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作戦成功
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エンデバーは砲撃のような攻撃を3人に向かって繰り出す。
彼がどんな術式を出すのか、それは幸乃も勘で理解していた、確実にこっちを遠距離から狙ってくる砲撃のような攻撃だろうと……
そして3人の背後には倒れた冒険者たちの姿があった、だからこの攻撃、よけるわけにはいかない、3人が受け止めなければならなかった。
「確かに彼らにも過失はあったかもしれない、でも今は関係ない!! ……守りたい、過ちなんて誰にだってある、私だって、だから──守りたい、決まってるじゃない!! 見捨てるわけないじゃない!!」
幸乃はそう強く願った。
すると──
スゥゥゥ
幸乃の右腕に痣が浮かぶ。
「な、なにこれぇ!!」
「新しい術式です」
ベルが倒れながら説明する。
「心から強くなりたい、守りたい、人によって様々ですが何らかの強い感情を持った時その素質によってですが新しい呪文が使えるようになる事があります、今の幸乃さんがそうであるように」
「マリン・シールド?」
「お前らは用済みだぁぁァァァァァァァァァァ死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
エンデバーから強い波動砲が発射、背後に意識を失っている冒険者を抱える3人。
(私が守らなきゃ)
リルカは自身のデバイスに力を込める、そして……
聖なる守護の星よ、ここに集結せよ!!
スターライト・ベロボーグ
小さな星が束となり、シールドを形成する、そしてエンデバーの放った術式を受けようとする、しかし……
ミシ……ミシ……
彼女の放ったシールドにヒビが入り始める、そして──
ガッシャァァァァァァァァァァン
勢いは弱まったものの完全には防ぎきれずリルカの術式が決壊する
そして勢いが弱まったエンデバーの攻撃が昏睡した冒険者たちを襲う
「まだ私がいるっつうの!!」
その間に幸乃が割って入る、そして──
守護の城壁、ここに集結せよ!!
マリン・シールド
水でできたシールドを幸乃は展開。
幸乃がシールドを展開した時、ベルがリルカとともに幸乃に接近。
そこにベルが割って入って小声で話し始める。
「私に策があります、手を貸してくれませんか?」
オッケー、その通りにすればいいんだねと幸乃が言葉を返す。 そして自身の術式でエンデバーの術式をなんとか防ぎきる。
幸乃は思わずよっしゃあ!!と叫ぶ。
「では行きます」
ベルがエンデバーの方向をじっと見て叫ぶ。
「ほう、悪あがきにならないといいけどな?」
彼は自信満々に言い返す。
まずはリルカの自身のデバイスである本の形状をした星書、スターライヤー・パーシアスを相手に向かって向ける。
「へぇ、リルカちゃんはその本で戦うんだ~~」
幸乃は少しにっこりと表情を変えて囁く。
「はい、これで術式を唱えます」
そう言葉を返すとリルカは本を開ける、そして……
星星をつかさどる力今ここに光差せ!!
スターバースト・ストリーム
波動状の攻撃をエンデバーに向かって放つ。
「通すかァァァァァッ」
破滅の咆哮、ディザスターキャノン!!
エンデバーも負けじと波動状の攻撃を繰り出す。
ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン
両者の術式が衝突する。
そのスキをついて幸乃、その少し後ろにベルが間合いを詰める。
「てぇぇぇぇぇぇぇいっ」
そして接近した幸乃が自身のデバイスを振り下ろす。 それを受けるエンデバー、さらにそこにベルが接近。
聖創なる斬撃、その闇を翻す閃光となれ!!
エメラルドスレイシング!!
慌ててベルの攻撃に対応するエンデバー、しかしとっさの判断だったのでためを作れずにガードをしたため、完全にはガードしきれず体がのけぞる形になる。
アクア・バスター!!
そこに幸乃が水の塊を砲弾状にして飛ばす攻撃を繰り出す。
「甘い!!」
そう叫びながらエンデバーは剣を振るい波動状の攻撃を繰り出し、幸乃の術式に命中させ相打ちにする。
そしてベルと幸乃の背後にいたリルカとエンデバーの間に遮るものはなくなる。
「作戦成功」
誰にも聞こえないような小声でベルは囁く。
そう、先ほど3人で話していた作戦はこれだった、まずリルカの使える術式を聞く、すると遠距離の攻撃術式を主に使うと話す。
次に全体攻撃で相手にこちら側が接近するスキを作り、ベルが接近戦に持ち込み、そのチャンスを作るためにかく乱する、そしてベルが接近戦で相手を吹き飛ばし、相手が無防備となったところをリルカの最大術式で攻撃し勝負を決めるということだった。
最後にリルカは自分のすべての力を出して一番強い術式を繰り出す。
流星なる力、集いし想いとなりて解き放て
シューティングスター・エアレイド!!
それに対抗してエンデバーも術式で対抗する。
「来い!!勝負だ!!」
オーディム・エクスプローション
二つの強力な術式が衝突する。
ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!
遺跡内に響き渡る爆発音、そして煙が晴れていく、そこにあったのは……
バタッと倒れているエンデバーの姿だった……
「やったあ!!」
幸乃が思わず歓喜の声を上げる。
「言っておきますが3対1で卑怯だという言い訳は認めません、あなただって何百人という冒険者の魔力を横取りした、おまけにここであなたを倒さなければ彼らの身柄がどうなるかわからない以上こっちはあなたを倒すために全力で戦う必要がありましたから」
そして彼が立ち上がろうとすると……
「ていっ!!」
そこの何者かが割って入って彼に剣を振りかざす。
ズバァァァァァァァァァァァァ
彼がどんな術式を出すのか、それは幸乃も勘で理解していた、確実にこっちを遠距離から狙ってくる砲撃のような攻撃だろうと……
そして3人の背後には倒れた冒険者たちの姿があった、だからこの攻撃、よけるわけにはいかない、3人が受け止めなければならなかった。
「確かに彼らにも過失はあったかもしれない、でも今は関係ない!! ……守りたい、過ちなんて誰にだってある、私だって、だから──守りたい、決まってるじゃない!! 見捨てるわけないじゃない!!」
幸乃はそう強く願った。
すると──
スゥゥゥ
幸乃の右腕に痣が浮かぶ。
「な、なにこれぇ!!」
「新しい術式です」
ベルが倒れながら説明する。
「心から強くなりたい、守りたい、人によって様々ですが何らかの強い感情を持った時その素質によってですが新しい呪文が使えるようになる事があります、今の幸乃さんがそうであるように」
「マリン・シールド?」
「お前らは用済みだぁぁァァァァァァァァァァ死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
エンデバーから強い波動砲が発射、背後に意識を失っている冒険者を抱える3人。
(私が守らなきゃ)
リルカは自身のデバイスに力を込める、そして……
聖なる守護の星よ、ここに集結せよ!!
スターライト・ベロボーグ
小さな星が束となり、シールドを形成する、そしてエンデバーの放った術式を受けようとする、しかし……
ミシ……ミシ……
彼女の放ったシールドにヒビが入り始める、そして──
ガッシャァァァァァァァァァァン
勢いは弱まったものの完全には防ぎきれずリルカの術式が決壊する
そして勢いが弱まったエンデバーの攻撃が昏睡した冒険者たちを襲う
「まだ私がいるっつうの!!」
その間に幸乃が割って入る、そして──
守護の城壁、ここに集結せよ!!
マリン・シールド
水でできたシールドを幸乃は展開。
幸乃がシールドを展開した時、ベルがリルカとともに幸乃に接近。
そこにベルが割って入って小声で話し始める。
「私に策があります、手を貸してくれませんか?」
オッケー、その通りにすればいいんだねと幸乃が言葉を返す。 そして自身の術式でエンデバーの術式をなんとか防ぎきる。
幸乃は思わずよっしゃあ!!と叫ぶ。
「では行きます」
ベルがエンデバーの方向をじっと見て叫ぶ。
「ほう、悪あがきにならないといいけどな?」
彼は自信満々に言い返す。
まずはリルカの自身のデバイスである本の形状をした星書、スターライヤー・パーシアスを相手に向かって向ける。
「へぇ、リルカちゃんはその本で戦うんだ~~」
幸乃は少しにっこりと表情を変えて囁く。
「はい、これで術式を唱えます」
そう言葉を返すとリルカは本を開ける、そして……
星星をつかさどる力今ここに光差せ!!
スターバースト・ストリーム
波動状の攻撃をエンデバーに向かって放つ。
「通すかァァァァァッ」
破滅の咆哮、ディザスターキャノン!!
エンデバーも負けじと波動状の攻撃を繰り出す。
ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン
両者の術式が衝突する。
そのスキをついて幸乃、その少し後ろにベルが間合いを詰める。
「てぇぇぇぇぇぇぇいっ」
そして接近した幸乃が自身のデバイスを振り下ろす。 それを受けるエンデバー、さらにそこにベルが接近。
聖創なる斬撃、その闇を翻す閃光となれ!!
エメラルドスレイシング!!
慌ててベルの攻撃に対応するエンデバー、しかしとっさの判断だったのでためを作れずにガードをしたため、完全にはガードしきれず体がのけぞる形になる。
アクア・バスター!!
そこに幸乃が水の塊を砲弾状にして飛ばす攻撃を繰り出す。
「甘い!!」
そう叫びながらエンデバーは剣を振るい波動状の攻撃を繰り出し、幸乃の術式に命中させ相打ちにする。
そしてベルと幸乃の背後にいたリルカとエンデバーの間に遮るものはなくなる。
「作戦成功」
誰にも聞こえないような小声でベルは囁く。
そう、先ほど3人で話していた作戦はこれだった、まずリルカの使える術式を聞く、すると遠距離の攻撃術式を主に使うと話す。
次に全体攻撃で相手にこちら側が接近するスキを作り、ベルが接近戦に持ち込み、そのチャンスを作るためにかく乱する、そしてベルが接近戦で相手を吹き飛ばし、相手が無防備となったところをリルカの最大術式で攻撃し勝負を決めるということだった。
最後にリルカは自分のすべての力を出して一番強い術式を繰り出す。
流星なる力、集いし想いとなりて解き放て
シューティングスター・エアレイド!!
それに対抗してエンデバーも術式で対抗する。
「来い!!勝負だ!!」
オーディム・エクスプローション
二つの強力な術式が衝突する。
ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!
遺跡内に響き渡る爆発音、そして煙が晴れていく、そこにあったのは……
バタッと倒れているエンデバーの姿だった……
「やったあ!!」
幸乃が思わず歓喜の声を上げる。
「言っておきますが3対1で卑怯だという言い訳は認めません、あなただって何百人という冒険者の魔力を横取りした、おまけにここであなたを倒さなければ彼らの身柄がどうなるかわからない以上こっちはあなたを倒すために全力で戦う必要がありましたから」
そして彼が立ち上がろうとすると……
「ていっ!!」
そこの何者かが割って入って彼に剣を振りかざす。
ズバァァァァァァァァァァァァ
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