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9話 この中に一人名案を思い付いた人がいる
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「私は絶っ対に嫌!!」
小さな部屋によく響く声で涼音が言った。嫌なことを嫌と言えるのは良いことだなと思いました。
「え~と~」
菫が少し困ったように言った。いつもは自由人なんだからあんたはずっと能天気でいろよと思いました。
「え? 何? どういう……」
由紀がどういうことか分からずうろたえている。無知な少女は良いものだなと思いました。
「あ、うちらの名前だけ無いね。」
危機感のない夏美の声が聞こえる。とてもかわいらしい声だなと思いました。
「う、嘘…………でしょ。」
俺はひざから崩れ落ちるようにその場にしゃがみこむ。一番動揺してるのが俺で情けなくて、人のこと言えないよねと思いました。
まったく、俺と夏美のイチャイチャタイムを邪魔しやがって。ぶっ壊してやろうかこのモニター。しかしまあチャンスはこれからもたくさんある。許そうではないか。
よし気を取り直して……それより今は剃毛羞恥プレイだ。ぜひ見させてもらおうではないか。
「ねえ、昼くらい別に食べなくてもよくない? 明らかに釣り合わないでしょ、こんなの。」
涼音がイライラしたように言った。涼音の羞恥プレイはぜひ見てみたいがそれは難しいだろう。だがやれるだけやってみようではないか。
「私はこの“お題”はクリアするべきだと思います。というより、クリアするしかないと思います。」
まだ考えはまとまっていないが、涼音を説得するために俺は「どうして?」と問う涼音に答えた。
「ルールに『“お題”に失敗した場合再挑戦はできない』と書いてありましたよね。もしこの先ずっと再挑戦できないままだとしたら、私たちは飢えてしまいます。それに“質問”しようにも今日の分はもう使ってしまっています。正直今の私たちは非常に危険な状況です。もし逆らうと何をされるかわかりません。」
正直今後ずっと再挑戦できないなんてことは無いだろう。もしそうなら立派なペナルティーだ。『ペナルティーは発生しない』と言い切った時点でその可能性はほぼ無いだろう。
だが完全に否定はできない。涼音はかなり神経質な性格だ。酷いことになる可能性を示してやればこれ以上は何も言えないだろう。
「う、……確かに。で、でも私がするのは絶対に嫌! ……そうだ! 陽菜さん、もし夜に私に“指名”があったらその時は私がする。だから今回は菫と由紀さんに任せてもいいかしら。お願い。」
言質、いただきました♡
正直涼音はテンパるあまり一番してはいけない選択肢をとってしまったようだ。
今回の“お題”には俺と夏美の名前は指名されていなかった。最初は落ち込みすぎて何も考えられなかったが、これはどう考えても朝に挑戦した人が除外されている。もしそうなら夜には涼音は間違いなく指名される。涼音は“夜は自分に指名がないかも”と思っているかもしれないが、まあ間違いなくあるだろう。
「わかりました。……菫さん、今回の“お題”をお願いしてもいいですか? 涼音さんは夜にすると言っているのでいいですよね。」
「う、う~ん。でも由紀ちゃんは大丈夫かしら~」
菫はこの中に男がいないとわかり(本当はいるけど)ある程度は抵抗力が弱まったが、さすがに恥ずかしいのだろう。普段は自由人のくせに。まあ由紀は下の毛がまだ生えていなかったので必然的に自分が剃られることになる。恥ずかしがるのも当然か。
「由紀さん。お願いできますか。」
俺は由紀に向き直り、問う。おそらく由紀は真正面から頼みごとをすれば断れないだろう。由紀が了承すれば菫も了承せざるを得なくなる。だから説得するのは由紀からだ。
「は、はい。何をするかわかりませんが、頑張ります!」
由紀はよくわからずに了承した。ナイス由紀。
「そ、そうよね~、陽菜ちゃんも夏美ちゃんも頑張ったのに、私だけ逃げるだなんて駄目よね!」
さすがに俺と夏美がすでにクリアしており、由紀も納得しているので菫も自分がするしかないと悟ったのだろうか。
二人の了承も得たので俺たちは部屋に備えてあったバスルームに向かう。
さすがに一階にあった大浴場ほどではないがそこそこ大きなところだ。椅子がスケベ椅子なのと壁に空気で膨らませたようなマットが立てかけてあるところに悪意を感じるが、それ以外はいたって普通だ。なんかすごい近くで夏美が俺を見てくるが心臓が止まりそうなのでやめてほしい。あとバスルームを見る涼音の目つきが一段と鋭い。
それにしても俺達まで二人のことを見なければならないなんて、本当に勘弁してほしい……。勘弁してほしい。
菫は浴衣の帯を緩めてするすると布をはだけさせる。そして前かがみになってゆっくりとブラを外す。するとそれまででも十分大きかった乳房がさらに解き放たれたとでもいうべきか、とても大きく美しい彼女の胸があらわになる。目が離せない。実際に彼女の生乳を拝んだのは初めてかもしれない。濡れる。
菫を見る涼音の視線がさらに鋭くなる。怖い。俺を見る夏美の視線も鋭くなる。怖い。
全裸になった菫が先ほどの椅子に腰かけ、その目の前にこちらもまた全裸になった由紀が剃毛用のセットを持ってしゃがんでいる。体格差があってか、かなり背徳感が増す。ちなみに夏美がやり方を由紀に教える形だ。
菫はさすがに恥ずかしいのか、一応足を広げて座っているが顔は赤くなり横を向いている。彼女の股間はまさに“大人の女性”というか、ご立派なおマンコだった。恥丘あたりに生えた毛はすべて同じくらいの長さに切りそろえられており、より美しさを強調している。
本当は見たくないが、本当は見たくないが……見なければ“お題”はクリアにならない。仕方ない。
「で、では濡らしますね。」
シャワーを持った由紀は菫を見上げる。そして湯を菫の股間にあて、洗っていく。
正直女性の無駄毛の処理の現場とか、姉くらいのしか見たことがなかったが、あれは色気が実質0なのでノーカンだ。
「んんっ!」
湯の勢いが強かったのか菫がもだえる。
よし、良いこと思いついた。
小さな部屋によく響く声で涼音が言った。嫌なことを嫌と言えるのは良いことだなと思いました。
「え~と~」
菫が少し困ったように言った。いつもは自由人なんだからあんたはずっと能天気でいろよと思いました。
「え? 何? どういう……」
由紀がどういうことか分からずうろたえている。無知な少女は良いものだなと思いました。
「あ、うちらの名前だけ無いね。」
危機感のない夏美の声が聞こえる。とてもかわいらしい声だなと思いました。
「う、嘘…………でしょ。」
俺はひざから崩れ落ちるようにその場にしゃがみこむ。一番動揺してるのが俺で情けなくて、人のこと言えないよねと思いました。
まったく、俺と夏美のイチャイチャタイムを邪魔しやがって。ぶっ壊してやろうかこのモニター。しかしまあチャンスはこれからもたくさんある。許そうではないか。
よし気を取り直して……それより今は剃毛羞恥プレイだ。ぜひ見させてもらおうではないか。
「ねえ、昼くらい別に食べなくてもよくない? 明らかに釣り合わないでしょ、こんなの。」
涼音がイライラしたように言った。涼音の羞恥プレイはぜひ見てみたいがそれは難しいだろう。だがやれるだけやってみようではないか。
「私はこの“お題”はクリアするべきだと思います。というより、クリアするしかないと思います。」
まだ考えはまとまっていないが、涼音を説得するために俺は「どうして?」と問う涼音に答えた。
「ルールに『“お題”に失敗した場合再挑戦はできない』と書いてありましたよね。もしこの先ずっと再挑戦できないままだとしたら、私たちは飢えてしまいます。それに“質問”しようにも今日の分はもう使ってしまっています。正直今の私たちは非常に危険な状況です。もし逆らうと何をされるかわかりません。」
正直今後ずっと再挑戦できないなんてことは無いだろう。もしそうなら立派なペナルティーだ。『ペナルティーは発生しない』と言い切った時点でその可能性はほぼ無いだろう。
だが完全に否定はできない。涼音はかなり神経質な性格だ。酷いことになる可能性を示してやればこれ以上は何も言えないだろう。
「う、……確かに。で、でも私がするのは絶対に嫌! ……そうだ! 陽菜さん、もし夜に私に“指名”があったらその時は私がする。だから今回は菫と由紀さんに任せてもいいかしら。お願い。」
言質、いただきました♡
正直涼音はテンパるあまり一番してはいけない選択肢をとってしまったようだ。
今回の“お題”には俺と夏美の名前は指名されていなかった。最初は落ち込みすぎて何も考えられなかったが、これはどう考えても朝に挑戦した人が除外されている。もしそうなら夜には涼音は間違いなく指名される。涼音は“夜は自分に指名がないかも”と思っているかもしれないが、まあ間違いなくあるだろう。
「わかりました。……菫さん、今回の“お題”をお願いしてもいいですか? 涼音さんは夜にすると言っているのでいいですよね。」
「う、う~ん。でも由紀ちゃんは大丈夫かしら~」
菫はこの中に男がいないとわかり(本当はいるけど)ある程度は抵抗力が弱まったが、さすがに恥ずかしいのだろう。普段は自由人のくせに。まあ由紀は下の毛がまだ生えていなかったので必然的に自分が剃られることになる。恥ずかしがるのも当然か。
「由紀さん。お願いできますか。」
俺は由紀に向き直り、問う。おそらく由紀は真正面から頼みごとをすれば断れないだろう。由紀が了承すれば菫も了承せざるを得なくなる。だから説得するのは由紀からだ。
「は、はい。何をするかわかりませんが、頑張ります!」
由紀はよくわからずに了承した。ナイス由紀。
「そ、そうよね~、陽菜ちゃんも夏美ちゃんも頑張ったのに、私だけ逃げるだなんて駄目よね!」
さすがに俺と夏美がすでにクリアしており、由紀も納得しているので菫も自分がするしかないと悟ったのだろうか。
二人の了承も得たので俺たちは部屋に備えてあったバスルームに向かう。
さすがに一階にあった大浴場ほどではないがそこそこ大きなところだ。椅子がスケベ椅子なのと壁に空気で膨らませたようなマットが立てかけてあるところに悪意を感じるが、それ以外はいたって普通だ。なんかすごい近くで夏美が俺を見てくるが心臓が止まりそうなのでやめてほしい。あとバスルームを見る涼音の目つきが一段と鋭い。
それにしても俺達まで二人のことを見なければならないなんて、本当に勘弁してほしい……。勘弁してほしい。
菫は浴衣の帯を緩めてするすると布をはだけさせる。そして前かがみになってゆっくりとブラを外す。するとそれまででも十分大きかった乳房がさらに解き放たれたとでもいうべきか、とても大きく美しい彼女の胸があらわになる。目が離せない。実際に彼女の生乳を拝んだのは初めてかもしれない。濡れる。
菫を見る涼音の視線がさらに鋭くなる。怖い。俺を見る夏美の視線も鋭くなる。怖い。
全裸になった菫が先ほどの椅子に腰かけ、その目の前にこちらもまた全裸になった由紀が剃毛用のセットを持ってしゃがんでいる。体格差があってか、かなり背徳感が増す。ちなみに夏美がやり方を由紀に教える形だ。
菫はさすがに恥ずかしいのか、一応足を広げて座っているが顔は赤くなり横を向いている。彼女の股間はまさに“大人の女性”というか、ご立派なおマンコだった。恥丘あたりに生えた毛はすべて同じくらいの長さに切りそろえられており、より美しさを強調している。
本当は見たくないが、本当は見たくないが……見なければ“お題”はクリアにならない。仕方ない。
「で、では濡らしますね。」
シャワーを持った由紀は菫を見上げる。そして湯を菫の股間にあて、洗っていく。
正直女性の無駄毛の処理の現場とか、姉くらいのしか見たことがなかったが、あれは色気が実質0なのでノーカンだ。
「んんっ!」
湯の勢いが強かったのか菫がもだえる。
よし、良いこと思いついた。
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