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フィテアトル編
ベルの笑顔
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外では追いかけっこやかくれんぼなどをして遊んでいた。
そして時間はすっかり夕方になる、
夕日に身体を照らされる中、精一杯体を動かし遊んでいる中、ベルは考えていた。
(久しぶりです、こんなに無邪気に遊んだのは……)
ベルにとっては久しぶりだった、親友カレンシアを失って以来。
それからベルは自らの弱さを克服するためどんな時間も自らが強くなるために費やした。しだいに楽しいと思うことも少なくなり、ベルの感情から笑うという事も減っていった、だからこうして無邪気に遊ぶという事がベルにとっては昔のことでどこか懐かしく感じたのであった。
ベルは思わずほんのりとふっと微笑を浮かべる。すると幸乃とリルカがそのわずかだが大変珍しいベルの表情の変化に反応し始める。
「ベルちゃんやっぱ笑うと可愛いよ、やっぱり表情が柔らかい方がいいよ!!」
「私もそう思います、今のベルさん」
「いいい、いや別にそんなんじゃないですよ、変なこと言わないでください!!」
ベルは顔を真っ赤にして両手ををぶんぶんと顔の前で振り回して否定する。
すると今度はシンクレアがベルをなだめ始める。
「ベルさん、自信を持ってください。以前ならそんなそぶりなんてありえませんでしたもの、以前と比べるととても表情が柔らかいと思いますよ。 きっと幸乃さんやリルカと旅をしているうちに2人に心が許せるようになったんだと思います」
そういうとシンクレアは昔のことを思い出し始める。
ベルと出会った時、いつも無表情だった、空いた時間があれば強くなりたいとトレーニングを申し込んできて模擬戦を行っていた、いつも強くなりたいとしか言っていなかった。
そんなベルが今はどこか表情が柔らかく感じた、そのままベルには幸せになってほしい、そう強く願っていたのであった。そしてベルにさらに話しかける。
「絶対あなたなら取り返せると思いますわ、親友を」
ベルは思わずその言葉に反応しうつむく、救えなかった親友、誰も庶民だった自分を信じてくれない中、カレンシアはたった一人ベルを信じて友のように接した。
ベルはそれがきっかけでなんとか立ち直り、今はその失った親友のために戦っていたのである。
必死に戦うベルには友が出来た、シンクレア、リルカ、幸乃──
少しずつではあるが、彼女は立ち直りつつある、そして彼女が本当の笑顔を取り戻すのは、親友を取り戻すのはもうすぐかもしれない。
そしてそんな会話をしているとすっかり日も暮れ、夜になった。
夕食を食べた後、シンクレアの部屋に入る。
シンクレアは自分の机の引き出しから手のひらサイズの指輪を入れるケースを取り出す、そしてその中を開ける、すると……
「これは、カプセル?」
「そうですわ、これが冥王軍から先日潜入捜査で奪ったカプセルですわ」
ケースの中には豆粒サイズの黒いカプセルが入っていた。シンクレアはそれを手に取り始める。
「でもそれはどうやって中身を知ることができるんですか?」
「そうなんです、皇帝の所へ行っても古代学の専門家の所へ行っても全く答えが出ないんです、どこの古代文明にもそのカプセルにつながるような物は無いと……」
「シェリン、これどうすればいいかわかる?」
「皇帝の奴らに聞けば何かわかるかもしれんのう、奴らは1200年前から続いてきた歴史ある家系じゃ、もしかしたら何かわかるかもしれんな」
シェリンが少し考えながら答えを出す、恐らく皇帝ヴェラッティならば何かわかるのではないかと推理する。
理由を問うとあそこは1200年前からこの地にルーツがある宗教集団であったため、彼らなら完全にではなくても何かわかることがあるかもしれないと説明する。
ということで次にヴェラッティと会うことになったたらこのカプセルについて何かわかるか、また解読ができるのか聞いてみる事となった。
そして4人はシャワーを浴び、眠りについた。
部屋が足りなくて他の兄弟達と一緒に眠ることになったのだが……
夜皆が寝静まったころ、幸乃も兄弟たちと一緒の布団で熟睡していると誰かが幸乃の肩をたたく。
幸乃はそれで起きて目を開ける、そこにはシンクレアがいてベルとリルカもすでに起きていた。
何があったか尋ねてみると誰かがこの家に侵入したようであった。
「わかりました、すぐに切り落としましょう」
「あまりもみ合いになって弟たちに被害が及ぶのは避けたいです、なのでこうしましょう」
すぐに危害が加わる前に敵を倒したい、そのために考えた策がこれだった。
(えいっ──)
リルカがそう念じるとこの部屋全体にまるでカメラのフラッシュのようなまぶしい光が照らしわたる。光を生み出す術式で戦闘用に使用するにはあまりにも威力が弱すぎてまず使われることはない。しかし暗闇で敵の目をくらませるには十分な明るさだった。
敵の兵士たちはそのまぶしさに思わず目をつぶる、そのスキを幸乃たちは見逃さなかった。
隠れていた幸乃、ベル、シンクレアが兵士たちに奇襲する、もみ合いになる中、特に活躍したのはベルだった、侵入した兵士は10人ほどいたが、ベルが得意の接近戦で次々と兵士たちをなぎ倒していく。
2,3分ほどで敵の兵士たちを4人ですべて倒す、すると幸乃が安堵の表情を見せる。
「ずいぶん簡単ですわね……」
シンクレアが不審に思いそう囁く、それは幸乃とベルも感じていた、カプセルを奪いに来たと考えても何の策もなく戦いもあっさり終わり。
まだ敵の奇襲は終わっていない……
シンクレアがそう感じたその時──
そして時間はすっかり夕方になる、
夕日に身体を照らされる中、精一杯体を動かし遊んでいる中、ベルは考えていた。
(久しぶりです、こんなに無邪気に遊んだのは……)
ベルにとっては久しぶりだった、親友カレンシアを失って以来。
それからベルは自らの弱さを克服するためどんな時間も自らが強くなるために費やした。しだいに楽しいと思うことも少なくなり、ベルの感情から笑うという事も減っていった、だからこうして無邪気に遊ぶという事がベルにとっては昔のことでどこか懐かしく感じたのであった。
ベルは思わずほんのりとふっと微笑を浮かべる。すると幸乃とリルカがそのわずかだが大変珍しいベルの表情の変化に反応し始める。
「ベルちゃんやっぱ笑うと可愛いよ、やっぱり表情が柔らかい方がいいよ!!」
「私もそう思います、今のベルさん」
「いいい、いや別にそんなんじゃないですよ、変なこと言わないでください!!」
ベルは顔を真っ赤にして両手ををぶんぶんと顔の前で振り回して否定する。
すると今度はシンクレアがベルをなだめ始める。
「ベルさん、自信を持ってください。以前ならそんなそぶりなんてありえませんでしたもの、以前と比べるととても表情が柔らかいと思いますよ。 きっと幸乃さんやリルカと旅をしているうちに2人に心が許せるようになったんだと思います」
そういうとシンクレアは昔のことを思い出し始める。
ベルと出会った時、いつも無表情だった、空いた時間があれば強くなりたいとトレーニングを申し込んできて模擬戦を行っていた、いつも強くなりたいとしか言っていなかった。
そんなベルが今はどこか表情が柔らかく感じた、そのままベルには幸せになってほしい、そう強く願っていたのであった。そしてベルにさらに話しかける。
「絶対あなたなら取り返せると思いますわ、親友を」
ベルは思わずその言葉に反応しうつむく、救えなかった親友、誰も庶民だった自分を信じてくれない中、カレンシアはたった一人ベルを信じて友のように接した。
ベルはそれがきっかけでなんとか立ち直り、今はその失った親友のために戦っていたのである。
必死に戦うベルには友が出来た、シンクレア、リルカ、幸乃──
少しずつではあるが、彼女は立ち直りつつある、そして彼女が本当の笑顔を取り戻すのは、親友を取り戻すのはもうすぐかもしれない。
そしてそんな会話をしているとすっかり日も暮れ、夜になった。
夕食を食べた後、シンクレアの部屋に入る。
シンクレアは自分の机の引き出しから手のひらサイズの指輪を入れるケースを取り出す、そしてその中を開ける、すると……
「これは、カプセル?」
「そうですわ、これが冥王軍から先日潜入捜査で奪ったカプセルですわ」
ケースの中には豆粒サイズの黒いカプセルが入っていた。シンクレアはそれを手に取り始める。
「でもそれはどうやって中身を知ることができるんですか?」
「そうなんです、皇帝の所へ行っても古代学の専門家の所へ行っても全く答えが出ないんです、どこの古代文明にもそのカプセルにつながるような物は無いと……」
「シェリン、これどうすればいいかわかる?」
「皇帝の奴らに聞けば何かわかるかもしれんのう、奴らは1200年前から続いてきた歴史ある家系じゃ、もしかしたら何かわかるかもしれんな」
シェリンが少し考えながら答えを出す、恐らく皇帝ヴェラッティならば何かわかるのではないかと推理する。
理由を問うとあそこは1200年前からこの地にルーツがある宗教集団であったため、彼らなら完全にではなくても何かわかることがあるかもしれないと説明する。
ということで次にヴェラッティと会うことになったたらこのカプセルについて何かわかるか、また解読ができるのか聞いてみる事となった。
そして4人はシャワーを浴び、眠りについた。
部屋が足りなくて他の兄弟達と一緒に眠ることになったのだが……
夜皆が寝静まったころ、幸乃も兄弟たちと一緒の布団で熟睡していると誰かが幸乃の肩をたたく。
幸乃はそれで起きて目を開ける、そこにはシンクレアがいてベルとリルカもすでに起きていた。
何があったか尋ねてみると誰かがこの家に侵入したようであった。
「わかりました、すぐに切り落としましょう」
「あまりもみ合いになって弟たちに被害が及ぶのは避けたいです、なのでこうしましょう」
すぐに危害が加わる前に敵を倒したい、そのために考えた策がこれだった。
(えいっ──)
リルカがそう念じるとこの部屋全体にまるでカメラのフラッシュのようなまぶしい光が照らしわたる。光を生み出す術式で戦闘用に使用するにはあまりにも威力が弱すぎてまず使われることはない。しかし暗闇で敵の目をくらませるには十分な明るさだった。
敵の兵士たちはそのまぶしさに思わず目をつぶる、そのスキを幸乃たちは見逃さなかった。
隠れていた幸乃、ベル、シンクレアが兵士たちに奇襲する、もみ合いになる中、特に活躍したのはベルだった、侵入した兵士は10人ほどいたが、ベルが得意の接近戦で次々と兵士たちをなぎ倒していく。
2,3分ほどで敵の兵士たちを4人ですべて倒す、すると幸乃が安堵の表情を見せる。
「ずいぶん簡単ですわね……」
シンクレアが不審に思いそう囁く、それは幸乃とベルも感じていた、カプセルを奪いに来たと考えても何の策もなく戦いもあっさり終わり。
まだ敵の奇襲は終わっていない……
シンクレアがそう感じたその時──
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