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第13章:冬の嵐
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期末テストが終わり、三年生は実質あと二か月ほどの
学生生活を残すのみとなった。
十二月末から冬休みに入り、年が明ければ
一月中旬には受験や就職活動が本格化する。
結果が出るのは三月初旬から中旬。皆が揃って
教室に出席する日々は、もう残り少ない。
松岡と沢井のアルバム委員の作業も
後少しを残すのみとなった。
残された作業は、高校3年のクラスの生徒と各部活動の活動内容を
写真にとり、”高校三年生のアルバム”として、まとめることであった。
松岡が、
「各クラスのグループ分けは、次回のホームルームでお願いしよう。
部活は僕らの割り当ては、幸いにも「サッカー部、バスケ部、テニス部」
の運動部でキャプテンはよく知っているので、僕から依頼しておく」
と言った。
「写真は誰が撮るの?」
と沢井が尋ねた。
「毎年、写真部にお願いしているみたいだけど、
スケジュールの奪い合いになるので早めのスケジュールが必要だね。」
沢井は少し控えめに提案した
「私の父親は写真が趣味で、私も子供の頃から慣れ親しんでいるの」
「私が撮ってもいいよ。」
松岡は
「それは助かるけど、沢井さんの受験勉強に差し障りはない?」
「うん、それくらいは大丈夫だよ。少しでも私がアルバムを
作ったって思い出も残したいもん」
(心の中で「松岡くんと一緒に作った思い出としてだよ」)
「よし、クラス写真は、写真部に頼み、部活は沢井さんにお願いするか。
カメラは写真部のものを借りよう。僕から頼んでおく」
クラス生徒の写真撮影は順調に終わり、写真部の部長から、
カメラを借りた。部長が沢井のカメラの扱いを教えたあと、
アングルの撮り方などを教えていたが沢井はすぐに使い方を理解した。
部長は
「へぇー、どう、今からうちの部に入らない?」
と感心して言った。
サッカー部、テニス部の写真は沢井が撮影し、最後のバスケ部となった。
小林が松岡に尋ねた。
「しっちゃん、写真部はいないの?」
「うん、ミッチ。沢井さんが撮ってくれるよ」
「じゃあ。沢井さんよろしくね。綺麗に撮ってよ!」
沢井は、無事にバスケ部の撮影を終えた。
小林は
「沢井さん、ありがとうね。前、私がお願いした、しっちゃんが
抱え込まないように、うまく扱ってくれて」
「お似合いの、カップルかなぁ」
と戯けて言った。
沢井は恥ずかしそうに、
「そんなんじゃ、ありませんよ」
と言いながらカメラの後片付けの専念するふりをし、あからむ顔を隠した。
高校選手権の予選を目前に控えたある日、
西村は練習後の松岡に声をかけた。
「松岡くん、少しお話があるの」
西村の改まった態度に、松岡は驚きながら耳を傾けた。
「私、今週いっぱいでサッカー部のマネージャーを
辞めさせてもらいます」
「のりっぺの自由だが、よかったら理由を聞かせてくれるか?」
「私、進学をやめて就職することにしたの。
変更が遅かったから、急いで就職活動や面接があって、
マネージャーまで手が回らないと思うの」
「これからの選手権予選で、中途半端な気持ちで関わりたくないから」
松岡は静かに頷いた。
「わかった。愛瀬先生と部員には僕から伝えておく。頑張ってな」
西村がマネージャーを辞める理由は、半分は事実だが、
残りは別のところにあった。
次の日、教室で西村はひたすら沢井の様子を見ていた。
やがて、すっと立ち上がるとまっすぐ沢井のもとへ歩み寄った。
「沢井さん、ちょっと時間いい?」
西村の呼びかけに、沢井はきょとんとして聞き返した。
「え、のりっぺ、沢井さんって?何それ?」
西村はそれを無視し、まっすぐな目で言った。
「ちょっと、理科室まで来てくれない?」
そう言って、先に教室を出ていく。沢井も戸惑いながら、その後を追った。
理科室に入ると、西村はすぐに切り出した。
「沢井さん、私、サッカー部のマネージャーをやめたの」
「なんで?」
と問う沢井を遮り、西村は続けた。
「これから松岡くんは、冬の選手権予選で大変になる。
私がマネージャーを辞めたから、なおさらね」
「アルバム委員の仕事も、もうほとんど終わったでしょ。
だから、これ以上、松岡くんの邪魔をしないで」
沢井は困惑した表情を浮かべた。
「邪魔って?」
「はっきり言って、アルバム委員にかこつけて松岡くんに近づくのが、
目障りなの。あなた、周りの人にも見られているってわかってる?」
「あと、松岡くんと小林さんの間の邪魔にもなっている。
松岡くんに相応しいのは小林さん。あなたじゃない」
西村は理科室を出ようとし、最後に振り返って言い放った。
「今までイヤイヤあなたと付き合ってきたけど、今後はもう相手にしないから」
西村の言葉が一方的に浴びせられる中、
沢井は意味がよくわからず、ただ困惑するばかりだった。
翌日以降、休み時間、沢井が教室を覗き込むと、
誰一人視線を返さなかった。
机の周りだけが静まり返り、囁き声が背中越しに聞こえてくる。
扉を閉めた瞬間、胸の奥がひりついた。西村が仲間外れにしていた。
その頃、松岡は沢井の変化に気づいていた。
沢井の声は平坦で、目元から笑顔が消えていた。
「…最近、疲れているの?」
心配そうに尋ねる松岡に、沢井は首を横に振った。
「ううん、大丈夫。ちょっと眠いだけ」
昼休み、廊下からはこんな会話が漏れ聞こえてくる。
女子A:「沢井さん、最近ちょっと元気ないよね。
西村さんに何か言われているって噂、聞いたよ」
女子B:「え?あの二人、前は仲良かったのに…どうして?」
放課後、松岡は西村を校舎裏に呼び出した。
「沢井さんに…何をした?」
西村は目を伏せながら答えた。
「『松岡くんの邪魔をこれ以上しないで』って言った。それと、
『松岡くんに似合うのはあなたじゃなくて小林さんだ』って
言ってやった。あと、友達の縁も切った」
松岡は静かに問いかけた。
「のりっぺ、なんでそんなことをしたんだ」
西村は感情を抑えきれずに言った。
「松岡くんが小林さんこと大好きだって言われて、私、諦めたんだよ」
「でも、沢井さんと松岡くんの様子を見てたら、
何もかもぐちゃぐちゃになって…」
「松岡くんは本当に小林さんが好きなの?それとも、沢井さん?」
「…私には、もうチャンスないの?」
松岡はさとすように
「これ以上彼女を傷つけないでくれ」
西村はしばらく黙った後、ぶっきらぼうに。
「…わかった。約束する。
でも、しっちゃんも約束して。高校の間だけでも、
私の前で沢井さんと仲良くしすぎないでよ!」
風が吹き抜ける校舎裏。季節外れの雷雨が鳴り響いた。
松岡は、どうすればいいのかわからなかった。
ただ、沢井を守りたかった。
沢井との距離をあけ、これ以上彼女を傷つけないように
しようと決めた。
翌日、放課後。
サッカーの練習に行く前に、松岡は沢井の席に向かった。
西村がこちらをじっと見つめているのが痛いほどわかった。
「沢井さん、ちょっといい?」
沢井は少し嬉しそうな目で見上げた。
「うん」
松岡は視線を逸らし、言った。
「アルバム委員の作業は、ほぼ終わって、
あとは愛瀬先生に報告するだけだと思う。
お互い受験生で時間が惜しいから、僕がやっておくよ」
沢井は驚いて何かを言おうとしたが、松岡はそれを遮った。
「何か修正があっても、僕一人で片付けられるレベルだと思う。
だから大丈夫」
少し間を置いて、淡々と告げた
「長い間のアルバム委員の作業、お疲れ様。助かったよ」
そう言い残し、練習へと出ていった。
沢井は耐えきれなくなり、人目を避けるように家路についた。
学生生活を残すのみとなった。
十二月末から冬休みに入り、年が明ければ
一月中旬には受験や就職活動が本格化する。
結果が出るのは三月初旬から中旬。皆が揃って
教室に出席する日々は、もう残り少ない。
松岡と沢井のアルバム委員の作業も
後少しを残すのみとなった。
残された作業は、高校3年のクラスの生徒と各部活動の活動内容を
写真にとり、”高校三年生のアルバム”として、まとめることであった。
松岡が、
「各クラスのグループ分けは、次回のホームルームでお願いしよう。
部活は僕らの割り当ては、幸いにも「サッカー部、バスケ部、テニス部」
の運動部でキャプテンはよく知っているので、僕から依頼しておく」
と言った。
「写真は誰が撮るの?」
と沢井が尋ねた。
「毎年、写真部にお願いしているみたいだけど、
スケジュールの奪い合いになるので早めのスケジュールが必要だね。」
沢井は少し控えめに提案した
「私の父親は写真が趣味で、私も子供の頃から慣れ親しんでいるの」
「私が撮ってもいいよ。」
松岡は
「それは助かるけど、沢井さんの受験勉強に差し障りはない?」
「うん、それくらいは大丈夫だよ。少しでも私がアルバムを
作ったって思い出も残したいもん」
(心の中で「松岡くんと一緒に作った思い出としてだよ」)
「よし、クラス写真は、写真部に頼み、部活は沢井さんにお願いするか。
カメラは写真部のものを借りよう。僕から頼んでおく」
クラス生徒の写真撮影は順調に終わり、写真部の部長から、
カメラを借りた。部長が沢井のカメラの扱いを教えたあと、
アングルの撮り方などを教えていたが沢井はすぐに使い方を理解した。
部長は
「へぇー、どう、今からうちの部に入らない?」
と感心して言った。
サッカー部、テニス部の写真は沢井が撮影し、最後のバスケ部となった。
小林が松岡に尋ねた。
「しっちゃん、写真部はいないの?」
「うん、ミッチ。沢井さんが撮ってくれるよ」
「じゃあ。沢井さんよろしくね。綺麗に撮ってよ!」
沢井は、無事にバスケ部の撮影を終えた。
小林は
「沢井さん、ありがとうね。前、私がお願いした、しっちゃんが
抱え込まないように、うまく扱ってくれて」
「お似合いの、カップルかなぁ」
と戯けて言った。
沢井は恥ずかしそうに、
「そんなんじゃ、ありませんよ」
と言いながらカメラの後片付けの専念するふりをし、あからむ顔を隠した。
高校選手権の予選を目前に控えたある日、
西村は練習後の松岡に声をかけた。
「松岡くん、少しお話があるの」
西村の改まった態度に、松岡は驚きながら耳を傾けた。
「私、今週いっぱいでサッカー部のマネージャーを
辞めさせてもらいます」
「のりっぺの自由だが、よかったら理由を聞かせてくれるか?」
「私、進学をやめて就職することにしたの。
変更が遅かったから、急いで就職活動や面接があって、
マネージャーまで手が回らないと思うの」
「これからの選手権予選で、中途半端な気持ちで関わりたくないから」
松岡は静かに頷いた。
「わかった。愛瀬先生と部員には僕から伝えておく。頑張ってな」
西村がマネージャーを辞める理由は、半分は事実だが、
残りは別のところにあった。
次の日、教室で西村はひたすら沢井の様子を見ていた。
やがて、すっと立ち上がるとまっすぐ沢井のもとへ歩み寄った。
「沢井さん、ちょっと時間いい?」
西村の呼びかけに、沢井はきょとんとして聞き返した。
「え、のりっぺ、沢井さんって?何それ?」
西村はそれを無視し、まっすぐな目で言った。
「ちょっと、理科室まで来てくれない?」
そう言って、先に教室を出ていく。沢井も戸惑いながら、その後を追った。
理科室に入ると、西村はすぐに切り出した。
「沢井さん、私、サッカー部のマネージャーをやめたの」
「なんで?」
と問う沢井を遮り、西村は続けた。
「これから松岡くんは、冬の選手権予選で大変になる。
私がマネージャーを辞めたから、なおさらね」
「アルバム委員の仕事も、もうほとんど終わったでしょ。
だから、これ以上、松岡くんの邪魔をしないで」
沢井は困惑した表情を浮かべた。
「邪魔って?」
「はっきり言って、アルバム委員にかこつけて松岡くんに近づくのが、
目障りなの。あなた、周りの人にも見られているってわかってる?」
「あと、松岡くんと小林さんの間の邪魔にもなっている。
松岡くんに相応しいのは小林さん。あなたじゃない」
西村は理科室を出ようとし、最後に振り返って言い放った。
「今までイヤイヤあなたと付き合ってきたけど、今後はもう相手にしないから」
西村の言葉が一方的に浴びせられる中、
沢井は意味がよくわからず、ただ困惑するばかりだった。
翌日以降、休み時間、沢井が教室を覗き込むと、
誰一人視線を返さなかった。
机の周りだけが静まり返り、囁き声が背中越しに聞こえてくる。
扉を閉めた瞬間、胸の奥がひりついた。西村が仲間外れにしていた。
その頃、松岡は沢井の変化に気づいていた。
沢井の声は平坦で、目元から笑顔が消えていた。
「…最近、疲れているの?」
心配そうに尋ねる松岡に、沢井は首を横に振った。
「ううん、大丈夫。ちょっと眠いだけ」
昼休み、廊下からはこんな会話が漏れ聞こえてくる。
女子A:「沢井さん、最近ちょっと元気ないよね。
西村さんに何か言われているって噂、聞いたよ」
女子B:「え?あの二人、前は仲良かったのに…どうして?」
放課後、松岡は西村を校舎裏に呼び出した。
「沢井さんに…何をした?」
西村は目を伏せながら答えた。
「『松岡くんの邪魔をこれ以上しないで』って言った。それと、
『松岡くんに似合うのはあなたじゃなくて小林さんだ』って
言ってやった。あと、友達の縁も切った」
松岡は静かに問いかけた。
「のりっぺ、なんでそんなことをしたんだ」
西村は感情を抑えきれずに言った。
「松岡くんが小林さんこと大好きだって言われて、私、諦めたんだよ」
「でも、沢井さんと松岡くんの様子を見てたら、
何もかもぐちゃぐちゃになって…」
「松岡くんは本当に小林さんが好きなの?それとも、沢井さん?」
「…私には、もうチャンスないの?」
松岡はさとすように
「これ以上彼女を傷つけないでくれ」
西村はしばらく黙った後、ぶっきらぼうに。
「…わかった。約束する。
でも、しっちゃんも約束して。高校の間だけでも、
私の前で沢井さんと仲良くしすぎないでよ!」
風が吹き抜ける校舎裏。季節外れの雷雨が鳴り響いた。
松岡は、どうすればいいのかわからなかった。
ただ、沢井を守りたかった。
沢井との距離をあけ、これ以上彼女を傷つけないように
しようと決めた。
翌日、放課後。
サッカーの練習に行く前に、松岡は沢井の席に向かった。
西村がこちらをじっと見つめているのが痛いほどわかった。
「沢井さん、ちょっといい?」
沢井は少し嬉しそうな目で見上げた。
「うん」
松岡は視線を逸らし、言った。
「アルバム委員の作業は、ほぼ終わって、
あとは愛瀬先生に報告するだけだと思う。
お互い受験生で時間が惜しいから、僕がやっておくよ」
沢井は驚いて何かを言おうとしたが、松岡はそれを遮った。
「何か修正があっても、僕一人で片付けられるレベルだと思う。
だから大丈夫」
少し間を置いて、淡々と告げた
「長い間のアルバム委員の作業、お疲れ様。助かったよ」
そう言い残し、練習へと出ていった。
沢井は耐えきれなくなり、人目を避けるように家路についた。
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