[完結]転生したので私を殺したクズな王子に復讐します。、、、お兄様達が。

masato

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55 真実を知りたい

皆んな王城へ行ってしまった。
私を置いて、、、。

カルヴァン伯爵達を連行して。
お父様もアズロ公爵を捕らえに行ったそう。
きっともうすぐ全てが明らかになる。
全てが終わる。
なのに、やっぱり私は蚊帳の外なのね。
大事にされているのは分かってる。
でも、私だって真実が知りたい。
何があったのか、誰が何をしたのか、前の人生で、私を殺したのは誰だったのか。
そしてキチンと罰を与えて欲しい。

知らず涙が流れていたらしい。
お母様が、ハンカチで涙を拭ってくれた。

「お母様、、、。」
「大丈夫よ。皆んな貴女の味方よ?」
「、、、。」

頭を振るしかできない。
違う、違うの。
みんなの事は信じてるけど、自分の目で確かめたかったの。
私が弱いからダメなの?
こんな風に泣いてるから?

涙が溢れて止まらない。


その時、ノックと共に部屋のドアが開いた。
驚いて振り向くと、ディアンジェロ様が立っていた。

「ミリアンナ!どうしたのそんなに泣いて⁈」

慌てて駆け寄って来てくれる。

「ディアンジェロ様こそ、どうなさったのですか?もう断罪は終わったのですか?」
「ううん、これからだよ。僕は君を迎えに来たんだ。君も真実を知りたいかと思って。」
「!本当に⁈連れて行って下さるの⁈」
「、、、うん。辛いかもしれないけれど、行くかい?」
「行きます!ありがとうございます、ディアンジェロ様!」
「、、、ああ、姉上の言う通りだったね。」
「え?」
「ううん、何でもないよ。じゃぁ、行こうか。全てを明らかにする為に。全てを終わらそう。」
「はい!」

差し伸べてくださった手を取る。
未来に向かう為に。
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