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第10話 運命の夜会、開幕
第10話 運命の夜会、開幕
王宮大広間は、かつてないほどの華やかさに包まれていた。
天井からは無数のシャンデリアが輝き、磨き上げられた大理石の床には、着飾った貴族たちの姿が映り込む。楽団の優雅な旋律が流れ、笑顔と囁きが交錯するその空間は、まさに王国最高の社交の舞台であった。
しかし今宵、そこに集う者たちの関心はただ一つ。
――ルヴァリエ公爵令嬢セリシアの帰還。
「本当にいらっしゃるのかしら」
「帝国皇子殿下とご一緒だとか……」
期待と緊張が入り混じった空気が、大広間を満たしていた。
やがて、王族の入場が告げられる。
「国王陛下、王妃殿下、並びに王太子レオンハルト殿下のご入場!」
場内の貴族たちが一斉に頭を垂れる。国王と王妃に続き、レオンハルトが堂々とした足取りで入場した。その隣には、豪奢なドレスに身を包んだミレイナが寄り添っている。
誇らしげに微笑むミレイナに対し、レオンハルトの表情にはどこか落ち着かない影があった。
「殿下、ご覧になって? 皆がわたくしたちを祝福していますわ」
「ああ……そうだな」
ミレイナの言葉に応じながらも、レオンハルトの視線は無意識に入口へと向いていた。
(本当に来るのか、セリシア……)
その時、再び大きく扉が開かれる。
「帝国第一皇子、カイル・アシュベルト殿下。そして――ルヴァリエ公爵令嬢、セリシア・ルヴァリエ様のご入場!」
どよめきが、大広間を揺らした。
現れたセリシアは、深いロイヤルブルーのドレスをまとい、堂々とした気品を放っていた。その隣には、銀髪の美丈夫カイル皇子が寄り添うように立っている。
二人の姿はあまりにも絵になり、会場中の視線を一瞬で奪った。
「なんてお美しい……」
「以前よりも、さらに気高くなられたわ……」
賞賛の声があちこちから漏れる。
セリシアは優雅な所作で国王夫妻へと礼を取り、カイル皇子と共にゆっくりと歩みを進めた。その姿は自信と誇りに満ち、かつて婚約破棄の場で見せた静かな強さを、さらに研ぎ澄ませたかのようだった。
その光景に、ミレイナの笑顔が引きつる。
「な、なんですの……あの堂々とした態度は……」
エルヴィラもまた、扇子の陰で表情を強張らせていた。
一方、レオンハルトは言葉を失っていた。
(これが……セリシア……?)
かつて自分の隣にいた令嬢が、今は帝国皇子と並び、誰よりも輝いている。その現実が、胸に鈍い衝撃を与える。
やがて、カイル皇子が国王へと進み出た。
「本日はご招待いただき、誠に光栄に存じます、国王陛下」
「ようこそお越しくださった、カイル皇子。王国を代表して歓迎しよう」
格式ある挨拶が交わされ、続いてカイルは穏やかな笑みを浮かべたまま言葉を続ける。
「本日は、私の大切な友人として、セリシア・ルヴァリエ嬢を伴ってまいりました」
その一言に、会場の空気がさらにざわめく。
“帝国皇子の大切な友人”――それは、王国の貴族社会において極めて重い意味を持つ言葉だった。
国王も興味深そうにセリシアを見つめる。
「ルヴァリエ公爵令嬢。噂は聞いておる。今宵はゆるりと楽しむがよい」
「ありがたきお言葉にございます、陛下」
セリシアは完璧な礼をもって応じた。
その一連のやり取りを、レオンハルト、ミレイナ、エルヴィラ、そして父アルドリックが固唾をのんで見守っている。
やがて、楽団が華やかな曲を奏で始め、夜会は本格的に幕を開けた。
だが、セリシアは歓談の輪に入ることなく、静かに王太子一行へと歩み寄っていく。
その動きに気づいた貴族たちが、さりげなく距離を取り、自然と空間が開けていく。まるで、この瞬間を見逃すまいとするかのように。
そして――セリシアは、かつての婚約者の前で立ち止まった。
「ごきげんよう、レオンハルト殿下」
澄んだ声が、大広間の空気を静かに震わせる。
「……セリシア」
レオンハルトは、かろうじてその名を口にした。
「本日は素晴らしい夜会にお招きいただき、ありがとうございます」
「……ああ。来てくれて、その……光栄だ」
歯切れの悪いレオンハルトの横で、ミレイナが一歩前に出る。
「まあ、お姉様。ずいぶんとご立派になられて。帝国皇子殿下のお力とは、実に素晴らしいものですわね」
嫌味を込めた言葉。
だがセリシアは、涼やかな微笑を崩さない。
「お心遣いありがとう、ミレイナ。けれど私は、ただ正しく生きてきただけですわ」
「……っ」
言葉に詰まるミレイナ。
その時、セリシアは静かに会場を見渡し、そして国王へ向き直った。
「陛下。恐れながら、今宵この場をお借りして、皆様にお伝えしたいことがございます」
その一言で、大広間のざわめきが一瞬にして消えた。
レオンハルトの目が見開かれ、ミレイナとエルヴィラの顔色が変わる。アルドリックの額には、はっきりと汗が浮かんでいた。
カイル皇子は一歩下がり、静かにセリシアを見守る。
すべては、彼女のための舞台。
国王はゆっくりと頷いた。
「よかろう。申してみよ、ルヴァリエ公爵令嬢」
セリシアは優雅に一礼し、まっすぐに顔を上げる。
その瞳は、もはや何者にも揺るがされない強い光を宿していた。
「ありがとうございます、陛下。それでは――」
そして彼女は、はっきりと告げる。
「私とレオンハルト殿下の婚約破棄にまつわる真実を、この場で明らかにさせていただきます」
息を呑む音が、大広間のあちこちで重なった。
華やかな夜会は今、王国の歴史に残る断罪の舞台へと変わろうとしていた。
王宮大広間は、かつてないほどの華やかさに包まれていた。
天井からは無数のシャンデリアが輝き、磨き上げられた大理石の床には、着飾った貴族たちの姿が映り込む。楽団の優雅な旋律が流れ、笑顔と囁きが交錯するその空間は、まさに王国最高の社交の舞台であった。
しかし今宵、そこに集う者たちの関心はただ一つ。
――ルヴァリエ公爵令嬢セリシアの帰還。
「本当にいらっしゃるのかしら」
「帝国皇子殿下とご一緒だとか……」
期待と緊張が入り混じった空気が、大広間を満たしていた。
やがて、王族の入場が告げられる。
「国王陛下、王妃殿下、並びに王太子レオンハルト殿下のご入場!」
場内の貴族たちが一斉に頭を垂れる。国王と王妃に続き、レオンハルトが堂々とした足取りで入場した。その隣には、豪奢なドレスに身を包んだミレイナが寄り添っている。
誇らしげに微笑むミレイナに対し、レオンハルトの表情にはどこか落ち着かない影があった。
「殿下、ご覧になって? 皆がわたくしたちを祝福していますわ」
「ああ……そうだな」
ミレイナの言葉に応じながらも、レオンハルトの視線は無意識に入口へと向いていた。
(本当に来るのか、セリシア……)
その時、再び大きく扉が開かれる。
「帝国第一皇子、カイル・アシュベルト殿下。そして――ルヴァリエ公爵令嬢、セリシア・ルヴァリエ様のご入場!」
どよめきが、大広間を揺らした。
現れたセリシアは、深いロイヤルブルーのドレスをまとい、堂々とした気品を放っていた。その隣には、銀髪の美丈夫カイル皇子が寄り添うように立っている。
二人の姿はあまりにも絵になり、会場中の視線を一瞬で奪った。
「なんてお美しい……」
「以前よりも、さらに気高くなられたわ……」
賞賛の声があちこちから漏れる。
セリシアは優雅な所作で国王夫妻へと礼を取り、カイル皇子と共にゆっくりと歩みを進めた。その姿は自信と誇りに満ち、かつて婚約破棄の場で見せた静かな強さを、さらに研ぎ澄ませたかのようだった。
その光景に、ミレイナの笑顔が引きつる。
「な、なんですの……あの堂々とした態度は……」
エルヴィラもまた、扇子の陰で表情を強張らせていた。
一方、レオンハルトは言葉を失っていた。
(これが……セリシア……?)
かつて自分の隣にいた令嬢が、今は帝国皇子と並び、誰よりも輝いている。その現実が、胸に鈍い衝撃を与える。
やがて、カイル皇子が国王へと進み出た。
「本日はご招待いただき、誠に光栄に存じます、国王陛下」
「ようこそお越しくださった、カイル皇子。王国を代表して歓迎しよう」
格式ある挨拶が交わされ、続いてカイルは穏やかな笑みを浮かべたまま言葉を続ける。
「本日は、私の大切な友人として、セリシア・ルヴァリエ嬢を伴ってまいりました」
その一言に、会場の空気がさらにざわめく。
“帝国皇子の大切な友人”――それは、王国の貴族社会において極めて重い意味を持つ言葉だった。
国王も興味深そうにセリシアを見つめる。
「ルヴァリエ公爵令嬢。噂は聞いておる。今宵はゆるりと楽しむがよい」
「ありがたきお言葉にございます、陛下」
セリシアは完璧な礼をもって応じた。
その一連のやり取りを、レオンハルト、ミレイナ、エルヴィラ、そして父アルドリックが固唾をのんで見守っている。
やがて、楽団が華やかな曲を奏で始め、夜会は本格的に幕を開けた。
だが、セリシアは歓談の輪に入ることなく、静かに王太子一行へと歩み寄っていく。
その動きに気づいた貴族たちが、さりげなく距離を取り、自然と空間が開けていく。まるで、この瞬間を見逃すまいとするかのように。
そして――セリシアは、かつての婚約者の前で立ち止まった。
「ごきげんよう、レオンハルト殿下」
澄んだ声が、大広間の空気を静かに震わせる。
「……セリシア」
レオンハルトは、かろうじてその名を口にした。
「本日は素晴らしい夜会にお招きいただき、ありがとうございます」
「……ああ。来てくれて、その……光栄だ」
歯切れの悪いレオンハルトの横で、ミレイナが一歩前に出る。
「まあ、お姉様。ずいぶんとご立派になられて。帝国皇子殿下のお力とは、実に素晴らしいものですわね」
嫌味を込めた言葉。
だがセリシアは、涼やかな微笑を崩さない。
「お心遣いありがとう、ミレイナ。けれど私は、ただ正しく生きてきただけですわ」
「……っ」
言葉に詰まるミレイナ。
その時、セリシアは静かに会場を見渡し、そして国王へ向き直った。
「陛下。恐れながら、今宵この場をお借りして、皆様にお伝えしたいことがございます」
その一言で、大広間のざわめきが一瞬にして消えた。
レオンハルトの目が見開かれ、ミレイナとエルヴィラの顔色が変わる。アルドリックの額には、はっきりと汗が浮かんでいた。
カイル皇子は一歩下がり、静かにセリシアを見守る。
すべては、彼女のための舞台。
国王はゆっくりと頷いた。
「よかろう。申してみよ、ルヴァリエ公爵令嬢」
セリシアは優雅に一礼し、まっすぐに顔を上げる。
その瞳は、もはや何者にも揺るがされない強い光を宿していた。
「ありがとうございます、陛下。それでは――」
そして彼女は、はっきりと告げる。
「私とレオンハルト殿下の婚約破棄にまつわる真実を、この場で明らかにさせていただきます」
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