39 / 55
お忍びしたいです!
しおりを挟む
「いつのまに、そんなに仲良くなったんだ?」
「私とミントのことかしら?」
「滅相もない!何故こんな……」
「「こんな?」」
私とセプトが同時にミントへ睨みと共に言葉を発すると、カインが笑う。
「息ぴったり!」
「……そんなこと、ないわよ!それより、ミントは隣国のこともよく知っているの?」
「よくは知りませんけど、風の噂程度のことなら、街をぶらつけばわかりますよ!」
「街を?いいな……私も行きたい!」
「ビアンカ様も行けばいいじゃないですか?カインがいれば、いいでしょ?」
「……カインがいればいいの?」
「ダメ!ビアンカは城から出たらダメ!」
「カインがいればいいんでしょ?ねぇ、カイン!」
「まぁ……一緒に出掛けますか?」
「行きたい!お忍びしたいです!」
私が手をあげ、窓際からカインのところまで飛んできて、お願い!って言っていると、セプトがご機嫌斜めな雰囲気だ。
「そんなに気になるなら、一緒に行きましょ!それなら、いいでしょ?」
「……まぁ、それなら」
「じゃあ、セプトが時間あるときにお願いね!きっとだからね!」
まさかまさかの展開で、城の外に行けることになった。嬉しくて思わず顔が緩む。
「カインには、我儘をいうのに……まったく……」
「セプトも言って欲しいの?」
「当たり前だ。他の男にお願いなんて甘えた声を出されてたまるか!」
「セプト様は、変わられましたね?」
「どういうこと?カイン」
「来るものこ……」
「カインっ!」
慌てるセプトは、カインの言葉を遮ってしまった。カインはこういいたかったのだろう。『去る者は追わず来るもの拒まず』と。
「それだけ、ビアンカ様を大事にしていただけるなら、いいことではないですか?私としましても、ビアンカ様からは、学ばせていただくことが多いので……セプト殿下が、何かよからぬことをするのではないかと、正直ヒヤヒヤしているのですよ!」
ミントの口から出た言葉が、何よりも強烈だった。セプト……と、肩に手を置くと、左手でその手の上に重ねた。
「何があっても離さないから大丈夫。嫌われそうなことは……なるべく、しないように努力はします」
そんなことをいうセプトにみなが目を丸くして驚く。私以外は。
ここ数ヶ月一緒にいて、とても大事にしてくれるセプトしか知らない私は、鳥籠の外でどんなことをしていようとわからなかった。
だから、今のセプト、今後のセプトを大切にしていこうと決めたのだから、その言葉は、十分嬉しい言葉だ。
「嫌われるようなことって、どんなことかしら?元々、嫌いからスタートしている私たちの関係ですもの。お互い歩み寄る努力は、これからもしていきましょうね?」
ふふっと笑うと、当たり前だと返ってくる。もちろん、今までは当たり前ではなかったらしいので、みながセプトの常識が変わったことを好ましく想っているようだ。
「それより、どんな街並みなのかしら?」
「なんの変哲もない街並みだな。可もなく不可もなく、国民が普通に生活している。ただ、それだけだ」
「セプトたちにはそうでも、私は初めて行くのだもの!心躍らせてもいいじゃない!」
少々膨れた顔をすると、ニーアが話に入って来た。
「差し出がましいのですが、ビアンカ様のお忍び用の服がございません」
「そういえば、用意されてるのは、わりとしっかりしたドレスか、部屋着しかないわね」
「用意させよう。出かけるまでには、日程調整が必要だから、それまでに有ればいいだろ?早い段階で渡すと鳥籠からすっ飛んでいってしまいそうだ」
「可愛らしい鳥じゃないですものね!」
絶妙な掛け合いをしていたが、ニーアの服を借りようとしていた私へセプトが先に釘を打つ。
仕方がないので、しばらく大人しく待っていることにした。
「お忍び用の服は、どんなものがいいですか?」
「そうね……ヒラヒラしてなくて、動きやすいの。靴もペタンコのものがいいのだけど……後はニーアに任せるわ!」
「俺じゃなく、ニーアに?」
「えっ?普通、そうじゃないの?」
「いや、お金出すのは俺だから、てっきり、選ばせてもらえるのかと……」
「なるほど……でも、ニーアの方が、センスが良さそうだから……ねぇ?そう思わない?」
微妙な顔をする男性陣からは、一言も発せられることはなかった。
もぅ!と言えば、慌てるニーア。
「殿下に選んでいただきましょう!殿下との色味も合わせないといけませんから!」
「そう?ニーアがそれで、いいなら……セプトが選んでもいいよ?くれぐれもヒラヒラキラキラはやめてね!外を歩くんだから!」
「わかっている。これでも、街へ出歩いていることもあるんだ。それくらいの心得はある」
本当かなぁ?と疑う言葉をぐっと飲み込み、お任せします!と微笑んだ。
これで、城の外へお出かけできるんだと思うと、なんだか嬉しい。
鳥籠から、ずっと出られないと思っていたので、こんなご褒美があるとは……思いもしなかった。
「とっても、楽しみね!」
「あぁ、早々に日程を決めてくる」
「うん、よろしくお願いします」
「日程と言えば、聖女についての公式な発表をするんだが、何か希望があるか?」
「うーん、私って、どうしても聖女じゃないとダメ?」
「聖女じゃないとダメ。もし、俺に万が一があったとき、聖女という肩書きがビアンカを守る」
「万が一なんて、あっちゃダメだよ!」
「いや、あったらダメでも、最悪は考えておくべきなのは普通だろ?まぁ、ビアンカを残して、やすやすと死んだりはしないけどさ」
当たり前よ!と叱ると、みながそんな私を見て笑う。
「なんで笑うのよ!」
「二人のやり取りが、微笑ましいなって……」
「セプト様も愛されているなって」
「殿下は、死んでも死ねませんね!」
三者三様言いたいことを言う。自分では意識していなかったので、そんなふうに言われると恥ずかしくなった。
照れ隠しにセプトの背中をバンッ!と叩いて、セプトのせいで笑われたわよ!というと、平和でいいじゃないか……いてて……と呻くのである。
「私とミントのことかしら?」
「滅相もない!何故こんな……」
「「こんな?」」
私とセプトが同時にミントへ睨みと共に言葉を発すると、カインが笑う。
「息ぴったり!」
「……そんなこと、ないわよ!それより、ミントは隣国のこともよく知っているの?」
「よくは知りませんけど、風の噂程度のことなら、街をぶらつけばわかりますよ!」
「街を?いいな……私も行きたい!」
「ビアンカ様も行けばいいじゃないですか?カインがいれば、いいでしょ?」
「……カインがいればいいの?」
「ダメ!ビアンカは城から出たらダメ!」
「カインがいればいいんでしょ?ねぇ、カイン!」
「まぁ……一緒に出掛けますか?」
「行きたい!お忍びしたいです!」
私が手をあげ、窓際からカインのところまで飛んできて、お願い!って言っていると、セプトがご機嫌斜めな雰囲気だ。
「そんなに気になるなら、一緒に行きましょ!それなら、いいでしょ?」
「……まぁ、それなら」
「じゃあ、セプトが時間あるときにお願いね!きっとだからね!」
まさかまさかの展開で、城の外に行けることになった。嬉しくて思わず顔が緩む。
「カインには、我儘をいうのに……まったく……」
「セプトも言って欲しいの?」
「当たり前だ。他の男にお願いなんて甘えた声を出されてたまるか!」
「セプト様は、変わられましたね?」
「どういうこと?カイン」
「来るものこ……」
「カインっ!」
慌てるセプトは、カインの言葉を遮ってしまった。カインはこういいたかったのだろう。『去る者は追わず来るもの拒まず』と。
「それだけ、ビアンカ様を大事にしていただけるなら、いいことではないですか?私としましても、ビアンカ様からは、学ばせていただくことが多いので……セプト殿下が、何かよからぬことをするのではないかと、正直ヒヤヒヤしているのですよ!」
ミントの口から出た言葉が、何よりも強烈だった。セプト……と、肩に手を置くと、左手でその手の上に重ねた。
「何があっても離さないから大丈夫。嫌われそうなことは……なるべく、しないように努力はします」
そんなことをいうセプトにみなが目を丸くして驚く。私以外は。
ここ数ヶ月一緒にいて、とても大事にしてくれるセプトしか知らない私は、鳥籠の外でどんなことをしていようとわからなかった。
だから、今のセプト、今後のセプトを大切にしていこうと決めたのだから、その言葉は、十分嬉しい言葉だ。
「嫌われるようなことって、どんなことかしら?元々、嫌いからスタートしている私たちの関係ですもの。お互い歩み寄る努力は、これからもしていきましょうね?」
ふふっと笑うと、当たり前だと返ってくる。もちろん、今までは当たり前ではなかったらしいので、みながセプトの常識が変わったことを好ましく想っているようだ。
「それより、どんな街並みなのかしら?」
「なんの変哲もない街並みだな。可もなく不可もなく、国民が普通に生活している。ただ、それだけだ」
「セプトたちにはそうでも、私は初めて行くのだもの!心躍らせてもいいじゃない!」
少々膨れた顔をすると、ニーアが話に入って来た。
「差し出がましいのですが、ビアンカ様のお忍び用の服がございません」
「そういえば、用意されてるのは、わりとしっかりしたドレスか、部屋着しかないわね」
「用意させよう。出かけるまでには、日程調整が必要だから、それまでに有ればいいだろ?早い段階で渡すと鳥籠からすっ飛んでいってしまいそうだ」
「可愛らしい鳥じゃないですものね!」
絶妙な掛け合いをしていたが、ニーアの服を借りようとしていた私へセプトが先に釘を打つ。
仕方がないので、しばらく大人しく待っていることにした。
「お忍び用の服は、どんなものがいいですか?」
「そうね……ヒラヒラしてなくて、動きやすいの。靴もペタンコのものがいいのだけど……後はニーアに任せるわ!」
「俺じゃなく、ニーアに?」
「えっ?普通、そうじゃないの?」
「いや、お金出すのは俺だから、てっきり、選ばせてもらえるのかと……」
「なるほど……でも、ニーアの方が、センスが良さそうだから……ねぇ?そう思わない?」
微妙な顔をする男性陣からは、一言も発せられることはなかった。
もぅ!と言えば、慌てるニーア。
「殿下に選んでいただきましょう!殿下との色味も合わせないといけませんから!」
「そう?ニーアがそれで、いいなら……セプトが選んでもいいよ?くれぐれもヒラヒラキラキラはやめてね!外を歩くんだから!」
「わかっている。これでも、街へ出歩いていることもあるんだ。それくらいの心得はある」
本当かなぁ?と疑う言葉をぐっと飲み込み、お任せします!と微笑んだ。
これで、城の外へお出かけできるんだと思うと、なんだか嬉しい。
鳥籠から、ずっと出られないと思っていたので、こんなご褒美があるとは……思いもしなかった。
「とっても、楽しみね!」
「あぁ、早々に日程を決めてくる」
「うん、よろしくお願いします」
「日程と言えば、聖女についての公式な発表をするんだが、何か希望があるか?」
「うーん、私って、どうしても聖女じゃないとダメ?」
「聖女じゃないとダメ。もし、俺に万が一があったとき、聖女という肩書きがビアンカを守る」
「万が一なんて、あっちゃダメだよ!」
「いや、あったらダメでも、最悪は考えておくべきなのは普通だろ?まぁ、ビアンカを残して、やすやすと死んだりはしないけどさ」
当たり前よ!と叱ると、みながそんな私を見て笑う。
「なんで笑うのよ!」
「二人のやり取りが、微笑ましいなって……」
「セプト様も愛されているなって」
「殿下は、死んでも死ねませんね!」
三者三様言いたいことを言う。自分では意識していなかったので、そんなふうに言われると恥ずかしくなった。
照れ隠しにセプトの背中をバンッ!と叩いて、セプトのせいで笑われたわよ!というと、平和でいいじゃないか……いてて……と呻くのである。
0
あなたにおすすめの小説
捨てられ侯爵令嬢ですが、逃亡先で息子と幸せに過ごしていますので、邪魔しないでください。
蒼月柚希
恋愛
公爵様の呪いは解かれました。
これで、貴方も私も自由です。
……だから、もういいですよね?
私も、自由にして……。
5年後。
私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、
親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、
今日も幸せに子育てをしています。
だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。
私のことは忘れて……。
これは、お互いの思いがこじれ、離れ離れになってしまった一組の夫婦の物語。
はたして、夫婦は無事に、離婚を回避することができるのか?
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
ヤンキー、悪役令嬢になる
山口三
恋愛
岸田和華(きしだわか)は異世界に飛ばされた。自分が読んでいた小説の悪役令嬢ジュリエットに憑依してしまったのだ。だが和華は短気でガサツで、中学高校と番を張ってたヤンキーだ。高貴な身分の貴族令嬢なんてガラじゃない。「舞踏会でダンス? 踊りなんて盆踊りしか知らないからっ」
一方、リアル世界に残された和華の中にはジュリエットが入っていて・・。
【完結】元お飾り聖女はなぜか腹黒宰相様に溺愛されています!?
雨宮羽那
恋愛
元社畜聖女×笑顔の腹黒宰相のラブストーリー。
◇◇◇◇
名も無きお飾り聖女だった私は、過労で倒れたその日、思い出した。
自分が前世、疲れきった新卒社会人・花菱桔梗(はなびし ききょう)という日本人女性だったことに。
運良く婚約者の王子から婚約破棄を告げられたので、前世の教訓を活かし私は逃げることに決めました!
なのに、宰相閣下から求婚されて!? 何故か甘やかされているんですけど、何か裏があったりしますか!?
◇◇◇◇
お気に入り登録、エールありがとうございます♡
※ざまぁはゆっくりじわじわと進行します。
※「小説家になろう」「エブリスタ」様にも掲載しております(アルファポリス先行)。
※この作品はフィクションです。特定の政治思想を肯定または否定するものではありません(_ _*))
気まぐれ令嬢と微笑みの調停役〜お兄様もいるよ!
ねむたん
恋愛
クラリスは気まぐれで我儘な令嬢。周囲を翻弄する言動に加え、絶大な「お兄様パワー」を持つ彼女は、困ったことがあれば全て英雄である兄ガイウスに押し付けてしまう。そんな彼女のそばにいるのは、柔和な美少年ルシアン。彼はいつも微笑みを絶やさず、その裏で冷静に立ち回りクラリスの無茶をさりげなく制御している。
クラリスの我儘は、周囲を困らせながらも彼女の愛嬌で許され、むしろ人々を笑顔にしてしまう。
白い結婚を捨てた王妃は、もう二度と振り向かない ――愛さぬと言った王子が全てを失うまで』
鍛高譚
恋愛
「私は王妃を愛さない。彼女とは白い結婚を誓う」
華やかな王宮の大聖堂で交わされたのは、愛の誓いではなく、冷たい拒絶の言葉だった。
王子アルフォンスの婚姻相手として選ばれたレイチェル・ウィンザー。しかし彼女は、王妃としての立場を与えられながらも、夫からも宮廷からも冷遇され、孤独な日々を強いられる。王の寵愛はすべて聖女ミレイユに注がれ、王宮の権力は彼女の手に落ちていった。侮蔑と屈辱に耐える中、レイチェルは誇りを失わず、密かに反撃の機会をうかがう。
そんな折、隣国の公爵アレクサンダーが彼女の前に現れる。「君の目はまだ死んでいないな」――その言葉に、彼女の中で何かが目覚める。彼はレイチェルに自由と新たな未来を提示し、密かに王宮からの脱出を計画する。
レイチェルが去ったことで、王宮は急速に崩壊していく。聖女ミレイユの策略が暴かれ、アルフォンスは自らの過ちに気づくも、時すでに遅し。彼が頼るべき王妃は、もはや遠く、隣国で新たな人生を歩んでいた。
「お願いだ……戻ってきてくれ……」
王国を失い、誇りを失い、全てを失った王子の懇願に、レイチェルはただ冷たく微笑む。
「もう遅いわ」
愛のない結婚を捨て、誇り高き未来へと進む王妃のざまぁ劇。
裏切りと策略が渦巻く宮廷で、彼女は己の運命を切り開く。
これは、偽りの婚姻から真の誓いへと至る、誇り高き王妃の物語。
転生皇女セラフィナ
秋月真鳥
恋愛
公爵家のメイド・クラリッサは、幼い主君アルベルトを庇って十五歳で命を落とした。
目覚めたとき、彼女は皇女セラフィナとして生まれ変わっていた——死の、わずか翌日に。
赤ん坊の身体に十五歳の記憶を持ったまま、セラフィナは新しい人生を歩み始める。
皇帝に溺愛され、優しい母に抱かれ、兄に慈しまれる日々。
前世で冷遇されていた彼女にとって、家族の愛は眩しすぎるほどだった。
しかし、セラフィナの心は前世の主・アルベルトへの想いに揺れ続ける。
一歳のお披露目で再会した彼は、痩せ細り、クラリッサの死を今も引きずっていた。
「わたしは生涯結婚もしなければ子どもを持つこともない。わたしにはそんな幸福は許されない」
そう語るアルベルトの姿に、セラフィナは決意する。
言葉も満足に話せない。自由に動くこともできない。前世の記憶を明かすこともできない。
それでも、彼を救いたい。彼に幸せになってほしい。
転生した皇女が、小さな身体で挑む、長い長い物語が始まる。
※ノベルアップ+、小説家になろうでも掲載しています。
元お助けキャラ、死んだと思ったら何故か孫娘で悪役令嬢に憑依しました!?
冬野月子
恋愛
乙女ゲームの世界にお助けキャラとして転生したリリアン。
無事ヒロインを王太子とくっつけ、自身も幼馴染と結婚。子供や孫にも恵まれて幸せな生涯を閉じた……はずなのに。
目覚めると、何故か孫娘マリアンヌの中にいた。
マリアンヌは続編ゲームの悪役令嬢で第二王子の婚約者。
婚約者と仲の悪かったマリアンヌは、学園の階段から落ちたという。
その婚約者は中身がリリアンに変わった事に大喜びで……?!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる