アレハタレドキ [彼は誰時]

えだまめ

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復讐編

ep28 電撃と秘策

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重い衝撃が顔のすぐ横を走っている
数センチ先にバットが打ち付けられていた
 

( 何とか……躱せたっ、、!! )


再度河島がバットを振る瞬間に素早く起き上がり 
折れた木刀を叩き込んだ



ズドッ、、!!



飛び起きる勢いを利用した攻撃が河島の顔に入る
そして後ろに仰け反っていた


(チャンスはっ……… 今しかないっ!、、)


仰け反った河島に自分が素早く近くなか
奴が何かを掴んだのがわかった



バチイッ!!、、



「ぐっ、、!?!? 」


右腕が河島が素早く取り出した何かに触れ
電撃みたいな何かが走った


( なっ、、!? 電気…? )


状況を読めないまま河島を見ると
彼は微笑を浮かべながら


「スタンガンだよ、、」


そう呟いてニタニタ嗤った
そして再び無防備な自分に接近して



バチバチィッ!!、、 



さっきは腕に入ったのが今度は腹部に2発入る
腹部を押さえて後ろにさがりながら


(まずはアレ……どうにかしないとっ……)


そう思ったときには
目の前に河島の膝があり
次の瞬間蹴られたことがわかった



ドシャンッ!!……



「 があ"っっあ……!! 」


悲痛を上げながら自分の身体は飛ばされた
顔から出血が酷く視界が塞がるなか
自分は仰向けの状態から起き上がろうすると


「逃すかよっ!!、、」


そう言って河島が仰向けに倒れる自分に飛び乗り
馬乗りになって首を絞めてきた…


「ぐがっ、、がっ、、」


苦しいなか呼吸が荒くなりながら自分は
自由な右手をベルトに伸ばした


(あんまり、、俺を………舐るなっ…!!)


そう思いながら大型ナイフを取り出して
河島の腹部に思いっきり刺す



ズブズブッ!!、、



「いっ、、痛ってえなっ!!… 」


河島が叫び反射的に自分から離れた
自分は起き上がり奴の血が滴る大型ナイフを構え
思うままに叫んでいた




「お前らが俺を歪めたんだろっ…………
 お前らさえいなければっ…!! 」



そう言って自分は走り出した
河島の視線は ナイフ にあるのがわかる



そう <これ>で奴の隙を突くっ…!!



自分と河島が3メートルぐらいに
距離が縮まった時


自分はソフトボールなどでよくある
下投げで大型ナイフを手放す様に投げた


下から繰り出されたそのナイフは
河島の顔の数センチ横を捉え河島の顔を掠める



ここだ……ここだっ………!!



皆も覚えていてほしいんだけど
人間は…………


危険なもの
動いているもの
自身に向かってくるものは無意識に注目してしまう
ましてやソレが………



己に当たるか当たらないかがわからない
微妙な軌道を突き進むナイフなんて………………



奴の視線が顔の横を通ったナイフに
逸れたことを確認した


「 おらぁ"あ"あ"っ…………!!、、」


自分はそう叫んで
助走の加速と身体の全力を注ぎ込んだ一発を



ドゴゥッ!!、、、



奴の喉に叩き込んだ
ようやく全身の力を振り絞った一撃が入ったのだ
しかし………



どこまでも世界は自分に酷くあたるようだ



これから数分後の自分は気づくことになる
これからが山場だったことを………… 
本当の敵は誰だったのかを…………………… 


~ ep28完 ~

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