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第二章
19 ブラボー!
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「‥‥ところで、お二方は御自分の前世様を感じないのですか?」
興味津々でデネブ様とシリウス様に聞いてみると。
「「感じない。
いや、感じる」」
そこ、合う?
そこまで、合っちゃう?
‥‥もう同一人物が話しているとしか思えなくなって来ました。
「恐らく普段は存在を感じない様にされている‥‥」
「僕の前世様が本来の前世様自身の姿で現れた時苦しそうだったのは‥‥」
「前世様が現れた瞬間、何か、凄かったんだ。
何がどうって説明は出来ないが‥‥
背後にとてつもない圧‥‥が発生した様な‥‥」
「ああ。
凄まじい何かを感じた。
いや、本当に説明できない。
何と言うか、恐ろしい程の‥‥」
「狂気すら感じる執着‥‥
というのか‥‥」
「「とにかく凄かった‥‥
あまりの圧に体が動かせなかった。
押し潰されそうだった‥‥」」
信じられない‥‥
このお二方が恐れを感じている。
僕の前世様はすごく優しい人だけど、前世様の彼は恐い人?
そう言えば、お二方にも僕にも変な呪いを掛けたの、彼なんだっけ‥‥
恐いな‥‥
そんな事が出来てしまうのも、そんな事をするというのも‥‥
で、でも、僕の前世様が凄く愛してる人なんだから!
「き、きっと、ステキな方ですよ!」
「「‥‥‥‥‥」」
ど、同意無し‥‥
僕にとって前世様は優しく、近しく、憧れの大切な存在。
でもお二方にとっては、困った存在でしかないのか‥‥な?
「一度、頭の中で誰かの声がしたことがあった。
もしかして、あれが‥‥」
「!! 私も一度だけある!
頭の中で低く響く男の強い声‥‥
あれは確か3年前、」
「「初めてアルに会った時!!」」
「有無を言わせない、絶対的な感じの‥‥」
「人間よりも上位の存在‥‥という感じがした‥‥
そうか、あの時の声‥‥あれが、」
「「私達の前世‥‥!」」
‥‥ブラボーです。
目の前で繰り広げられる息ピッタリの話芸(?)。
しかも演者はタイプの違う最高の美丈夫。
似て非なるイケボ。
‥‥‥ブラボー!!
興味津々でデネブ様とシリウス様に聞いてみると。
「「感じない。
いや、感じる」」
そこ、合う?
そこまで、合っちゃう?
‥‥もう同一人物が話しているとしか思えなくなって来ました。
「恐らく普段は存在を感じない様にされている‥‥」
「僕の前世様が本来の前世様自身の姿で現れた時苦しそうだったのは‥‥」
「前世様が現れた瞬間、何か、凄かったんだ。
何がどうって説明は出来ないが‥‥
背後にとてつもない圧‥‥が発生した様な‥‥」
「ああ。
凄まじい何かを感じた。
いや、本当に説明できない。
何と言うか、恐ろしい程の‥‥」
「狂気すら感じる執着‥‥
というのか‥‥」
「「とにかく凄かった‥‥
あまりの圧に体が動かせなかった。
押し潰されそうだった‥‥」」
信じられない‥‥
このお二方が恐れを感じている。
僕の前世様はすごく優しい人だけど、前世様の彼は恐い人?
そう言えば、お二方にも僕にも変な呪いを掛けたの、彼なんだっけ‥‥
恐いな‥‥
そんな事が出来てしまうのも、そんな事をするというのも‥‥
で、でも、僕の前世様が凄く愛してる人なんだから!
「き、きっと、ステキな方ですよ!」
「「‥‥‥‥‥」」
ど、同意無し‥‥
僕にとって前世様は優しく、近しく、憧れの大切な存在。
でもお二方にとっては、困った存在でしかないのか‥‥な?
「一度、頭の中で誰かの声がしたことがあった。
もしかして、あれが‥‥」
「!! 私も一度だけある!
頭の中で低く響く男の強い声‥‥
あれは確か3年前、」
「「初めてアルに会った時!!」」
「有無を言わせない、絶対的な感じの‥‥」
「人間よりも上位の存在‥‥という感じがした‥‥
そうか、あの時の声‥‥あれが、」
「「私達の前世‥‥!」」
‥‥ブラボーです。
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しかも演者はタイプの違う最高の美丈夫。
似て非なるイケボ。
‥‥‥ブラボー!!
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