卵を拾ってみたが食べられないので捨ててみようと思います

おんちゃん

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交換条件でなぜソレを…

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沢山の豪華な食事に驚きと戸惑いとヨダレが溢れでる、いやしかし私は客人としてもてなされる立場でないのに。私の目の前にいる小柄なアイシャ様こそが恩義のある方で、私こそが礼を尽くさなければいけないのに…



「アイシャ様こんな豪華で贅沢なお食事頂けません…」


「そんなユイカたん緊張なしゃならいで、先程も言いましたが変態竜人に悩まされる主婦友の会を結成しようと思ってまちてユイカたんにも是非苦労された事をお聞きしたいのですの♪」



ニコリと微笑まれ優しく聞かれると、確かに常識離れした竜人の性癖に着いて行けなくなった事がしばしば…



「アイシャ…まるで我ら竜人が変質者みたいなものの言い様ですね」


「あら~旦那様まったく見に覚えが無いような口振りでしゅわね。この無自覚変質者の自問は食事をしながらでも、私の可愛い黒猫クロちゃんは私の横にしゅわって」



愛しそうにアイシャ様はクロさんは招き寄せ、座る座席をペチペチと叩いて座れと命じた。クロさんはエクリサー先生の殺意も感じる鋭い視線を、なるべく見ないようにして大人しくアイシャ様の隣に着席した。



「ほら早くユイカたんも席にちゅいて」


「ユイカさんどうぞそんなに固くならず我が家の食事を堪能ください」



優しくエクリサー先生にエスコートされ椅子を引かれて着席した。食事をとるまえに再度養育費と食材のお礼した。

アイシャ様の話ではあの資金はりっちゃんの生前の資産で、本来ならこの屋敷でりっちゃんの卵は孵る予定だった事をおしえてくれた。生前の蓄えで不便なく健やかに育成する使命があったのが、エクリサー先生でりっちゃんとは親戚バーン一族。生前亡くなられる前にエクリサー先生がその指示を受けたそうだ…

もし呪いが解け転生せねば、この資産はお前の資産として使えと譲り受けた。




「なぜ息子さん現竜王様がそのお役目をなさらないですか?血縁者ですよね」


「ユイカさんなかなか鋭いツッコミをなさいますね、きっとリザスティク様いえりっちゃん様としては父親の威厳?プライドが邪魔されたのか…幼き自分を晒したくなかったのでしょうかね…我ら一族は代々りっちゃん様に仕えてきましたし、転生する度お世話するのは我々一族の使命でした特に抵抗はありません」




りっちゃんの転生卵は亡くなった100年後に神々の住みかと言われる火山項で発見される



「なんでその卵がりっちゃんの転生卵だってわかるのですか?」


「預言者のお告げによってです…」


「そしてその預言者って言うのが我々エルフ族でしゅ♪」



自然と豊かさを司る小神族とされるエルフとても美しく若々しい外見を持ち耳先が尖っている特徴をもつ


「アイシャ様ってエルフ族だったんですか?」


「私はエルフとホビットのハーフなんでしゅ、だから250歳なのにこんな見た目で幼女扱いばかり嫌になっちゃいましゅわぁ~」


「に…にひゃ…250歳の預言者エルフがアイシャ様…」



幼妻なんて思っていて申し訳ございません、でも見た目はどうみても私より年下で少女にしか見えません…



「アイシャのお告げ通りりっちゃん様の卵は発見されましたが、孵化する数日前にその姿を消しました。りっちゃん様の誕生を喜ばない者の誘拐かと思いましたが、まさかユイカさんのところで孵化されてるとは…」


「私が占ったらとても健やかに愛されご成長されるってわかってね。お金と食材だけ送れと鳥に言付けて送ってきたから、その指示にしたがってたにょ♪なのにほっとけって言ってるのに、以前誘拐しかけたでしょ?このアフォ旦那が…」



りっちゃん誘拐事件ありました…黒龍に乗ってりっちゃんが誘拐されて、飛行魔法で戻ってきたら膨大な魔力使い過ぎて寝込んだ事ありましたありました…




「てっっっ!!エクリサー先生のせいでりっちゃんが寝込む羽目になったんじゃないですかぁ」



あっ!ヤベッて顔なさってますねエクリサー先生こいつっっっ、まぁ~お陰で万能薬貰えたりりっちゃんの肉体強化して貰えたけど…



「で…本題でしゅわぁ~♪ユイカたん貴方は何しに此処にいらっしゃったの?」


「!!!」




りっちゃんに会いに…お迎えに来た…

でもこの国で幸せそうならお別れに…

そんな事言えるはずかない、だって私は平民でりっちゃんは王族。私と戻っても貧しい生活が待っている、今目の前にある贅沢で豪華な食事など夢のまた夢…そんな生活に連れ戻す権利など私にあるのだろうか…?



「アイシャそんなどう考えても迎えに来られたんだろ、我々にお礼は建前でりっちゃん様をお迎えに来られたんだよ」


「キャーーーしゅてきでしゅわね♪異種族な上に人間さんのユイカたん、あのお方はどんな反応をなしゃいますかね。」



さすがエクリサー先生だな…私の心内なんてバレバレですよね



「あの…りっちゃんの戻った理由息子さん竜王様は…」


「あ~あのチャラ雄…おっと失礼しました。竜王様は今謹慎中ですがあと数ヵ月でご復帰されます、その間王の執務をりっちゃん様が行ってまして…ついに発狂を……」


「発狂!?」


「完全にポンコツになりまして…そうだユイカさん会いたいですよね?」



名案が浮かんだとばかりにエクリサー先生が、期待を含んだ目でこちらを見てくる…

なんだか嫌な予感しかしないんですが…



「ユイカさんダメですよ、明日には此方を離れなければ不法滞在で罪に…」



あっ黒猫クロさんの存在忘れてた…てか今までの話ってかなり極秘事項満載ですよね。ヤバくないですか?



「クロさん今までの話…聞いてました…よね?」


「あ~あ~大丈夫ですよユイカさん、僕アイシャ様の影武者なんで♪表の顔は運送屋の黒猫ですが…てっ!!今回は表の顔でこの国に来てるんで、ちゃんとユイカさんを戻さないと叔母のクッキーに殺される…」



「クッキーさんクロさんの叔母さんなのぉぉ!もぉ~驚くこと一杯でどこから突っ込めばいいのかわかりません…」



「入国管理官にはツテがあるのでどうにでもなります…ユイカさんにはあのポンコツをどうにかして貰わなければ…」


「エクリサー様何を考えてらっしゃいますか?私は…会えるんですかあの子に…」




会いたい…一目でも良いから会いたい……





スクリと立ち上がったエクリサー先生が私を見下ろしながら厳しい口調で命令する。

りっちゃんに会う為の試練ってわけですね、そんな簡単に王族様に会えるなんては思ってませんでした。どんな困難でも試練でも受けて立ちます、私だって生半端の気持ちで此処まで来たわけじゃありません!!





さぁ…

さぁ…

さぁ…




会える交換条件として試練をお与えください…




「ユイカさんつべこべ言わずに、今着ている服を全部脱ぎなさい…もちろん靴下も下着も全部です…!!!」




はぁぁぁぁぁ!?

何言ってるだこいつっっっ…やはりアイシャ様の言う通り竜人は変質者なんだ…


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