32 / 83
二章 碧緑の宝剣(リゲル編)
6.お母様襲来
しおりを挟む
ミモザが消えてから俺たちは屋敷に向かった。すっかり時間がかかってしまった。
俺は少し焦っていた。
お母様は応接間にいるはずだ。緊張しながら俺は応接間の扉をノックした。
中では、お母様とリゲルの母、お祖父様が和やかにお茶をしていた。どうやら二人が足止めしてくれていたらしい。
本当にありがとう!! 俺は心の中でお母様を相手する二人に感謝する。
その目線に気づいたのか、お祖父様は俺に向かってウィンクをした。全く、お茶目な人だ。
「あら、アルキオーネ。ミモザ様はいらっしゃらないの?」
お母様は俺に無邪気に問う。
(そうだよなぁ。そこツッコミたくなるよな。お母様は俺とミモザが親友だと思っているんだもの。さっきまで言い合いの喧嘩をしてました。なんて言えない。どうしよう。どうごまかしたらいいのだろう。)
「え、え……っと」
俺は言い淀む。
「嗚呼、ミモザなら調子が悪いと部屋に戻ってしまったところなんです」
俺がなんと言っていいのか考えあぐねていると、後ろから声がした。
それはリゲルだった。リゲルは走りでもしたのか、少し汗をかいているようだった。
「そう、そうなんです」
俺は助かったとばかりに大きく頷いた。
「あら、リゲル様。いつも父がお世話になっております」
リゲルに気づいたお母様は立ち上がると恭しく挨拶をする。
「いえ、こちらこそ、お世話になっております」
「嗚呼、リゲル様にご挨拶できてよかったです。が、そうでしたか。ミモザ様にもご挨拶をしたかったのだけど……残念ですわ」
お母様は残念そうに下を向く。
「ええ、本当に残念です、オブシディアン伯爵夫人」
リゲルは残念そうな声で相槌をうつ。流石は侯爵の令息。会話を合わせるのが上手い。
「それで、お加減は?」
「少し休めば良くなると思います。ご心配をおかけ致します」
リゲルはにこやかに微笑む。
「そう、なら良かったです。最近は減りましたが、ウチの子もすぐ体調を崩すので……ご家族が体調悪いとなると心配でしょうね」
お母様は目を潤ませる。お母様は少し涙腺が弱いらしい。すぐに涙ぐむ。
勿論、俺のせいでそうなっているのは自覚がある。申し訳なさでいたたまれなくなる。
俺は早くこの会話が終わるようにとお母様目掛けて念を送る。しかし、それを受け取ったのはお母様ではなかった。
「また、外で日光浴でもしていたのでしょう? そこまで心配しなくても大丈夫よ」
リゲルの母は手を振りながら笑った。柔和な笑顔はリゲルにそっくりだ。
「そうかしら?」
「そうよ。本当に貴女は心配性ね」
リゲルの母は苦笑で返す。
(しめしめ。これでこの話も終わったな。あとはお母様を送り返せば終わりだ。)
「プレイオーネ、そろそろ……」
ダメ押しでお祖父様がお母様に声を掛けた。流石はお祖父様だ。
これ以上、ジェード家にお母様がいては俺の心臓が持たない。ストレスでまた倒れてしまいそうだ。
「嗚呼、もうこんな時間! そうだったわ。名残惜しいけど、久しぶりにお会いできて良かったわ」
「いえ、こちらこそ。今度はそちらの屋敷にも行かせてね、プレイオーネ」
リゲルの母の言葉にお母様の顔が緩む。そして、女学生に戻ったような可愛いらしい笑顔を浮かべた。
「待っているわ、ベラトリックス」
お母様とリゲルの母は別れの挨拶を交わしていた。二人は元から親しい間柄だったようで、和気あいあいと話している。
これはもしかして、俺が顔を出さなくても良かったんじゃないか。
「嗚呼、そうそう、アルキオーネ。ミモザ様の体調が優れないのならあまり長居はしてはダメよ」
お母様はそう言い残して、名残惜しそうに退室した。
俺たちは廊下の窓に駆け寄る。そして、お母様の馬車が屋敷の外に出るまでじっと見守った。
良かった。ちゃんと帰ったみたいだ。お祖父様とリゲルと俺はふぅっと息を吐いた。
「急な訪問で驚きましたね」
リゲルの母――ベラトリックスは微笑む。
「ええ、ありがとうございました」
リゲルやお祖父様だけでなく、ベラトリックスも俺の協力者だった。俺がお母様に内緒で剣の稽古をしていることも、ミモザと一緒にいるふりをしていることも全て知っていた。
「それで、アルキオーネ様、剣の稽古はどうですか?」
「ええ、とても楽しいです。ジェード侯爵夫人。こんな機会を頂きありがとうございます」
「ふふっ、私も両親に隠れて剣の稽古をしたものです。淑女たるもの慎みと教養を持ってなんてお小言言われたけど、そんなのつまらないでしょう」
実はこのベラトリックスは元女騎士だという。
今は結婚と同時に辞めてしてしまったが、軍の中でもとても強くエリートだったという。
「それにしても、プレイオーネったら本当に心配性ね。自分はあんなにお転婆で、私と一緒に剣を振り回した仲だと言うのに。やっぱり我が子となると違うのかしら……」
ベラトリックスは呟く。
ベラトリックス曰く、実はお母様は学生時代、ベラトリックスよりも剣の腕前が良かったらしい。
お母様はベラトリックスとは違い、学園を卒業すると同時に結婚してしまったので、騎士にならずにいたが、騎士にならないかとスカウトされたこともあるのだという。
「戦わないでいられるのなら勿論その方がいいだろう。それでも、自分の身は自分で守ることが出来た方がいい。プレイオーネも分かってはいるが……まあ、色々あったしな」
「色々?」
「ま、色々だ」
俺の疑問にお祖父様は曖昧な返答をする。
確かに、アルキオーネは病弱だ。きっと色々な病気にもなったのだろう。そのせいでお母様が心配性になったのも仕方ない。
「それでも、私なら大切なものは自分の手で守れるのなら守りたいと思ってしまうわ」
「わたくしも同感ですわ。レグルス様のお側にいるためにはそのくらいの気持ちがなければと思っております」
実際はレグルスと婚約破棄を目指している上に、「打倒レグルスを果たしたい」から剣を習い始めたのだけど、言えるはずもない。ベラトリックスたちを騙しているようで心苦しいが、嘘も方便というやつだ。
「ありがとう! アルキオーネ!」
そう声を上げて、扉から入ってきたのはレグルスだった。
レグルスは俺の嘘に甚く感動している様子だった。キラキラとした目を俺に向ける。
どうやら、何処かに今まで隠れていたらしい。なんで今頃出てくる。もう帰ったかと思ったのに。
そう思ったが、すぐに頭を振る。変に動かれてお母様にレグルスが見つかっていたら話がややこしくなっていたに違いない。レグルスが隠れていてくれて本当に良かった。
「嗚呼、王子、この度はお越しくださりありがとうございます」
「ジェード侯爵夫人、いつも心遣いすまないな! 今日も貴女のおかげで剣の稽古を終えることが出来た」
「恐れ入ります。我が家としてはこうしていらしていただけることが光栄なのです」
ベラトリックスが恭しく頭を下げた。
レグルスは満足そうに頷いてから笑顔を作る。
「すまんが、アルキオーネとリゲルを借りるぞ。少し話したいことがあるものでな」
そして、俺とリゲルの間に入り、肩を組んだかと思うと、足早に扉から出ていこうとする。
(まだ、俺、ベラトリックスと話しているんだよ、レグルス?)
俺はそう目でそう訴える。
レグルスは満面の笑みでその視線を返す。
(分かってくれたか。)
そう思ったのも束の間、レグルスの力は強かった。俺は剣の稽古を頑張りすぎたせいか、踏ん張りが効かず、ずるずると引き摺られた。
「あの、ジェード侯爵夫人、お祖父様、本日はありがとうございました」
言いたいことは沢山あった。しかし、俺はレグルスに無理矢理引き摺られ、それ以上言うことが出来なかった。
俺は少し焦っていた。
お母様は応接間にいるはずだ。緊張しながら俺は応接間の扉をノックした。
中では、お母様とリゲルの母、お祖父様が和やかにお茶をしていた。どうやら二人が足止めしてくれていたらしい。
本当にありがとう!! 俺は心の中でお母様を相手する二人に感謝する。
その目線に気づいたのか、お祖父様は俺に向かってウィンクをした。全く、お茶目な人だ。
「あら、アルキオーネ。ミモザ様はいらっしゃらないの?」
お母様は俺に無邪気に問う。
(そうだよなぁ。そこツッコミたくなるよな。お母様は俺とミモザが親友だと思っているんだもの。さっきまで言い合いの喧嘩をしてました。なんて言えない。どうしよう。どうごまかしたらいいのだろう。)
「え、え……っと」
俺は言い淀む。
「嗚呼、ミモザなら調子が悪いと部屋に戻ってしまったところなんです」
俺がなんと言っていいのか考えあぐねていると、後ろから声がした。
それはリゲルだった。リゲルは走りでもしたのか、少し汗をかいているようだった。
「そう、そうなんです」
俺は助かったとばかりに大きく頷いた。
「あら、リゲル様。いつも父がお世話になっております」
リゲルに気づいたお母様は立ち上がると恭しく挨拶をする。
「いえ、こちらこそ、お世話になっております」
「嗚呼、リゲル様にご挨拶できてよかったです。が、そうでしたか。ミモザ様にもご挨拶をしたかったのだけど……残念ですわ」
お母様は残念そうに下を向く。
「ええ、本当に残念です、オブシディアン伯爵夫人」
リゲルは残念そうな声で相槌をうつ。流石は侯爵の令息。会話を合わせるのが上手い。
「それで、お加減は?」
「少し休めば良くなると思います。ご心配をおかけ致します」
リゲルはにこやかに微笑む。
「そう、なら良かったです。最近は減りましたが、ウチの子もすぐ体調を崩すので……ご家族が体調悪いとなると心配でしょうね」
お母様は目を潤ませる。お母様は少し涙腺が弱いらしい。すぐに涙ぐむ。
勿論、俺のせいでそうなっているのは自覚がある。申し訳なさでいたたまれなくなる。
俺は早くこの会話が終わるようにとお母様目掛けて念を送る。しかし、それを受け取ったのはお母様ではなかった。
「また、外で日光浴でもしていたのでしょう? そこまで心配しなくても大丈夫よ」
リゲルの母は手を振りながら笑った。柔和な笑顔はリゲルにそっくりだ。
「そうかしら?」
「そうよ。本当に貴女は心配性ね」
リゲルの母は苦笑で返す。
(しめしめ。これでこの話も終わったな。あとはお母様を送り返せば終わりだ。)
「プレイオーネ、そろそろ……」
ダメ押しでお祖父様がお母様に声を掛けた。流石はお祖父様だ。
これ以上、ジェード家にお母様がいては俺の心臓が持たない。ストレスでまた倒れてしまいそうだ。
「嗚呼、もうこんな時間! そうだったわ。名残惜しいけど、久しぶりにお会いできて良かったわ」
「いえ、こちらこそ。今度はそちらの屋敷にも行かせてね、プレイオーネ」
リゲルの母の言葉にお母様の顔が緩む。そして、女学生に戻ったような可愛いらしい笑顔を浮かべた。
「待っているわ、ベラトリックス」
お母様とリゲルの母は別れの挨拶を交わしていた。二人は元から親しい間柄だったようで、和気あいあいと話している。
これはもしかして、俺が顔を出さなくても良かったんじゃないか。
「嗚呼、そうそう、アルキオーネ。ミモザ様の体調が優れないのならあまり長居はしてはダメよ」
お母様はそう言い残して、名残惜しそうに退室した。
俺たちは廊下の窓に駆け寄る。そして、お母様の馬車が屋敷の外に出るまでじっと見守った。
良かった。ちゃんと帰ったみたいだ。お祖父様とリゲルと俺はふぅっと息を吐いた。
「急な訪問で驚きましたね」
リゲルの母――ベラトリックスは微笑む。
「ええ、ありがとうございました」
リゲルやお祖父様だけでなく、ベラトリックスも俺の協力者だった。俺がお母様に内緒で剣の稽古をしていることも、ミモザと一緒にいるふりをしていることも全て知っていた。
「それで、アルキオーネ様、剣の稽古はどうですか?」
「ええ、とても楽しいです。ジェード侯爵夫人。こんな機会を頂きありがとうございます」
「ふふっ、私も両親に隠れて剣の稽古をしたものです。淑女たるもの慎みと教養を持ってなんてお小言言われたけど、そんなのつまらないでしょう」
実はこのベラトリックスは元女騎士だという。
今は結婚と同時に辞めてしてしまったが、軍の中でもとても強くエリートだったという。
「それにしても、プレイオーネったら本当に心配性ね。自分はあんなにお転婆で、私と一緒に剣を振り回した仲だと言うのに。やっぱり我が子となると違うのかしら……」
ベラトリックスは呟く。
ベラトリックス曰く、実はお母様は学生時代、ベラトリックスよりも剣の腕前が良かったらしい。
お母様はベラトリックスとは違い、学園を卒業すると同時に結婚してしまったので、騎士にならずにいたが、騎士にならないかとスカウトされたこともあるのだという。
「戦わないでいられるのなら勿論その方がいいだろう。それでも、自分の身は自分で守ることが出来た方がいい。プレイオーネも分かってはいるが……まあ、色々あったしな」
「色々?」
「ま、色々だ」
俺の疑問にお祖父様は曖昧な返答をする。
確かに、アルキオーネは病弱だ。きっと色々な病気にもなったのだろう。そのせいでお母様が心配性になったのも仕方ない。
「それでも、私なら大切なものは自分の手で守れるのなら守りたいと思ってしまうわ」
「わたくしも同感ですわ。レグルス様のお側にいるためにはそのくらいの気持ちがなければと思っております」
実際はレグルスと婚約破棄を目指している上に、「打倒レグルスを果たしたい」から剣を習い始めたのだけど、言えるはずもない。ベラトリックスたちを騙しているようで心苦しいが、嘘も方便というやつだ。
「ありがとう! アルキオーネ!」
そう声を上げて、扉から入ってきたのはレグルスだった。
レグルスは俺の嘘に甚く感動している様子だった。キラキラとした目を俺に向ける。
どうやら、何処かに今まで隠れていたらしい。なんで今頃出てくる。もう帰ったかと思ったのに。
そう思ったが、すぐに頭を振る。変に動かれてお母様にレグルスが見つかっていたら話がややこしくなっていたに違いない。レグルスが隠れていてくれて本当に良かった。
「嗚呼、王子、この度はお越しくださりありがとうございます」
「ジェード侯爵夫人、いつも心遣いすまないな! 今日も貴女のおかげで剣の稽古を終えることが出来た」
「恐れ入ります。我が家としてはこうしていらしていただけることが光栄なのです」
ベラトリックスが恭しく頭を下げた。
レグルスは満足そうに頷いてから笑顔を作る。
「すまんが、アルキオーネとリゲルを借りるぞ。少し話したいことがあるものでな」
そして、俺とリゲルの間に入り、肩を組んだかと思うと、足早に扉から出ていこうとする。
(まだ、俺、ベラトリックスと話しているんだよ、レグルス?)
俺はそう目でそう訴える。
レグルスは満面の笑みでその視線を返す。
(分かってくれたか。)
そう思ったのも束の間、レグルスの力は強かった。俺は剣の稽古を頑張りすぎたせいか、踏ん張りが効かず、ずるずると引き摺られた。
「あの、ジェード侯爵夫人、お祖父様、本日はありがとうございました」
言いたいことは沢山あった。しかし、俺はレグルスに無理矢理引き摺られ、それ以上言うことが出来なかった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
転生したら乙女ゲームの主人公の友達になったんですが、なぜか私がモテてるんですが?
山下小枝子
恋愛
田舎に住むごく普通のアラサー社畜の私は車で帰宅中に、
飛び出してきた猫かたぬきを避けようとしてトラックにぶつかりお陀仏したらしく、
気付くと、最近ハマっていた乙女ゲームの世界の『主人公の友達』に転生していたんだけど、
まぁ、友達でも二次元女子高生になれたし、
推しキャラやイケメンキャラやイケオジも見れるし!楽しく過ごそう!と、
思ってたらなぜか主人公を押し退け、
攻略対象キャラからモテまくる事態に・・・・
ちょ、え、これどうしたらいいの!!!嬉しいけど!!!
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
番とは呪いだと思いませんか―聖女だからと言ってツガイが五人も必要なのでしょうか―
白雲八鈴
恋愛
魔王が討伐されて20年人々が平和に暮らしているなか、徐々に魔物の活性化が再び始まっていた。
聖女ですか?わたしが世界を浄化するのですか?魔王復活?
は?ツガイ?5人とは何ですか?足手まといは必要ありません。
主人公のシェリーは弟が騎士養成学園に入ってから、状況は一変してしまった。番たちには分からないようにしていたというのに、次々とツガイたちが集まってきてしまった。他種族のツガイ。
聖女としての仕事をこなしていく中で見え隠れする魔王の影、予兆となる次元の悪魔の出現、世界の裏で動いている帝国の闇。
大陸を駆け巡りながら、世界の混沌に立ち向かう聖女とその番たちの物語。
*1話 1000~2000文字ぐらいです。
*軽い読みものとして楽しんでいただけたら思います。
が…誤字脱字が程々にあります。見つけ次第訂正しております…。
*話の進み具合が亀並みです。16章でやっと5人が揃う感じです。
*小説家になろう様にも投稿させていただいています。
女の子がほとんど産まれない国に転生しました。
さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。
100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳
そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。
当面は2日に1話更新予定!
この世界、イケメンが迫害されてるってマジ!?〜アホの子による無自覚救済物語〜
具なっしー
恋愛
※この表紙は前世基準。本編では美醜逆転してます。AIです
転生先は──美醜逆転、男女比20:1の世界!?
肌は真っ白、顔のパーツは小さければ小さいほど美しい!?
その結果、地球基準の超絶イケメンたちは “醜男(キメオ)” と呼ばれ、迫害されていた。
そんな世界に爆誕したのは、脳みそふわふわアホの子・ミーミ。
前世で「喋らなければ可愛い」と言われ続けた彼女に同情した神様は、
「この子は救済が必要だ…!」と世界一の美少女に転生させてしまった。
「ひきわり納豆顔じゃん!これが美しいの??」
己の欲望のために押せ押せ行動するアホの子が、
結果的にイケメン達を救い、世界を変えていく──!
「すきーー♡結婚してください!私が幸せにしますぅ〜♡♡♡」
でも、気づけば彼らが全方向から迫ってくる逆ハーレム状態に……!
アホの子が無自覚に世界を救う、
価値観バグりまくりご都合主義100%ファンタジーラブコメ!
ハイエルフの幼女に転生しました。
レイ♪♪
ファンタジー
ネグレクトで、死んでしまったレイカは
神様に転生させてもらって新しい世界で
たくさんの人や植物や精霊や獣に愛されていく
死んで、ハイエルフに転生した幼女の話し。
ゆっくり書いて行きます。
感想も待っています。
はげみになります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる