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5話 最深部・ドラゴン
「ちょっと、休もうか」
「あ、ありがとう」
魔物の気配がない場所を見つけ、魔力の回復も兼ねて休憩を挟む。仲間の疲弊具合を見て、休息をとるのも後方の仕事だ。
壁に背を預けて一息つくきながら話しかけた。
「武器、防具ともに破損ありません。魔力も、大丈夫です!」
「私も、武器も体力も大丈夫だよ。行ける行ける」
「俺も、損耗なし」
それでも、負傷している以上このままというわけには行かない。この先、さらに強い敵がいるはずなのだから。
体力の回復。武器や魔力の消耗具合の報告とは把握はダンジョンを潜る冒険者パーティーなら基本だが、正義の剣時代はこんなことしなかった。
完全に力に任せきりだったし、それでたいていのダンジョンは攻略出来たし、上手くいかなかったら全部俺のせいにしてた。
その後、色々と雑談を交える。日常の事とか。
「あのカフェいいですよ。戦いが終わったら、案内しますね」
「いいね。一緒になんか食べよ」
「あ、ありがとう」
色々親身に話してくれるのは嬉しい。今回だけとはいえ、一緒に戦うのだからこういったコミュニケーションも取っていきたい。
それから、十分休養を取って先へ進む。
ここが最下層らしく、他に誰も来ていない。さっきまでとは違う大きな広い部屋。今までのような無機質な部屋とは違い、壁には白い服を着た女性の壁画だったり、見たことがないような文字の羅列だったり。かつてここを、使用していた人がいたのだろうか。けれど一番重要なのはそれじゃない。
「ごめん。お前だったよな──ドラゴン」
最深部にたどりのか、そこには巨大なドラゴンが待ち構えていた。
緑色に光る目。今までの魔物とは一線を課す巨大な魔力。そして長細く強大な肉体と筋肉質な手足。
黒い鱗に覆われたその魔物は、Sランク冒険者すら一撃で屠るほどの力を持つ。
そんないかにも強そうな怪物が、こっちに敵意を向け、睨みつけていた。
「戦うしか、ないみたいですね」
「負けるわけには行かないもん。勝つもん!」
二人が武器を構える。最下層に、ドラゴン。何をすべきかは言うまでもない。
俺も、大分魔力を消耗しちゃってるけど、頑張って戦っている二人の足を引っ張るわけには行かない。
俺は後方だけど、二人は前線で戦っているんだ。
しっかりと、二人が活躍できるように後ろからサポートしていきたい。
そして、ドラゴンは俺達の意思を理解しているかのようにこっちに向かってきた。
口を開けると、今まで感じたことがないくらいの魔力を感じた。
「攻撃が来る。よけて」
俺の指示に、二人は左右に分かれるように移動。ドラゴンの口は照準を俺に合わせてきた。
「マスター!」
「シュウ君!」
「俺は受けきるから大丈夫。それより、攻撃が来たら左右からカウンターお願い」
俺はそう叫びながら水晶髑髏を強く握った。これから発せられる魔力は把握している。この攻撃を受けきれば、攻撃を吐くドラゴンにスキが出来る。そこを、左右から二人が攻撃すれば、有効打を与えられる。
そして、俺の狙い通りドラゴンは俺に向かって光線を放ってきた。
Aランクでも防げそうな強さ。水晶髑髏を強く握り、シールドを展開。
くの字に展開して、攻撃を受け流せるような形にする。これなら、十分耐えられる。
光線状の攻撃が障壁に直撃。ミシミシと音を立てながらも、攻撃を受け流し気味にして攻撃を防ぐ。そして──そのタイミングを二人は見逃さなかった。
「輝く雷鳴よ、希望の力になりて我が胸に宿れ! 光の化身、ここに降臨! 現れろ ラグナ・ボルテックス」
まずはエルムの攻撃。強力な雷鳴の攻撃を放ち。ドラゴンの右胴体に直撃。大きな爆発音を上げ、ドラゴンの肉体が左方向に吹き飛ぶ。
「追撃するよ!!」
それを好機ととらえたアンネが左から切りかかり、ドラゴンの左の翼を一刀両断。ドラゴンは魔力を使い切断された翼を回復しながらアンネに襲い掛かる。
「アンネ、攻撃を受けて」
ネプラディスクに力を入れ、アンネに魔力を供給。アンネの剣から出る魔力が増大されたのがわかり、アンネが突っ込んできたドラゴンの攻撃を受ける。
「魔力ありがと!!!」
そして、後方にいた俺とエルムが視線を合わせ、コクリと頷く。同じタイミングで攻撃を放った。
最初の俺の攻撃は、ドラゴンが作った障壁で防がれてしまうが、俺の魔力も合わさっているエルムの攻撃が入ると、障壁にひびが入り、ミシミシと音が聞こえる。
「もう少しです!!」
エルムがそう叫ぶと、魔力が強くなり障壁はガラスが割れたような音を生じさせて破壊された。
その雷のような攻撃が、ドラゴンに直撃。ドラゴンの肉体は大きく吹き飛び、壁に叩きつけられる形となった。
「エルム、追撃するよ」
「はい!」
ドラゴンを倒す絶好の好機。一気攻勢をかける。水晶髑髏から魔力を受け取る。
巨大な魔力を伴った砲弾と、エルムの雷のような攻撃が直撃。
大きな爆発音を上げ大爆発を起こす。効いていれば、アンネに突っ込ませて首を切れば終わりだが──。
「私が決める」
「待って、まだ突っ込むな」
グォォォォォォォォォォォォォォォォォ──。
予想通り、こんなことで勝負が決まる相手ではなかった。
「あ、ありがとう」
魔物の気配がない場所を見つけ、魔力の回復も兼ねて休憩を挟む。仲間の疲弊具合を見て、休息をとるのも後方の仕事だ。
壁に背を預けて一息つくきながら話しかけた。
「武器、防具ともに破損ありません。魔力も、大丈夫です!」
「私も、武器も体力も大丈夫だよ。行ける行ける」
「俺も、損耗なし」
それでも、負傷している以上このままというわけには行かない。この先、さらに強い敵がいるはずなのだから。
体力の回復。武器や魔力の消耗具合の報告とは把握はダンジョンを潜る冒険者パーティーなら基本だが、正義の剣時代はこんなことしなかった。
完全に力に任せきりだったし、それでたいていのダンジョンは攻略出来たし、上手くいかなかったら全部俺のせいにしてた。
その後、色々と雑談を交える。日常の事とか。
「あのカフェいいですよ。戦いが終わったら、案内しますね」
「いいね。一緒になんか食べよ」
「あ、ありがとう」
色々親身に話してくれるのは嬉しい。今回だけとはいえ、一緒に戦うのだからこういったコミュニケーションも取っていきたい。
それから、十分休養を取って先へ進む。
ここが最下層らしく、他に誰も来ていない。さっきまでとは違う大きな広い部屋。今までのような無機質な部屋とは違い、壁には白い服を着た女性の壁画だったり、見たことがないような文字の羅列だったり。かつてここを、使用していた人がいたのだろうか。けれど一番重要なのはそれじゃない。
「ごめん。お前だったよな──ドラゴン」
最深部にたどりのか、そこには巨大なドラゴンが待ち構えていた。
緑色に光る目。今までの魔物とは一線を課す巨大な魔力。そして長細く強大な肉体と筋肉質な手足。
黒い鱗に覆われたその魔物は、Sランク冒険者すら一撃で屠るほどの力を持つ。
そんないかにも強そうな怪物が、こっちに敵意を向け、睨みつけていた。
「戦うしか、ないみたいですね」
「負けるわけには行かないもん。勝つもん!」
二人が武器を構える。最下層に、ドラゴン。何をすべきかは言うまでもない。
俺も、大分魔力を消耗しちゃってるけど、頑張って戦っている二人の足を引っ張るわけには行かない。
俺は後方だけど、二人は前線で戦っているんだ。
しっかりと、二人が活躍できるように後ろからサポートしていきたい。
そして、ドラゴンは俺達の意思を理解しているかのようにこっちに向かってきた。
口を開けると、今まで感じたことがないくらいの魔力を感じた。
「攻撃が来る。よけて」
俺の指示に、二人は左右に分かれるように移動。ドラゴンの口は照準を俺に合わせてきた。
「マスター!」
「シュウ君!」
「俺は受けきるから大丈夫。それより、攻撃が来たら左右からカウンターお願い」
俺はそう叫びながら水晶髑髏を強く握った。これから発せられる魔力は把握している。この攻撃を受けきれば、攻撃を吐くドラゴンにスキが出来る。そこを、左右から二人が攻撃すれば、有効打を与えられる。
そして、俺の狙い通りドラゴンは俺に向かって光線を放ってきた。
Aランクでも防げそうな強さ。水晶髑髏を強く握り、シールドを展開。
くの字に展開して、攻撃を受け流せるような形にする。これなら、十分耐えられる。
光線状の攻撃が障壁に直撃。ミシミシと音を立てながらも、攻撃を受け流し気味にして攻撃を防ぐ。そして──そのタイミングを二人は見逃さなかった。
「輝く雷鳴よ、希望の力になりて我が胸に宿れ! 光の化身、ここに降臨! 現れろ ラグナ・ボルテックス」
まずはエルムの攻撃。強力な雷鳴の攻撃を放ち。ドラゴンの右胴体に直撃。大きな爆発音を上げ、ドラゴンの肉体が左方向に吹き飛ぶ。
「追撃するよ!!」
それを好機ととらえたアンネが左から切りかかり、ドラゴンの左の翼を一刀両断。ドラゴンは魔力を使い切断された翼を回復しながらアンネに襲い掛かる。
「アンネ、攻撃を受けて」
ネプラディスクに力を入れ、アンネに魔力を供給。アンネの剣から出る魔力が増大されたのがわかり、アンネが突っ込んできたドラゴンの攻撃を受ける。
「魔力ありがと!!!」
そして、後方にいた俺とエルムが視線を合わせ、コクリと頷く。同じタイミングで攻撃を放った。
最初の俺の攻撃は、ドラゴンが作った障壁で防がれてしまうが、俺の魔力も合わさっているエルムの攻撃が入ると、障壁にひびが入り、ミシミシと音が聞こえる。
「もう少しです!!」
エルムがそう叫ぶと、魔力が強くなり障壁はガラスが割れたような音を生じさせて破壊された。
その雷のような攻撃が、ドラゴンに直撃。ドラゴンの肉体は大きく吹き飛び、壁に叩きつけられる形となった。
「エルム、追撃するよ」
「はい!」
ドラゴンを倒す絶好の好機。一気攻勢をかける。水晶髑髏から魔力を受け取る。
巨大な魔力を伴った砲弾と、エルムの雷のような攻撃が直撃。
大きな爆発音を上げ大爆発を起こす。効いていれば、アンネに突っ込ませて首を切れば終わりだが──。
「私が決める」
「待って、まだ突っ込むな」
グォォォォォォォォォォォォォォォォォ──。
予想通り、こんなことで勝負が決まる相手ではなかった。
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