5 / 112
宿泊場所はあの施設
しおりを挟む
1450Eau(オウル)
……
幸乃はさっきの市場での茶葉の値段を思い出す。
(とりあえず私たちの世界での1円が1Eauってことになりそうね……)
※
幸乃は再び繁華街に立っていた。
さっきとは変わらず大勢の人たちが所狭しとごった返していた。
「あ、そうだ、あれ買わなきゃいけなかったんだ」
奈美から言われた物を回に探し始める、10分ほどすると……
「あ、そうそうこれこれ!!」
指定した物を手に取る。
「へぇ~これは使えそう」
Falke魔式・litterae手紙と呼ばれる手紙を買う。
街並みを見ながら幸乃は感じる。
「やっぱり、人間じゃないような人種もいるみたいね……」
幸乃は周りを見渡してみる、奈美に聞いた亜人と呼ばれる人獣だと直感的に感じた。
道端には狐の耳としっぽを持った人種茶髪の頭の上からひょいと出た耳とお尻のあたりから出ているしっぽが特徴的だった。
しかしそう言った人たちは人間達に比べるとどこか服が汚れていたり破れていたりとどこか貧しそうだった。
(ああいう人たちってこの世界では貧しいのかな……)
そう考えながら街を歩く。
さらにホテルに行ってみる、茶葉の値段からもらったお金は大した金額ではないと考えた幸乃は安そうな小汚いホテルへ行ってみた。
「うちは一泊4500 Eauだよ」
ホテルの店主のその言葉に……
「OKOK~わかりました、ありがとうございます」
と言ってこの場を立ち去る。
さらにホテルの値段を聞いて今の資金ではホテル宿泊は不可能だと判断した幸乃は別の方法を考える、そして街のマップを見る、そしてたどり着いた結論は……
「教会?」
街のはずれに教会がある事を地図で見る幸乃。
彼女はアメリカで留学した経験があり、教会ならそう言った救済をしてもらえるかもしれないと考え教会に何でもいいから寝泊まりできるところが無いか尋ねる事にした。
また、その地図からもできるだけ情報を吸収しようと。
ギルド、教会、官庁などの場所を覚えた。
※
幸乃は30分ほど歩いて教会にたどり着く。
教会は人々が大勢いる雑多な街並みを外れた郊外にあった。
隣には湖があり、純白の壁に神秘的な模様が教会の外壁に描かれており、それが祭っている神様の神秘を表していた。
幸乃は今教会が行事をしていないことを確認するとシェルリにアイコンタクトを取りカメラを回し始める。そして教会の中に入り、主人らしき人物に出会う、そして主人はこの教会の祭司のゲントナーだと名乗り、幸乃は少しの間教会の中で寝泊まり出来ないか聞いてみる。
その祭司は口の周りには茶色のヒゲを生やしていて小太りだが身だしなみは整っていて上着と下が一つになっていてワンピース形式のゆったりとしたコートの服装、いわゆるローブの服装をしていた。
「そういう事情ですか、朝の礼拝の時間までは礼拝堂は使わないのでその時間までそこのベンチの部分ならいいですよ」
その言葉にガッツポーズをして喜びのポーズをとりお礼を言う。
「本当?ありがとうございます」
そしてカメラの方向を向いて大喜びする。
次に教会を使うのは明日の朝と聞き、今日は教会の礼拝をする場所のベンチで寝泊まりすることにした。
そして幸乃はFalke魔式・litterae手紙を取り出す。
(私、戸波幸乃は郊外の教会でしばらく寝泊まりします)
そしてそんな内容を手紙に書きこむ。
奈美に宿泊先が決まったらそのFalke魔式・litterae手紙で宿泊先を冒険者ギルドに張り出すように指示されていた、その手紙の右上には鳥のマークと、「transmission(送信)」の文字があり、そこを3秒間押すと「missum est(送信しました)」との文字が記された。
手紙を買った人から聞いた話では近くのギルドにその情報が送られ、掲示板に同じ内容が記載されるという。
(ま、明日か明後日の朝には来るでしょ)
そう考えながら幸乃は休憩を取り始めた。
※
夕方、教会のほとりの湖に立っていた、透き通った様なきれいな水に夕焼けが写っていてとてもきれいだった。 そして、体を洗おうとして道から見えないところを探し、ちょうどよい草むらの影を見つける。
「ま、たまにはこんな生活も悪くなさそうね……」
それを見た彼女が微笑しながらそうつぶやいていると……
「あれ?」
湖の中に何と目があった。
「にゅー」
その目はそんな音を出しながら湖の水面から出てくる。
水面から出てきたそれは水色で透明な色をしていて背丈は幸乃と同じくらいで太さは腕くらい、イトミミズのように長細い体をしていた。
「え?」
あまりにも唐突な出来事に幸乃は唖然とする、すると……
「にょー」
そんな音を発しながらその生物は幸乃にまとわりついてくる。
「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと何よ!!」
「ちょ、ちょっと!!スカートん中はいるな!!服の中?え?肌に直接まとわりついて!!」
スライムはその幸乃の声を無視するように全身の肌にまとわりつき小指ほどの太さの触手を出してくきて、その触手のように肌に絡みつく、さらに下着を押しのけてその中にも堂々と入り込んでいた。
「にゅ~~」
「イヤ!!本当やめて!!ちょっと!!」
幸乃は何とかしようと暴れてもがくがスライムは気にも留めずに動く、そしてシェルリが出てきてカメラを回し始める。
「ちょっと、あんた何でカメラ回してんのよ!!しかもねばねばしてるの出してるし!!」
その叫びの通りその生物はねばねばしたような粘液を放出し始める。
その粘液が幸乃の体にまとわりつく。
「……」
それを何者かがじっと見ていた。
幸乃は見た、黒髪の肩までかかった様なセミロング、身長は165cmである自分と同じくらいの少女がこっちに向かっているのを……
「そこのあなた、そうあなた、助けてください本当お願い!!本当お願い!!」
それを見た幸乃は藁にもすがる思いで必死に叫び始め助けを請う。
(……)
そして状況を見て何が起きているかを察するとその人物は。
タッ
幸乃に接近し始め──
そしてその子は剣を右手に現出させる。
ズバッズバッ
その子はその剣で幸乃にまとわりついていた生き物たちを切りつける、当然幸乃の服も切りつける事になるが……
「え?服が切れない……」
服には傷一つ付かずスライムだけに攻撃を与え、スライム達は悲鳴を上げながらこの場を去っていった。
「にゅ~~にゅ~~」
「はぁ……はぁ……」
「あなた、ありがとう……」
謎の生物の絡みつきにもがいていたせいで息切れしながら何とかお礼の言葉を話しかける。
「あれはスライムの一種です、亜種や人間にまとわりつくのは彼なりのコミュニケーションです」
黒髪の少女は表情を変えずに話し始める、その瞳は淡い水色で透き通った様なきれいさだった……
服装は白と黒を基調としたドレスにロングスカート、体のラインは理想的に整っていてさっきから表情を変化させないおとなしそうな、幸乃と同年代くらいの女の子だった。
「そ、そう……」
何とか息を整えながら幸乃は言葉を返す。
「あなた、名前聞いてなかったわね、私は戸波幸乃、あなたは?」
「私はカーレンベリグ・ルフライヤーです」
……
幸乃はさっきの市場での茶葉の値段を思い出す。
(とりあえず私たちの世界での1円が1Eauってことになりそうね……)
※
幸乃は再び繁華街に立っていた。
さっきとは変わらず大勢の人たちが所狭しとごった返していた。
「あ、そうだ、あれ買わなきゃいけなかったんだ」
奈美から言われた物を回に探し始める、10分ほどすると……
「あ、そうそうこれこれ!!」
指定した物を手に取る。
「へぇ~これは使えそう」
Falke魔式・litterae手紙と呼ばれる手紙を買う。
街並みを見ながら幸乃は感じる。
「やっぱり、人間じゃないような人種もいるみたいね……」
幸乃は周りを見渡してみる、奈美に聞いた亜人と呼ばれる人獣だと直感的に感じた。
道端には狐の耳としっぽを持った人種茶髪の頭の上からひょいと出た耳とお尻のあたりから出ているしっぽが特徴的だった。
しかしそう言った人たちは人間達に比べるとどこか服が汚れていたり破れていたりとどこか貧しそうだった。
(ああいう人たちってこの世界では貧しいのかな……)
そう考えながら街を歩く。
さらにホテルに行ってみる、茶葉の値段からもらったお金は大した金額ではないと考えた幸乃は安そうな小汚いホテルへ行ってみた。
「うちは一泊4500 Eauだよ」
ホテルの店主のその言葉に……
「OKOK~わかりました、ありがとうございます」
と言ってこの場を立ち去る。
さらにホテルの値段を聞いて今の資金ではホテル宿泊は不可能だと判断した幸乃は別の方法を考える、そして街のマップを見る、そしてたどり着いた結論は……
「教会?」
街のはずれに教会がある事を地図で見る幸乃。
彼女はアメリカで留学した経験があり、教会ならそう言った救済をしてもらえるかもしれないと考え教会に何でもいいから寝泊まりできるところが無いか尋ねる事にした。
また、その地図からもできるだけ情報を吸収しようと。
ギルド、教会、官庁などの場所を覚えた。
※
幸乃は30分ほど歩いて教会にたどり着く。
教会は人々が大勢いる雑多な街並みを外れた郊外にあった。
隣には湖があり、純白の壁に神秘的な模様が教会の外壁に描かれており、それが祭っている神様の神秘を表していた。
幸乃は今教会が行事をしていないことを確認するとシェルリにアイコンタクトを取りカメラを回し始める。そして教会の中に入り、主人らしき人物に出会う、そして主人はこの教会の祭司のゲントナーだと名乗り、幸乃は少しの間教会の中で寝泊まり出来ないか聞いてみる。
その祭司は口の周りには茶色のヒゲを生やしていて小太りだが身だしなみは整っていて上着と下が一つになっていてワンピース形式のゆったりとしたコートの服装、いわゆるローブの服装をしていた。
「そういう事情ですか、朝の礼拝の時間までは礼拝堂は使わないのでその時間までそこのベンチの部分ならいいですよ」
その言葉にガッツポーズをして喜びのポーズをとりお礼を言う。
「本当?ありがとうございます」
そしてカメラの方向を向いて大喜びする。
次に教会を使うのは明日の朝と聞き、今日は教会の礼拝をする場所のベンチで寝泊まりすることにした。
そして幸乃はFalke魔式・litterae手紙を取り出す。
(私、戸波幸乃は郊外の教会でしばらく寝泊まりします)
そしてそんな内容を手紙に書きこむ。
奈美に宿泊先が決まったらそのFalke魔式・litterae手紙で宿泊先を冒険者ギルドに張り出すように指示されていた、その手紙の右上には鳥のマークと、「transmission(送信)」の文字があり、そこを3秒間押すと「missum est(送信しました)」との文字が記された。
手紙を買った人から聞いた話では近くのギルドにその情報が送られ、掲示板に同じ内容が記載されるという。
(ま、明日か明後日の朝には来るでしょ)
そう考えながら幸乃は休憩を取り始めた。
※
夕方、教会のほとりの湖に立っていた、透き通った様なきれいな水に夕焼けが写っていてとてもきれいだった。 そして、体を洗おうとして道から見えないところを探し、ちょうどよい草むらの影を見つける。
「ま、たまにはこんな生活も悪くなさそうね……」
それを見た彼女が微笑しながらそうつぶやいていると……
「あれ?」
湖の中に何と目があった。
「にゅー」
その目はそんな音を出しながら湖の水面から出てくる。
水面から出てきたそれは水色で透明な色をしていて背丈は幸乃と同じくらいで太さは腕くらい、イトミミズのように長細い体をしていた。
「え?」
あまりにも唐突な出来事に幸乃は唖然とする、すると……
「にょー」
そんな音を発しながらその生物は幸乃にまとわりついてくる。
「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと何よ!!」
「ちょ、ちょっと!!スカートん中はいるな!!服の中?え?肌に直接まとわりついて!!」
スライムはその幸乃の声を無視するように全身の肌にまとわりつき小指ほどの太さの触手を出してくきて、その触手のように肌に絡みつく、さらに下着を押しのけてその中にも堂々と入り込んでいた。
「にゅ~~」
「イヤ!!本当やめて!!ちょっと!!」
幸乃は何とかしようと暴れてもがくがスライムは気にも留めずに動く、そしてシェルリが出てきてカメラを回し始める。
「ちょっと、あんた何でカメラ回してんのよ!!しかもねばねばしてるの出してるし!!」
その叫びの通りその生物はねばねばしたような粘液を放出し始める。
その粘液が幸乃の体にまとわりつく。
「……」
それを何者かがじっと見ていた。
幸乃は見た、黒髪の肩までかかった様なセミロング、身長は165cmである自分と同じくらいの少女がこっちに向かっているのを……
「そこのあなた、そうあなた、助けてください本当お願い!!本当お願い!!」
それを見た幸乃は藁にもすがる思いで必死に叫び始め助けを請う。
(……)
そして状況を見て何が起きているかを察するとその人物は。
タッ
幸乃に接近し始め──
そしてその子は剣を右手に現出させる。
ズバッズバッ
その子はその剣で幸乃にまとわりついていた生き物たちを切りつける、当然幸乃の服も切りつける事になるが……
「え?服が切れない……」
服には傷一つ付かずスライムだけに攻撃を与え、スライム達は悲鳴を上げながらこの場を去っていった。
「にゅ~~にゅ~~」
「はぁ……はぁ……」
「あなた、ありがとう……」
謎の生物の絡みつきにもがいていたせいで息切れしながら何とかお礼の言葉を話しかける。
「あれはスライムの一種です、亜種や人間にまとわりつくのは彼なりのコミュニケーションです」
黒髪の少女は表情を変えずに話し始める、その瞳は淡い水色で透き通った様なきれいさだった……
服装は白と黒を基調としたドレスにロングスカート、体のラインは理想的に整っていてさっきから表情を変化させないおとなしそうな、幸乃と同年代くらいの女の子だった。
「そ、そう……」
何とか息を整えながら幸乃は言葉を返す。
「あなた、名前聞いてなかったわね、私は戸波幸乃、あなたは?」
「私はカーレンベリグ・ルフライヤーです」
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
ブックマーク・評価、宜しくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる