アレハタレドキ [彼は誰時]

えだまめ

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存命編

ep12 日常と証明

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「もうあの日から結構経つけど
カミダって奴をいつまで待つんだ? 」


私とラシルはその後4日間ぐらい
奴と闘った場所の周辺の家に滞在していた
目的はもちろん

5日前にはぐれた神田さんとの合流のために 
別れた最後の場所であるここを拠点に
神田さんを二人で探していた


「怪我もしくは敵と鉢合わせでもして
苦戦してるのかな、、? 」


そう私は返すと


「でも怪我だとしても 
4日もあれば絶対辿り着ける
距離にいると思うけどね 」


ラシルはそう言って


「帰ってこないとなると…
そのカミダって奴はもう………」


「言わないで…その先は……… 」


嫌な予感がしたせいか震えた声が出てしまう
察したのかラシルは目をそらして


「わ、悪りぃ、、 」


そうラシルは呟いた
その日の夜は静かに明けまた朝日が登った
私が起きると横にはラシルが立っていた


「おはよー…ラシルは眠れた? 」


まだ寝起きの声でそういうと


「おはよう まぁまぁだな」


ラシルもまだ声がフラついていた
最近はこういう平和な朝が続いていた

こういう日常的な事は
この 世界の秩序 が
崩れてからより一層嬉しく感じられた



しかしもう終わりにしなければならない……



「ラシル 行こうっ、、!! 」


ここ数日間で一番の大声で
私は目の前の金髪の青年に声をかける


「お、おう!でも行くってどこへ? 」


「私のクラスメイトの所へ 
探しに行きたいから………
神田さんも道中で見つける 」


その後に笑いながら


「いつも優柔不断でノープランで
動いている私だから 」


そう付け足すと
ラシルも大きく伸びをしたあと


「旅ってやつを俺もずっとしたかった
だから どこまでも付いていくぜっ…! 」


嬉しそうに返してくれた

そうだ………

この選択は間違ってなんかいない
それを私が証明してみせる
そして皆を救って私は…………



元の世界の秩序に戻してみせる



そう心に誓って家を出た


~ ep12完 ~


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