位をと考えている派閥と、父の弟であるシン叔父さんが王にふさわしいと考えている派閥が暗躍していたのだ。
そんな事もしらず、ぬくぬくと一心に次の王になるためにと頑張っていた僕にとって、友達という存在の裏切りも大人の暗くて怖い世界も衝撃だった。
父は厳しい人であり、母はその後ろに佇む静かな人だった。僕が友達からもらったクッキーに混入していた毒で倒れたと聞いても
「毒見役は何をしていた!!」
「申し訳ありません…場所によって分けられていた様で気づかないままでした…」
僕の目が覚めて最初に言われた言葉も
「ディーン!お前は次期王としての自覚がないのか!!」
「ご、ごめんなさいお父様…でも、初めてのとも「もういい!周りをもっと見極めて次はこの様なことがない様にな」
「…はい。お父様。」
その後、僕は周りを信じることが出来ず、人に触れることが出来なくなってしまった。
医師からは、精神的なものだから、僕の気持ち次第ではないかと言われ、この事は反対派閥に知られると悪用される可能性もあるため、王家の一部の人間内だけに留められた。
触れたいと自分から思うことはまずなかったが、人から触れられると嫌悪感や悪心があり、高熱を出したり吐いてしまう様になったのはとても辛く、僕はさらに心を閉ざしていった。
どこに行くにも必ず手袋をはめ、それでも気休め程度にしかならず、挨拶で握手もできない僕はいつからか「不触の呪われた王太子」などと陰で言われ、僕の病には気づかれなかったが、ずっと気を張り詰めて過ごしていた。
そのまま2年が過ぎ…天使に出会った。
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