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16.面倒くささと闘う男
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「あの、ビット村にお父さんが好きな公園があって、そこへモルさんと行きたいなって思って、・・・その、お弁当を作って来たんですが・・」
真っ赤な顔をしたピコさんが眼をキラキラさせて遠慮がちに言って来る。
・・う、面倒くさい・・出来ればサッと情報だけ得て速攻で自宅に戻り、一刻も早く全力でユニを捜したい・・・
「な、何!? 今日の昼は俺が作るって・・ピコ、俺の料理食いたくねえのか!?」
眼をウルウルさせたフットさんが震え出す・・何か可哀想だね・・
「それはいつでも出来るから。 モルさんはシティへ帰ってしまうのでしょう? その前にお父さんが好きな公園を見てもらいたいって思って・・」
ぐ、心が痛くなって来た・・俺は君から君の大好きなお父さんを攫おうと目論む悪いオジサンなんだけど・・・俺の中で後ろめたさが面倒くささに勝つ。
「・・そうか、ありがとう。 じゃ、お供させてもらおうかな。 フットさん、いいですか? ・・・う!?」
フットさんが恋敵を見る様な眼で俺を見ている・・本当にこの叔父さんは、姪にメロメロだな・・・
「・・そりゃ、モルさんがそう言うなら・・どれ、ピコ、弁当見せてみろ。 ん?
・・なッ!?、足りねえだろ、これっぽっちじゃ。 ・・あぁ~~、そうかぁ・・ユニは小食だからなぁ・・ピコ、ユニを基準にしちゃダメだ、ふつう男ってのはもっと大食いなんだぞ! なぁ、モルさん! これじゃお腹いっぱいにならねえよな!」
「・・俺は別にお腹いっぱいにならなくても・・「よしっ! 俺に任せろ! 昼用に準備してた食材で何か作って弁当に足してやる。 ピコ、お前も手伝え。 モルさんは一度ホテルへ戻って犬を返さなきゃいけねえだろ? 昼丁度に駅に集合でいいかい?」
何らかのスイッチが入ったらしいフットさんがテキパキと仕切り始める。
仕方ない・・か。 まぁ、元気が出た様で良かったよ。
「分かりました。 では後ほど駅で。」
そう言いながら立ち上がると、ワンコプレートを食べ終わって眠り込んでいた様だった犬が俺に合わせた様にスッと立ち上がる。
「「 はっ! スゴイ迫力! 眠っている時ですら御主人様の一挙手一投足に反応し御主人様に付き従う巨大モフモフ・・・美貌の飼い主と忠犬の種を越えた美しい主従関係・・・! カ、カッコイイ! いや、超カッコイイ!! 」」
結構な長文を叔父と姪とが見事に声をピッタリ合わせて大声で叫ぶ。
・・・どうも。(変に注目されて迷惑です。)
真っ赤な顔をしたピコさんが眼をキラキラさせて遠慮がちに言って来る。
・・う、面倒くさい・・出来ればサッと情報だけ得て速攻で自宅に戻り、一刻も早く全力でユニを捜したい・・・
「な、何!? 今日の昼は俺が作るって・・ピコ、俺の料理食いたくねえのか!?」
眼をウルウルさせたフットさんが震え出す・・何か可哀想だね・・
「それはいつでも出来るから。 モルさんはシティへ帰ってしまうのでしょう? その前にお父さんが好きな公園を見てもらいたいって思って・・」
ぐ、心が痛くなって来た・・俺は君から君の大好きなお父さんを攫おうと目論む悪いオジサンなんだけど・・・俺の中で後ろめたさが面倒くささに勝つ。
「・・そうか、ありがとう。 じゃ、お供させてもらおうかな。 フットさん、いいですか? ・・・う!?」
フットさんが恋敵を見る様な眼で俺を見ている・・本当にこの叔父さんは、姪にメロメロだな・・・
「・・そりゃ、モルさんがそう言うなら・・どれ、ピコ、弁当見せてみろ。 ん?
・・なッ!?、足りねえだろ、これっぽっちじゃ。 ・・あぁ~~、そうかぁ・・ユニは小食だからなぁ・・ピコ、ユニを基準にしちゃダメだ、ふつう男ってのはもっと大食いなんだぞ! なぁ、モルさん! これじゃお腹いっぱいにならねえよな!」
「・・俺は別にお腹いっぱいにならなくても・・「よしっ! 俺に任せろ! 昼用に準備してた食材で何か作って弁当に足してやる。 ピコ、お前も手伝え。 モルさんは一度ホテルへ戻って犬を返さなきゃいけねえだろ? 昼丁度に駅に集合でいいかい?」
何らかのスイッチが入ったらしいフットさんがテキパキと仕切り始める。
仕方ない・・か。 まぁ、元気が出た様で良かったよ。
「分かりました。 では後ほど駅で。」
そう言いながら立ち上がると、ワンコプレートを食べ終わって眠り込んでいた様だった犬が俺に合わせた様にスッと立ち上がる。
「「 はっ! スゴイ迫力! 眠っている時ですら御主人様の一挙手一投足に反応し御主人様に付き従う巨大モフモフ・・・美貌の飼い主と忠犬の種を越えた美しい主従関係・・・! カ、カッコイイ! いや、超カッコイイ!! 」」
結構な長文を叔父と姪とが見事に声をピッタリ合わせて大声で叫ぶ。
・・・どうも。(変に注目されて迷惑です。)
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