40 / 40
最終章 因縁に蹴りをつけること
閑話 勇者エリオット・ローランの旅路
しおりを挟む
目覚めたエリオットは、まずカムプラへと向かった。
報告書でローランの動向を知っており、そこに行くべきだと彼の心は判断していた。
カムプラでは、双子の片割れが姿を消したことを噂する余裕もなくなっていた。
大司教の1人の作りし派閥が、聖女ミゼリコルドを失脚させるべく表舞台で動き出していたからだ。
そこにいるのが、ミゼリコルドではなく、ラフマであることをエリオットは知っている。当然のように彼女への接触を試みた。
話を聞くに、ミゼリコルドとは違い、好戦的な瞳をしている少女ラフマは、相手を殴り飛ばして謀略を話させればいいと考えており、それを止めるのはエリオットにも骨の折れる話だった。
しかし、ミゼリコルドの名を出せば少しだけ態度は軟化する。あくまで少しだが信用は勝ち取れた。
ラフマと協力するようになっても、物事が簡単に進んだわけではない。大司教の一人は魔族と通じていた。
その魔族を打ち倒せたのは、エリオットが真の勇者だったからとは言えない。彼が必死に説得を行い、仲間となってくれる人を増やし、敵の強さ以上の加護を複数人から受けて勝った。つまりは力押しだ。
問題となったのは、その魔族と通じていた形跡があった家の中に、クローゼー家があったことだろう。
替え玉に選んだ相手の家が、魔族と通じていた可能性がある。なにかを画策していたのではないか。そう考える者は多かった。
しかし、エリオットとパラネスは否定した。あの出会いは偶然であり、誰かの手が入っているとは思えない。そう訴えたが、完全に疑いが晴れることはなかった。
次に、エリオットは連絡を受けていた通りに、エルフの里を目指した。
カムプラで痣が浮かび上がり、仲間になったラフマと共に旅立ったのだが、彼女はミゼリコルドの話を聞くと不機嫌そうな顔をしていた。勝手に姿を消したことに怒りを覚えており、素直に心配しているとは言えなくなっている様子だった。
それでも、彼女は優秀な聖女で、活発で、わがままで、ヤンチャだ。その明るさで、エリオットにも自然と笑顔が増えていた。
エルフの里を訪れると、すでに解決したにも関わらず、また里は魔獣に襲われていた。長であるクルトは死亡したことになっており、エルフたちを統率する人物はいない。混乱の渦中にあった。
レンカは必死に皆を説得していたが、いまだに年老いたエルフたちの反発は大きいようだ。
隠蔽や感知に長けた種族なこともあり、協力者たちも森の中へ入れていない。エリオットはラフマ、レンカと協力して情報を集め、年老いたエルフの1人が魔獣を操っているという証拠を掴んだ。
事実が明るみとなれば投降するかと思われていたのだが、年老いたエルフは妙な短剣を胸に刺し、魔族へと変じた。
これを倒せたのは、レンカの情報を元に相手をうまく誘導できたからだ。クルトの使用した魔法陣は完全に消えておらず、それを修復することによって、大魔法で打ち倒した。
2度も続いたからか、身近な者から犯人が出たからか。年老いたエルフたちも懲りたのだろう。隠居を決め、若い者たちへ任せることを決めた。
そしてまた、ここでも画策していた者の候補にクローゼー家の名前が挙がった。前回と今回、両方に名前が挙がったのはクローゼー家だけであり、国へ不利益をもたらしているのが誰かというのは、すでに確定的になっていた。
活発で明るいラフマ。穏やかでかわいいものが好きなレンカ。
エリオットの一行も3人となったところで、1人姿を消していたルウ・ル・クローゼーの行方が分かり、長期演習の場へ赴くことが決まった。
辿り着いたエリオットは、まずローランのところへ向かった。
会ってみたかった。理由はそれだけである。
しかし、遠目に見るだけで、直接会う時間は取れなかった。
クローゼー家はルウ・ル・クローゼーを囮にしていた。そして、六魔将が動く作戦が発覚したことも理由だった。
だが、それ以上に、巻き込むことを恐れたのだ。
これから、エリオットは六魔将と対峙する。ローランよりも死ぬ可能性は高い。
2人とも死ねば、勇者を名乗る者が消える。しかし、どちらかが残れば、希望の光は残される。
最悪、どちらかが残ればいい。
彼もまた勇者だと、エリオットは信じていた。
結果として、全てを出し切ったがエリオットは奇跡的に勝利した。撃退しただけなので辛勝かもしれないが、そもそも実力の差が大きい。やはり、奇跡的な勝利だろう。
それを、エリオットは誰よりも喜んだ。
ローラン・ル・クローゼーが勝利していることに疑いはない。2人共生き残ったのであれば、この先の戦いも乗り越えられると、この結果で確信を得ていた。
しかし、その後はエリオットの想定とはまるで違った。
勇者2人頑張っていこう。この勝利を分かち合おう。
そんな気持ちだったのだが、ローランは罪を贖うために首を差し出す覚悟でいた。
王都にいる者の多くは、ローランの首を望んでいない。彼は王都にいるとき、人のためになろうと生きていた。助けられた者も多い。
しかし、彼だけは違った。
エリオットは、それを危ういと思いながらも、それ以上の敬意を抱き、ローランという人物への好感度は非常に高くなった。
溢れ出したその思いは後日に、仲間になってほしいという言葉となった。断られた。諦めなかったが、それでも無理そうだった。
2人の道は並んでいる。時には交わるが、同じ道ではない。それを理解したからこそ、エリオットは身を引いた。
「俺たちは共にいるわけではないが、同じ場所を目指す仲間だということは覚えておいてくれ」
このローランの言葉は、エリオットの胸を軽くした。
全てを背負って生きる覚悟はあったが、そうではないと言ってもらえたことが、エリオットはなによりも嬉しい。
ローラン・ル・クローゼーの旅立ちを見送るエリオット・ローランの目には、頼もしいもう1人の勇者の背が見えていた。
報告書でローランの動向を知っており、そこに行くべきだと彼の心は判断していた。
カムプラでは、双子の片割れが姿を消したことを噂する余裕もなくなっていた。
大司教の1人の作りし派閥が、聖女ミゼリコルドを失脚させるべく表舞台で動き出していたからだ。
そこにいるのが、ミゼリコルドではなく、ラフマであることをエリオットは知っている。当然のように彼女への接触を試みた。
話を聞くに、ミゼリコルドとは違い、好戦的な瞳をしている少女ラフマは、相手を殴り飛ばして謀略を話させればいいと考えており、それを止めるのはエリオットにも骨の折れる話だった。
しかし、ミゼリコルドの名を出せば少しだけ態度は軟化する。あくまで少しだが信用は勝ち取れた。
ラフマと協力するようになっても、物事が簡単に進んだわけではない。大司教の一人は魔族と通じていた。
その魔族を打ち倒せたのは、エリオットが真の勇者だったからとは言えない。彼が必死に説得を行い、仲間となってくれる人を増やし、敵の強さ以上の加護を複数人から受けて勝った。つまりは力押しだ。
問題となったのは、その魔族と通じていた形跡があった家の中に、クローゼー家があったことだろう。
替え玉に選んだ相手の家が、魔族と通じていた可能性がある。なにかを画策していたのではないか。そう考える者は多かった。
しかし、エリオットとパラネスは否定した。あの出会いは偶然であり、誰かの手が入っているとは思えない。そう訴えたが、完全に疑いが晴れることはなかった。
次に、エリオットは連絡を受けていた通りに、エルフの里を目指した。
カムプラで痣が浮かび上がり、仲間になったラフマと共に旅立ったのだが、彼女はミゼリコルドの話を聞くと不機嫌そうな顔をしていた。勝手に姿を消したことに怒りを覚えており、素直に心配しているとは言えなくなっている様子だった。
それでも、彼女は優秀な聖女で、活発で、わがままで、ヤンチャだ。その明るさで、エリオットにも自然と笑顔が増えていた。
エルフの里を訪れると、すでに解決したにも関わらず、また里は魔獣に襲われていた。長であるクルトは死亡したことになっており、エルフたちを統率する人物はいない。混乱の渦中にあった。
レンカは必死に皆を説得していたが、いまだに年老いたエルフたちの反発は大きいようだ。
隠蔽や感知に長けた種族なこともあり、協力者たちも森の中へ入れていない。エリオットはラフマ、レンカと協力して情報を集め、年老いたエルフの1人が魔獣を操っているという証拠を掴んだ。
事実が明るみとなれば投降するかと思われていたのだが、年老いたエルフは妙な短剣を胸に刺し、魔族へと変じた。
これを倒せたのは、レンカの情報を元に相手をうまく誘導できたからだ。クルトの使用した魔法陣は完全に消えておらず、それを修復することによって、大魔法で打ち倒した。
2度も続いたからか、身近な者から犯人が出たからか。年老いたエルフたちも懲りたのだろう。隠居を決め、若い者たちへ任せることを決めた。
そしてまた、ここでも画策していた者の候補にクローゼー家の名前が挙がった。前回と今回、両方に名前が挙がったのはクローゼー家だけであり、国へ不利益をもたらしているのが誰かというのは、すでに確定的になっていた。
活発で明るいラフマ。穏やかでかわいいものが好きなレンカ。
エリオットの一行も3人となったところで、1人姿を消していたルウ・ル・クローゼーの行方が分かり、長期演習の場へ赴くことが決まった。
辿り着いたエリオットは、まずローランのところへ向かった。
会ってみたかった。理由はそれだけである。
しかし、遠目に見るだけで、直接会う時間は取れなかった。
クローゼー家はルウ・ル・クローゼーを囮にしていた。そして、六魔将が動く作戦が発覚したことも理由だった。
だが、それ以上に、巻き込むことを恐れたのだ。
これから、エリオットは六魔将と対峙する。ローランよりも死ぬ可能性は高い。
2人とも死ねば、勇者を名乗る者が消える。しかし、どちらかが残れば、希望の光は残される。
最悪、どちらかが残ればいい。
彼もまた勇者だと、エリオットは信じていた。
結果として、全てを出し切ったがエリオットは奇跡的に勝利した。撃退しただけなので辛勝かもしれないが、そもそも実力の差が大きい。やはり、奇跡的な勝利だろう。
それを、エリオットは誰よりも喜んだ。
ローラン・ル・クローゼーが勝利していることに疑いはない。2人共生き残ったのであれば、この先の戦いも乗り越えられると、この結果で確信を得ていた。
しかし、その後はエリオットの想定とはまるで違った。
勇者2人頑張っていこう。この勝利を分かち合おう。
そんな気持ちだったのだが、ローランは罪を贖うために首を差し出す覚悟でいた。
王都にいる者の多くは、ローランの首を望んでいない。彼は王都にいるとき、人のためになろうと生きていた。助けられた者も多い。
しかし、彼だけは違った。
エリオットは、それを危ういと思いながらも、それ以上の敬意を抱き、ローランという人物への好感度は非常に高くなった。
溢れ出したその思いは後日に、仲間になってほしいという言葉となった。断られた。諦めなかったが、それでも無理そうだった。
2人の道は並んでいる。時には交わるが、同じ道ではない。それを理解したからこそ、エリオットは身を引いた。
「俺たちは共にいるわけではないが、同じ場所を目指す仲間だということは覚えておいてくれ」
このローランの言葉は、エリオットの胸を軽くした。
全てを背負って生きる覚悟はあったが、そうではないと言ってもらえたことが、エリオットはなによりも嬉しい。
ローラン・ル・クローゼーの旅立ちを見送るエリオット・ローランの目には、頼もしいもう1人の勇者の背が見えていた。
2
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説
『婚約破棄された悪役令嬢ですが、嫁ぎ先で“連れ子三人”の母になりました ~三人の「ママ」が聞けるまで、私は絶対に逃げません~』
放浪人
恋愛
「母はいりません」と拒絶された悪役令嬢が、最強の“ママ”になるまでの物語。
「君のような可愛げのない女は、王妃にふさわしくない」
身に覚えのない罪で婚約破棄され、“悪役令嬢”の汚名を着せられたクラリス。 彼女が新たに嫁いだのは、北方の辺境を守る「氷の公爵」ことレオンハルト・フォン・グレイフだった。
冷え切った屋敷で彼女を待っていたのは、無表情な夫と、心に傷を負った三人の連れ子たち。 「僕たちに、母はいりません」 初対面で突きつけられた三つの拒絶。しかし、クラリスは諦めなかった。
「称号はいりません。私が欲しいのは――あなたたち三人の『ママ』になれる日だけです」
得意の生活魔法『灯(ともしび)』で凍えた部屋を温め、『鎮(しずめ)』の歌で夜泣きを癒やし、家政手腕で荒れた食卓を立て直す。 クラリスの献身的な愛情は、頑なだった子供たちの心を解きほぐし、やがて不器用な夫の氷の心さえも熱く溶かしていく。
これは、不遇な悪役令嬢が「最強の母」となり、家族を脅かす元婚約者や魔獣たちを華麗に撃退し、最愛の家族から「ママ」と呼ばれるその日までを綴った物語。
無自覚人たらしマシュマロ令嬢、王宮で崇拝される ――見た目はぽっちゃり、中身は只者じゃない !
恋せよ恋
ファンタジー
富豪にして美食家、オラニエ侯爵家の長女ステファニー。
もっちり体型から「マシュマロ令嬢」と陰口を叩かれる彼女だが、
本人は今日もご機嫌に美味しいものを食べている。
――ただし、この令嬢、人のオーラが色で見える。
その力をひけらかすこともなく、ただ「気になるから」と忠告した結果、
不正商会が摘発され、運気が上がり、気づけば周囲には信奉者が増えていく。
十五歳で王妃に乞われ、王宮へ『なんでも顧問』として迎えられたステファニー。
美食を愛し、人を疑わず、誰にでも礼を尽くすその姿勢は、
いつの間にか貴族たちの心を掴み、王子たちまで惹きつけていく。
これは、
見た目はぽっちゃり、されど中身は只者ではないマシュマロ令嬢が、
無自覚のまま王宮を掌握していく、もっちり系・人たらし王宮譚。
🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。
🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。
🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。
🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。
🔶 エール📣いいね❤️励みになります!
🔶表紙はAI生成画像です🤖
【完結】悪役令嬢ですが、元官僚スキルで断罪も陰謀も処理します。
かおり
ファンタジー
異世界で悪役令嬢に転生した元官僚。婚約破棄? 断罪? 全部ルールと書類で処理します。
謝罪してないのに謝ったことになる“限定謝罪”で、婚約者も貴族も黙らせる――バリキャリ令嬢の逆転劇!
※読んでいただき、ありがとうございます。ささやかな物語ですが、どこか少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
【完結】ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
【完結】帝国から追放された最強のチーム、リミッター外して無双する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
スペイゴール大陸最強の帝国、ユハ帝国。
帝国に仕え、最強の戦力を誇っていたチーム、『デイブレイク』は、突然議会から追放を言い渡される。
しかし帝国は気づいていなかった。彼らの力が帝国を拡大し、恐るべき戦力を誇示していたことに。
自由になった『デイブレイク』のメンバー、エルフのクリス、バランス型のアキラ、強大な魔力を宿すジャック、杖さばきの達人ランラン、絶世の美女シエナは、今まで抑えていた実力を完全開放し、ゼロからユハ帝国を超える国を建国していく。
※この世界では、杖と魔法を使って戦闘を行います。しかし、あの稲妻型の傷を持つメガネの少年のように戦うわけではありません。どうやって戦うのかは、本文を読んでのお楽しみです。杖で戦う戦士のことを、本文では杖士(ブレイカー)と描写しています。
※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。
〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜
・クリス(男・エルフ・570歳)
チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが……
・アキラ(男・人間・29歳)
杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が……
・ジャック(男・人間・34歳)
怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが……
・ランラン(女・人間・25歳)
優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は……
・シエナ(女・人間・28歳)
絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
追放された無能鑑定士、実は世界最強の万物解析スキル持ち。パーティーと国が泣きついてももう遅い。辺境で美少女とスローライフ(?)を送る
夏見ナイ
ファンタジー
貴族の三男に転生したカイトは、【鑑定】スキルしか持てず家からも勇者パーティーからも無能扱いされ、ついには追放されてしまう。全てを失い辺境に流れ着いた彼だが、そこで自身のスキルが万物の情報を読み解く最強スキル【万物解析】だと覚醒する! 隠された才能を見抜いて助けた美少女エルフや獣人と共に、カイトは辺境の村を豊かにし、古代遺跡の謎を解き明かし、強力な魔物を従え、着実に力をつけていく。一方、カイトを切り捨てた元パーティーと王国は凋落の一途を辿り、彼の築いた豊かさに気づくが……もう遅い! 不遇から成り上がる、痛快な逆転劇と辺境スローライフ(?)が今、始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
完走お疲れ様。 面白かったです^^