105 / 105
第五章
105:輝ける未来へ
しおりを挟む
久しぶりの王都に、錬は心が躍る想いだった。
ローズベル公爵領も決して悪くはなかったが、やはり商店の規模も人々の喧騒も大きく違う。
何より貧民街が、読んで字のごとく貧民の街――ではなくなっていた。
かつて崩れかけの小屋が林立し、ボロを着た者達が住んでいたその場所は、今や平民街と大差ないほど発展している。一時期はハーヴィンの暴政により治安が悪化していたようだが、テラミスは後始末をよくやってくれたようだ。
そんな賑やかな街並みを一人で散策していると、例の服屋で見慣れた猫獣人の後ろ姿を見つけた。
「やあ、パム」
「あんちゃん!?」
「おお、大賢者様じゃねぇか。戻って来てたのか」
パムと店主がそろって振り返り、笑顔を見せる。
「大賢者様はやめてください……。それよりパムは何してるんだ?」
「そうそう、あんちゃん聞いてくれよ。服屋のおっちゃんと布の仕入れ値の交渉をしてんだけど、それじゃだめだの一点張りでさー」
「だめに決まってんだろ。こいつぁ商売なんだぜ?」
何やら話が紛糾しているようで、仕方なく錬は仲裁に入る事にした。
「パム……あんまり値切るなよ?」
「違う違う! 逆だ。猫の嬢ちゃんはもっと安く買えって言いやがるんだよ」
「はい……?」
想像の斜め上の話に錬はキョトンとしてしまった。
「今までのメーワク料ってやつだ。素直にアタイの好意を受け取って子どもに良いもん食わせてやれよ、おっちゃん!」
「ありがてぇ話だが、それにしたって相場の半分近くはやりすぎだぜ?」
「利益が出るんだから別にいいだろ」
「慰謝料は別でもらってるのにさすがにだめだっての。なぁ大賢者様よ?」
「いやぁ……どうでしょうねぇ、はは……」
どうやら違う意味で紛糾していたらしい。なんだかんだでちゃんと和解はできたようで、一安心である。
これ以上面倒事に巻き込まれまいと、錬はそそくさとその場を後にするのだった。
王立魔法学園は復旧が進み、授業は再開されていた。
錬が向かった時にはすでに放課後だったが、魔獣研究会に顔を出すとノーラと目が合った。
「レンさん!」
「なんだ、やっと戻ったのか貴様」
どういうわけかそこには椅子に座って本を読むカインツの姿もあった。読んでいるのも魔獣の絵が載った手描きの図鑑のような本である。
「なんでカインツがここにいるんだ?」
「貴様が大砂蟲を倒したと聞いてな。奴がいなければおそらくスタンピードはもう起きない。ならばシャルドレイテ侯爵家の者として、歴史あるこの魔獣研究会を社会に役立てるため活動再開させるべきだと思ったのだ」
「……という建前なんだな? ノーラさん」
「そうですね」
朗らかに笑うノーラである。
カインツは不機嫌そうに眉を寄せたが、別段否定するつもりもないらしい。
「それよりレンさん、聞いてください! すごい発見をしたんですよ!」
「何を発見したんだ?」
「魔獣が属性石を食べると変異種になるという事実から、色々と調べてみたんです。そしたらすごい事がわかったんです!」
「だから何を……?」
興奮して要領を得ないが、それだけの大発見をしたのだろう。
ノーラは深呼吸して心を落ち着けた。
「つまりですね。火炎石や結晶貨などの属性石は、過去に存在した魔獣の化石ではないかという仮説を立てたんです。一般的な魔獣が体内に核石を持つように、火の魔獣は火炎石を体内に持っていたのではないかと。それを検証するため海外の書物をカインツ様に取り寄せていただいたところ、魔石鉱山には火の魔獣がかつて生息していたという証拠があったんです!」
「なるほど……」
魔石鉱山にかつて魔獣がいたなら、核石がゴロゴロ発掘されなければおかしい。しかし見つかるのは火炎石ばかりだ。そう考えればノーラの仮説は的を射ていると思える。
「火の魔獣が魔石鉱山に……か。もしかしたらそいつらが生きていた頃は活火山だったのかもな。って事は、結晶貨は空の魔獣が、水の属性石は海の魔獣が持ってたりするのか?」
「……!」
一瞬ノーラが目をかっぴらいた。
ずり落ちた眼鏡を直す事もせず、慌てて持っていた写本を紐解く。
「ノーラさん? 急にどうしたんだ……?」
「いえ、レンさんの仮説を調べているんです。水の属性石がもし本当に海にあるなら、王国の未来を左右するほどの大発見ですよ。急いで資料を集めないと……!」
ノーラは取るものも取らず、大慌てで魔獣研究会を後にする。
残された錬は、半ば呆けたように彼女の出て行ったドアを見つめていた。
「なぁ、カインツ。ノーラさんって性格変わった……?」
「いや、あれが本来の性格だな。昔から学者肌なのだ、ノーラは。宮廷魔法使いなんぞよりそちらを目指した方が案外大成するかもしれん」
そう言って苦笑するカインツは、まるで憑き物が落ちたかのようだった。
一通り王都を堪能した翌日の朝。
錬は王宮で開かれる戴冠式に出席する事となった。
赤絨毯が敷かれた大聖堂を白い法衣で着飾ったジエットが歩き、主祭壇の前に立つテラミスが厳かに王冠を被せる。
列席しているのはエスリやカインツらジエッタニア王女派の貴族に加え、ゾルダート伯爵やゼノン団長などテラミス王女派の貴族や聖堂教会の者達だ。
バルコニーの外も含めて基本的に皆貴族ばかりだが、中には新米宮廷魔法使いリックのような平民出の者も少数ながら参列していた。胸元に勲章らしきものが付けられている辺り、本当に筆頭魔法使いになれたのかもしれない。
大司教がジエットに向けて王としての覚悟を問い、貴族達の祝辞を受ける。
そして最後にあいさつするとなった時、ジエットはアラマタールの杖を地面に打ち付けた。
「皆に告げておきましょう。私が王位に付いてまず成すべき事、それは奴隷制度の廃止です」
静まり返る皆を一望し、錬に向かって柔らかく微笑む。
「例えばあちらにいる大賢者レンは、財産も、家柄も、魔力も、人権も、何一つ持たない奴隷の身でありながら、数々の魔法具を生み出しました。生まれの如何や一点の資質のみで、人はその後の生き方を運命付けられるべきではありません。私は必ずやり遂げます。この世界から奴隷という地位を排除してみせると! ヴァールハイト王国の未来のために!」
「おおおお――――ッ!!!!」
拍手喝采が巻き起こり、ジエットを称賛する声が上がる。
そうして無事ジエッタニア女王陛下が誕生し、戴冠式は幕を下ろした。
その後、ジエットと二人で王宮を歩いて回る事にした。
石造りの城内はどこを歩いても花瓶や絵画などの芸術品が飾られており、外に出ても色とりどりの花に覆われた庭園が広がっている。
これらを重機もなしに人力で造り上げたのだから、この世界の人々はある意味すごいと言える。
そうして童心に還って探検していると、ジエットが楽しげに錬の方を向いた。
「皆応援してくれてたね」
「ハーヴィン派だった貴族は全員バルコニーの外に追いやられてたからな。今後ジエットが何かしようとする時、立ちはだかるのもそいつらだ。君は反対する連中をなだめすかして政策を進める事になる」
以前ハーヴィンも言っていたが、奴隷とは労働力であり、奴隷制度とは経済基盤でもあるのだ。それを取り上げるとなれば、今まで恩恵を受けてきた連中が猛反発するのは容易に想像がつく。
「そっか、大変なのはこれからなんだね……」
「いやぁ大丈夫じゃないか?」
「えっ?」
ジエットが目を丸くした。
「奴隷が労働力というなら、それを機械に置き換えてしまえばいい。連中にも恩恵があるんだから反対する理由なんてすぐに吹き飛ぶさ」
魔石エンジンと付与魔法スイッチにそれを可能とするポテンシャルがある事は前世で経験済みだ。それに人が手作業でやるよりも遙かに効率的にできる事は紡績機や自動織機が証明している。
全部を手作業でやっていたこの世界にしてみれば、それらはオーバーテクノロジーもいいところ。もはや旧態依然の奴隷制度など風前の灯火と言っていい。
「ま、俺一人じゃ手が足りないけどな。エスリ先生から学園で教鞭を取らないかとも言われてるし、魔法具の作り手を増やしていけば何とかなるだろ」
「王都中が賢者だらけになっちゃうね」
ジエットはやんちゃな子どものような笑顔になった。
「頼りにしてるよ? 大賢者様」
「お任せください、女王陛下」
「ジエットでいいよ」
「君もな」
ジエットは照れたように顔を赤くし、そっと錬の頬に唇を押し付けた。
了
***************
ここまで読んでくださってありがとうございました。
楽しんでいただけたなら嬉しいです。
えいちだ
ローズベル公爵領も決して悪くはなかったが、やはり商店の規模も人々の喧騒も大きく違う。
何より貧民街が、読んで字のごとく貧民の街――ではなくなっていた。
かつて崩れかけの小屋が林立し、ボロを着た者達が住んでいたその場所は、今や平民街と大差ないほど発展している。一時期はハーヴィンの暴政により治安が悪化していたようだが、テラミスは後始末をよくやってくれたようだ。
そんな賑やかな街並みを一人で散策していると、例の服屋で見慣れた猫獣人の後ろ姿を見つけた。
「やあ、パム」
「あんちゃん!?」
「おお、大賢者様じゃねぇか。戻って来てたのか」
パムと店主がそろって振り返り、笑顔を見せる。
「大賢者様はやめてください……。それよりパムは何してるんだ?」
「そうそう、あんちゃん聞いてくれよ。服屋のおっちゃんと布の仕入れ値の交渉をしてんだけど、それじゃだめだの一点張りでさー」
「だめに決まってんだろ。こいつぁ商売なんだぜ?」
何やら話が紛糾しているようで、仕方なく錬は仲裁に入る事にした。
「パム……あんまり値切るなよ?」
「違う違う! 逆だ。猫の嬢ちゃんはもっと安く買えって言いやがるんだよ」
「はい……?」
想像の斜め上の話に錬はキョトンとしてしまった。
「今までのメーワク料ってやつだ。素直にアタイの好意を受け取って子どもに良いもん食わせてやれよ、おっちゃん!」
「ありがてぇ話だが、それにしたって相場の半分近くはやりすぎだぜ?」
「利益が出るんだから別にいいだろ」
「慰謝料は別でもらってるのにさすがにだめだっての。なぁ大賢者様よ?」
「いやぁ……どうでしょうねぇ、はは……」
どうやら違う意味で紛糾していたらしい。なんだかんだでちゃんと和解はできたようで、一安心である。
これ以上面倒事に巻き込まれまいと、錬はそそくさとその場を後にするのだった。
王立魔法学園は復旧が進み、授業は再開されていた。
錬が向かった時にはすでに放課後だったが、魔獣研究会に顔を出すとノーラと目が合った。
「レンさん!」
「なんだ、やっと戻ったのか貴様」
どういうわけかそこには椅子に座って本を読むカインツの姿もあった。読んでいるのも魔獣の絵が載った手描きの図鑑のような本である。
「なんでカインツがここにいるんだ?」
「貴様が大砂蟲を倒したと聞いてな。奴がいなければおそらくスタンピードはもう起きない。ならばシャルドレイテ侯爵家の者として、歴史あるこの魔獣研究会を社会に役立てるため活動再開させるべきだと思ったのだ」
「……という建前なんだな? ノーラさん」
「そうですね」
朗らかに笑うノーラである。
カインツは不機嫌そうに眉を寄せたが、別段否定するつもりもないらしい。
「それよりレンさん、聞いてください! すごい発見をしたんですよ!」
「何を発見したんだ?」
「魔獣が属性石を食べると変異種になるという事実から、色々と調べてみたんです。そしたらすごい事がわかったんです!」
「だから何を……?」
興奮して要領を得ないが、それだけの大発見をしたのだろう。
ノーラは深呼吸して心を落ち着けた。
「つまりですね。火炎石や結晶貨などの属性石は、過去に存在した魔獣の化石ではないかという仮説を立てたんです。一般的な魔獣が体内に核石を持つように、火の魔獣は火炎石を体内に持っていたのではないかと。それを検証するため海外の書物をカインツ様に取り寄せていただいたところ、魔石鉱山には火の魔獣がかつて生息していたという証拠があったんです!」
「なるほど……」
魔石鉱山にかつて魔獣がいたなら、核石がゴロゴロ発掘されなければおかしい。しかし見つかるのは火炎石ばかりだ。そう考えればノーラの仮説は的を射ていると思える。
「火の魔獣が魔石鉱山に……か。もしかしたらそいつらが生きていた頃は活火山だったのかもな。って事は、結晶貨は空の魔獣が、水の属性石は海の魔獣が持ってたりするのか?」
「……!」
一瞬ノーラが目をかっぴらいた。
ずり落ちた眼鏡を直す事もせず、慌てて持っていた写本を紐解く。
「ノーラさん? 急にどうしたんだ……?」
「いえ、レンさんの仮説を調べているんです。水の属性石がもし本当に海にあるなら、王国の未来を左右するほどの大発見ですよ。急いで資料を集めないと……!」
ノーラは取るものも取らず、大慌てで魔獣研究会を後にする。
残された錬は、半ば呆けたように彼女の出て行ったドアを見つめていた。
「なぁ、カインツ。ノーラさんって性格変わった……?」
「いや、あれが本来の性格だな。昔から学者肌なのだ、ノーラは。宮廷魔法使いなんぞよりそちらを目指した方が案外大成するかもしれん」
そう言って苦笑するカインツは、まるで憑き物が落ちたかのようだった。
一通り王都を堪能した翌日の朝。
錬は王宮で開かれる戴冠式に出席する事となった。
赤絨毯が敷かれた大聖堂を白い法衣で着飾ったジエットが歩き、主祭壇の前に立つテラミスが厳かに王冠を被せる。
列席しているのはエスリやカインツらジエッタニア王女派の貴族に加え、ゾルダート伯爵やゼノン団長などテラミス王女派の貴族や聖堂教会の者達だ。
バルコニーの外も含めて基本的に皆貴族ばかりだが、中には新米宮廷魔法使いリックのような平民出の者も少数ながら参列していた。胸元に勲章らしきものが付けられている辺り、本当に筆頭魔法使いになれたのかもしれない。
大司教がジエットに向けて王としての覚悟を問い、貴族達の祝辞を受ける。
そして最後にあいさつするとなった時、ジエットはアラマタールの杖を地面に打ち付けた。
「皆に告げておきましょう。私が王位に付いてまず成すべき事、それは奴隷制度の廃止です」
静まり返る皆を一望し、錬に向かって柔らかく微笑む。
「例えばあちらにいる大賢者レンは、財産も、家柄も、魔力も、人権も、何一つ持たない奴隷の身でありながら、数々の魔法具を生み出しました。生まれの如何や一点の資質のみで、人はその後の生き方を運命付けられるべきではありません。私は必ずやり遂げます。この世界から奴隷という地位を排除してみせると! ヴァールハイト王国の未来のために!」
「おおおお――――ッ!!!!」
拍手喝采が巻き起こり、ジエットを称賛する声が上がる。
そうして無事ジエッタニア女王陛下が誕生し、戴冠式は幕を下ろした。
その後、ジエットと二人で王宮を歩いて回る事にした。
石造りの城内はどこを歩いても花瓶や絵画などの芸術品が飾られており、外に出ても色とりどりの花に覆われた庭園が広がっている。
これらを重機もなしに人力で造り上げたのだから、この世界の人々はある意味すごいと言える。
そうして童心に還って探検していると、ジエットが楽しげに錬の方を向いた。
「皆応援してくれてたね」
「ハーヴィン派だった貴族は全員バルコニーの外に追いやられてたからな。今後ジエットが何かしようとする時、立ちはだかるのもそいつらだ。君は反対する連中をなだめすかして政策を進める事になる」
以前ハーヴィンも言っていたが、奴隷とは労働力であり、奴隷制度とは経済基盤でもあるのだ。それを取り上げるとなれば、今まで恩恵を受けてきた連中が猛反発するのは容易に想像がつく。
「そっか、大変なのはこれからなんだね……」
「いやぁ大丈夫じゃないか?」
「えっ?」
ジエットが目を丸くした。
「奴隷が労働力というなら、それを機械に置き換えてしまえばいい。連中にも恩恵があるんだから反対する理由なんてすぐに吹き飛ぶさ」
魔石エンジンと付与魔法スイッチにそれを可能とするポテンシャルがある事は前世で経験済みだ。それに人が手作業でやるよりも遙かに効率的にできる事は紡績機や自動織機が証明している。
全部を手作業でやっていたこの世界にしてみれば、それらはオーバーテクノロジーもいいところ。もはや旧態依然の奴隷制度など風前の灯火と言っていい。
「ま、俺一人じゃ手が足りないけどな。エスリ先生から学園で教鞭を取らないかとも言われてるし、魔法具の作り手を増やしていけば何とかなるだろ」
「王都中が賢者だらけになっちゃうね」
ジエットはやんちゃな子どものような笑顔になった。
「頼りにしてるよ? 大賢者様」
「お任せください、女王陛下」
「ジエットでいいよ」
「君もな」
ジエットは照れたように顔を赤くし、そっと錬の頬に唇を押し付けた。
了
***************
ここまで読んでくださってありがとうございました。
楽しんでいただけたなら嬉しいです。
えいちだ
2
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(6件)
あなたにおすすめの小説
【完結】487222760年間女神様に仕えてきた俺は、そろそろ普通の異世界転生をしてもいいと思う
こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
異世界転生の女神様に四億年近くも仕えてきた、名も無きオリ主。
億千の異世界転生を繰り返してきた彼は、女神様に"休暇"と称して『普通の異世界転生がしたい』とお願いする。
彼の願いを聞き入れた女神様は、彼を無難な異世界へと送り出す。
四億年の経験知識と共に異世界へ降り立ったオリ主――『アヤト』は、自由気ままな転生者生活を満喫しようとするのだが、そんなぶっ壊れチートを持ったなろう系オリ主が平穏無事な"普通の異世界転生"など出来るはずもなく……?
道行く美少女ヒロイン達をスパルタ特訓で徹底的に鍛え上げ、邪魔する奴はただのパンチで滅殺抹殺一撃必殺、それも全ては"普通の異世界転生"をするために!
気が付けばヒロインが増え、気が付けば厄介事に巻き込まれる、テメーの頭はハッピーセットな、なろう系最強チーレム無双オリ主の明日はどっちだ!?
※小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+にも掲載しております。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
完結、お疲れ様でした。
次回作楽しみにしております。
お付き合いいただきありがとうございました!
また次回作でお会いしましょう。
『死中に活』で路はいらないかと。
文系は苦手で微妙に間違って覚えているとい設定なら別ですが。
誤字脱字報告ありがとうございます!
間違って覚えていたので勉強になりました!
ありがとうございます!
なんせブラック企業ですから、それはもう悪どい人間に違いないですよね!