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「……まずは、拘束の理由としましては、第一に王族への不敬を働いたので、別室にて厳重注意を行う予定でした。次に、手に入れていた萎れた花の入手経路を穏便に聞かせて頂く予定でした」
萎れた水晶花は、現在ユルミナからサリエルへと渡り、マリエットの侍女コレットへと渡っている。
「王族への不敬……?」
首を傾けるユルミナと周囲を囲む子息達。
「ええ。国王陛下を前に貴族の儀礼をせず、国王陛下の問いかけを拒否。さらに王妃陛下への非礼に加え、王子殿下を敬称無く君呼びで呼んだ事。ここは王宮です。貴族たるもの、礼儀作法はしっかりと守って頂きたい」
モスキート宰相の言葉に、ぎょっとしてユルミナに視線を向ける子息たち。
「ほ、本当かい……ユルミナ嬢?」
「……え? だって、サリエル君は、お友達だもの。学園でも身分差は関係ないって言ってるじゃない」
「ええ、学園ではですよね。それに身分差は関係ないとなっている意味を履き違えていますね。身分に関係なく意見を出せるように配慮されているのは先生方に気を使ってですよ。先生方には平民の出の方もいらっしゃるので、貴族の子供が身分を笠に着て待遇改善を強要させないためです」
「え……そ、そんな……。私、貴族になったばっかりで、知らなくって……」
「言い訳はご無用。貴族になったのなら義務で覚えなければならないマナーがあります。怠った理由を平民だったからと、言い訳されても、ここは王宮ですので、手遅れです。後にしかるべき書簡を男爵家へと送らせて頂きます」
「えっ……ま、まって……そんなっ……酷い……グスッ……」
ユルミナはメソメソと両手で顔を覆う。周囲にいる子息達が案じた声で慰めるが、手の隙間から涙が見えないのを、宰相も王妃様も、マリエットも気付き察していた。
「泣きまねしても無駄ですよ」
「……っっ……」
顔を真っ赤にするユルミナ。ギョッとする取り囲む子息たち。ちなみに国王陛下とサリエルは無表情だ。
「次に、手にしていた水晶花の入手経路を詳しく話して頂きます」
「あれは、私が良く行く秘密の泉に咲いていたのを摘んだのよ」
「その泉は、学園の東にある森で間違いありませんか?」
「ええ、そうよ」
あっさりと認めたユルミナの言葉に、ユルミナを守る子息のうちの2人、モスキート子息ハトエリード、ストーム伯爵子息ナーゴンが驚いた声を上げた。
「えっ……」「なっ……」
しかしサッシュベリー公爵子息モーリッツとマッスロー伯爵子息ダミアンは苦々しい表情のままうつむいた。
「精霊の森は私有地だと理解しておられますか?」
「私有地……?」
キョトンとするユルミナに、信じられないと顔色を青くするハトエリードとナーゴン。
「ええ、あそこはヴィストン公爵家のマリエット嬢が管理されておられる、個人の私有地です」
「えっ……マリエットが……!?」
公爵令嬢であるマリエットをも呼び捨てにする礼儀知らずなユルミナに、視線を鋭くするモスキート宰相。国王陛下と王妃様は呆れた視線になり、サリエルは射殺さんとする鋭い視線を向けそうな所を、マリエットの手繋ぎにより抑えられた。
「どうやって森に入ったのですか?」
「それは、モーリッツとダミアンに手伝って貰って……。でも、あの森がマリエットさんの私有地だって2人とも教えてくれなかったし……」
「なっ……! ユルミナ嬢は落とし物をしたから、少し入るだけだと言っていただろう?!」
「私有地だって知っていたら奥まで行かなかったわ」
ユルミナはどうにかして自分の罪を軽くする為に嘘を並べ立てた。
「それは可笑しいですね。あの森がマリエット嬢の私有地だと言うのは、城下の子供でも知っていますよ。サッシュベリー公爵子息? 貴方も同じ場所に居て、彼女の不法侵入を手引きしたのなら、知っていたでしょう?」
ユルミナももちろん知っていたし、指摘されたモーリッツも知っていた。
ただモーリッツは、マリエットが気に食わない、敵視していたからこそ、故意にユルミナへと伝えなかったのだ。
(そう言えば小説では、モーリッツはマリエットと同じ公爵家なのに両親からマリエットと比べられていたのよね。同じ公爵家なのにヴィストン公爵家だけ王子と年の近い女児が産まれたから婚約者としての繋がりが出来た。モーリッツの両親は、モーリッツが女だったら我が家が王家との繋がりを得られたのにってずっとモーリッツがいる前で言われ続けてた。しかもマリエットは性格は悪いけれど、頭は優秀だったから、余計に比べられてたのよね。それをユルミナに癒されるの)
「……言いたくありません」
「モーリッツ??」
今さら小説の内容でモーリッツがマリエットを敵視する原因を思い出したところで……と、マリエットは呆れた。
なんとも言えない視線をモーリッツに向けた瞬間、モーリッツと視線が合ったーー。
ーーー合ってしまった。
「……っ……! 僕を……、僕に、そんな視線を向けるなっ!」
顔を真っ赤にしたモーリッツは大声で叫び、両手を前に付きだした。
その両手と視線には、マリエットへの憎悪が込められ、黒い稲妻の波動ような衝撃波がモーリッツの体を中心に巻き起こった。
「きゃあああぁぁあぁ!」
余波に巻き込まれたのは、ユルミナと周囲の令息たちで、波動の中心であるモーリッツの突き出た両手から、集められた精霊力の塊が集束し、マリエットへと向けて放たれた。
「マリエット!」
「ダメ! サリエルさま!」
マリエットを抱き込む様に庇ったサリエルだったが、くるりと体を反転されてマリエットが、サリエルを庇う形になってしまった。
ーーバチバチ! ーーバチバチ!
マリエット背中に衝撃が走る。
「んくっーーぁあぁぁっーーー!!」
「マ、マリィッーーーーー!!」
バチバチィ!! バチバチィ!!
ーー雷が墜ちた様な轟音が広間に響く。
マリエットは咄嗟に、黒い電流を自身の精霊力でもって、地面へと逃がすように流れを変えた。精霊王の加護のおかげで、ダメージは軽減されていた。
稲妻が収まり、マリエットはゆっくりと倒れそうになり、サリエルに抱き止められた。
マリエットの背中のドレスは破れ、魔法が当たった場所は、赤く火傷をしたのようになっていた。マリエットは朦朧とする意識の中で、自分の名前を叫ぶサリエルの無事な姿に微笑み、気を失った。
「マリエット! マリエット! しっかり! マリィ! 嫌だ! マリィ! マリィ! 目を覚ましてくれ! マリィ!!」
「きゃあぁあぁー」
抱き止めて呼び掛けるサリエルに、恐怖の叫び声を上げるユルミナ。
「だれか! 医者の手配を!」
「近衛隊! 陛下達をお守りし、この者共を捕らえろ!」
ふらつく王妃様を支える国王陛下は、医者を呼ぶように侍従に叫び、宰相モスキート公爵は、近衛に王族を守りモーリッツらを即刻捕らえる様に指示を出していた。
◆
マリエットが目を覚ましたのは、その日の夜中0時過ぎだった。
「ん……」
目覚めてすぐ、天幕付きの自分の部屋のベッドに、見覚えのあるサリエルとコレットの、ほっとした表情が目に入った。
「マリエット!」
「お嬢様……!」
「サリエルさま、ごぶじで……」
王族、サリエルファーストであるマリエットの言葉に、悲しげな表情のサリエルだったが、マリエットが目を覚ました喜びへと意識を切り替え、マリエットの手に自身のおでこを寄せた。
「ーーマリィ……! 良かった……! 本当に……良かった……」
「旦那様にお伝えします。旦那様は王宮に居られるので、少しお時間を頂きますが……」
「ああ、お願いする。マリエットの事は僕が見ているから、安心しておくれ」
「殿下のお言葉に甘えさせて頂きます。何かあれば、隣室で私の母が待機しておりますので」
「すまない」
二人きりになれるようにと、気を使ってくれるヴィストン公爵家の使用人達に、心から感謝をするサリエル。
コレットが出ていき、サリエルはマリエットへと簡単に状況の説明を行った。
「あの後、枢機卿を呼んで、君の治療をしたんだよ。傷は完全に消えたけれど、闇の精霊によって、マリエットは目覚める事が出来なくなっていたんだ。取りあえず、王都のヴィストン公爵家に早馬を出して、部屋を整える様に伝えたりと、王宮ではバタバタしていたらね、ギ・ドゥーラ族のザリザンが王宮に尋ねて来たんだ」
「……まぁ…! ザリザン様が……」
なぜ? とマリエットは不思議に思った。
「うん。あのザリザンがやって来て、君に掛けられた闇の精霊の呪縛を、彼の……、光の勇者の力で、解き放ってくれたんだよ」
「……や、闇の精霊の呪縛……を、光の勇者の力で、ですか……??」
ザリザンはギ・ドゥーラ族の族長ザルドの息子だ。自分の事を光の勇者だと思い込んでいる、中二病だとマリエットは思っていたが……。
「ザリザンは本物の光の勇者だよ。光の精霊の導きで、マリエットの危機を察知して飛んで来たんだって。この国の貴族が闇の帝王による闇の波動を受けているのは、ザリザンは元々知っていて、その中でもモーリッツが、闇の波動に強く飲まれて苦しんでいるのを、知っていたらしい。
あのまま放置していたら、モーリッツは深淵の帝王復活を目論む、闇の帝王に体を乗っ取られて居たんだって。それは、僕にも可能性があるから、良く気を付けるようにって助言を貰ったよ」
「や、闇の……ソ、ソウ、ナンデスカ……」
「信じて無いねマリエット」
「ええと……申し訳ありません……その手の話は苦手でして……」
笑顔を引きつかせるマリエットに、目を細めるサリエル。その表情は何を考えているのか分からない微笑だ。
「ふぅん。じゃあこっちの話はどう? 悪役令嬢マリエットが闇の波動を受けて、断罪される話は知っている?」
「……ーーーっ!??」
大きく開かれたマリエットの視線の先には、感情を読めない貼り付けた微笑のサリエルの表情があったーーー。
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