112 / 112
エンド・オブ・ザ・ノースランド
幸乃の答え
しおりを挟む
「まあ~~、幸乃がそこまで残りたいんだったら無理矢理残す必要もないしねー。 でも本当にいいの?夢がかなうんだよ?」
「う、う~~ん」
幸乃は複雑な思いで頭を抱えて考える。ベル、リルカ、ミリート、今まで旅をした仲間は今まで出会った中で最高の仲間であり友だった。これからもずっとここにいてみんなと過ごしたいという思いはあった。今度はヴェラッティとシャレーが言葉をかける。
「フィテアトルにいた時も行ったけど俺としてはこっちにいいてほしいというのもある。今回は幸乃が選ぶべき問題で僕はそれを無理に引きとめはしない。でもこれだけは言っておく、みんな幸乃を待ってる。いてほしいという人はいっぱいいる」
幸乃にこの世界にいてほしいという気持ちはフィテアトルにいた時と全く変わっていない、これからも市民達を守る重要な戦力としていてほしいというのが本音だった。
次はシャレーが口を開く。
「幸乃さん、もったいないよ──!! せっかくつらい思いして強くなったのに、もっと幸乃さんといたかったな……」
シャレーにとっても幸乃はかけがえない友だった、以前ビコフスキにいた時荒んでいた自分を勇気づけてくれた存在だった、だからこれからもこの世界にいてほしかった。
「うっ」
戸惑う幸乃、この世界にいるか元の世界へ帰るか……、考えた結果は?
「ちょっと、1人にしてほしいな、1人で考えさせてほしい。 どうするか決めたらみんなに伝えるから……」
言いずらそうに幸乃はしゃべる、とりあえず1人にさせてほしい、答えが決まったらみんなに伝えると。
奈美がそれを了承するとみんな部屋から出ていき、答えが出たら礼拝所に来るようにと指示を出す。
そして幸乃は部屋にこもり1人になった。
物静かな部屋、ベットの上でちょこんと座りながら幸乃は考え始める。
(どうしよう私……)
悩む幸乃。
ここにいるべきか、帰るべきか──
二つの想いが葛藤する、そして幸乃は決断をする。
キィィィィィィィィ──
20分ほどすると幸乃はドアをそっと開ける。みんながいる教会の礼拝所にゆっくりと移動する。
そして礼拝所にはいる、そこにベルや奈美達がみんないた。
テレを隠せずに顔をほんのり赤くする幸乃、同時にうつむき始める
「答えはなんとなく出した……」
そして幸乃はみんなの前でゆっくりと口を開き始める。
「私、やっぱり夢はかなえたい、だから一回返してほしいんだ。元の世界に……」
残念な表情をするベルたち異世界組、しかし幸乃はパッと顔を上げ、ふっと微笑を見せてて話をさらに進める。
「でも、ベルたちだって失いたくなんかない、だから一回帰るけど何かあったら教えてほしいの。 そしたら私またこの世界に来るから、また戦う、だから──、今一回だけ、私の世界に帰っていいかな? 私にもやりたいこと、あるし……」
これが幸乃の出した答えだった。幸乃としては自分のアイドルになるという夢のためやはりここは元の世界に帰りたかった。
だからベルたちの世界からは一回帰ることになる。しかしこの世界もいわば第二の故郷になっていた、だからどこかでこの世界に帰りたいしもしピンチがあった場合には力になって共に戦いたい。
そんな想いを幸乃はベルや奈美達に伝えた。
自分の気持ちどこか言いづらそうに打ち明ける。
するとこの場にしばしの沈黙が流れる。
そして次に口を開いたのは奈美とベルだった。
「ふっ、幸乃らしい答えだとおもったわ、あんたは意外と優しいところがある。だから困っている人を見捨てるわけがないからね」
「まあ、お別れになってしまうのは寂しいですが、それが幸乃さんの選択だというのなら引きとめはしません」
そんな言葉を交わしていると奈美が水色の宝玉を取り出す、そしてすぐにでも戻ってほしい、そうすれば何かあった時すぐにこの世界に戻せるからと説明した。
そして明日には元の世界に戻る事となった。
その夜、幸乃はベル、リルカ、ミリートと共に過ごした。
「幸乃さん?大丈夫ですか?ボーっとして」
「あ、うん大丈夫だよ!! 明日のことを考えていただけだよ」
どこか上の空になっていた、答えを出さなきゃならない。幸乃の中では答えはすでに決めていたが本当にそれを言うと考えるとどこかさみしさを感じる。
「じゃあお休み、ちょっと1人にさせて」
そう言ってベッドへ向かう、他の3人も幸乃のことを察し引きとめることはしなかった。
そして次の日の朝、教会の礼拝所、信者たちの礼拝が終わった後の静かな雰囲気、そんな場所に幸乃達はいた。
お別れの時間となった。
まずはヴェラッティとシャレー。
ヴェラッティはゴホンと咳をして幸乃に話しかける。
「お前は立派な勇者だよ、俺が保証する。 また来てくれよ、向こうの世界でも達者でな」
「幸乃さん、本当にお世話になった、ありがとう!! またおしゃれのコツ教えてね!!」
シャレーは以前幸乃におしゃれのやり方を教わったことがあった。幸乃もそれを思い出し最後の言葉を返す
「うん、また教えてあげるよシャレーちゃん、皇帝さんも仕事きっちりこなしてよ」
次にミリート、リルカとのお別れ。
「貴様に殴られた痛み、痛かったがその想い、沁みたぜ……」
ミリートの言葉、それはバードランドでの出来事だった。かつて自らの復讐への心を冥王に悪用されリルカ達の敵となり幸乃と死闘を繰り広げた、そこで幸乃はあえてミリートの頬を殴った。 リルカとミリート2人のために危険を顧みずに……
「幸乃さん、いつかまた会いましょう。幸乃さんといたこの時間、私は忘れません」
2人の言葉に幸乃は笑顔を作って言葉を返す。
「リルカちゃん、また会おうね。 みーくん、今度あんなことになったら許さないからね!!」
最後にベルとシェリンは微笑を浮かべながら幸乃に最後の言葉をかける。
「幸乃さんと出会えて本当によかったです、絶対また会いましょうね」
「幸乃、また会おうぞ!!」
2人の言葉に幸乃が言葉を返す。
「うん、ベルちゃん、シェリン、ありがとうね。あとやっぱり笑顔になったベルちゃんは可愛いいよ。その笑顔、忘れないでね!!」
「うっ……」
その言葉にベルは顔を真っ赤にする。
「ベルちゃん、また会おうね……」
幸乃は囁き手を振る、瞳にはうっすらと涙が浮かんでいた。
すると幸乃がネックレスのようにかけていた宝石が光り出す、そして幸乃の体がゆっくりと消えていく。
「みんな、また会おうね!!」
幸乃の最後の声、その声がこの部屋に鳴り響いた瞬間彼女はこの世界から消えた。
しかし幸乃の物語は終わらない、時にはみんなのアイドルとして、時には異世界を守る勇者としてみんなに希望と元気を与える仕事はこれから始まって行くのだった。
「う、う~~ん」
幸乃は複雑な思いで頭を抱えて考える。ベル、リルカ、ミリート、今まで旅をした仲間は今まで出会った中で最高の仲間であり友だった。これからもずっとここにいてみんなと過ごしたいという思いはあった。今度はヴェラッティとシャレーが言葉をかける。
「フィテアトルにいた時も行ったけど俺としてはこっちにいいてほしいというのもある。今回は幸乃が選ぶべき問題で僕はそれを無理に引きとめはしない。でもこれだけは言っておく、みんな幸乃を待ってる。いてほしいという人はいっぱいいる」
幸乃にこの世界にいてほしいという気持ちはフィテアトルにいた時と全く変わっていない、これからも市民達を守る重要な戦力としていてほしいというのが本音だった。
次はシャレーが口を開く。
「幸乃さん、もったいないよ──!! せっかくつらい思いして強くなったのに、もっと幸乃さんといたかったな……」
シャレーにとっても幸乃はかけがえない友だった、以前ビコフスキにいた時荒んでいた自分を勇気づけてくれた存在だった、だからこれからもこの世界にいてほしかった。
「うっ」
戸惑う幸乃、この世界にいるか元の世界へ帰るか……、考えた結果は?
「ちょっと、1人にしてほしいな、1人で考えさせてほしい。 どうするか決めたらみんなに伝えるから……」
言いずらそうに幸乃はしゃべる、とりあえず1人にさせてほしい、答えが決まったらみんなに伝えると。
奈美がそれを了承するとみんな部屋から出ていき、答えが出たら礼拝所に来るようにと指示を出す。
そして幸乃は部屋にこもり1人になった。
物静かな部屋、ベットの上でちょこんと座りながら幸乃は考え始める。
(どうしよう私……)
悩む幸乃。
ここにいるべきか、帰るべきか──
二つの想いが葛藤する、そして幸乃は決断をする。
キィィィィィィィィ──
20分ほどすると幸乃はドアをそっと開ける。みんながいる教会の礼拝所にゆっくりと移動する。
そして礼拝所にはいる、そこにベルや奈美達がみんないた。
テレを隠せずに顔をほんのり赤くする幸乃、同時にうつむき始める
「答えはなんとなく出した……」
そして幸乃はみんなの前でゆっくりと口を開き始める。
「私、やっぱり夢はかなえたい、だから一回返してほしいんだ。元の世界に……」
残念な表情をするベルたち異世界組、しかし幸乃はパッと顔を上げ、ふっと微笑を見せてて話をさらに進める。
「でも、ベルたちだって失いたくなんかない、だから一回帰るけど何かあったら教えてほしいの。 そしたら私またこの世界に来るから、また戦う、だから──、今一回だけ、私の世界に帰っていいかな? 私にもやりたいこと、あるし……」
これが幸乃の出した答えだった。幸乃としては自分のアイドルになるという夢のためやはりここは元の世界に帰りたかった。
だからベルたちの世界からは一回帰ることになる。しかしこの世界もいわば第二の故郷になっていた、だからどこかでこの世界に帰りたいしもしピンチがあった場合には力になって共に戦いたい。
そんな想いを幸乃はベルや奈美達に伝えた。
自分の気持ちどこか言いづらそうに打ち明ける。
するとこの場にしばしの沈黙が流れる。
そして次に口を開いたのは奈美とベルだった。
「ふっ、幸乃らしい答えだとおもったわ、あんたは意外と優しいところがある。だから困っている人を見捨てるわけがないからね」
「まあ、お別れになってしまうのは寂しいですが、それが幸乃さんの選択だというのなら引きとめはしません」
そんな言葉を交わしていると奈美が水色の宝玉を取り出す、そしてすぐにでも戻ってほしい、そうすれば何かあった時すぐにこの世界に戻せるからと説明した。
そして明日には元の世界に戻る事となった。
その夜、幸乃はベル、リルカ、ミリートと共に過ごした。
「幸乃さん?大丈夫ですか?ボーっとして」
「あ、うん大丈夫だよ!! 明日のことを考えていただけだよ」
どこか上の空になっていた、答えを出さなきゃならない。幸乃の中では答えはすでに決めていたが本当にそれを言うと考えるとどこかさみしさを感じる。
「じゃあお休み、ちょっと1人にさせて」
そう言ってベッドへ向かう、他の3人も幸乃のことを察し引きとめることはしなかった。
そして次の日の朝、教会の礼拝所、信者たちの礼拝が終わった後の静かな雰囲気、そんな場所に幸乃達はいた。
お別れの時間となった。
まずはヴェラッティとシャレー。
ヴェラッティはゴホンと咳をして幸乃に話しかける。
「お前は立派な勇者だよ、俺が保証する。 また来てくれよ、向こうの世界でも達者でな」
「幸乃さん、本当にお世話になった、ありがとう!! またおしゃれのコツ教えてね!!」
シャレーは以前幸乃におしゃれのやり方を教わったことがあった。幸乃もそれを思い出し最後の言葉を返す
「うん、また教えてあげるよシャレーちゃん、皇帝さんも仕事きっちりこなしてよ」
次にミリート、リルカとのお別れ。
「貴様に殴られた痛み、痛かったがその想い、沁みたぜ……」
ミリートの言葉、それはバードランドでの出来事だった。かつて自らの復讐への心を冥王に悪用されリルカ達の敵となり幸乃と死闘を繰り広げた、そこで幸乃はあえてミリートの頬を殴った。 リルカとミリート2人のために危険を顧みずに……
「幸乃さん、いつかまた会いましょう。幸乃さんといたこの時間、私は忘れません」
2人の言葉に幸乃は笑顔を作って言葉を返す。
「リルカちゃん、また会おうね。 みーくん、今度あんなことになったら許さないからね!!」
最後にベルとシェリンは微笑を浮かべながら幸乃に最後の言葉をかける。
「幸乃さんと出会えて本当によかったです、絶対また会いましょうね」
「幸乃、また会おうぞ!!」
2人の言葉に幸乃が言葉を返す。
「うん、ベルちゃん、シェリン、ありがとうね。あとやっぱり笑顔になったベルちゃんは可愛いいよ。その笑顔、忘れないでね!!」
「うっ……」
その言葉にベルは顔を真っ赤にする。
「ベルちゃん、また会おうね……」
幸乃は囁き手を振る、瞳にはうっすらと涙が浮かんでいた。
すると幸乃がネックレスのようにかけていた宝石が光り出す、そして幸乃の体がゆっくりと消えていく。
「みんな、また会おうね!!」
幸乃の最後の声、その声がこの部屋に鳴り響いた瞬間彼女はこの世界から消えた。
しかし幸乃の物語は終わらない、時にはみんなのアイドルとして、時には異世界を守る勇者としてみんなに希望と元気を与える仕事はこれから始まって行くのだった。
0
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
これからが楽しみです。また来ます❗