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どう・・・・ぶつ?
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ステータスの確認というと、
今まで読んだ異世界物の本だと〈ステータス〉〈ウィンドウ〉〈スキャン〉等言葉や行動もしくわ、
右手や左手を振って目の前にボックスが表示されるというシステムだったと思うがこの世界はどうすれば使えるのかわからない。
(片っ端から言っていくしかないか)
「〈ステータス〉〈ウィンドウ〉〈スキャン〉〈開け〉〈オープン〉、、、〈観察〉、、、、、、何も見えないどうしよう。動くのは・・・ちょっとやだし
そもそもいちいち言うのって大変じゃない?もっとこううまくいくものなんじゃ・・」
なんと、めんどくさいという理由で唱えるというセオリーを放置し始めた。
(ん~考えるだけが一番楽だと思うんだけど、楽だからという理由で見る方法が変わるわけでもないだろうしなぁ。そもそも、システムはどうなってるのか不明だし。
見る方法くらい教えてけってのティーの奴。ええい、〈開けゴマ〉〈開錠〉あ、〈展開(レリーズ)〉違うか。思うだけじゃ出ないかなぁ)
ヴィンッ
樹の根に座り込んで考えていると起動音がした。
目の前に半透明の文字が表示されている。一番上の大きめの文字にはまぎれもなく『向井 稜』の文字が表記してある。
その下に、職業・レベル・HP・MP・SPがそれぞれあるようなので、まぎれもなく自分のステータスであろう。
しかし、問題は最後に思った3っつのうちどれが当たったのかということ。もしくは時間差で、最初のうちのどれかかもしれないし。
「えっと、とりあえず本来の目的は見ておこうかな。HP・MP・・・・・じゃなくて、スキルスキル、、SP?これかな、たぶんスキルポイント?。
翻訳、複製、鍛冶、鑑定、マップ、、、これだな、どこの建築業者のスキルよ。しかもこのスキルで職業魔術師って・・あの神は私にどこを目指してほしかったの。
まあ、とりあえず大体が生活に役立ちそうなスキルでよかった。ついでに神様に恨み言を言う羽目にならなくてよかったよ。言ったところで通じないらしいけど。」
大きな独り言を繰り返しつつ、とりあえず現在地の把握からということで、地図を使ってみることにする。
使い方・・・・・・触れればタッチパネル方式なんだろうけど生憎触れない。これも思えば使えるものなのかと、試しに頭の中で〈マップ〉と言ってみる。
ヴィンッ
ステータス表示が出た時と似た機械音がしたかと思うと、地図らしきものが表示された。
中心点に緑の点が一つ。線で区切られたエリアの範囲内にオレンジの点が数点点在しているが、さて緑は私で間違いないだろう。
オレンジは・・・・・動物かなぁすごく動き回ってるし。
ウサギとかだろうか、一番近いところだけ確認しに行ってみよう。人だったら状況を聞けるかもしれないし。
マップ上の点を頼りに一番近い点を目指す。
途中で鑑定を使いながら食べられそうな木の実・草なども集める。
あ、ちなみに世界樹も鑑定してみた。
【世界樹:この森の名となっている。神聖な力があるとされる。魔物と呼ばれるものはめったに近寄らない。特に誰の所有物というわけではない。】
とすると、あの洞穴は安全なわけか。
しかし、おなかすいた。地球時間の真夜中にこんなところに転送させられて、説明受けてたらそりゃなにも食べていないわ。
食べれそうなものや、価値ありそうなものを鑑定・採取しながらオレンジの点付近にたどりく。
どう・・・・・・・・・ぶつ?
・・・・・・・・鹿だ。いや、鹿っぽいものだ。
何だろう。私の中の知識で言うならユニコーンとかに近いかな。羽の生えた鹿は私は知らないし・・・しかも白いし。
ほかにも、少し大きいネズミサイズのウサギや、蛇に足が生えていたり(これこそ蛇足w)。イノシシとかは普通の大きさみたい。
いやいやいや、冷静に観察してる場合かな。これが私の夕食になるんだからちゃんと狩らなきゃ。・・・・たべれるかな。【鑑定】
【ネズミウサギ:食べられる。繁殖力が高く数は多いが温厚で攻撃性はない為比較的狩りやすく食用として重宝される。また、ウサギネズミと間違われやすいがウサギネズミは毒性を持つため注意が必要】
【シカウィング:食べられる。背中の羽と持ち前の機動力で俊敏な動きを可能とするため確保は困難とされる。】
【へび:穴の中に住む。毒をもつ種類もいるが。足のあるものは比較的温厚でこちらから攻撃しない限り近寄っても害はない】etc.....
蛇はへびなんだ・・・。確保するならネズミウサギかなぁ。鑑定してあるしまちがいないでしょう。
とりあえず、魔法を試してみようと思う。魔法使いというくらいなのだから何か使えるようになっているはず。
ウキウキしながら考えてみる。だって魔法だよ?小説の中の代物。むしろ、異世界にとんだ醍醐味でしょう。
ということで、攻撃をしてみようと思う。
今までの知識を総動員して、それっぽいものを思い出してみる。
属性として火・水・風・土・聖・闇が主に私が知っているものだ。
現状で被害少なく使えそうで、周りの被害が少ないものはきっと水か土だと思う。
一番現状でイメージしやすいものは水かな水球でウサギっぽいものを窒息死させるのが穏便だろう。(←どこが)
(えーと、水・・・水・・・・球体のイメージ。)
コポポッと音を立ててネズミウサギが数匹つかまってゆく。周りの動物はそれを見て逃げてしまったが、私が食べる分にはこれで困らないだろうと思う。
「さて、これを私がさばけるかどうかが今日の夕食にかかわってくるなぁ。」
と、のんきなことを言いながら水球を浮かすイメージをしてそのまま持ち帰る。。
何にせよ、うまく魔法が発動をしたことと、襲ってくるようなものがいないような森であることが何となく確認出来てよかった。
(襲ってこられてもまだ、対象法とかも知らないもんね。)
「てか、今日はしょうがないとして明日から部屋作らなきゃね」
安全と知って、世界樹の根本で一人暮らしを始めようと決意した綾であった。
今まで読んだ異世界物の本だと〈ステータス〉〈ウィンドウ〉〈スキャン〉等言葉や行動もしくわ、
右手や左手を振って目の前にボックスが表示されるというシステムだったと思うがこの世界はどうすれば使えるのかわからない。
(片っ端から言っていくしかないか)
「〈ステータス〉〈ウィンドウ〉〈スキャン〉〈開け〉〈オープン〉、、、〈観察〉、、、、、、何も見えないどうしよう。動くのは・・・ちょっとやだし
そもそもいちいち言うのって大変じゃない?もっとこううまくいくものなんじゃ・・」
なんと、めんどくさいという理由で唱えるというセオリーを放置し始めた。
(ん~考えるだけが一番楽だと思うんだけど、楽だからという理由で見る方法が変わるわけでもないだろうしなぁ。そもそも、システムはどうなってるのか不明だし。
見る方法くらい教えてけってのティーの奴。ええい、〈開けゴマ〉〈開錠〉あ、〈展開(レリーズ)〉違うか。思うだけじゃ出ないかなぁ)
ヴィンッ
樹の根に座り込んで考えていると起動音がした。
目の前に半透明の文字が表示されている。一番上の大きめの文字にはまぎれもなく『向井 稜』の文字が表記してある。
その下に、職業・レベル・HP・MP・SPがそれぞれあるようなので、まぎれもなく自分のステータスであろう。
しかし、問題は最後に思った3っつのうちどれが当たったのかということ。もしくは時間差で、最初のうちのどれかかもしれないし。
「えっと、とりあえず本来の目的は見ておこうかな。HP・MP・・・・・じゃなくて、スキルスキル、、SP?これかな、たぶんスキルポイント?。
翻訳、複製、鍛冶、鑑定、マップ、、、これだな、どこの建築業者のスキルよ。しかもこのスキルで職業魔術師って・・あの神は私にどこを目指してほしかったの。
まあ、とりあえず大体が生活に役立ちそうなスキルでよかった。ついでに神様に恨み言を言う羽目にならなくてよかったよ。言ったところで通じないらしいけど。」
大きな独り言を繰り返しつつ、とりあえず現在地の把握からということで、地図を使ってみることにする。
使い方・・・・・・触れればタッチパネル方式なんだろうけど生憎触れない。これも思えば使えるものなのかと、試しに頭の中で〈マップ〉と言ってみる。
ヴィンッ
ステータス表示が出た時と似た機械音がしたかと思うと、地図らしきものが表示された。
中心点に緑の点が一つ。線で区切られたエリアの範囲内にオレンジの点が数点点在しているが、さて緑は私で間違いないだろう。
オレンジは・・・・・動物かなぁすごく動き回ってるし。
ウサギとかだろうか、一番近いところだけ確認しに行ってみよう。人だったら状況を聞けるかもしれないし。
マップ上の点を頼りに一番近い点を目指す。
途中で鑑定を使いながら食べられそうな木の実・草なども集める。
あ、ちなみに世界樹も鑑定してみた。
【世界樹:この森の名となっている。神聖な力があるとされる。魔物と呼ばれるものはめったに近寄らない。特に誰の所有物というわけではない。】
とすると、あの洞穴は安全なわけか。
しかし、おなかすいた。地球時間の真夜中にこんなところに転送させられて、説明受けてたらそりゃなにも食べていないわ。
食べれそうなものや、価値ありそうなものを鑑定・採取しながらオレンジの点付近にたどりく。
どう・・・・・・・・・ぶつ?
・・・・・・・・鹿だ。いや、鹿っぽいものだ。
何だろう。私の中の知識で言うならユニコーンとかに近いかな。羽の生えた鹿は私は知らないし・・・しかも白いし。
ほかにも、少し大きいネズミサイズのウサギや、蛇に足が生えていたり(これこそ蛇足w)。イノシシとかは普通の大きさみたい。
いやいやいや、冷静に観察してる場合かな。これが私の夕食になるんだからちゃんと狩らなきゃ。・・・・たべれるかな。【鑑定】
【ネズミウサギ:食べられる。繁殖力が高く数は多いが温厚で攻撃性はない為比較的狩りやすく食用として重宝される。また、ウサギネズミと間違われやすいがウサギネズミは毒性を持つため注意が必要】
【シカウィング:食べられる。背中の羽と持ち前の機動力で俊敏な動きを可能とするため確保は困難とされる。】
【へび:穴の中に住む。毒をもつ種類もいるが。足のあるものは比較的温厚でこちらから攻撃しない限り近寄っても害はない】etc.....
蛇はへびなんだ・・・。確保するならネズミウサギかなぁ。鑑定してあるしまちがいないでしょう。
とりあえず、魔法を試してみようと思う。魔法使いというくらいなのだから何か使えるようになっているはず。
ウキウキしながら考えてみる。だって魔法だよ?小説の中の代物。むしろ、異世界にとんだ醍醐味でしょう。
ということで、攻撃をしてみようと思う。
今までの知識を総動員して、それっぽいものを思い出してみる。
属性として火・水・風・土・聖・闇が主に私が知っているものだ。
現状で被害少なく使えそうで、周りの被害が少ないものはきっと水か土だと思う。
一番現状でイメージしやすいものは水かな水球でウサギっぽいものを窒息死させるのが穏便だろう。(←どこが)
(えーと、水・・・水・・・・球体のイメージ。)
コポポッと音を立ててネズミウサギが数匹つかまってゆく。周りの動物はそれを見て逃げてしまったが、私が食べる分にはこれで困らないだろうと思う。
「さて、これを私がさばけるかどうかが今日の夕食にかかわってくるなぁ。」
と、のんきなことを言いながら水球を浮かすイメージをしてそのまま持ち帰る。。
何にせよ、うまく魔法が発動をしたことと、襲ってくるようなものがいないような森であることが何となく確認出来てよかった。
(襲ってこられてもまだ、対象法とかも知らないもんね。)
「てか、今日はしょうがないとして明日から部屋作らなきゃね」
安全と知って、世界樹の根本で一人暮らしを始めようと決意した綾であった。
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