ランブルビースト ~獣が強くて人類滅亡の危機なのでビッチがセックスで戦います~【東京編】

扶桑のイーグル

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ふたなりへの道

31体目 緑、ふたなりになる7

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「覚醒、ですか……? ん……」

「ああ、緑の二つ名……『覚醒者(ウェイカー)』の由来だよ」

 激しい行為の横で、楽とレモンはあくまで静かに絡み合うようなキスをしていた。舐めれば溶けてしまいそうな舌がしっとりと頬の内側をくすぐる。

「緑はね……いきなり強くなるんだ。んっ……」

「どういう事ですか? んー……」

 一人と一匹は欲望のガス抜きに何度も口付けを繰り返す。甘い息が二人の肺を行き交いほんのりと温めていく。

「んん……表現が難しいけど、ゲームで言うレベルアップみたいなものかな」

「?」

 コクリと首を傾げたレモンがたまらなく可愛くて楽はまた唇を啄みたい衝動に駆られるが、それではいつまで経っても説明がつかないので理性で抑える。

「普通は、経験を得たら即フィードバックされるだろう? 段階を踏まず、緩やかに強くなっていく。緑はそれが無いんだ」

「で、では非常に不利なのでは」

「うん、大体の場面ではね。でも最強って言われる理由もまた、そこにあるんだ」

「……まだ分からないです」

「これは憶測なんだけど……緑の場合、得た経験は一旦自分の中にしまい込む。そうして経験を蓄積させる。その経験は無くならないし、むしろ他の経験と合わさって複雑高度化する」

「ふむふむ」

「そしてある時、それまでに得た経験を一斉にフィードバックする。経験は他の経験と絡み合っていて、応用的な範囲をもカバーする。結果、緑は一気に何倍もの力を得る」

 半分ほど八雲の受け売りだが、レモン向けにある程度噛み砕いた説明をする。それでも難しかったようだがレモンは彼女なりに解釈したようだ。

「んんん……ちょっと難しいんですけど、編み物と同じですかね」

「編み物?」

「はい。毛糸の一本一本が経験だとして、何本あっても集めるだけでは役に立ちませんけど、それを編めば意味あるものを作れますから」

「ううん、なるほど。近いかも。でも、なんでいきなり編み物なんだい?」

「……前のご主人様の趣味です」

 なぜか、レモンは言い難そうに答える。

「ふぅん……化学繊維の方が手に入りやすいこのご時世にね……いい趣味してる」

「……あ、あの、怒ってません?」

「え? 怒ってないよ。なんで」

「いえ、前のご主人様の話は嫌がられるかと思って……」

 要は嫉妬するかもしれないと思ったのだろう。その心使いに嬉しくなった楽は、レモンを恋人のように愛おしく抱きしめた。

「僕は構わないよ。前の方はいい人だったんだろう?」

「……はい」

「なら寧ろ感謝しているくらいだよ。僕とレモンの運命的な出会いを導いてくれたんだから、ね」

「楽様……!」

 感激したレモンが楽に唇を近づける。

 二人は幸せなキスをして……。




「終了しないわよ!」

「どっ、どうした菜々」

「いきなり大声出して何やってるの……?」

 菜々の大声に、立て直しを図りながら膝をついて息を交わしていた二人は驚いた。

「……ごめん何でもない」

 菜々はなぜこんな事を言ったのか自分でもよく分からず二人に謝る。

「……まあいい。今はコイツが先だからな」

「菜々ちーはみどりんをヤッてからじゃないと食べられないみたいだね」

 少々水を差されたが、闘争心に変わりはない緑と奈津美。額を押し付け合い指を互いのワレメに入れ合う。
 水音を立てて指が飲み込まれ、弱いところに触れると身体が小さく跳ねた。甘い蜜を絡めて相手の柔肉に擦り付ける。
 柔肉を押される度にゾワゾワとした感覚が高まっていく。

「んっ……くううぅ!」

「あ……はああぁあっ!」

 絶頂後で敏感になった身体に百戦錬磨の手マンが打ち込まれる。たった数度擦られただけで、二人の秘部はヒクヒクと相手の指を咀嚼するように震え始めた。
 浅いところで焦らすように、深いところで強烈に。快楽がなだれ込み、いくらもがいても呑み込まれて行く。
 二人の意識は、まるで水槽の中に入れられ溺れまいと必死にあがく虫のよう。

(くっ……菜津美、いつの間にここまでテクを上げた? 覚醒したはずなのに、追い込まれる……! )

(凄い……全然イッてくれない。弱点も責め辛いし、これじゃいくら体力があっても……ああっイクっ! )

「んっ! ーーーっ!」

 仕切り直してから先にイッたのは菜津美。流石にテクニックの差では、緑が一枚上手のようだ。
 だが菜津美の本当の恐ろしさは小手先の技術などではない。いくら絶頂しようとも倒れることのない大量の体力と精神力。それを支える無限の性欲だ。
 責め自体は緩めたものの、一歩も引くことなく緑の秘部に指を突き立て続ける。中指と薬指が締め付ける肉の層に割り込む度、ピクリピクリと股が大きく開いていく。時折、腹が筋肉に引かれてくぼむ。

「くふうぅっ! はあぁっ!」

「んひっ……うう、イケよぉ!」

「イ、イクものか……くはあああぁぁぁぁんっ!」

 Gスポットを擦られ、指と秘孔の間から卑猥な液体を飛ばす。ジュクンとした熱さが弱点を穿つ。
 流れ込み続ける快感が水槽の頂点へと達し、限界を超えて溢れ出た。

 なんとか耐えていた緑もまた、追うように絶頂を迎え身体を大きく震わせた。我慢したのが良くなかったか、吹き出た愛液の量はむしろ菜津美より多い。
 グンと反れた背筋を元に戻し、汗で濡れる奈津美を正面から見据える。その口元は少し歪んでいた……この厳しい状況を楽しんでいるかのように。

「はあっ! はあぁっ! ……上手くなったな」

「そっちこそ、よく頑張るよね……」

 思わず相手を称えると、どちらからとも無くキスを交わす。その瞬間、菜津美の責め手がマンコからふたなりペニスへと移動した。
 感度が上がっているせいで空気の流れさえ感じ取れる状態のペニスにマシュマロのような手が吸い付く。

(……っ!)

 どうにもまだ敏感なペニスを擦られ、強く感じてしまう。顔に出すものかと片目を閉じて耐えるが、快感を擦り込まれた肉棒は涎を垂らして強請るように大きく振れ動く。
 奈津美の中を弄っていた指がいつの間にか止まっている。反撃せねばと意識を向けた瞬間、口内で舌が絡み取られ主導権を失う。
 どちらかに集中すればどちらかを責められる。いいように翻弄され、逃げ場が無くなる。

 キス勝負で負けた緑は、自ら口を離した。

「……んっ! ……んぅっ! ……はああぁっ!」

「ぷはっ! やっぱりここはまだ辛いみたいだね!」

 口を離した菜津美が、まるで宝物を見つけたような口調で煽る。ふかふかした手がカウパーをローション代わりに使い、たぎる陰茎をなぞり上げる。
 まるで形あるはずの肉棒が霧散していくようだ。我慢の糸がふつりふつりと切れていくに従い、切なさが付け根から亀頭へとズルズル上がっていく。
 もう手を動かすことなどできない。興奮の液体に濡れた指が糸を引いて秘部から抜け落ちた。

「んあぁ……ま、負けな……あああぁっ!」

「責めなくていいの~? ほらほら」

「くうぅんっ! あっ! ダメだ……出るっ、出るうぅぅーーっ!」

 肉胴が跳ねた。白い液体が飛び菜津美の胸から下を汚す。菜津美はそれを掬って舐める。喉に軽く引っかかる飲み心地、鼻を抜けていく果実臭。
 それはさぞや美味しかったのだろう。僅かに目を大きくすると、欲情的に笑い素直な感想を口にする。

「あは、美味しい……」

「くうう……」

 力の入らない緑を押し倒し、菜津美が開いた足の間に顔を突っ込み有利なポジションに付く。そして次の射精は一滴も零すまいと、強烈なバキュームフェラを開始した。

 舌のザラりとした感触と発情した涎の滑りが先端に絡み付き、同時に残った精液を吸い出される感触が尿道内を擦る。
 亀頭の周りを軟体が回り、切なさと優しさが何度も入れ替わって剛直を責め立ててくる。
 射精感が無理やり引き上げられる。精液の塊を身体の中から押されているようだ。

「う……ぐ……ひぅっ!? あ……おおおおおぉぉぉぉぉっ!」

 尻に力を入れて耐えようとした緑だったが、菜津美の責めを前に呆気なく崩される。
 アナルに突っ込まれた指が蠢き、ペニスを裏側から押したのだ。前立腺を押し上げられブクリと精液が駆け上がる。

 この強制射精によって我慢しようとした分、大量のザーメンを吐き出す結果となってしまった。またもや抵抗が仇となってしまう
 給水栓から出てくる水の如く精液が吹き出るが、それすらも飲み干す菜津美。「さいこー……」と目を細めうっとりした表情で口元を拭うと、仕上げに取り掛かる。

 ベッドの軋む音がした。

「……」

「入れるね……」

 昼が近づき高く上がった太陽が小さな窓から二人を照らす。

 仄かに暗い部屋の中、光を浴びた緑の躰は艶めかしく輝く。
 光を背にした菜津美は後光が射し、上気して赤くなった躰が嫌らしさを強調する。

 お互いに相手の美しさを認め合うと、ゆっくりと四肢を重ね合った。

「……っ」

「んっ!」

 再度、小さいながらにもそそり立つ肉棒がよく解れた肉壁に飲み込まれる。グプリ、という音が熱く火照った身体に響いた。

 一度目の水音に身体が震える━━待ち焦がれた衝撃。

 二度目の水音で熱が一気にこみ上げてくる。

 三度目で、脳が真っ白に塗りつぶされる。

「「あああああああああぁぁぁぁぁぁぁっっっ!」」

 四回も腰を振らない内に快感が振り切れ迸った。
 幾度目かも分からない射精だったが、そのスペルマは締め上げる膣肉を押し広げ、子宮を押し上げるほどに激しく大量に吐き出される。
 一通り射精した後もズグン、ズグンと痛痒い気持ちよさを伴って精道を小さな塊が上がっていく。

「うあああーっ……」

「はあっ、はあっ! ……ん、ぐ……」

 同時に絶頂したが、菜津美はぐったりとして動けなくなるのに対し緑はまだ余裕があった。菜津美を退けて横に寝させると背後で膝立ちになり、再三肉棒をワレメに突き立てる。
 桃肉を指が歪ませた。

「や、やめて……」

「……いくぞ」

「や……ああああああああぁああぁぁぁっっっっっ!」

 腹奥から甘い衝撃を伴って進行してくる固い男根に、女の悦びを抑えきれない。挿入だけで絶頂し、その後も一突き毎に腰を跳ねさせた。
 絶頂の波が押し寄せ続け、混じりあって津波となる。理性と意識を押し流す膨大な快楽が菜津美を落としにかかった。

「んああああああああっっ! イってる! 凄いぃぃぃ! いっぱいイってるよおぉぉぉぉぉ!」

「っ、はっ……!」

 緑は強い締めつけにより湧き上がる射精の催促を気力で押さえ込み、懸命に腰を振り続ける。どこまでが自分ので、どこからが菜津美の膣内なのか分からなくなるほどの熱にうなされながら。
 子宮口が亀頭に吸い付いてくる。亀頭の先端を柔らかく咥え込み、離れようとしない。腰を振る度にペニスを引き抜かれそうな感覚に襲われる。
 ラバーのような感触に突かれ、子宮口から腹奥を揺らされるような快感が鮮烈に奈津美の脳を揺さぶる。

 快楽が共振する。淫靡な高音が入り混じる。二人は共に上り詰めていく。

「んぎいいいいぃぃぃぃぃ! またイグっ! イグウウウゥゥゥッッ!」

「くっ……そんなに……気持ちいいのかっ!? こんなにっ! ……乱れて……あぁっ! 出るっ!」

 激しく絞められたペニスも早々に限界を迎え、子種を菜津美の子宮に向けてこれでもかと注ぎ込む。その熱でまた菜津美がイキ、更に精子が搾り取られる。
 髪を振り乱し、涙で顔を歪めて快楽に溺れる。激しい熱流が全身を焦がしていく。
 グチャグチャにかき混ぜられて煮えたぎる膣は肉棒を溶かし、最後の射精を貪り尽くした。

「かっ……あっ……ーーーーーーーーーーーーっっっ」

「くああぁっ!」

 両者共にほどの快感を受け、体全体を壊れた機械のように震わせた。

 菜津美はそのまま頭を垂れ、小水をアーチ状に飛ばしながらシーツへと沈む。胸がベッドの上で饅頭のように潰れた。
 度重なる絶頂で消耗していた上、彼女が耐えられる限界を超えた快楽が覚醒した緑によって練られ、突き刺さったのだ。無限の性欲も気を失うのは防げなかったらしい。

 緑は……ギリギリで意識を回復させるとペニスを抜き、膝立ちのまま勝利の余韻に浸った。

「勝った……?」

 ふたなり男性器は鼓動に合わせてぴくぴくと痙攣しながら小さく縮み、重力に引かれながら液体をベッドに零す。
 精液と愛液。二つの淫液が混ざり合い、白いシーツに染みを作る。

「……ぁ」

「緑っ!?」

 激闘の末、勝利を確信した緑だったが、僅かに気を抜いた直後に疲労感と睡魔に襲われ倒れてしまった。
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