人の噂は蜜の味

たかさき

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動物園に行った話

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「聞かなきゃ……いけないのかぁ……」


 疲れたような声で平野が言う。
 俺はウキウキ動物園デート報告会でもしようかなと思っていたのだが、こんな平野を見ると俺なんかの報告よりも平野を癒やすことのほうが重要に思えてくる。

 大丈夫かと聞くと「大丈夫だからさっさと話せ」とそっけない返答を得た。
 これはいけない、まずは平野を癒やさないといけない!!

「平野、ちょっとこれ見るか」
 俺はスペシャルな癒やし写真をスマホに表示しそっと平野に差し出した。

「……………………」

 平野は俺からスマホを受け取るとそのまま微動だにしなくなった。以前可愛い動物を見ると癒されると言っていたのでまさにそんな写真を見せてみたのだがきちんと癒やされているのだろうか。

 スマホが無言で返却される。

「どう? 癒された?」
「……え」
「ほら、まえ可愛い動物見てると癒されるって言ってたじゃん。お疲れみたいだからこれで癒されたかなぁって」
「……は?」
「は? じゃなくてさぁ。俺のスペシャルな癒やし写真見せたから一時的な疲れが解消されたかなって──」

「癒やし? どこが?」
 眉間にしわを寄せた平野が言う。平野の心はこれでも癒やされなかったのか。俺が見たら速攻笑顔になるというのに──。

「こんなに可愛いのに」
「どこがだよ! 怖いわっ、こんなの!!」
「こんな癒やし画像がなぜこんなの呼ばわり」
「これのどこに癒やし要素があるんだよ!」
「えっ……しいて言うなら……すべて?」
「しいて言わんでもすべて怖いわっ!!」

 お怒りモードらしい平野から視線を外し、返却されたスマホを見る。その画面に映る写真には、平野の全否定によりしょぼくれてしまった俺の心を癒やして笑顔にする効果がある。


「深見最強」と呟いた俺の鼓膜が平野の咆哮に揺れた。


「最強じゃねーよ。なんで深見がねこ耳つけてよくわかんないポーズしてんだよ。どんな状況だよそれ」
「これは奇跡の一枚ですが」
「……奇跡?」
「動画は禁止で5秒間だけって約束にも関わらず、写されまいと必死に動き回る深見をなんとか画面に納めることに成功しました」
「何そのやりきりましたみたいな顔。なんかよくわかんないけど、どうしてそうなったのかはめちゃくちゃ気になる。あーこれはもう詳細を聞くしかないのか」
「でも平野お疲れなら無理に聞いてくれなくても……」
「聞くよ! 気になるよ!!」

 えぇ仕方ないな~と言いながら平野の隣の席に座った。ここの席の持ち主は俺が近づくとなぜかすぐに移動し俺の席に座って別のやつと話しているようなので遠慮はいらない。

「まず売店でねこ耳買ってね──」と言うと平野から待ったが入った。

「初手、それ?」
「だって入ってすぐに売店あるから」
「あれは帰りに入るもんじゃないの」
「……まぁそういう時もあるかな」
「誰が入ろうって言ったの?」
「深見ですが?」
 平野の眉間にしわが寄った。ここはまた癒しか。スペシャルではないが普通の動物癒やし写真も俺は装備している。

「癒やしはいらないからスマホ出すな仕舞え。そこでさっきのやつ買ったの」
「さっきの? ああ、まぁそうだね。ネコ耳」
「なんで?」
「なんでって深見が手にとって数秒見つめたあと戻したから」
「……戻したなら戻したままでいいじゃん」
「欲しいのかなって思うじゃん」
「思わねーよ……ってもしかしてアレ塔野が買ったの?」
「そうですがなにか?」

 平野が呆れた顔で「チョロ」と言った。なにか動物の名前だろうか、平野の飼っている猫の名がそんなだっただろうか。可愛いペットの名を呟いて自分を癒やしているということなのだろうか。
 きっとそうに違いない。まさか俺に対して親友がチョロいだなんて、そんな、罵詈雑言──。

「それで、なんで深見がつけてるの」
「取引です」
「取引? なにとなにの?」
「深見が5秒間ネコ耳つけて被写体になるのと、その後俺がネコ耳つけて動物園まわるの」
「……それ等価?」
「等価だろ。深見のネコ耳だぞっ!」

 平野が首をかしげた。平野的にはそれでイコールにならないということだろうか。もっと平等な条件があったのか確認したところ「アレが撮れたならそれでいいんじゃない」とそっけなく言われた。
 実は俺もそう思っている。あのステキ写真が撮れたならば俺のネコ耳行動など何時間してもなんの問題もない。
 俺が機嫌よく笑うと「想定外のおもしろ写真が撮れて手のひらコロコロに一矢報いた感じかな」と平野が呟いた。

「コロコロ?」
「気にしないでいいから。あ、ゴリラ見た? イケメンゴリラ」
「ああ、ゴリラなぁ。一応見たよ。でもあんまり時間なくてよくわかんなかったなぁ。楽しみにしてたのに、イケメンゴリラ」
「最初に見ればよかったのに」
「そうだけど深見がそっちは後でとか言うんだもん。ペンギン優先ルートだったから。そんなにペンギンみたいのかって思うと可愛すぎるので仕方ないなってなるじゃん」
「……さっきからさぁ、その深見にたいする可愛いってなに?」
「え……深見、可愛くない?」
「可愛くはないよ」
「……え。あれ? え? ちょっと待って……でもこれ」
「あ、その写真はもう見なくていいよ」
「でも……」

 まぁいいや、それは置いとこうと平野は言った。だが大事なことなので説明したいと俺は言った。しかし無情にもそこでチャイムが鳴り一旦解散となってしまった。

 今回のラウンドではジャブ程度の話しかできなかった。でも今後これ以上の盛り上がりがあるかというとそんなことはないだろう。俺はラウンドを重ねるたびにジャブを連打することしかできない。もっとストレートやフックやアッパーといった多様な攻撃を繰り出したいところではあるが如何せん俺の引き出しが少ないせいで俺は必死にジャブを連打することしかできない。

 もっとトリッキーな人間になりたい──なんてことを考えていたら次の休みのチャイムゴングが鳴った。俺は立ち上がり自身の頬を両手で軽く叩いて気合を入れた。平野の席へいざ出陣だ。

「スマホは出すな」平野に初手牽制された。
「せっかくだから可愛い動物を交えて話そうかと」
「深見は可愛くない」
「いや、撮ったの深見だけじゃないんだけど──でも深見が可愛くないと言うのであれば俺はそれを否定しなくてはいけない」
「……なんのやる気出してんだよ。いいからとりあえずスマホは仕舞え。それよりペンギンどうだった?」
「ペンギンの手前にも動物はいろいろいますよ」
「……そうだっけ? 最後に行ったの小学校の遠足だからあんまり覚えてないなぁ。一緒の班の子が迷子になって探し回った思い出しかないなぁ……あ、モルモット触ったなぁ」
「それは次ラウンドで話す予定なんだよ」
「……何ラウンドあるの?」

 さあと首をかしげる。だが俺はいこうと思えば何ラウンドでもいける気がする。平野が眉間にしわを寄せ、俺と同じように首をかしげて「で?」と言った。

「……で?」
「どうだったの」
「また大雑把な質問だな」
「もうガーッと言いたいこと言えよ」
「言いたいこと。……まぁ俺の言いたいことは、とにかく深見が可愛いかったってことかな」
「そっか、よかったな」
「……なんでもうエンディングっぽいの」
「言いたいこと言ったならもうエンディングでいいだろ」
「具体的にどんなところが可愛かったのかは興味がな──」
「ないな」

 平野は俺に被せるように即答し、俺は不貞腐れた。なぜなら本日の俺の語るところの大部分は深見のどういったところが具体的に可愛かったかということなので興味がないと言われてしまうともうあまり語るところがない。

 だが、ちょっと待て俺。ここは戦法を変えるべきではないのか。押して駄目なら引いてみろと言うではないか。ここは一旦引いて平野の可愛いペットについて話を盛り上げてみてはどうだろう。
「平野くんのところはどうなんですか」と、とりあえず聞いてみた。

「俺? 俺のなにのこと?」
「ペット、可愛いの飼ってましたよね」
「え…………ああ、飼ってるけど……なんなの」
「俺ばかりが深見の可愛さを語るのも良くないので平野の可愛いペットの話を聞こうかと」
 平野はまた眉間にしわを寄せ悩む素振りを見せた。しかしじっと見つめていると口角が若干上がりだした。なにか可愛いペットの仕草でも思い出したのだろうか。
 そのまま見つめていると「立って何かをじっと見てるのとか……可愛いかな」とはにかみながら言った。

「わかる!」俺は力強く頷いた。

「……何がわかるの」
「ずっとさぁ、じっと見てんだよ。それでそのまま動かないの。で、表情は一見無表情に見えるんだけどよく見ると若干興奮っていうの? 高揚しているような表情するんだよ。特に口元のあたり」
「……何の話?」
「可愛いとこの話だろ」
「……なにの?」
「深見に決まってんじゃん」
「……深見をうちの子と一緒にするのやめてもらっていいですか。っていうか深見動かなくなるの」
「そう。動物の柵の前立ってさぁ、動物じっと見て動かなくなるんだよ。可愛くない?」
「可愛くないよ。どれくらい動かないの」
「……5分か10分かってとこかな」
「そんなに? その間塔野は何してるの」
「深見見てた」

「見てた? 深見を?」と言う平野に頷く。
「ずっと?」と問う平野にもう一度頷いた。

「……へぇ」
「へぇってなんだよ」
「いや、なんか、簡単に想像できたから」
「そうなの?」
「そう」
「ちなみにその想像の俺はどんな風にしてんの?」
「……深見見て……ニコニコしてんの」

 俺は首を傾げた。実際どうだったかという客観視を俺は持ち合わせていない。
 もしかしたらそうだったかもしれない、でも違うかもしれない。

 そう平野に言うと「違わないよ」と平野が言った。

「なぜわかる」
「そりゃなんとなく」
「なんとなくでもわかるのか。すごいな」
「まぁな」

 さすが我が心の友。いい笑顔で答えた友と何故かガッツリ握手をした。


※ ※ ※ ※


「……え、見せたの」
「もちろん見せましたが何か?」

 深見が頭を抱えた。小声で「どうやって消せば」と呟いているが、例の写真はすでに各種クラウドにてバックアップ済なのでたとえスマホを取られても俺の大事な宝物が消される心配はない。

「もう諦めろよ」
「その可哀想なものを見るような目で見られるのもめちゃくちゃムカつくんだよね」
「だいたい俺ちゃんと交換条件のんだじゃん」
「……まぁそうだけど」と言ったあと、深見は口をもごもご動かしてから体勢を元に戻した。

 なんだろう、げっ歯目のまねかな。俺可愛いアピールかな。そんなことしなくても可愛いけどな。俺見て眉間にしわ寄せちゃうのも以下同文。

「また可愛いとか思ってる」と深見が俺を見て言った。紛うことなき事実なので大きく頷く。

「違うけどね」
「違いませんが」
「違う。俺はそのカテゴリーは嫌だ」
「それはさぁ、しょうがないんだよ」
「……しょうがない?」
「深見がっ、そのカテゴリーにハミ出してきてんの!」
「……はみ出る」
「だからさ、まず顔がいいじゃん。格好いい。さらに声もいいだろ。手もさわり心地いいし、性格はなんだかんだ言って真面目で最終的に優しい。あと──」

 俺が2階の窓あたりを見ながら深見の美点を指折り話していると、その指をそっと握られた。深見がもういいとでも言うように首を振る。心なしか耳が若干赤くなっているような気がしないでもない。

 俺の口角が上がり同時になにかの衝動が俺の中で膨れ上がった。それは吐き出さないと破裂しそうな衝動だ。

 叫べばいいのだろうか、それとも抱きつけばいいのだろうか。

 とにかく行動に移すため息を大きく吸い込むと俺の口を柔らかな手が覆った。

「もういいから」と綺麗な顔がわずかに歪み声を発する。だがそれを見ても俺の衝動は収まらずにだんだん息が苦しくなる。きっとこのままでは破裂するか窒息して死んでしまう。

「え、ちょっと息はしてよ。鼻からできるよね」と言いながら深見が俺の口から手を離した。でも俺は口を閉じたままだし、鼻呼吸の仕方は忘れた。深見を見つめる目もだんだんと潤んでくる。

 大きなため息が聞こえた。
「わかったよ。言いたいこと言ってもいいよ」と首を傾げながら深見が言う。
 俺は口を開け、新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んだ。そして溜め込んだ言葉を吐き出す。


「深見が大好き」


 音量はそれほど大きくない。本当は叫びたかったがきちんと周りに配慮をした。だがそのせいで溜め込まれた分が解消しきれなかったのでそのまま大好きを何度かリフレインしつつフェードアウトさせた。


 どうやら無事、俺の爆発は回避されたようだ。むしろ思いの丈を放つことにより少し満たされた気もする。そしてふと気づいた、さっきの深見はおそらく可愛いと言われたくなくて俺の口を覆ったのだろう。そんなに可愛いと言われるのが嫌なのだろうか。まぁ高校生は気難しい年頃だし仕方ないか。俺はただそこにある事実を嘘偽りなく話しているだけなのに。
 でも深見がどうしても嫌だというのであれば、ここは寛容な気持ちでもって深見に可愛いは封印してあげよう。


 そんな心持ちで深見を見た俺は、目の前の耳まで赤くなった恋人にただ「可愛い~」と叫ぶことしかできなかった。

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感想 3

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みんなの感想(3件)

もくれん
2025.09.12 もくれん
ネタバレ含む
2025.09.13 たかさき

全身全霊をかけたのろけですね😅
そろそろストックが尽きかけてますが続きも楽しんでいただけたら嬉しいです
感想ありがとうございました😌

解除
もくれん
2025.09.11 もくれん

またデートに行く話

まだ途中なんですが思わず。

なんっっって可愛い2人なんですか!
塔野くんの頭の中可愛過ぎます!
ずっと助けて…萌え死ぬ…と思いながらニヤニヤしちゃいます!!!
じわじわとくる、なんですかこのトキメキは…新感覚で困ってます🥹

ちょっとずつ楽しく読んでます!!
深見くん頑張れ!!と塔野くんクラス仲間のように応援してます✨

他のキャラも大好きです!オシャレショップ店員さんも、2人の行く末を楽し…心配してるはずです!
素敵なお話ありがとうございます!!

2025.09.11 たかさき

感想ありがとうございます
今後もクラスの一員気分で読んでいただけると二人の変化を楽しんでいただけるのではないかと思います☺️

解除
しおりんご
2025.08.26 しおりんご

貴方様の投稿を全て読まさせて頂きました!!どれもとても面白くて、思わず声が出てしまう程でした笑
全て尊くて、もっと読みたいと思わせられてしまう作品ばかりでした。
この話もやばいです、どストライクです。
今までより長く読めてめちゃくちゃ嬉しいです😭
登場人物みんなが可愛すぎる…っ!!!!
続きまだまだ楽しみにしてます!
初めての感想なので、拙いところがあったらすみません。
好きです。

2025.08.26 たかさき

拙いなんてとんでもないです
とても嬉しい感想ありがとうございます🌟
まだこの話は続きますので楽しんでいただけたらと思います☺️

解除

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