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残虐王の昔話・・・・
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遠い・・・・
遠い昔のお話です・・・・
一匹の竜人がこの世に生を享けました。生まれながらにして魔力が高く優れた身体能力に恵まれ、成長するごとにその力を増幅させていきました、若き彼はいつしか小さな竜人村の英雄になります。英雄になった彼はより竜人族の村を繁栄に導きたいと考えました。
その一つとしてより豊富な食材確保する為にはどうすれば良いか悩みます、豊富な資源食材を保持している国・街を侵略し我々の物にすれば良いのではないかと提案されます、若き彼は戦争や侵略によっての悲劇もわからぬまま様々な種族の領地を占領し侵略するという野望を企てます。
竜人族の特徴 強大な体格 鱗に覆われた爬虫類を思わせる強固な体、鋭い爪と牙を具え その上攻撃魔法に優れ強大な力を持って一方的な侵略戦争を各地で勃発させます。
話し合い交渉も無く強大な竜達の圧倒的な力をみせつけ各国・街は混乱し敗戦することになりました。
小さき村は領地拡大により様々な資源・食材を確保し、豊富な食材により竜人達は子宝に恵まれ人口増加へと繋がりました。人口増加により町になり侵略した国の知識を得て商売が盛んとなり急激な経済成長した竜人族はやがて国へと栄えることになります・・・・
竜人族にとって彼は英雄・・・・
他種族・他獣人にとっては一方的な侵略戦争を興し国土を占領し侵略した悪魔です。侵略した国の国王を多くの民の前で見せしめに処刑し反乱や謀反を興さない様 国王血縁者を皆殺しに・・か弱き女・子供も関係なく慈悲も哀れみもなく大量虐殺をした暴君それこそが彼でした。
彼は自分の種族こそがこの世界の頂点であり神のような存在だと勘違いし、力こそがこの世の全てだと慢心しました。間違いを正そうと道徳について彼に進言する者はいつぞやか神隠しのごとくその姿を消し、彼の周りに集う者は彼を神のように崇めた信者達だけ 彼は自身の過ちに気付く事なく1000年の月日が流れていきます。
残虐王である彼にも天罰が落ちる時がやってきました、敗戦した国の国王血縁者に魔女の血を引くものがおりました。彼女は自らの死を引き換えに竜王になった彼=リザス・ティック・バーンに呪いをかけます
『道徳も慈悲も無い無知な竜王、お前は沢山の哀れな人々の血を流しすぎた。その人々の魂と共に我はこの命をかけてお前に呪いをかける。竜人が神だと慢心したお前の長き寿命は転生する度短くなる事だろう、そして強靭な身体も脆くか弱くなる。しかしお前の罪を忘れさせぬよう転生する度記憶は消えず魔力はそのままに、しかし脆い身体にその魔力 魔法を発動させれば命とりとなると思うがな・・・・何度も何度も転生し自身の罪を自覚すれば良い・・・・そして最愛の者を奪われる悲しみを身を持って知ってもらう、お前は魂の片割れと呼ばれる番から愛される事なく時に憎まれ殺される、時に番と認識されず愛されない・・番だけでは無い、この世界で無償でお前を心から愛する者など存在せず、逆に苦しめる事が多いだろう。この呪いは誠にお前を無償で愛する者が現れぬ限り永遠に続く・・・・ざまぁみろ・・・・アハハハハ!!』
不敵に笑いながら魔女は自害し命を消した。
初代竜王は魔女の予言通り、魂の片割れの番に惨殺された・・・・
番は他獣人の娘だった、祖国を侵略され家族を亡くした恨みを晴らしたのだった・・・・
彼は何度も転生しその度に寿命は短くなっていった、身体も少しずつ脆くなり自身は既に竜人では無くなった様に感じた。改めて過去を振り返った時長い年月をかけ祖国が豊かで繁栄発展したのは沢山の種族の資源・知識・技術だった事を自覚する、一方的な暴力で他種族を頭から押さえ付け横暴な振る舞いをした幼稚な自身を恥じる事になった。自らの過ちに徐々に気付けば侵略した各国の代表と平和条約を結び、過去の過ちの罪滅ぼしの為、資金・資源・知識などを援助し同盟国として共に発展出来るよう協定を結び直した。
反対する者が居なかったわけではないが、竜王の特権と説得をし押さえ付けた、すべての生き物・種族が平等で平和な世界を創る為人力を尽くすが何度も暗殺され反乱を起こされたが、転生する度過去の知識を生かし少しずつ平和な国へと法律を整え若き芽を育成していった・・・・
復讐からは復讐しか生まれない事を何度もの転生で気付いた彼は自身を殺めた者に復讐を一切せず許す心と精神を鍛えた。
何度も何度も転生し何万年も月日をかけてやっと理想的な国になった時、改めて呪いをかけられた国の魔女の墓にお詫びと謝罪に訪れ許しをこう・・
しかし呪いは解ける事なく転生を繰り返す、無償に愛されるとはどういう事なのかわからない?
苦しいほど愛する番とは逢えても決して認識されず、愛される事なく何度か自身が狂って自害した事もあった・・
転生する事が苦しい・・・・
転生する度に誰にも愛されなかった事を自覚する・・・・
愛されたい・・・・
全ての記憶を捨てたい・・・・
生まれ変わって新しい人生を送りたい・・・・
まだ道徳も慈悲も足りない無知なままだから無償の愛を獲られないのか・・・・
遠い昔のお話です・・・・
一匹の竜人がこの世に生を享けました。生まれながらにして魔力が高く優れた身体能力に恵まれ、成長するごとにその力を増幅させていきました、若き彼はいつしか小さな竜人村の英雄になります。英雄になった彼はより竜人族の村を繁栄に導きたいと考えました。
その一つとしてより豊富な食材確保する為にはどうすれば良いか悩みます、豊富な資源食材を保持している国・街を侵略し我々の物にすれば良いのではないかと提案されます、若き彼は戦争や侵略によっての悲劇もわからぬまま様々な種族の領地を占領し侵略するという野望を企てます。
竜人族の特徴 強大な体格 鱗に覆われた爬虫類を思わせる強固な体、鋭い爪と牙を具え その上攻撃魔法に優れ強大な力を持って一方的な侵略戦争を各地で勃発させます。
話し合い交渉も無く強大な竜達の圧倒的な力をみせつけ各国・街は混乱し敗戦することになりました。
小さき村は領地拡大により様々な資源・食材を確保し、豊富な食材により竜人達は子宝に恵まれ人口増加へと繋がりました。人口増加により町になり侵略した国の知識を得て商売が盛んとなり急激な経済成長した竜人族はやがて国へと栄えることになります・・・・
竜人族にとって彼は英雄・・・・
他種族・他獣人にとっては一方的な侵略戦争を興し国土を占領し侵略した悪魔です。侵略した国の国王を多くの民の前で見せしめに処刑し反乱や謀反を興さない様 国王血縁者を皆殺しに・・か弱き女・子供も関係なく慈悲も哀れみもなく大量虐殺をした暴君それこそが彼でした。
彼は自分の種族こそがこの世界の頂点であり神のような存在だと勘違いし、力こそがこの世の全てだと慢心しました。間違いを正そうと道徳について彼に進言する者はいつぞやか神隠しのごとくその姿を消し、彼の周りに集う者は彼を神のように崇めた信者達だけ 彼は自身の過ちに気付く事なく1000年の月日が流れていきます。
残虐王である彼にも天罰が落ちる時がやってきました、敗戦した国の国王血縁者に魔女の血を引くものがおりました。彼女は自らの死を引き換えに竜王になった彼=リザス・ティック・バーンに呪いをかけます
『道徳も慈悲も無い無知な竜王、お前は沢山の哀れな人々の血を流しすぎた。その人々の魂と共に我はこの命をかけてお前に呪いをかける。竜人が神だと慢心したお前の長き寿命は転生する度短くなる事だろう、そして強靭な身体も脆くか弱くなる。しかしお前の罪を忘れさせぬよう転生する度記憶は消えず魔力はそのままに、しかし脆い身体にその魔力 魔法を発動させれば命とりとなると思うがな・・・・何度も何度も転生し自身の罪を自覚すれば良い・・・・そして最愛の者を奪われる悲しみを身を持って知ってもらう、お前は魂の片割れと呼ばれる番から愛される事なく時に憎まれ殺される、時に番と認識されず愛されない・・番だけでは無い、この世界で無償でお前を心から愛する者など存在せず、逆に苦しめる事が多いだろう。この呪いは誠にお前を無償で愛する者が現れぬ限り永遠に続く・・・・ざまぁみろ・・・・アハハハハ!!』
不敵に笑いながら魔女は自害し命を消した。
初代竜王は魔女の予言通り、魂の片割れの番に惨殺された・・・・
番は他獣人の娘だった、祖国を侵略され家族を亡くした恨みを晴らしたのだった・・・・
彼は何度も転生しその度に寿命は短くなっていった、身体も少しずつ脆くなり自身は既に竜人では無くなった様に感じた。改めて過去を振り返った時長い年月をかけ祖国が豊かで繁栄発展したのは沢山の種族の資源・知識・技術だった事を自覚する、一方的な暴力で他種族を頭から押さえ付け横暴な振る舞いをした幼稚な自身を恥じる事になった。自らの過ちに徐々に気付けば侵略した各国の代表と平和条約を結び、過去の過ちの罪滅ぼしの為、資金・資源・知識などを援助し同盟国として共に発展出来るよう協定を結び直した。
反対する者が居なかったわけではないが、竜王の特権と説得をし押さえ付けた、すべての生き物・種族が平等で平和な世界を創る為人力を尽くすが何度も暗殺され反乱を起こされたが、転生する度過去の知識を生かし少しずつ平和な国へと法律を整え若き芽を育成していった・・・・
復讐からは復讐しか生まれない事を何度もの転生で気付いた彼は自身を殺めた者に復讐を一切せず許す心と精神を鍛えた。
何度も何度も転生し何万年も月日をかけてやっと理想的な国になった時、改めて呪いをかけられた国の魔女の墓にお詫びと謝罪に訪れ許しをこう・・
しかし呪いは解ける事なく転生を繰り返す、無償に愛されるとはどういう事なのかわからない?
苦しいほど愛する番とは逢えても決して認識されず、愛される事なく何度か自身が狂って自害した事もあった・・
転生する事が苦しい・・・・
転生する度に誰にも愛されなかった事を自覚する・・・・
愛されたい・・・・
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