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第2話:新たなパートナー
ギルド前のベンチに座る女性の、純粋でまっすぐな眼差しがゼロスに向けられていた。
「私とPTを組んでくれませんか?」
その言葉は、絶望の淵にいたゼロスにとって、一筋の光のように感じられた。しかし、すぐに彼は現実を思い出す。
(ダメだ、この人まで傷つけてしまう。俺の地味なスキルでは、彼女の力になることはできない……また、役立たずと見限られるくらいなら、最初から距離を置いた方が……)
ゼロスは、女性の期待に応えることができないと思い、申し訳なさそうに眉を下げた。
「ごめん、俺のジョブって荷物持ちだから…戦力に期待できないよ」
そう正直に伝えると、女性はにっこりと微笑んだ。その笑顔は、曇り空に差す太陽の光のようだった。
「大丈夫です!」
その根拠のない自信に、ゼロスは戸惑う。
「ま、まさかキミは戦闘型のジョブで…?」
ゼロスが尋ねると、女性は自分のジョブを明かした。
「ヒーラーですが、棒術も使えます!」
(ヒーラー…なのに、棒術?いや、それよりも…)
ゼロスは、女性のか細い腕に視線を落とす。彼女の腕は、自分たちの前衛だったライアスやグレイとは比べ物にならないほど華奢だった。
「…護身用程度?」
ゼロスの問いに、女性は目を丸くした。
「よくわかりますねっ!さぁ一緒にPT登録しましょう!」
女性は、ゼロスの手を掴み、ギルドの入り口へと引っ張ろうとする。その力強い行動に、ゼロスはたじろいだ。
「ぐいぐい来るなキミ!俺、戦闘ジョブじゃないから足引っ張るぞ!」
ゼロスは、必死に抵抗する。彼は、自分自身の限界をよく知っていた。荷物持ちという職業は、基本的に冒険者になることはない。街で運搬職や商人の物資管理として生計を立てるほうが有利な、戦闘には適性がないジョブなのだ。
女性は、そんなゼロスの焦燥を気にすることなく、まっすぐに彼を見つめた。
「大丈夫です!PTの大型荷物を持ってくださる方なんて、なかなか居ませんからっ!」
女性の言葉に、ゼロスの心にまたしても小さな棘が刺さる。結局、彼女も自分を「荷物持ち」としてしか見ていないのだと、そう思ってしまった。
「ほ、他の方を探してくださいぃぃぃ、俺なんて趣味で冒険者やってる人間なんでぇぇぇぇ」
ゼロスは、これ以上、誰かに必要とされて、また裏切られるのが怖かった。彼は、再び一人になることを選ぼうとしていた。しかし、女性は決して諦めなかった。
「…そんなにダメでしょうか?私がそんなに頼りなく見えるでしょうか…?」
アリシアが、潤んだ瞳でゼロスを見つめた。その表情には、ほんの少しの不安と、それでも諦めないという強い意志が宿っていた。
(ぐっ…そういう顔は弱いんだよなぁ…)
ゼロスは、心の中で唸る。彼は、普段こそふざけた皮肉屋の一面を見せるが、根は真面目で、人に頼られると嫌とは言えない性格だった。特に、アリシアのように純粋な眼差しで頼まれると、なおさらだった。
「…はぁ…わかりました。じゃぁ、お試し期間ということで、PT組みましょう…」
ゼロスは、観念したようにため息をついた。女性の顔が、パッと明るくなる。
「俺はゼロス。貴女は?」
「私、アリシア!よろしくお願いしますね!ゼロスさん!」
アリシアは、満面の笑みでゼロスに頭を下げた。その笑顔は、ゼロスの心に温かい光を灯した。
「じゃぁ、とりあえず、もう夜遅いので、PT登録は明日で…」
ゼロスが提案すると、アリシアはすぐに首を振った。
「大丈夫です!名前はもう浮かんでるんで!」
「早いなっ!!」
ゼロスの驚きをよそに、アリシアはギルドの受付へと向かっていく。
ギルドの受付カウンターで、アリシアは手早くPT名を登録した。そのパーティ名は、『始まりの雫(オリジン・ドロップ)』だった。
ギルド職員は、二人分の登録証とギルドカードを手渡す。
「はい、ではこちらが登録証とギルドカードです。なるべく早めに4人集めてください。Cランクまでは2人でもいいですが、Bランク以上は4人以上が推薦されています。理由は…説明いりますか?」
ギルド職員は、ゼロスの方を見て、(お前なら、わかってるだろ?)という顔をした。ゼロスは、かつてAランクパーティに所属していた過去があるため、そのあたりの事情は熟知している。
「あ、はい。大丈夫ですっ!」
ゼロスは、早口で答える。
「では、そろそろ閉館時間ですので、お引き取りを」
ギルド職員に促され、ゼロスとアリシアはギルドを後にした。夜の街に、二人の新たな冒険が始まろうとしていた。
ギルドを後にしたゼロスとアリシアは、夜の街を並んで歩いていた。街灯の光が、二人の影を長く伸ばす。
「明日から頑張りましょうね!」
アリシアが、希望に満ちた声で言う。その言葉に、ゼロスは気のない返事を返しながら、手の中の登録証を眺めていた。
「そうですね…しかし、また洒落た名前をつけましたね」
ゼロスは、パーティ名『始まりの雫(オリジン・ドロップ)』を見て、そう呟く。その瞬間、彼の視線が、登録証のリーダー名の欄で止まった。
(あれ…?俺が…リーダー?)
ゼロスの顔から、血の気が引いていく。彼は、顔を強張らせながら、隣を歩くアリシアに声をかけた。
「あの…アリシアさん、俺重大なミスに気が付いてしまいました」
アリシアは、首を傾げる。
「何がです?」
ゼロスは、震える声で告げる。
「リーダー名がアリシアさんではなく、俺で登録されてます」
アリシアは、その言葉に、にっこりと微笑んだ。
「はいっ!ゼロスさんで登録しましたっ!」
「はい!?」
ゼロスは、驚きに目を見開く。
アリシアは、くるりとゼロスの方を向くと、今までの純粋な笑顔とはかけ離れた、まるで獲物を捕らえたかのような邪悪な笑みを浮かべた。その表情は、ヒーラーというジョブからは想像もつかないものだった。
「…これで逃げられませんよ?」
その言葉に、ゼロスは思わず後ずさる。
「ヒ、ヒェ…」
アリシアは、ゼロスの反応を楽しんでいるかのように、さらに笑みを深くする。
「じゃぁ、明日ギルドでまたお会いしましょうね、リーダーさん?」
アリシアは、ゼロスの返事を待たずに、自分の宿の方へと足を進める。その背中を見送りながら、ゼロスは乾いた笑いを浮かべるしかなかった。
「は、ははは…ハイ…」
(くっそ…やられた…!完全にハメられた…!)
ゼロスは、自分の迂闊さを呪いながらも、どこか面白そうに笑っていた。互いの宿へと向かう二人の足取りは、それぞれ全く違う感情を抱いていた。一人は希望に満ちた軽やかな足取りで、もう一人は、新たな波乱の予感に怯えながらも、どこか楽しそうな足取りで、夜の街を歩いていった。
(第二話/了)
「私とPTを組んでくれませんか?」
その言葉は、絶望の淵にいたゼロスにとって、一筋の光のように感じられた。しかし、すぐに彼は現実を思い出す。
(ダメだ、この人まで傷つけてしまう。俺の地味なスキルでは、彼女の力になることはできない……また、役立たずと見限られるくらいなら、最初から距離を置いた方が……)
ゼロスは、女性の期待に応えることができないと思い、申し訳なさそうに眉を下げた。
「ごめん、俺のジョブって荷物持ちだから…戦力に期待できないよ」
そう正直に伝えると、女性はにっこりと微笑んだ。その笑顔は、曇り空に差す太陽の光のようだった。
「大丈夫です!」
その根拠のない自信に、ゼロスは戸惑う。
「ま、まさかキミは戦闘型のジョブで…?」
ゼロスが尋ねると、女性は自分のジョブを明かした。
「ヒーラーですが、棒術も使えます!」
(ヒーラー…なのに、棒術?いや、それよりも…)
ゼロスは、女性のか細い腕に視線を落とす。彼女の腕は、自分たちの前衛だったライアスやグレイとは比べ物にならないほど華奢だった。
「…護身用程度?」
ゼロスの問いに、女性は目を丸くした。
「よくわかりますねっ!さぁ一緒にPT登録しましょう!」
女性は、ゼロスの手を掴み、ギルドの入り口へと引っ張ろうとする。その力強い行動に、ゼロスはたじろいだ。
「ぐいぐい来るなキミ!俺、戦闘ジョブじゃないから足引っ張るぞ!」
ゼロスは、必死に抵抗する。彼は、自分自身の限界をよく知っていた。荷物持ちという職業は、基本的に冒険者になることはない。街で運搬職や商人の物資管理として生計を立てるほうが有利な、戦闘には適性がないジョブなのだ。
女性は、そんなゼロスの焦燥を気にすることなく、まっすぐに彼を見つめた。
「大丈夫です!PTの大型荷物を持ってくださる方なんて、なかなか居ませんからっ!」
女性の言葉に、ゼロスの心にまたしても小さな棘が刺さる。結局、彼女も自分を「荷物持ち」としてしか見ていないのだと、そう思ってしまった。
「ほ、他の方を探してくださいぃぃぃ、俺なんて趣味で冒険者やってる人間なんでぇぇぇぇ」
ゼロスは、これ以上、誰かに必要とされて、また裏切られるのが怖かった。彼は、再び一人になることを選ぼうとしていた。しかし、女性は決して諦めなかった。
「…そんなにダメでしょうか?私がそんなに頼りなく見えるでしょうか…?」
アリシアが、潤んだ瞳でゼロスを見つめた。その表情には、ほんの少しの不安と、それでも諦めないという強い意志が宿っていた。
(ぐっ…そういう顔は弱いんだよなぁ…)
ゼロスは、心の中で唸る。彼は、普段こそふざけた皮肉屋の一面を見せるが、根は真面目で、人に頼られると嫌とは言えない性格だった。特に、アリシアのように純粋な眼差しで頼まれると、なおさらだった。
「…はぁ…わかりました。じゃぁ、お試し期間ということで、PT組みましょう…」
ゼロスは、観念したようにため息をついた。女性の顔が、パッと明るくなる。
「俺はゼロス。貴女は?」
「私、アリシア!よろしくお願いしますね!ゼロスさん!」
アリシアは、満面の笑みでゼロスに頭を下げた。その笑顔は、ゼロスの心に温かい光を灯した。
「じゃぁ、とりあえず、もう夜遅いので、PT登録は明日で…」
ゼロスが提案すると、アリシアはすぐに首を振った。
「大丈夫です!名前はもう浮かんでるんで!」
「早いなっ!!」
ゼロスの驚きをよそに、アリシアはギルドの受付へと向かっていく。
ギルドの受付カウンターで、アリシアは手早くPT名を登録した。そのパーティ名は、『始まりの雫(オリジン・ドロップ)』だった。
ギルド職員は、二人分の登録証とギルドカードを手渡す。
「はい、ではこちらが登録証とギルドカードです。なるべく早めに4人集めてください。Cランクまでは2人でもいいですが、Bランク以上は4人以上が推薦されています。理由は…説明いりますか?」
ギルド職員は、ゼロスの方を見て、(お前なら、わかってるだろ?)という顔をした。ゼロスは、かつてAランクパーティに所属していた過去があるため、そのあたりの事情は熟知している。
「あ、はい。大丈夫ですっ!」
ゼロスは、早口で答える。
「では、そろそろ閉館時間ですので、お引き取りを」
ギルド職員に促され、ゼロスとアリシアはギルドを後にした。夜の街に、二人の新たな冒険が始まろうとしていた。
ギルドを後にしたゼロスとアリシアは、夜の街を並んで歩いていた。街灯の光が、二人の影を長く伸ばす。
「明日から頑張りましょうね!」
アリシアが、希望に満ちた声で言う。その言葉に、ゼロスは気のない返事を返しながら、手の中の登録証を眺めていた。
「そうですね…しかし、また洒落た名前をつけましたね」
ゼロスは、パーティ名『始まりの雫(オリジン・ドロップ)』を見て、そう呟く。その瞬間、彼の視線が、登録証のリーダー名の欄で止まった。
(あれ…?俺が…リーダー?)
ゼロスの顔から、血の気が引いていく。彼は、顔を強張らせながら、隣を歩くアリシアに声をかけた。
「あの…アリシアさん、俺重大なミスに気が付いてしまいました」
アリシアは、首を傾げる。
「何がです?」
ゼロスは、震える声で告げる。
「リーダー名がアリシアさんではなく、俺で登録されてます」
アリシアは、その言葉に、にっこりと微笑んだ。
「はいっ!ゼロスさんで登録しましたっ!」
「はい!?」
ゼロスは、驚きに目を見開く。
アリシアは、くるりとゼロスの方を向くと、今までの純粋な笑顔とはかけ離れた、まるで獲物を捕らえたかのような邪悪な笑みを浮かべた。その表情は、ヒーラーというジョブからは想像もつかないものだった。
「…これで逃げられませんよ?」
その言葉に、ゼロスは思わず後ずさる。
「ヒ、ヒェ…」
アリシアは、ゼロスの反応を楽しんでいるかのように、さらに笑みを深くする。
「じゃぁ、明日ギルドでまたお会いしましょうね、リーダーさん?」
アリシアは、ゼロスの返事を待たずに、自分の宿の方へと足を進める。その背中を見送りながら、ゼロスは乾いた笑いを浮かべるしかなかった。
「は、ははは…ハイ…」
(くっそ…やられた…!完全にハメられた…!)
ゼロスは、自分の迂闊さを呪いながらも、どこか面白そうに笑っていた。互いの宿へと向かう二人の足取りは、それぞれ全く違う感情を抱いていた。一人は希望に満ちた軽やかな足取りで、もう一人は、新たな波乱の予感に怯えながらも、どこか楽しそうな足取りで、夜の街を歩いていった。
(第二話/了)
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