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April
〔チーム2-A〕腐男子たちの使命② -side光-
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「やっべぇ…、マジで女神だ……っ」
「空飛んだ……! 空飛んだね!!」
「俺には白い羽が見えたぞ……」
《女神様》の決死の飛び降りを目の前で目撃した俺たち。
最初こそかなり焦ったものの、《女神様》は何とも優雅かつ華麗に空中を浮遊していて。
まるで、本物の女神なのではないかと思うほどに、綺麗で。
気がつくと、ここから100メートルほど離れた、体育館の外階段に美しく着地していた。
何つーか、もう。飛び慣れてるくね?
この高さ、この距離を飛び慣れてるって……。
やっぱあの人、実は本当に女神なのでは……!?
今やもう米粒ほどしか見えないけれど、こちらを振り返って手を振っているのがわかる。
「なぁ、小松、真壁」
「何?」
「どうした、巴山」
柵から身を乗り出している小松と、覗き込んでいた一眼レフから顔を上げる真壁。
そんな2人に、俺は思わず問いかける。
「俺たち、あの人捕まえるのか……?」
すると2人は。
「無理だね」
「あぁ。罰が当たりそうだ」
同じように、真剣な表情で答えてくれた。さすが同志!
「だよな? ガチめに神の領域だよな!? 俺たちの手に負えるような人ではないよな!?」
「それでも僕は頑張るよ」
「たとえ罰が当たってでもあのお方を捕まえて、明日のイベントをより良いものに……っ!」
「おーい!」
俺たちがもう見えなくなった《女神様》の余韻に耽っていると、陽希様を追いかけていった3人が帰ってきた。
ちょっとちょっとみなさん!? めーっちゃ手ぶらじゃんか! ま、分かってたけどさー。
「おっかえりー!」
「どーだった? 陽希様」
「ま、無理だったんだろうことはわかるわ」
「そうなんだよ~! ほんっとあの人逃げ足早いよな」
「いつも、《女王様》や夕凪さんから逃げ回ったりしてるからね」
「鍛えられてるよな!」
「でもそんなところもいいんだよな~」
「わかるっ!」
「陽希様が陽希様である所以って感じだよね!」
陽希様は、天照学園にいる俺たち腐男子の長みたいな人だ。
あの人がいたから、俺たちは堂々と腐男子を名乗っていられる。と言っても過言じゃないと思っている。
カリスマ的な力を持った《女王様》とか夕凪さんが多くの注目を掻っ攫っていくから、陽希様の偉大さや凄さが隠れてしまってるのがいただけないけど。陽希様の親衛隊幹部としては、「陽希様ってすごいんだぞ!」と、言いふらして回りたい衝動に駆られます!
「で、《女神様》は?」
「あそこ」
衝撃の光景を目撃した俺たち3人が体育館の方を指差す。
陽希様を追っていった3人は、意味がわからないと言いたげに首を傾げる。《女神様》がいるわけでもないし、当たり前の反応だよな。
「どゆこと?」
「あそこって、体育館しかないけど」
「うん。体育館に飛んでったんだよ」
「遂に空を飛んだんだ! あの人はガチで女神だったんだって!」
「はあ!? 嘘だろ?」
「飛んだだなんて。冗談にしても流石にな~」
「写真見るか?」
真壁が肩に提げていた一眼レフを操作し、その瞬間を見せてくれる。うおっ、すげー良く撮れてる!
俺も一眼レフ、持ってくりゃよかったな~。ケイドロ中、スマホ使えないのはやっぱ痛い。写真も動画も撮れないなんて、腐を愛するものとして辛いです……。
さっきまで冗談と笑い飛ばしていた3人だったが、食い入るように写真を見て。
「やばいやばいやばいやばい」
「見たかった……っ! この目で、実際に、見たかった!!」
「陽希様追いかけてる場合じゃなかった」
「それは陽希様に失礼だっつの」
しばらくそうしているうちに、定期通知の時間になった。
さっきまでの1時間と比べ、警察たちはかなり動き始めたらしい。
捕まった十数人の泥棒たちの名前を確認してしていると、TSPが震え出した。画面に発信者の名前が浮かび上がる。
「もっしもーし! 巴山くんですよー!」
『何だよ、そのノリ。ってか、空振りだったのか? 陽希様捕まえるとか言ってなかったっけ?』
苦笑気味にスルーされた。
このノリがわからないなんて、森久保もまだまだだな~。陽希様の真似だと言うのに!
ま、それはそうとして。
「聞いてくれよ森久保! 来てみたらなんと、陽希様だけでなく《女神様》もいらっしゃってさ~」
『おおマジか』
「そうなんだよ~! どう? すごくね!?」
『それでどっちかでも捕まえてたらすげーんだけどなー。どっちも逃したんだろ?』
「うっわ、お前。マジ痛いとこ突くよな……。その通りだけどさ」
『定期通知にそれらしい名前がなかったからなー』
「そっちは?」
『まぁ、2人ほど。2-Aじゃないけど』
「うわ。成果上げてやがった……! さすが森久保って感じ。抜け目ないよな~」
『褒められてんのか貶されてんのかわかんねーって。ま、とりあえず俺たちは一旦基地に戻るから。何かあったら連絡くれよな』
「りょーかい!」
電話を終えた俺の元に、徐に5人が集まってくる。
「悠真くん、何だって?」
「2人捕まえたぞーってよ!」
「さすがだな。森久保らしい」
「だよな~。本当昔から要領良くて羨ましい! 俺もなんでもソツなくこなせるようになりたいー」
「お前には無理だろ」
「そんなの巴山っちじゃない」
「真壁も小松も酷くね!?」
まぁわかるけどね!?
なんでもソツなくスマートにこなす俺なんて、俺ですら想像できないけどもね!?
だからってさ、無理って決め付けられると、俺のガラスのハートがブレイクアウトしちゃうって思わないかな……。
「さてと。森久保への報告も終えたところで、この後どうする?」
半べそ状態の俺の背中をぽんぽんと叩きながら、真壁が話し出す。真壁優しい。惚れちゃいそう。
と、冗談はさておき。
確かにいつまでもここでおしゃべりしているわけにはいかないな。
「とりあえずここから出るか~。こんな辺鄙なところ、待ってたって誰も来ないだろうし」
「ここで燻ってちゃダメだもんね。僕たちは、使命を果たさないといけないんだから!」
「使命?」
「あぁそうだ。《女神様》を捕まえさせていただくのは、《女神様》と同クラで腐男子をしている俺たちの使命だろ?」
「真壁にしては珍しく、大きく出たねぇ」
「でも、悪くない」
「だな」
「ボクも賛成!」
「よし、行こうぜ巴山!」
全員が、やる気に満ちた表情で俺を振り返る。
ノリがいいのが俺たちの取り柄。
神の領域の人を相手にした罰当たりなその使命、最後までやりきってやろうじゃないか!
「オッケー! やってやろうぜ野郎共!!」
「ただ、手当り次第探すのは勘弁な。さっき陽希様を追いかけたからもう限界」
「おいおい、体力ねぇなー。せっかくみんなやる気になってるってのに!」
「オレはバリバリのインドア派なんです~」
「っていうか、陽希様追いかけた側のボクたちは、すっごい走ったんだけど?」
「巴山たちは、走ってないよな~?」
「ごもっとも」
じとっと3人に見つめられて、苦笑を漏らす。
とりあえず一旦基地にでも戻ろうかと、入り口に目をやって──。
「え?」
壊したドアに寄りかかるようにして立っていた人物。
なぜか、思わず姿勢を正す自分がいた。
何でこの人がこんなところに……?
状況の説明を求めてみんなに目配せする。が、全員心当たりがないらしい。頭を横に振られてしまった。
出入口のドア部分にいるため、どうにもできず立ち尽くす俺たちを釣り上がった細い目が捉えた。
普段は不機嫌そうにへの字に結ばれている口元が、楽しげに弧を描いていて。
あまりにいつもと違う雰囲気に気圧されていると、それを上回る衝撃的な一言が告げられた。
「テメェら腐男子の使命とやらに手ぇ貸してやる。ついて来い」
一体何が起こっているのか。そんなこと、言うような人じゃないのに。
状況が全く理解できていないけれど、有無を言わさぬその言葉に、俺たちはただ頷くしかなかった。
「空飛んだ……! 空飛んだね!!」
「俺には白い羽が見えたぞ……」
《女神様》の決死の飛び降りを目の前で目撃した俺たち。
最初こそかなり焦ったものの、《女神様》は何とも優雅かつ華麗に空中を浮遊していて。
まるで、本物の女神なのではないかと思うほどに、綺麗で。
気がつくと、ここから100メートルほど離れた、体育館の外階段に美しく着地していた。
何つーか、もう。飛び慣れてるくね?
この高さ、この距離を飛び慣れてるって……。
やっぱあの人、実は本当に女神なのでは……!?
今やもう米粒ほどしか見えないけれど、こちらを振り返って手を振っているのがわかる。
「なぁ、小松、真壁」
「何?」
「どうした、巴山」
柵から身を乗り出している小松と、覗き込んでいた一眼レフから顔を上げる真壁。
そんな2人に、俺は思わず問いかける。
「俺たち、あの人捕まえるのか……?」
すると2人は。
「無理だね」
「あぁ。罰が当たりそうだ」
同じように、真剣な表情で答えてくれた。さすが同志!
「だよな? ガチめに神の領域だよな!? 俺たちの手に負えるような人ではないよな!?」
「それでも僕は頑張るよ」
「たとえ罰が当たってでもあのお方を捕まえて、明日のイベントをより良いものに……っ!」
「おーい!」
俺たちがもう見えなくなった《女神様》の余韻に耽っていると、陽希様を追いかけていった3人が帰ってきた。
ちょっとちょっとみなさん!? めーっちゃ手ぶらじゃんか! ま、分かってたけどさー。
「おっかえりー!」
「どーだった? 陽希様」
「ま、無理だったんだろうことはわかるわ」
「そうなんだよ~! ほんっとあの人逃げ足早いよな」
「いつも、《女王様》や夕凪さんから逃げ回ったりしてるからね」
「鍛えられてるよな!」
「でもそんなところもいいんだよな~」
「わかるっ!」
「陽希様が陽希様である所以って感じだよね!」
陽希様は、天照学園にいる俺たち腐男子の長みたいな人だ。
あの人がいたから、俺たちは堂々と腐男子を名乗っていられる。と言っても過言じゃないと思っている。
カリスマ的な力を持った《女王様》とか夕凪さんが多くの注目を掻っ攫っていくから、陽希様の偉大さや凄さが隠れてしまってるのがいただけないけど。陽希様の親衛隊幹部としては、「陽希様ってすごいんだぞ!」と、言いふらして回りたい衝動に駆られます!
「で、《女神様》は?」
「あそこ」
衝撃の光景を目撃した俺たち3人が体育館の方を指差す。
陽希様を追っていった3人は、意味がわからないと言いたげに首を傾げる。《女神様》がいるわけでもないし、当たり前の反応だよな。
「どゆこと?」
「あそこって、体育館しかないけど」
「うん。体育館に飛んでったんだよ」
「遂に空を飛んだんだ! あの人はガチで女神だったんだって!」
「はあ!? 嘘だろ?」
「飛んだだなんて。冗談にしても流石にな~」
「写真見るか?」
真壁が肩に提げていた一眼レフを操作し、その瞬間を見せてくれる。うおっ、すげー良く撮れてる!
俺も一眼レフ、持ってくりゃよかったな~。ケイドロ中、スマホ使えないのはやっぱ痛い。写真も動画も撮れないなんて、腐を愛するものとして辛いです……。
さっきまで冗談と笑い飛ばしていた3人だったが、食い入るように写真を見て。
「やばいやばいやばいやばい」
「見たかった……っ! この目で、実際に、見たかった!!」
「陽希様追いかけてる場合じゃなかった」
「それは陽希様に失礼だっつの」
しばらくそうしているうちに、定期通知の時間になった。
さっきまでの1時間と比べ、警察たちはかなり動き始めたらしい。
捕まった十数人の泥棒たちの名前を確認してしていると、TSPが震え出した。画面に発信者の名前が浮かび上がる。
「もっしもーし! 巴山くんですよー!」
『何だよ、そのノリ。ってか、空振りだったのか? 陽希様捕まえるとか言ってなかったっけ?』
苦笑気味にスルーされた。
このノリがわからないなんて、森久保もまだまだだな~。陽希様の真似だと言うのに!
ま、それはそうとして。
「聞いてくれよ森久保! 来てみたらなんと、陽希様だけでなく《女神様》もいらっしゃってさ~」
『おおマジか』
「そうなんだよ~! どう? すごくね!?」
『それでどっちかでも捕まえてたらすげーんだけどなー。どっちも逃したんだろ?』
「うっわ、お前。マジ痛いとこ突くよな……。その通りだけどさ」
『定期通知にそれらしい名前がなかったからなー』
「そっちは?」
『まぁ、2人ほど。2-Aじゃないけど』
「うわ。成果上げてやがった……! さすが森久保って感じ。抜け目ないよな~」
『褒められてんのか貶されてんのかわかんねーって。ま、とりあえず俺たちは一旦基地に戻るから。何かあったら連絡くれよな』
「りょーかい!」
電話を終えた俺の元に、徐に5人が集まってくる。
「悠真くん、何だって?」
「2人捕まえたぞーってよ!」
「さすがだな。森久保らしい」
「だよな~。本当昔から要領良くて羨ましい! 俺もなんでもソツなくこなせるようになりたいー」
「お前には無理だろ」
「そんなの巴山っちじゃない」
「真壁も小松も酷くね!?」
まぁわかるけどね!?
なんでもソツなくスマートにこなす俺なんて、俺ですら想像できないけどもね!?
だからってさ、無理って決め付けられると、俺のガラスのハートがブレイクアウトしちゃうって思わないかな……。
「さてと。森久保への報告も終えたところで、この後どうする?」
半べそ状態の俺の背中をぽんぽんと叩きながら、真壁が話し出す。真壁優しい。惚れちゃいそう。
と、冗談はさておき。
確かにいつまでもここでおしゃべりしているわけにはいかないな。
「とりあえずここから出るか~。こんな辺鄙なところ、待ってたって誰も来ないだろうし」
「ここで燻ってちゃダメだもんね。僕たちは、使命を果たさないといけないんだから!」
「使命?」
「あぁそうだ。《女神様》を捕まえさせていただくのは、《女神様》と同クラで腐男子をしている俺たちの使命だろ?」
「真壁にしては珍しく、大きく出たねぇ」
「でも、悪くない」
「だな」
「ボクも賛成!」
「よし、行こうぜ巴山!」
全員が、やる気に満ちた表情で俺を振り返る。
ノリがいいのが俺たちの取り柄。
神の領域の人を相手にした罰当たりなその使命、最後までやりきってやろうじゃないか!
「オッケー! やってやろうぜ野郎共!!」
「ただ、手当り次第探すのは勘弁な。さっき陽希様を追いかけたからもう限界」
「おいおい、体力ねぇなー。せっかくみんなやる気になってるってのに!」
「オレはバリバリのインドア派なんです~」
「っていうか、陽希様追いかけた側のボクたちは、すっごい走ったんだけど?」
「巴山たちは、走ってないよな~?」
「ごもっとも」
じとっと3人に見つめられて、苦笑を漏らす。
とりあえず一旦基地にでも戻ろうかと、入り口に目をやって──。
「え?」
壊したドアに寄りかかるようにして立っていた人物。
なぜか、思わず姿勢を正す自分がいた。
何でこの人がこんなところに……?
状況の説明を求めてみんなに目配せする。が、全員心当たりがないらしい。頭を横に振られてしまった。
出入口のドア部分にいるため、どうにもできず立ち尽くす俺たちを釣り上がった細い目が捉えた。
普段は不機嫌そうにへの字に結ばれている口元が、楽しげに弧を描いていて。
あまりにいつもと違う雰囲気に気圧されていると、それを上回る衝撃的な一言が告げられた。
「テメェら腐男子の使命とやらに手ぇ貸してやる。ついて来い」
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