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April
双子ちゃんたちの秘密②
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突然背後から聞こえた声は、椛とよく似た声で。
振り返ると姿形までそっくりな、弟の楓くんが立っていた。
まさに、噂をすれば影とはこのこと。
予想通りではあるが、あまりにも絶妙なタイミングでの登場。今来られると、どういう反応をすべきか悩むんですけど……。
なんて俺の心配をよそに、椛はパッと花が咲くように笑顔になった。
「あ、楓やっほー!」
「『やっほー!』じゃないよ。ほんとに椛はかくれんぼが上手だよね」
「へへへ~」
にこにこ楽しそうに手を振る椛に、困ったように微笑む弟の楓くん。
おぉよかった!
いつも通り双子が可愛いですね。微笑ましい。
でもだとしたら、一体俺はさっき何の地雷を踏んだんだ……? あれは確実に何か良くないことを聞いてしまったはずなんだけど……。
完全に聞くタイミングを失ったよな。蓮のこともそうだけど。
なんて考え込んでいると、楓くんの瞳が俺を捉えた。ニコッと笑いかけてあげると、何とも言い難い不思議な表情で俺を見つめてくる。
「蒼、くんも、一緒だったんだね……」
「え、あ、はい……?」
思わず敬語になってしまった。
だってなんか、気迫というか有無を言わせぬというか、突き放すような雰囲気があって……。普段の双子の様子からは想像もできないような威圧感。
不思議に思いながら見返していた次の瞬間。
楓くんは、俺の存在を丸ごと忘れたかのように椛に視線を戻して柔和な笑みを浮かべた。
「さ、椛。捕まえてあげるからこっち来て」
手を広げて「おいで」と椛を呼ぶ。いつも可愛い双子の時とは違う、なんたるイケボ。そしてその表情や仕草からは、溢れる愛を感じる。
……え。なにこの変わりよう。
そんな楓くんの様子に、椛は少し表情を曇らせ、小さなため息を吐いた。
「やだー」
「わがまま言わないでよ椛」
「わがままじゃないもーん。楓の方に行くと捕まっちゃうでしょ。警察なんだもんね、楓」
「そうだよ。捕まえてあげるんだって」
「行かないよー。ボク、逃げ切りたいもんねっ」
「椛ったら。まだいっぱい走り回らないといけないんだよ? もしもケガしたらどうするの」
「どうするのって、ゲームなんだからそういうこともあるよね~。でも気をつけるよ!」
「だめだよ。俺がそばにいないと守れない」
「別に大丈夫だよー! だってこれはゲームだもん! それにボク、そんなに弱くないし」
「俺が嫌だ」
捕まえたい楓くんと、逃げたい椛。
やり取りはいつまでも平行線のまま、少しづつとある方向へヒートアップしていく。
「椛が、俺以外の他の誰かに捕まえられるなんてあり得ないんだよ」
「心配いらないよ。ボク、捕まらないように頑張るから!」
「頑張らなくていいから俺に捕まってよ」
「もー、わがままは楓の方じゃない。あのね楓。ボクは逃げたいんだってば! こんなに早く捕まっちゃ、ボクのメンツが丸潰れでしょ?」
「そんなの気にしなくていい。俺が捕まえるんだから。誰も何も言わないし言わせない」
「そういう問題じゃないんだよ~……。楓、いい?」
「よくない」
「いいから聞いて! あのね。ボクは逃げるの。ケイドロ中は楓は警察。だから近づかないの」
「どうして? 椛と俺は2人で1つでしょ? なんで離れようとするの?」
「だから、ケイドロをして──」
「ゲームが原因で離れるなら終わらせればいい。つまり、椛が俺に捕まれば万事OKってことだよね?」
……なるほど。
弟の楓くんって、もしかして――。
「ヤンデレ?」
「せいか~い」
「うおあ!?」
耳元で囁かれて飛び退いた。そこにいたのは生徒会会計。
飛び退いて警戒している俺を見て、会計はへらへらと笑っていた。
「オレはかえちゃんについて来ただけだから大丈夫だよぉ、そんな警戒しないでよ~」
「ついて来ただけだろうが何だろうが警察だろ。だったら警戒して当然だし。てかそもそもあんたは危険人物だから」
軽く睨みながら告げると、会計は「酷いな~」なんて笑う。
そして、徐に双子の方を見ると目を細めた。
壁にもたれかかるように立って、まるで世間話をするように話しかけてくる。
「あんなに話すかえちゃん見るの、初めてでしょ~?」
「……まぁ」
「いつもはもみちゃんの後ろにくっついてるからねぇ。意図的に離されないと、あんなかえちゃんって見れないんだよ~。超レアだね~」
「へぇ。幼馴染みの生徒会から見てもレアなのか」
会計から反応はなかった。
何となく不思議に思ってチラリと会計の方を見ると、困ったような表情で双子のやりとりを静かに見守っていた。
「ともかく、楓くん的には、ずっと一緒にいたいってことなんだよな?」
「ん~? そりゃそうだよぉ。『椛と自分は2人で1つ。離れるなんてあり得ない』って言ってた~」
「なるほどな。大変だな、椛も」
「かえちゃんって実は口が回るからねぇ。いつもはもみちゃんが折れるんだけど、今日は特に言い返してる感じだね~」
確かに、やり取りを聞いていても楓くんはあの手この手で言いくるめようとしている。かなりのとんでも理論だからツッコミ要素は満載だけど、ここまで言われていると折れたくなる気持ち、分かるぞ椛。
その後もしばらく、なんの進展もない言い合いを続けていた双子。
いつまでも続くかと思われたそれを切ったのは、弟の楓くんだった。
「あーもういい」
「諦めてくれるの?」
「椛が来ないなら俺がいく」
「お? あ、でもそれならルール通りだねっ!」
不服そうに膨らませていた頬から空気が抜け、パッと笑顔になる。
次の瞬間、俺の手を引いて上へと駆け出した。
あまりに突然のことで、倒れそうになりながらも足を踏み出す。
「ちょ、椛……っ!?」
「ほらほら蒼くんも! 逃げるよ~! じゃないと澪くんに捕まっちゃうよ!」
「え?」
言われて振り返ると、俺の手を掴もうとしたらしい腕が宙を切っていた。驚きに染まった瞳が4つ、こちらを見つめているのがわかる。
うわあっぶね。いつの間に横に来てたんだよ、ついさっきまで壁際にいたのに。
マジで椛様様だわ。
跳ねるように軽やかに駆け上がっていく椛に手を引かれながら、なんとか転ばないようについていく。すごく早い。
「そういや椛!」
「なあにー?」
「上に上がってどうするんだよ?」
「んー? どうしようね?」
「無策ですか!?」
「大丈夫! なるようになるよ!」
「椛さん、アンタ結構適当だな!?」
そんなやりとりをしていると、体育館の最上階にたどり着いてしまった。
屋上と言うわけではなく、あくまで最上階ではある。だから中に入れば、先日ちりちゃんと話していたような観客席の部分になるんだけど。
「蒼くん早くー!」
「ちょ、待って。ま、マジで屋根に登んの? 正気?」
「ん? 怖い? ここ、角度が緩やかだから滅多に落ちたりしないよ、大丈夫!」
「そういう問題かな!?」
「高いところ平気でしょ? なんてったって、蒼くんは空を飛んできたんだから! ほらほら早く! 楓たちが追いついてきちゃうよ!」
椛が軽々と屋根の上に飛び乗り、手を差し出してくる。
かなりの距離を駆け上がってきたというのに、全く息を切らしていない椛。その小さな身体のどこにそんな体力があるんだ?
まぁとはいえ、今この状況では屋根に登るのがきっと最善策だ。
背後から殺気立った気配が近づいてくる。もう悩んでる暇はない。
意を決した俺は、伸ばされたその小さな手を取った。
「へへっ! そうこなくっちゃね!」
満足げに笑顔を浮かべると、グッと力強く引き上げられる。
だからその細い腕のどこにそんな力があるんだよ!? お陰で一瞬登れたけども。
「椛!」
「簡単には捕まってあげないよ、楓~! ばいばーい! ちゃんと楽しむんだよー!」
背後に大きく手を振りながら、椛が奥へと走る。俺はその後を追った。
振り返ると姿形までそっくりな、弟の楓くんが立っていた。
まさに、噂をすれば影とはこのこと。
予想通りではあるが、あまりにも絶妙なタイミングでの登場。今来られると、どういう反応をすべきか悩むんですけど……。
なんて俺の心配をよそに、椛はパッと花が咲くように笑顔になった。
「あ、楓やっほー!」
「『やっほー!』じゃないよ。ほんとに椛はかくれんぼが上手だよね」
「へへへ~」
にこにこ楽しそうに手を振る椛に、困ったように微笑む弟の楓くん。
おぉよかった!
いつも通り双子が可愛いですね。微笑ましい。
でもだとしたら、一体俺はさっき何の地雷を踏んだんだ……? あれは確実に何か良くないことを聞いてしまったはずなんだけど……。
完全に聞くタイミングを失ったよな。蓮のこともそうだけど。
なんて考え込んでいると、楓くんの瞳が俺を捉えた。ニコッと笑いかけてあげると、何とも言い難い不思議な表情で俺を見つめてくる。
「蒼、くんも、一緒だったんだね……」
「え、あ、はい……?」
思わず敬語になってしまった。
だってなんか、気迫というか有無を言わせぬというか、突き放すような雰囲気があって……。普段の双子の様子からは想像もできないような威圧感。
不思議に思いながら見返していた次の瞬間。
楓くんは、俺の存在を丸ごと忘れたかのように椛に視線を戻して柔和な笑みを浮かべた。
「さ、椛。捕まえてあげるからこっち来て」
手を広げて「おいで」と椛を呼ぶ。いつも可愛い双子の時とは違う、なんたるイケボ。そしてその表情や仕草からは、溢れる愛を感じる。
……え。なにこの変わりよう。
そんな楓くんの様子に、椛は少し表情を曇らせ、小さなため息を吐いた。
「やだー」
「わがまま言わないでよ椛」
「わがままじゃないもーん。楓の方に行くと捕まっちゃうでしょ。警察なんだもんね、楓」
「そうだよ。捕まえてあげるんだって」
「行かないよー。ボク、逃げ切りたいもんねっ」
「椛ったら。まだいっぱい走り回らないといけないんだよ? もしもケガしたらどうするの」
「どうするのって、ゲームなんだからそういうこともあるよね~。でも気をつけるよ!」
「だめだよ。俺がそばにいないと守れない」
「別に大丈夫だよー! だってこれはゲームだもん! それにボク、そんなに弱くないし」
「俺が嫌だ」
捕まえたい楓くんと、逃げたい椛。
やり取りはいつまでも平行線のまま、少しづつとある方向へヒートアップしていく。
「椛が、俺以外の他の誰かに捕まえられるなんてあり得ないんだよ」
「心配いらないよ。ボク、捕まらないように頑張るから!」
「頑張らなくていいから俺に捕まってよ」
「もー、わがままは楓の方じゃない。あのね楓。ボクは逃げたいんだってば! こんなに早く捕まっちゃ、ボクのメンツが丸潰れでしょ?」
「そんなの気にしなくていい。俺が捕まえるんだから。誰も何も言わないし言わせない」
「そういう問題じゃないんだよ~……。楓、いい?」
「よくない」
「いいから聞いて! あのね。ボクは逃げるの。ケイドロ中は楓は警察。だから近づかないの」
「どうして? 椛と俺は2人で1つでしょ? なんで離れようとするの?」
「だから、ケイドロをして──」
「ゲームが原因で離れるなら終わらせればいい。つまり、椛が俺に捕まれば万事OKってことだよね?」
……なるほど。
弟の楓くんって、もしかして――。
「ヤンデレ?」
「せいか~い」
「うおあ!?」
耳元で囁かれて飛び退いた。そこにいたのは生徒会会計。
飛び退いて警戒している俺を見て、会計はへらへらと笑っていた。
「オレはかえちゃんについて来ただけだから大丈夫だよぉ、そんな警戒しないでよ~」
「ついて来ただけだろうが何だろうが警察だろ。だったら警戒して当然だし。てかそもそもあんたは危険人物だから」
軽く睨みながら告げると、会計は「酷いな~」なんて笑う。
そして、徐に双子の方を見ると目を細めた。
壁にもたれかかるように立って、まるで世間話をするように話しかけてくる。
「あんなに話すかえちゃん見るの、初めてでしょ~?」
「……まぁ」
「いつもはもみちゃんの後ろにくっついてるからねぇ。意図的に離されないと、あんなかえちゃんって見れないんだよ~。超レアだね~」
「へぇ。幼馴染みの生徒会から見てもレアなのか」
会計から反応はなかった。
何となく不思議に思ってチラリと会計の方を見ると、困ったような表情で双子のやりとりを静かに見守っていた。
「ともかく、楓くん的には、ずっと一緒にいたいってことなんだよな?」
「ん~? そりゃそうだよぉ。『椛と自分は2人で1つ。離れるなんてあり得ない』って言ってた~」
「なるほどな。大変だな、椛も」
「かえちゃんって実は口が回るからねぇ。いつもはもみちゃんが折れるんだけど、今日は特に言い返してる感じだね~」
確かに、やり取りを聞いていても楓くんはあの手この手で言いくるめようとしている。かなりのとんでも理論だからツッコミ要素は満載だけど、ここまで言われていると折れたくなる気持ち、分かるぞ椛。
その後もしばらく、なんの進展もない言い合いを続けていた双子。
いつまでも続くかと思われたそれを切ったのは、弟の楓くんだった。
「あーもういい」
「諦めてくれるの?」
「椛が来ないなら俺がいく」
「お? あ、でもそれならルール通りだねっ!」
不服そうに膨らませていた頬から空気が抜け、パッと笑顔になる。
次の瞬間、俺の手を引いて上へと駆け出した。
あまりに突然のことで、倒れそうになりながらも足を踏み出す。
「ちょ、椛……っ!?」
「ほらほら蒼くんも! 逃げるよ~! じゃないと澪くんに捕まっちゃうよ!」
「え?」
言われて振り返ると、俺の手を掴もうとしたらしい腕が宙を切っていた。驚きに染まった瞳が4つ、こちらを見つめているのがわかる。
うわあっぶね。いつの間に横に来てたんだよ、ついさっきまで壁際にいたのに。
マジで椛様様だわ。
跳ねるように軽やかに駆け上がっていく椛に手を引かれながら、なんとか転ばないようについていく。すごく早い。
「そういや椛!」
「なあにー?」
「上に上がってどうするんだよ?」
「んー? どうしようね?」
「無策ですか!?」
「大丈夫! なるようになるよ!」
「椛さん、アンタ結構適当だな!?」
そんなやりとりをしていると、体育館の最上階にたどり着いてしまった。
屋上と言うわけではなく、あくまで最上階ではある。だから中に入れば、先日ちりちゃんと話していたような観客席の部分になるんだけど。
「蒼くん早くー!」
「ちょ、待って。ま、マジで屋根に登んの? 正気?」
「ん? 怖い? ここ、角度が緩やかだから滅多に落ちたりしないよ、大丈夫!」
「そういう問題かな!?」
「高いところ平気でしょ? なんてったって、蒼くんは空を飛んできたんだから! ほらほら早く! 楓たちが追いついてきちゃうよ!」
椛が軽々と屋根の上に飛び乗り、手を差し出してくる。
かなりの距離を駆け上がってきたというのに、全く息を切らしていない椛。その小さな身体のどこにそんな体力があるんだ?
まぁとはいえ、今この状況では屋根に登るのがきっと最善策だ。
背後から殺気立った気配が近づいてくる。もう悩んでる暇はない。
意を決した俺は、伸ばされたその小さな手を取った。
「へへっ! そうこなくっちゃね!」
満足げに笑顔を浮かべると、グッと力強く引き上げられる。
だからその細い腕のどこにそんな力があるんだよ!? お陰で一瞬登れたけども。
「椛!」
「簡単には捕まってあげないよ、楓~! ばいばーい! ちゃんと楽しむんだよー!」
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