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二章 碧緑の宝剣(リゲル編)
17.ミモザの失踪
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*
結局、お互いの詳しい素性を聞くことなく、俺とスーは別れた。
ちゃんと話をして、手紙のやり取りでも出来るようにすれば良かったのかもしれない。でも、どうしても俺にはそれが出来なかった。
(やっぱり、もっと話をしておけば良かったのかも。スーが話してくれなかったとしても、せめて自分の素性を話すくらいしておけば……)
「っ!」
考え事をしながら路地を曲がると目の前に青い色が飛び込んできた。
俺はびっくりして仰け反った。
「アルキオーネ様!」
アントニスが叫びながら手を伸ばす。
アントニスのお腹がクッションになり、俺の体はぼよんと跳ねた。そして、アントニスが俺の背中を支える。
(と、トランポリンかよ!)
俺はアントニスのお腹の弾力性に驚いた。
「ありがとう、アントニス」
バクバクと心臓が痛いくらい鼓動する。危なかった。背中に冷や汗が流れる。
俺は全身を確認する。どうやら痛いところはないようだ。一応、俺だって嫁入り前の身だ。何ともなくてよかった。
「アルキオーネ……」
目の前の青いモノがそう呟く。
目線を上げると、それはリゲルだった。リゲルは顔を歪め、泣きそうな顔をしていた。
「何かありましたか?」
俺はリゲルに近付く。
リゲルは取り繕うこともなく、更に顔を歪める。普通のことではない。だってリゲルはどんなときも笑っているのに。
「ミモザ、ミモザが……」
真っ青な顔でうわ言のように何度も呟く。
その言葉で漸くリゲルの側にミモザがいないことに気づく。
「そう。ミモザ様に何かあったのですね」
俺はリゲルを落ち着けるために穏やかな声をつくった。
リゲルは子どものように俺の言葉に何度も頷く。
「もしかして、はぐれたとかですか?」
何も話せないリゲルに俺は焦れてそう呟いた。
俺も、小さいとき、海で妹とはぐれたことがあった。何処を探しても見当たらず、溺れてしまったんじゃないか、誘拐されたんじゃないかと酷く動揺した。はぐれた時間はほんのわずかだったが、とてもとても長く感じた。探している間、俺は目を離さなければと何度思ったことか。
結局、迷子の放送が流れ、妹が保護されていたことを知った。そこで漸く俺は生きた心地がした。
本当に怖かった。血の気が引き、地面が無くなってしまったかのような現実感のなさと、背筋が凍るような感覚。そして、迷子の放送を聞いた瞬間、安堵で全身の力が抜けたのを俺は今でも覚えている。
あのときの俺とリゲルの姿が重なる。
俺は震える手を握った。
どうか俺の予想が外れていますように。祈るような気持ちでリゲルを見つめた。
リゲルは縦に首を振る。どうやら、予想が当たったらしい。
「あ、嗚呼、ミモザが見つからないんだ」
リゲルは辛うじてその言葉を絞り出した。
背中が痛む。俺の顔からも血の気が引いていくのが分かった。
「それは心配ですね。わたくしたちも一緒に探します」
ちょうど、スーを宿に送り届けたところで後は帰るだけだった。人手は多い方がいいだろう。
早く見つけてやらないと。
頭の片隅で怖い想像がいくつも浮ぶ。ゲーム上では、ミモザはスピカとリゲルの仲を邪魔をしていたから死ぬことはないだろうが、もしかしたら、事件や事故に巻き込まれて、怖い目に遭っているかもしれない。
「誘拐も考えられる。憲兵にも声をかけましょう」
アントニスも同じことを考えていたようでそう言って頷く。元誘拐犯が言うと妙に説得力がある。
リゲルはそれを聞いて、これ以上ないくらい真っ青な顔をした。
「誘拐……俺のせいだ。俺が……」
「後悔するのはいつでもできます。早く探しましょう」
少々冷たいが俺はリゲルにそう言ってしまった。
リゲルを励ましている時間があるくらいならその時間をミモザの捜索に使いたかった。ミモザだって子どもだ。兄と離れ離れになって、さぞかし心細く怖い想いをしているだろう。早く探してあげなければと心が急く。
そう言っても、リゲルだって十三の子どもだ。そんなことを言うのは酷だったのかもしれない。
「そうだな。すまない。俺はあっちを探す」
リゲルは力なくふらふらと歩きだす。いつ事故に遭ってもおかしくないような足取りだった。
ヤバい。ダメージが大きすぎた。もっと優しい言葉をかけてやればよかったと後悔する。
「大丈夫ですから!」
リゲルは振り向く。
アントニスは満面の笑みを浮かべると、胸を叩いた。
「俺はこの街のプロですよ。探し出して見せますよ!」
そう言って俺の代わりにリゲルを励ます。本当に元ごろつきとは思えないほどいい奴だ。
リゲルの顔がわずかに明るくなる。
「頼みます」
「じゃあ、アントニスとわたくしはこちらに。広場で落ちあいましょう」
俺は早口でそう言うとリゲルと逆の方向に向かって走り出した。
*
「ミモザ様! どこにいるんですか?」
「あっちの店員に聞いてみたけど、そういう少女は見ていないみたいですね」
アントニスが首を横に振りながら駆け寄ってくる。
「そうですか」
「王都は広いですからもっと人手が必要なんですがね」
「あそこに憲兵がいます。声を掛けましょう」
俺たちは憲兵に声を掛ける。憲兵曰く、同じように行方不明の子どもが何人も出ているらしい。ミモザだけ特別扱いする訳にはいかないが、他の子どもと同じように探してくれると言う。俺たちはミモザの詳しい特徴を伝えて探してもらうようお願いした。
それから辺りを探す。時折、迷子の子どもが見つかるが、それはミモザではなかった。
時間だけが刻一刻と過ぎていく。じわじわと焦りだけが胸に広がっていく。不安に飲まれそうになるが、俺は頭を振った。
リゲルやミモザの方がよっぽど怖いに決まっている。俺が怖がっていても仕方ない。俺ができることは探すことだけだ。
俺はずっとミモザの名を呼び続けた。一時間ほど探しただろうか。それでもミモザは見つからなかった。
もしかしたら、リゲルがすでに見つけているかもしれない。そう思い、この辺で区切りをつけて広場に行くことにした。その間も黄色いドレスの少女を探すが、それらしい人は見当たらなかった。
「もしかしたら本当に誘拐かもしれませんね」
アントニスが呟く。
確かにその可能性が濃厚になったきた。でも、そのことはあまり考えたくなかった。
「何故、そう思うのですか?」
俺は思わずそう尋ねた。少しでも誘拐である可能性を否定したかったからだった。
「憲兵が行方不明の子どもが多いって言ってたでしょう。祭りの時期だから迷子は多いのは当たり前でしょうが、いなくなった子どもに比べて見つかる子どもが少ないようです。スー様のように男に声を掛けられている子どもを見たとか言う話も聞きましたし。そうなってくると、俺なら真っ先に誘拐を疑いますね」
アントニスの言うことは確証がない。でも、それを否定するほどの材料もないことも事実だった。
「もしもそうだとしたら、探す手立てはありますか?」
俺は震える手を握り締め、アントニスに聞いた。
アントニスは一瞬考え込む。そして、すぐに顔を上げた。
「あることはあります。要はそういう者が出入りしそうな場所に行って情報を得ればいいんですから」
アントニスが元ごろつきであることがこんなにも頼もしく思った日はなかった。
「万が一、ミモザ様が見つからなかった場合はアントニスの力が必要になるかもしれません。勿論、そうならないのが一番ですが」
俺とアントニスはリゲルの横にミモザがいることを願って、広場へと急いだ。
広場に辿り着く。そこには黄色のドレスを来たミモザはいなかった。代わりにいたのは真っ青な顔をしたリゲルだった。
「そっちも……か」
リゲルが呟く。
俺はアントニスの方を向いた。
「アントニス、やっぱりお願いすることになりそうです」
俺の言葉にアントニスは何も言わず、大きく頷いた。
結局、お互いの詳しい素性を聞くことなく、俺とスーは別れた。
ちゃんと話をして、手紙のやり取りでも出来るようにすれば良かったのかもしれない。でも、どうしても俺にはそれが出来なかった。
(やっぱり、もっと話をしておけば良かったのかも。スーが話してくれなかったとしても、せめて自分の素性を話すくらいしておけば……)
「っ!」
考え事をしながら路地を曲がると目の前に青い色が飛び込んできた。
俺はびっくりして仰け反った。
「アルキオーネ様!」
アントニスが叫びながら手を伸ばす。
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(と、トランポリンかよ!)
俺はアントニスのお腹の弾力性に驚いた。
「ありがとう、アントニス」
バクバクと心臓が痛いくらい鼓動する。危なかった。背中に冷や汗が流れる。
俺は全身を確認する。どうやら痛いところはないようだ。一応、俺だって嫁入り前の身だ。何ともなくてよかった。
「アルキオーネ……」
目の前の青いモノがそう呟く。
目線を上げると、それはリゲルだった。リゲルは顔を歪め、泣きそうな顔をしていた。
「何かありましたか?」
俺はリゲルに近付く。
リゲルは取り繕うこともなく、更に顔を歪める。普通のことではない。だってリゲルはどんなときも笑っているのに。
「ミモザ、ミモザが……」
真っ青な顔でうわ言のように何度も呟く。
その言葉で漸くリゲルの側にミモザがいないことに気づく。
「そう。ミモザ様に何かあったのですね」
俺はリゲルを落ち着けるために穏やかな声をつくった。
リゲルは子どものように俺の言葉に何度も頷く。
「もしかして、はぐれたとかですか?」
何も話せないリゲルに俺は焦れてそう呟いた。
俺も、小さいとき、海で妹とはぐれたことがあった。何処を探しても見当たらず、溺れてしまったんじゃないか、誘拐されたんじゃないかと酷く動揺した。はぐれた時間はほんのわずかだったが、とてもとても長く感じた。探している間、俺は目を離さなければと何度思ったことか。
結局、迷子の放送が流れ、妹が保護されていたことを知った。そこで漸く俺は生きた心地がした。
本当に怖かった。血の気が引き、地面が無くなってしまったかのような現実感のなさと、背筋が凍るような感覚。そして、迷子の放送を聞いた瞬間、安堵で全身の力が抜けたのを俺は今でも覚えている。
あのときの俺とリゲルの姿が重なる。
俺は震える手を握った。
どうか俺の予想が外れていますように。祈るような気持ちでリゲルを見つめた。
リゲルは縦に首を振る。どうやら、予想が当たったらしい。
「あ、嗚呼、ミモザが見つからないんだ」
リゲルは辛うじてその言葉を絞り出した。
背中が痛む。俺の顔からも血の気が引いていくのが分かった。
「それは心配ですね。わたくしたちも一緒に探します」
ちょうど、スーを宿に送り届けたところで後は帰るだけだった。人手は多い方がいいだろう。
早く見つけてやらないと。
頭の片隅で怖い想像がいくつも浮ぶ。ゲーム上では、ミモザはスピカとリゲルの仲を邪魔をしていたから死ぬことはないだろうが、もしかしたら、事件や事故に巻き込まれて、怖い目に遭っているかもしれない。
「誘拐も考えられる。憲兵にも声をかけましょう」
アントニスも同じことを考えていたようでそう言って頷く。元誘拐犯が言うと妙に説得力がある。
リゲルはそれを聞いて、これ以上ないくらい真っ青な顔をした。
「誘拐……俺のせいだ。俺が……」
「後悔するのはいつでもできます。早く探しましょう」
少々冷たいが俺はリゲルにそう言ってしまった。
リゲルを励ましている時間があるくらいならその時間をミモザの捜索に使いたかった。ミモザだって子どもだ。兄と離れ離れになって、さぞかし心細く怖い想いをしているだろう。早く探してあげなければと心が急く。
そう言っても、リゲルだって十三の子どもだ。そんなことを言うのは酷だったのかもしれない。
「そうだな。すまない。俺はあっちを探す」
リゲルは力なくふらふらと歩きだす。いつ事故に遭ってもおかしくないような足取りだった。
ヤバい。ダメージが大きすぎた。もっと優しい言葉をかけてやればよかったと後悔する。
「大丈夫ですから!」
リゲルは振り向く。
アントニスは満面の笑みを浮かべると、胸を叩いた。
「俺はこの街のプロですよ。探し出して見せますよ!」
そう言って俺の代わりにリゲルを励ます。本当に元ごろつきとは思えないほどいい奴だ。
リゲルの顔がわずかに明るくなる。
「頼みます」
「じゃあ、アントニスとわたくしはこちらに。広場で落ちあいましょう」
俺は早口でそう言うとリゲルと逆の方向に向かって走り出した。
*
「ミモザ様! どこにいるんですか?」
「あっちの店員に聞いてみたけど、そういう少女は見ていないみたいですね」
アントニスが首を横に振りながら駆け寄ってくる。
「そうですか」
「王都は広いですからもっと人手が必要なんですがね」
「あそこに憲兵がいます。声を掛けましょう」
俺たちは憲兵に声を掛ける。憲兵曰く、同じように行方不明の子どもが何人も出ているらしい。ミモザだけ特別扱いする訳にはいかないが、他の子どもと同じように探してくれると言う。俺たちはミモザの詳しい特徴を伝えて探してもらうようお願いした。
それから辺りを探す。時折、迷子の子どもが見つかるが、それはミモザではなかった。
時間だけが刻一刻と過ぎていく。じわじわと焦りだけが胸に広がっていく。不安に飲まれそうになるが、俺は頭を振った。
リゲルやミモザの方がよっぽど怖いに決まっている。俺が怖がっていても仕方ない。俺ができることは探すことだけだ。
俺はずっとミモザの名を呼び続けた。一時間ほど探しただろうか。それでもミモザは見つからなかった。
もしかしたら、リゲルがすでに見つけているかもしれない。そう思い、この辺で区切りをつけて広場に行くことにした。その間も黄色いドレスの少女を探すが、それらしい人は見当たらなかった。
「もしかしたら本当に誘拐かもしれませんね」
アントニスが呟く。
確かにその可能性が濃厚になったきた。でも、そのことはあまり考えたくなかった。
「何故、そう思うのですか?」
俺は思わずそう尋ねた。少しでも誘拐である可能性を否定したかったからだった。
「憲兵が行方不明の子どもが多いって言ってたでしょう。祭りの時期だから迷子は多いのは当たり前でしょうが、いなくなった子どもに比べて見つかる子どもが少ないようです。スー様のように男に声を掛けられている子どもを見たとか言う話も聞きましたし。そうなってくると、俺なら真っ先に誘拐を疑いますね」
アントニスの言うことは確証がない。でも、それを否定するほどの材料もないことも事実だった。
「もしもそうだとしたら、探す手立てはありますか?」
俺は震える手を握り締め、アントニスに聞いた。
アントニスは一瞬考え込む。そして、すぐに顔を上げた。
「あることはあります。要はそういう者が出入りしそうな場所に行って情報を得ればいいんですから」
アントニスが元ごろつきであることがこんなにも頼もしく思った日はなかった。
「万が一、ミモザ様が見つからなかった場合はアントニスの力が必要になるかもしれません。勿論、そうならないのが一番ですが」
俺とアントニスはリゲルの横にミモザがいることを願って、広場へと急いだ。
広場に辿り着く。そこには黄色のドレスを来たミモザはいなかった。代わりにいたのは真っ青な顔をしたリゲルだった。
「そっちも……か」
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