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揉まれ損。
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規制ラインは裕に超えていそうな過去一のシゲモチさんによる、才亮の瀬戸 椎奈の変装は、寺に入り頭に入っている地図を頼りに散策している途中、何度従業員とすれ違っても決してバレる事は一切なかった。
というか、声も完璧に近かったため、何度か話しかけられては食事に誘われたりなど、どうしても異性を惹きつけてしまう女というのはこんなに面倒なものなのかと、久しぶりに感じていた。
それはともかくとして、何より潜入している最中に、正体がバレないというのも目の前の情事に限り、色々考えものだった。
「...スゥゥゥ...ハァァ...しぃなちゃん。シャンプー変えた?前より良くなってるよ」
「ははは...それは、どうも...」
資料室へ向かおうとした途中、幹部っぽい親指みたいなおっさんが話しかけてきて、こちらは丁寧に話を切ろうとしても振り切れずに、絶賛親指おっさんは才亮の首元に顔を埋めながら、ガッツリ彼のスライム製のケツを揉みしだいていた。
「そぉんな当主に媚びてる格好しちゃったらさぁ....男が多い寺内じゃ、危ないよぉ」
「はは...すみません....は?これが私服って聞いたから着たんだが....汐留...あいつ....)
ーーーーこの服が瀬戸さんの私服と同じらしいので、シゲモチさんが馴染んだらこれを着てください。
そう言って、なんの疑いもなく着た服装は薄い黒ニットワンピースで、自分のタイプのファッションではなかったため実際にこうなるまでは汐留を信じていたが、明らかにあいつ好みの格好であったのは間違いなかった。
「フゥゥ...我慢できないよぉ....しぃなちゃぁん...」
「...それは..ちょっと...こいつ、男のケツ触ってらぁな、スライムドールが流行るわけだ...)
ケツを親指みたいな男にもみしだかれながら、心内で世を憂いていた。
「..当主もいないしさ...ね、良いでしょ?」
変装している女の立場的にも対処をあぐねていると、それにそそられた親指おっさんは空き部屋へ連れて行こうとしてきた。
「っ...や...ば..これ以上は...ちっ...やるか)
流石に、スライム越しに親指おっさんと初めてをするわけにはいかないため、空き部屋に入ったら気絶させようとした。
「....む、瀬戸。お前、外遊中では?」
その時、ちょうど良いところに現れた男が彼らに話しかけた。
「ちっ...」
そこそこ権力のある男なのか、そいつの顔を見た親指おっさんは中腰で屈みながらその男の横を通り、舌打ちしてその場から離れていった。
「えぇ...こいつは...確か、本家の人間じゃ...)
ただでさえ短い黒ニットワンピの丈が揉みしだかれていた尻に沿って上がっており、それを直しながらその男へのプロファイルを想起しながら応対する。
「ん、当主も帰ってるのか?」
(当主?この女は他の幹部とオーストラリアに行ったんじゃ.....それはちょっとわかりかねます。」
前情報とは異なる情報に疑問を持っているのを勘付かれる事なく無難に流せた。
「....そうか」
「...はい。」
一切目を逸らす事なく、淡々と質問をしてくる男に才亮は一応空き部屋に連れて制圧できる間合いに入った。
「すみません。私はこれで...」
そも彼は目当ての人間ではないため、才亮は先を急ごうと彼の隣を通って渡り廊下へと向かった。
その時、嫌に通る声が才亮を呼び止める。
「....待て、初めの質問に答えてないだろう。」
「...はい、すみません。その...旦那様の機嫌を損ねてしまいまして....」
「!....」
この女の立場と親指おっさんからの扱いから、最もそうな言い訳を答えるとその男は目を見開いてた。
「?...っ...しくじったか?)
きょとんとした顔を貼り付けながら、才亮はとちったのを確信したが、彼の反応はより意味がわからなかった。
「はははははっ....ふぅ...」
「?..えぇ..っと...いかが...」
「...っ!」
とりあえず体面は崩さずに聞こうとした、その一瞬で彼の右手が才亮の顔を覆った。
「....っぅ....野郎...」
一切の音も立つ事なく、男によって空き部屋へ持ってかれた才亮は、変装が崩れていないのを確かめるように顔を抑え、背の漆喰が崩れる音を聞きながら立ち上がった。
「他寺からか?変装は上手いが...それにリソースを持ってかれてる...か..」
男は考えられる正体を挙げてみるが、変装が崩れていない点から変装特化へ発展した召喚獣と踏んでいた。
「.....っ...」
「っぅ!!」
どれも当たっておらず勝手に考え散らかしているのを聞き、才亮は顔や背中、首のダメージが後引いているように振る舞っていると、男はまんまと追撃に踏み込んできた。
「....っ?!」
が、男は張られていた才亮のイッタンモンメンの糸に完全に制圧された。
「スゥ...悪いが...少し、寝ててもらう...」
「っ....身をもって...」
男の口元に糸を当てて、気絶のツボを押そうとした才亮であったが、絞り出すような声でつぶやかれた男の声で手が止まった。
「責務の完遂に努める。」
共に汗を流し今の自分の基礎を形成したあの日々の、初日の宣誓文を呟かれ、才亮は続きを返し、糸を解いた。
「...ふぅ....何してんだよ...ショウ。」
すると、白い煙がぽんっと男を包みそれが晴れると、今回はハッピを着ていない狐顔の顔馴染みの男が現れた。
「お前こそ...」
「「.....」」
気まずい空気が流れ、狐顔の男は今一度じっくり才亮の瀬戸 椎奈に完璧に変装した姿を見た。
「っ...なんだよ...」
才亮はもう4時間近くこの格好でいるせいか、女みたいに丈を直して身を捩る。
「そっちが、お前の本当の...」
「ちげぇよっ!」
こいつが遮音の結界か何かをしているのを承知で、目をキラキラさせながらそうきくこいつに才亮は反射的に否定した。
その後、事情を聞くと、警視庁は本間月葉の召喚式における調査と龍型召喚獣に関する調査として、本間寺に家宅捜査へ踏み切ろうとしたかったが、次は自分の方に来るかもと懸念した他の寺派閥が自組織の内部調査が完了するまでの時間稼ぎとして妨害されていたため、踏み切れず。
特異ケースでの令状発行手続きや証拠集めに注力するため、何人かで潜入調査に入っていたらしい。
一応、才亮は本間寺に公安の潜入捜査官あたりはいるだろうとは頭の片隅では思っていたが、このような形でバッティングするとは思ってなかった。
『ーーー・・こっちも龍の処遇までは決まってない判断材料も少ないからな...だがとりあえずは向かっている方向は同じだ。ともかく、お前は帰れ。これ以上ややこしくするな。』
久々の潜入捜査で張り切っていた才亮であったが、変に勘付かれないために狐顔の公安捜査官こと伏見や他組織の知人から情報を聞かなかったとはいえ、少し焦り過ぎていたのを内省した。
体調不良ということで寺を早退しセーフハウスへ向かう道中、今日の濃い1日を振り返ってみるが、親指おっさんから諸々もみしだかれたことしか思い出せなかった。
「...おぉ」
セーフハウスで変装を解く前に、鏡の前でスライム製の胸や尻を触ってみると、確かに親指おっさんを騙せただけのクオリティであると感心していた。
「...揉まれ損じゃねぇか」
このクラスのスライム変装であれば金で計れない代物であり、それを好きにされたのがどうにも釈然としなかった。
ーーーーあとがきーーーー
ちょこっと一間。
音は立たないように施していたが、散らかった空き部屋の前を通った従業員が彼らに駆け寄る。
「っ?!ど、どうかしましたか?!」
「ん...いえ...」
「まぁ...その....楽しみ過ぎてしまってな....」
変装が一切解けていない中、才亮はそれっぽく体を捩らせながら彼の袖をつまみ、彼は後頭部を押さえて恥ずかしそうにそういった。
「っ!...し、失礼しました!...一体っ...どんなプレイを...)
大体を察した従業員の若い男は、その日の夜は悶々としていたとか
というか、声も完璧に近かったため、何度か話しかけられては食事に誘われたりなど、どうしても異性を惹きつけてしまう女というのはこんなに面倒なものなのかと、久しぶりに感じていた。
それはともかくとして、何より潜入している最中に、正体がバレないというのも目の前の情事に限り、色々考えものだった。
「...スゥゥゥ...ハァァ...しぃなちゃん。シャンプー変えた?前より良くなってるよ」
「ははは...それは、どうも...」
資料室へ向かおうとした途中、幹部っぽい親指みたいなおっさんが話しかけてきて、こちらは丁寧に話を切ろうとしても振り切れずに、絶賛親指おっさんは才亮の首元に顔を埋めながら、ガッツリ彼のスライム製のケツを揉みしだいていた。
「そぉんな当主に媚びてる格好しちゃったらさぁ....男が多い寺内じゃ、危ないよぉ」
「はは...すみません....は?これが私服って聞いたから着たんだが....汐留...あいつ....)
ーーーーこの服が瀬戸さんの私服と同じらしいので、シゲモチさんが馴染んだらこれを着てください。
そう言って、なんの疑いもなく着た服装は薄い黒ニットワンピースで、自分のタイプのファッションではなかったため実際にこうなるまでは汐留を信じていたが、明らかにあいつ好みの格好であったのは間違いなかった。
「フゥゥ...我慢できないよぉ....しぃなちゃぁん...」
「...それは..ちょっと...こいつ、男のケツ触ってらぁな、スライムドールが流行るわけだ...)
ケツを親指みたいな男にもみしだかれながら、心内で世を憂いていた。
「..当主もいないしさ...ね、良いでしょ?」
変装している女の立場的にも対処をあぐねていると、それにそそられた親指おっさんは空き部屋へ連れて行こうとしてきた。
「っ...や...ば..これ以上は...ちっ...やるか)
流石に、スライム越しに親指おっさんと初めてをするわけにはいかないため、空き部屋に入ったら気絶させようとした。
「....む、瀬戸。お前、外遊中では?」
その時、ちょうど良いところに現れた男が彼らに話しかけた。
「ちっ...」
そこそこ権力のある男なのか、そいつの顔を見た親指おっさんは中腰で屈みながらその男の横を通り、舌打ちしてその場から離れていった。
「えぇ...こいつは...確か、本家の人間じゃ...)
ただでさえ短い黒ニットワンピの丈が揉みしだかれていた尻に沿って上がっており、それを直しながらその男へのプロファイルを想起しながら応対する。
「ん、当主も帰ってるのか?」
(当主?この女は他の幹部とオーストラリアに行ったんじゃ.....それはちょっとわかりかねます。」
前情報とは異なる情報に疑問を持っているのを勘付かれる事なく無難に流せた。
「....そうか」
「...はい。」
一切目を逸らす事なく、淡々と質問をしてくる男に才亮は一応空き部屋に連れて制圧できる間合いに入った。
「すみません。私はこれで...」
そも彼は目当ての人間ではないため、才亮は先を急ごうと彼の隣を通って渡り廊下へと向かった。
その時、嫌に通る声が才亮を呼び止める。
「....待て、初めの質問に答えてないだろう。」
「...はい、すみません。その...旦那様の機嫌を損ねてしまいまして....」
「!....」
この女の立場と親指おっさんからの扱いから、最もそうな言い訳を答えるとその男は目を見開いてた。
「?...っ...しくじったか?)
きょとんとした顔を貼り付けながら、才亮はとちったのを確信したが、彼の反応はより意味がわからなかった。
「はははははっ....ふぅ...」
「?..えぇ..っと...いかが...」
「...っ!」
とりあえず体面は崩さずに聞こうとした、その一瞬で彼の右手が才亮の顔を覆った。
「....っぅ....野郎...」
一切の音も立つ事なく、男によって空き部屋へ持ってかれた才亮は、変装が崩れていないのを確かめるように顔を抑え、背の漆喰が崩れる音を聞きながら立ち上がった。
「他寺からか?変装は上手いが...それにリソースを持ってかれてる...か..」
男は考えられる正体を挙げてみるが、変装が崩れていない点から変装特化へ発展した召喚獣と踏んでいた。
「.....っ...」
「っぅ!!」
どれも当たっておらず勝手に考え散らかしているのを聞き、才亮は顔や背中、首のダメージが後引いているように振る舞っていると、男はまんまと追撃に踏み込んできた。
「....っ?!」
が、男は張られていた才亮のイッタンモンメンの糸に完全に制圧された。
「スゥ...悪いが...少し、寝ててもらう...」
「っ....身をもって...」
男の口元に糸を当てて、気絶のツボを押そうとした才亮であったが、絞り出すような声でつぶやかれた男の声で手が止まった。
「責務の完遂に努める。」
共に汗を流し今の自分の基礎を形成したあの日々の、初日の宣誓文を呟かれ、才亮は続きを返し、糸を解いた。
「...ふぅ....何してんだよ...ショウ。」
すると、白い煙がぽんっと男を包みそれが晴れると、今回はハッピを着ていない狐顔の顔馴染みの男が現れた。
「お前こそ...」
「「.....」」
気まずい空気が流れ、狐顔の男は今一度じっくり才亮の瀬戸 椎奈に完璧に変装した姿を見た。
「っ...なんだよ...」
才亮はもう4時間近くこの格好でいるせいか、女みたいに丈を直して身を捩る。
「そっちが、お前の本当の...」
「ちげぇよっ!」
こいつが遮音の結界か何かをしているのを承知で、目をキラキラさせながらそうきくこいつに才亮は反射的に否定した。
その後、事情を聞くと、警視庁は本間月葉の召喚式における調査と龍型召喚獣に関する調査として、本間寺に家宅捜査へ踏み切ろうとしたかったが、次は自分の方に来るかもと懸念した他の寺派閥が自組織の内部調査が完了するまでの時間稼ぎとして妨害されていたため、踏み切れず。
特異ケースでの令状発行手続きや証拠集めに注力するため、何人かで潜入調査に入っていたらしい。
一応、才亮は本間寺に公安の潜入捜査官あたりはいるだろうとは頭の片隅では思っていたが、このような形でバッティングするとは思ってなかった。
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久々の潜入捜査で張り切っていた才亮であったが、変に勘付かれないために狐顔の公安捜査官こと伏見や他組織の知人から情報を聞かなかったとはいえ、少し焦り過ぎていたのを内省した。
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「...揉まれ損じゃねぇか」
このクラスのスライム変装であれば金で計れない代物であり、それを好きにされたのがどうにも釈然としなかった。
ーーーーあとがきーーーー
ちょこっと一間。
音は立たないように施していたが、散らかった空き部屋の前を通った従業員が彼らに駆け寄る。
「っ?!ど、どうかしましたか?!」
「ん...いえ...」
「まぁ...その....楽しみ過ぎてしまってな....」
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