心を読めるようになった

マイン、異変に気付く前編

ふぁ～あ。もう朝か～。
お母さん「マイン～？早く起きなさーい。」
マイン「起きてるよ～。」
ふぅ。取り敢えず着替えよう。
お母さん「朝ごはん出来てるわよ。」(今日はしっかり起きてたのね。)
ん？何か変な声が頭の中で....
お母さん「ん？マイン？どうしたの？」(どうしたのかしら。)
マイン「あ、うん。何でもないよ。」
お母さん「？そう。早くご飯食べちゃいなさい。」(マインも思春期だし好きな子で出来たのかな？)
まただ。なんなんだろこれ？
......！もしかしてこれが読心かな？
マイン「うん。いただきます。」





マイン「ごちそうさま。」
お母さん「お粗末様。今日は何処か出掛けるの？学校無いでしょ？」
マイン「うん。ちょっとスキルを試してみる。」
お母さん「そう。気を付けてね。」
マイン「うん。」

マイン「それじゃ、いってきま～す。」
お母さん「いってらっしゃい。」
取り敢えずフランツおじさんの所に行ってみよう。

マイン「フランツおじさん、おはよう。」
フランツ「お、マインか。おさようさん。」
マイン「フランツおじさん。頼み事があるんだけど聞いてくろるかな？」
フランツ「ん？どうしたんだ？」
マイン「スキルで格闘術を授かったって言ったでしょ？だからちょっと練習に付き合って欲しいなと思って。」
フランツ「なんだ。そんなことか。勿論いいぜ。」
マイン「やった。フランツおじさんありがとう。」
フランツ「それじゃ、早速構えてみな。」
構えとか分からないけど動く通りにやったらいいのかな？
マイン「これで合ってますか？」
フランツ「おう！バッチリだ。やっぱりスキル持ってると違うんだな。」
マイン「フランツおじさんはどんなスキルを持ってるの？」
フランツ「俺か？俺はな、剣術と筋力増強だ。」
フランツ「授かったのはこれだけだが自力で手に入れたスキルもあるぞ。」
マイン「例えばどんな？」
フランツ「そうだな。例えばお前の格闘術とかな。」
フランツ「スキルを持ってなかった頃は構えから教えて貰ったからな。」