人外娘と真面目にファンタジーしちゃう本

葛葉幸一

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第3章 古の創造竜

第19話 幕間

 玉座にて戦況を見守るミハエル・ド・カザド。
 ただでさえ強かったエグゼが更なる力を手にいてれたしまった。


 エンシェントドラゴンすら歯が立たなかった。
 これ以上の神魔はもう数が限られている。


 また、新しく産ませるしかない。
「面白いですよ、エグゼ君」
 ソウマの強さの上限は見切った。


 今いる残りの神魔なら、ソウマは倒せる。
 しかし。
 エグゼはまだまだ強くなる。
 これを何とか阻止しなければ……。




 わずか1時間足らずで敵は塵と消え、ラーズの街に静寂が戻った。
 それだけの数を殲滅してもなお、エグゼは平然と、何事もなかったかのようにたっている。


 しかし代償がなかったわけではない。
「目、か…」
 右目が色を失っていた。
 大精霊と魂の融合を果たした結果。
 少しずつ、代償を支払わなければならない。
 先日の戦いでは左腕を無くし。


 今回は目に異常がでた。
「犠牲を出さないなんて、夢のまた夢か…」
 今回も多大な犠牲が出てしまった。
 アイテム師のダイモス。
 ラーズの街の村長、リリシア。
 そして、数100名の仲間達。


 戦場にてエグゼは一人、佇んでいた。
 これ以上の犠牲は出したくない。
 そう心に誓って。

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