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第四章
67:魔石依存を脱却せよ
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「魔石は全部売り切れか……」
行きつけの雑貨屋を巡ってみたが、その成果はかんばしくなかった。
いつもは棚に置かれていた魔石はなく、店の奥の在庫すら空っぽになっている。
棚の前で佇んでいると、店主の男が申し訳無さそうに声をかけてきた。
「悪いなボウズ。さっき全部売れちまったところだ」
「……魔石を買ったのはどんな人でした?」
「王国魔法騎士団の兄ちゃんだったよ。王宮から命令されたんだと」
「王宮から……」
となると、やはりハーヴィンが手を回しているのだろう。
「上は何やら大変な事になってるみたいだぜ。国王陛下が崩御されて、王宮だの聖堂教会だのが競い合うようにして魔石を買い漁ってるって話だ」
「聖堂教会も?」
「ああ。テラミス王女殿下は聖堂教会を支持母体にしてるからな。まさに王位争奪戦って感じだぜ」
店主はくだらないと言わんばかりに肩をすくめた。
敵対する両派閥が共に魔石を買い占めているのなら、今の状況もうなずける。それでも何とかして入手しなくてはならない。
「次の入荷予定はわかりますか?」
「いやぁ、この分じゃしばらく魔石の入荷はないだろう」
「どうしてです?」
「魔石鉱山を持ってる二つの派閥が一斉に魔石を買い漁ってんだぜ? これはもう手に入らないって事だろうよ」
「その話、詳しく教えてください」
「んなもん知ったって魔石は入荷しねぇぞ?」
「それでも知りたいんです」
銅貨三枚を差し出すと、店主はしかめっ面で錬の手を押し返した。
「いらねぇよ。そんくらいタダで教えてやらぁ」
「いいんですか?」
「王都を守った大賢者様から情報料なんか取ったらカミさんに怒鳴られちまうよ」
店主は苦笑して肩をすくめる。
すでに錬がスタンピードで戦った事は周知の事実になっているようだ。
「で? 具体的に何が知りたい?」
「まずは魔石鉱山についてお願いします。複数あるんですか?」
「あるぜ。現在ヴァールハイト王国が抱えてる魔石鉱山は二つだ。ハーヴィン王太子派のバエナルド伯爵領、テラミス王女派で聖堂教会の総本山でもあるゾルダート伯爵領にそれぞれ一つずつある。これ以外にもあるっちゃあるが、外国の領土にしかねぇし、どれもこれも小せえのしか採れない枯れた鉱山ばっかりだ。この国が強国なのは、ひとえにでけぇ魔石鉱山を二つも抱えているおかげだな」
「それだけ大きな魔石鉱山があるのに、なぜ入荷しないんです?」
「魔石鉱山を持つ両派閥が魔石を買い占めてるって事は、要するに決着するまで市場に流す気がねぇのさ。外国から隊商が持ち込む分がちったぁあるかもしれないが、入国前に全部買い上げられて、ハイおしまい。オレ達の手にゃあ届かねぇって寸法だ」
「……なるほど」
店主の話は、聞けば聞くほど現状の厳しさを痛感するものだった。
「貴重な情報をありがとうございました。この御礼は必ず」
「おう、またいつでも来いよ!」
そうして店を出ると、パムが走ってきた。
「あんちゃん、こっちはだめだ。そっちはどうだった?」
「だめだな。クズ魔石一つ残っちゃいない。今後入手するのも難しいそうだ」
魔石がなければ今までの技術はすべて使えなくなる。魔石銃は撃てず、魔石エンジンは動かない。付与魔法スイッチも然りだ。そうなればジエットに勝ち目はない。
(何かないか……魔石の代替となる何かが)
普段は行かないような店にも入り、錬は目を皿にして商品を睨み付ける。
そんな時、ふと真っ黒な鉱石のようなものが目に止まった。
戸が開け放たれた家具店の片隅に置かれたそれは、以前どこかで見た覚えがあるものだ。
「あんちゃん何見てんだ?」
「ちょっと気になるものがあった」
吸い込まれるようにして錬が入店すると、店主の中年女性が笑顔を向けてきた。
「いらっしゃい。どんな家具がご入用だい?」
「家具は結構です。それよりこの黒い石は何です?」
「これは魔光石だよ」
「魔光石?」
「そう。こうやって使うんだ」
店主が鉱石表面に手を触れると、電球を灯したようにぼんやりと紫色の光が放たれた。
(やっぱりそうだ。魔法学園に編入した初日、皆の前で魔力測定させられた時に使った石か)
「これって魔力を測定する時に使うものですよね?」
「そういう使い方もあるけど、よく使われるのはもっぱら明かり用だね。こういうのを見た事はないのかい?」
魔光石を入れたランタンを掲げる店主を見て、そういえばと錬は思い出した。
表彰式へ出席するため王宮へ行った時、室内で光る鉱石が照明に使われていたのを目にしていたのだ。光っていたため見た目では同じ物とわからなかったが、あれはきっと魔光石だったのだろう。
「ランプより値は張るけど、繰り返し使えるからお得だよ」
言われて値札を見ると、どんぐりほどのサイズの魔光石一つで銀貨一枚と書いてある。
「繰り返し? 何度でも使えるんですか?」
「光らなくなったって話は聞かないねぇ。落として割れたとかはよく聞くけども」
「ふむ……」
錬はまじまじと棚に置かれた魔光石ランタンを観察する。
魔力がないため錬が触れても何も起きない。しかし窓辺にある魔光石のいくつかは、何もしていないのに薄く光っているものもあった。
「これ、店主さんが触ってない物も何個か光ってますけど……?」
「おや、昨晩暑くて窓を少し開けていたせいかねぇ? でもまぁ品質には影響ないよ」
「窓を開けていた事と石が光っている事に、何か関係が?」
「こいつは月の光を蓄えるんだよ」
「月の光を?」
「そうさ。月の光を石の中に集めておけば、魔力がなくても明かりとして使えるよ。お一つどうだい?」
「……一つください」
「まいど!」
錬は銀貨一枚を支払い、魔光石を一つ手に取った。
薄い光を宿したそれは、ひんやりと冷たく滑らかな手触りだ。黒いガラスのような鉱物で、魔石とはだいぶ見た目が違うが、そこに宿した光はどこか似ている気がする。
「あんちゃん、そんなの買ってどうすんだ……?」
「実験のためだ。ただの蓄光現象かもしれないが、魔力が関わっているというなら試してみる価値はある」
錬はカウンターの隅を借り、魔石銃の魔石と魔光石を交換してゆっくりトリガーを引いてみる。
「これは……!?」
予想に違わぬその反応に、錬は目を大きく見開いた。
魔石銃の先に、炎の輪が浮かんだのだ!
一回で光を失った事から、内包する魔力量はとても小さいのだろう。おそらくクズ魔石と同程度といったところだ。
それでもたしかに魔法は発動した。
(間違いない……魔光石は魔石の代替品となりうるポテンシャルを秘めた材料だ!)
「他に欲しいものはあるかい?」
店主が営業スマイルで尋ねてくる。
「……魔光石を全部売ってください」
「全部って、棚ごとかい?」
「いいえ」
錬は有り金の詰まった革袋ごとカウンターに叩き付けた。
「この店に置いてある魔光石の在庫すべてです!」
行きつけの雑貨屋を巡ってみたが、その成果はかんばしくなかった。
いつもは棚に置かれていた魔石はなく、店の奥の在庫すら空っぽになっている。
棚の前で佇んでいると、店主の男が申し訳無さそうに声をかけてきた。
「悪いなボウズ。さっき全部売れちまったところだ」
「……魔石を買ったのはどんな人でした?」
「王国魔法騎士団の兄ちゃんだったよ。王宮から命令されたんだと」
「王宮から……」
となると、やはりハーヴィンが手を回しているのだろう。
「上は何やら大変な事になってるみたいだぜ。国王陛下が崩御されて、王宮だの聖堂教会だのが競い合うようにして魔石を買い漁ってるって話だ」
「聖堂教会も?」
「ああ。テラミス王女殿下は聖堂教会を支持母体にしてるからな。まさに王位争奪戦って感じだぜ」
店主はくだらないと言わんばかりに肩をすくめた。
敵対する両派閥が共に魔石を買い占めているのなら、今の状況もうなずける。それでも何とかして入手しなくてはならない。
「次の入荷予定はわかりますか?」
「いやぁ、この分じゃしばらく魔石の入荷はないだろう」
「どうしてです?」
「魔石鉱山を持ってる二つの派閥が一斉に魔石を買い漁ってんだぜ? これはもう手に入らないって事だろうよ」
「その話、詳しく教えてください」
「んなもん知ったって魔石は入荷しねぇぞ?」
「それでも知りたいんです」
銅貨三枚を差し出すと、店主はしかめっ面で錬の手を押し返した。
「いらねぇよ。そんくらいタダで教えてやらぁ」
「いいんですか?」
「王都を守った大賢者様から情報料なんか取ったらカミさんに怒鳴られちまうよ」
店主は苦笑して肩をすくめる。
すでに錬がスタンピードで戦った事は周知の事実になっているようだ。
「で? 具体的に何が知りたい?」
「まずは魔石鉱山についてお願いします。複数あるんですか?」
「あるぜ。現在ヴァールハイト王国が抱えてる魔石鉱山は二つだ。ハーヴィン王太子派のバエナルド伯爵領、テラミス王女派で聖堂教会の総本山でもあるゾルダート伯爵領にそれぞれ一つずつある。これ以外にもあるっちゃあるが、外国の領土にしかねぇし、どれもこれも小せえのしか採れない枯れた鉱山ばっかりだ。この国が強国なのは、ひとえにでけぇ魔石鉱山を二つも抱えているおかげだな」
「それだけ大きな魔石鉱山があるのに、なぜ入荷しないんです?」
「魔石鉱山を持つ両派閥が魔石を買い占めてるって事は、要するに決着するまで市場に流す気がねぇのさ。外国から隊商が持ち込む分がちったぁあるかもしれないが、入国前に全部買い上げられて、ハイおしまい。オレ達の手にゃあ届かねぇって寸法だ」
「……なるほど」
店主の話は、聞けば聞くほど現状の厳しさを痛感するものだった。
「貴重な情報をありがとうございました。この御礼は必ず」
「おう、またいつでも来いよ!」
そうして店を出ると、パムが走ってきた。
「あんちゃん、こっちはだめだ。そっちはどうだった?」
「だめだな。クズ魔石一つ残っちゃいない。今後入手するのも難しいそうだ」
魔石がなければ今までの技術はすべて使えなくなる。魔石銃は撃てず、魔石エンジンは動かない。付与魔法スイッチも然りだ。そうなればジエットに勝ち目はない。
(何かないか……魔石の代替となる何かが)
普段は行かないような店にも入り、錬は目を皿にして商品を睨み付ける。
そんな時、ふと真っ黒な鉱石のようなものが目に止まった。
戸が開け放たれた家具店の片隅に置かれたそれは、以前どこかで見た覚えがあるものだ。
「あんちゃん何見てんだ?」
「ちょっと気になるものがあった」
吸い込まれるようにして錬が入店すると、店主の中年女性が笑顔を向けてきた。
「いらっしゃい。どんな家具がご入用だい?」
「家具は結構です。それよりこの黒い石は何です?」
「これは魔光石だよ」
「魔光石?」
「そう。こうやって使うんだ」
店主が鉱石表面に手を触れると、電球を灯したようにぼんやりと紫色の光が放たれた。
(やっぱりそうだ。魔法学園に編入した初日、皆の前で魔力測定させられた時に使った石か)
「これって魔力を測定する時に使うものですよね?」
「そういう使い方もあるけど、よく使われるのはもっぱら明かり用だね。こういうのを見た事はないのかい?」
魔光石を入れたランタンを掲げる店主を見て、そういえばと錬は思い出した。
表彰式へ出席するため王宮へ行った時、室内で光る鉱石が照明に使われていたのを目にしていたのだ。光っていたため見た目では同じ物とわからなかったが、あれはきっと魔光石だったのだろう。
「ランプより値は張るけど、繰り返し使えるからお得だよ」
言われて値札を見ると、どんぐりほどのサイズの魔光石一つで銀貨一枚と書いてある。
「繰り返し? 何度でも使えるんですか?」
「光らなくなったって話は聞かないねぇ。落として割れたとかはよく聞くけども」
「ふむ……」
錬はまじまじと棚に置かれた魔光石ランタンを観察する。
魔力がないため錬が触れても何も起きない。しかし窓辺にある魔光石のいくつかは、何もしていないのに薄く光っているものもあった。
「これ、店主さんが触ってない物も何個か光ってますけど……?」
「おや、昨晩暑くて窓を少し開けていたせいかねぇ? でもまぁ品質には影響ないよ」
「窓を開けていた事と石が光っている事に、何か関係が?」
「こいつは月の光を蓄えるんだよ」
「月の光を?」
「そうさ。月の光を石の中に集めておけば、魔力がなくても明かりとして使えるよ。お一つどうだい?」
「……一つください」
「まいど!」
錬は銀貨一枚を支払い、魔光石を一つ手に取った。
薄い光を宿したそれは、ひんやりと冷たく滑らかな手触りだ。黒いガラスのような鉱物で、魔石とはだいぶ見た目が違うが、そこに宿した光はどこか似ている気がする。
「あんちゃん、そんなの買ってどうすんだ……?」
「実験のためだ。ただの蓄光現象かもしれないが、魔力が関わっているというなら試してみる価値はある」
錬はカウンターの隅を借り、魔石銃の魔石と魔光石を交換してゆっくりトリガーを引いてみる。
「これは……!?」
予想に違わぬその反応に、錬は目を大きく見開いた。
魔石銃の先に、炎の輪が浮かんだのだ!
一回で光を失った事から、内包する魔力量はとても小さいのだろう。おそらくクズ魔石と同程度といったところだ。
それでもたしかに魔法は発動した。
(間違いない……魔光石は魔石の代替品となりうるポテンシャルを秘めた材料だ!)
「他に欲しいものはあるかい?」
店主が営業スマイルで尋ねてくる。
「……魔光石を全部売ってください」
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「いいえ」
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