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11 まずは証拠を集めましょう
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「で?殿下まずは何をします?」
ワクワクと言った擬態語を飛ばしてサイラス様が聞く。
「そりゃぁまずは証拠集めが基本だろ?アリアが言ってただろう、使った金を回収するって。勿論損害を与えた分も回収だろう?いくらになるか楽しみだな!」
うわぁ、殿下までワクワクだわ。
「でも、愛人につぎ込んだって言っても所詮平民でしょう?まぁ年数が長いからそれなりの金額でしょうけど?」
「馬鹿だな、損害を与えた分もって言ってるだろ?」
「損害?」
「クレヴィスだよ。自分の息子を婿にねじ込むだけで満足してる訳ないだろ?絶対金銭も要求してるぞ。」
「もしくは、取引の医薬品とかですわね?品物だけ受け取って、お金を払わない的な?」
「なるほど!」
「証明できれば立派な恐喝だ。アリア、一発で婚約破棄できるな!」
「しかもクレヴィスも潰せますね!僕この前の殿下に盛られた毒物事件に奴が絡んでると思うんですよね。」
「ええっ⁈」
「アズロ公爵と繋がりがあるからな。アズロ配下で薬物を扱っているのはあそこくらいだ。、、、もしかすると今回のエストラージュの件もアズロが裏で糸を引いてるのかもしれないな。」
「ええええっ⁈」
「アズロ公爵ってエストの五家を目の敵にしてるんですよ。筆頭はうちのエストロジア公爵家ですけど!実は現在進行形で応戦中なんです!」
「どうして?」
「さぁ?単なる妬みじゃないですか?迷惑な話ですよね。まぁ、負けませんけど!」
第一王子派のエストロジア公爵家と第二王子派のアズロ公爵家、という派閥争も絡んでるのかしら?
クレヴィス家がアズロ派なら、エストラージュも狙われたのかもしれない。
、、、だからライオネルを当主にしたいのかしら?
、、、それにしても、
「サイラス様でも、そんな真面目な悩みがおありだったんですねぇ。」
「、、、アリア様、それどういう意味ですか⁈」
「いえいえ、いつもマイペースでいらっしゃるので!」
「それ、絶対褒め言葉じゃないですよね⁈」
「えええ~。」
「貴女、僕のことどう思ってるんですか⁈」
「ええええ~。」
「煩い、イチャつくな!」
「はぁ?どこがいちゃついてますの⁈」
「あはは~殿下、ヤキモチ~?」
「お前ほんと煩い!」
茶化すサイラス様の頭をグイーッと手で退けて殿下が面倒臭そうに仰る。
は?ヤキモチって何?
どこにそんな要素があったって言うの⁈
え、、、?もしかしてサイラス様と仲良さげに見えたって事?
まさかそれって、、、
「えっ、殿下とサイラス様ってやっぱりそういうご関係で、、、?」
ちょっと衝撃だわ!
絵面的には眼福だけど!
「は、、、?」
「ちょっとアリア様!そういうご関係って何⁈この間もそんな事言ってたけど、何なの?まさか僕達そんな噂されてるの⁈」
「はぁぁ⁈」
「えっ、知らなかったんですか?女性徒の間では有名ですよ?だってお二人とも婚約者いらっしゃらないし、必要以上に女生徒とお話もされませんし?いっつもワンセットなイメージだし?サイラス様に至っては、女性嫌いだとも言われてますよ?、、、まぁ、殿下もですけど。」
「事実無根‼︎」
「冗談じゃないぞ!僕は女の子が大好きだぞ!」
「殿下!それも問題発言ですからね⁈ちょっとアリア様、ほんとにどんな噂なんですか⁈ちゃんと否定して下さいよ⁈」
おおう、カオス、、、。
だってねぇ、お二人ともそれは麗しい容姿をしていらっしゃるし?
鑑賞用にはもってこいなわけだし?
女の子ってそういう話題好きだし?
仕方ないと思うのよねぇ?
“単品”より“セット”の方が需要があるなんて、、、、言えないわぁ。
結局、エストラージュへの家宅捜索の話し合いはまだまだ出来そうにない。
ワクワクと言った擬態語を飛ばしてサイラス様が聞く。
「そりゃぁまずは証拠集めが基本だろ?アリアが言ってただろう、使った金を回収するって。勿論損害を与えた分も回収だろう?いくらになるか楽しみだな!」
うわぁ、殿下までワクワクだわ。
「でも、愛人につぎ込んだって言っても所詮平民でしょう?まぁ年数が長いからそれなりの金額でしょうけど?」
「馬鹿だな、損害を与えた分もって言ってるだろ?」
「損害?」
「クレヴィスだよ。自分の息子を婿にねじ込むだけで満足してる訳ないだろ?絶対金銭も要求してるぞ。」
「もしくは、取引の医薬品とかですわね?品物だけ受け取って、お金を払わない的な?」
「なるほど!」
「証明できれば立派な恐喝だ。アリア、一発で婚約破棄できるな!」
「しかもクレヴィスも潰せますね!僕この前の殿下に盛られた毒物事件に奴が絡んでると思うんですよね。」
「ええっ⁈」
「アズロ公爵と繋がりがあるからな。アズロ配下で薬物を扱っているのはあそこくらいだ。、、、もしかすると今回のエストラージュの件もアズロが裏で糸を引いてるのかもしれないな。」
「ええええっ⁈」
「アズロ公爵ってエストの五家を目の敵にしてるんですよ。筆頭はうちのエストロジア公爵家ですけど!実は現在進行形で応戦中なんです!」
「どうして?」
「さぁ?単なる妬みじゃないですか?迷惑な話ですよね。まぁ、負けませんけど!」
第一王子派のエストロジア公爵家と第二王子派のアズロ公爵家、という派閥争も絡んでるのかしら?
クレヴィス家がアズロ派なら、エストラージュも狙われたのかもしれない。
、、、だからライオネルを当主にしたいのかしら?
、、、それにしても、
「サイラス様でも、そんな真面目な悩みがおありだったんですねぇ。」
「、、、アリア様、それどういう意味ですか⁈」
「いえいえ、いつもマイペースでいらっしゃるので!」
「それ、絶対褒め言葉じゃないですよね⁈」
「えええ~。」
「貴女、僕のことどう思ってるんですか⁈」
「ええええ~。」
「煩い、イチャつくな!」
「はぁ?どこがいちゃついてますの⁈」
「あはは~殿下、ヤキモチ~?」
「お前ほんと煩い!」
茶化すサイラス様の頭をグイーッと手で退けて殿下が面倒臭そうに仰る。
は?ヤキモチって何?
どこにそんな要素があったって言うの⁈
え、、、?もしかしてサイラス様と仲良さげに見えたって事?
まさかそれって、、、
「えっ、殿下とサイラス様ってやっぱりそういうご関係で、、、?」
ちょっと衝撃だわ!
絵面的には眼福だけど!
「は、、、?」
「ちょっとアリア様!そういうご関係って何⁈この間もそんな事言ってたけど、何なの?まさか僕達そんな噂されてるの⁈」
「はぁぁ⁈」
「えっ、知らなかったんですか?女性徒の間では有名ですよ?だってお二人とも婚約者いらっしゃらないし、必要以上に女生徒とお話もされませんし?いっつもワンセットなイメージだし?サイラス様に至っては、女性嫌いだとも言われてますよ?、、、まぁ、殿下もですけど。」
「事実無根‼︎」
「冗談じゃないぞ!僕は女の子が大好きだぞ!」
「殿下!それも問題発言ですからね⁈ちょっとアリア様、ほんとにどんな噂なんですか⁈ちゃんと否定して下さいよ⁈」
おおう、カオス、、、。
だってねぇ、お二人ともそれは麗しい容姿をしていらっしゃるし?
鑑賞用にはもってこいなわけだし?
女の子ってそういう話題好きだし?
仕方ないと思うのよねぇ?
“単品”より“セット”の方が需要があるなんて、、、、言えないわぁ。
結局、エストラージュへの家宅捜索の話し合いはまだまだ出来そうにない。
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