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星屑のオブシディアン 後編
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綺麗な彼女がいきなり豹変していまい
気まずい空気が流れ始めたスイートルームのリビングで
白いバスローブ姿のイケメン男は20秒ほど下を向いて笑っていたけれど
次第にジワジワと顔から笑みが消えてきて、
そしてサラサラとした長い黒髪を、右手でフワッとかき上げながら
*****
「そう言えば…自己紹介がまだでしたね?」
と低い声で話しながら静かにソファーを立ち上がり……
そしてそのままの勢いで
「俺の名前は円行寺彰、歳は28歳で職業は……」
て感じのカオスな自己紹介をした後で、壁際に立つ恵の顔をじーと見つめながら、
ゆっくりとコチラに向かって歩いてきたのだが
自分の事を彰と名乗ったイケメン男は何故かこのままの勢いで
「龍崎コーポの副社長をしているけど、
他にも幾つかの会社を持っているから……
もしも可愛い恵さんが俺を満足させてくれたら、その時は……」
とイミフな願望を呟きながらも恵の顔の真隣で
真っ白な壁に肘を付き、
そして燃える様な熱い眼差しでチビの恵を見下ろしながら
「俺が飽きる迄の間で良ければ……
無職になった貴女を秘密の部屋に住まわせて
毎月50万位の生活費を差し上げてもいいんですよ?フフフッ…」
こうして最後はドコから突っ込んだら良いのか分からない夢を語り始めたので
なんとなく空気を読んだアホの恵は少し切ない表情で、
優しい彼の儚い夢を壊さない為に、今日も元気に心の中で
(えっと、この人が今やっている事は多分、
国宝級レベルの長身イケメンだけが許される肘ドンだよね?
そんでもって急にお姉さんの一人称が俺になったって事はつまり、
この綺麗なお姉さんは古典的なお鍋~じゃなくてオカマ~でもなくて、
じゃあ何?まさかの新種?うんうん、きっと新種だよ!だってこの人、
メッチャ綺麗なイケメンさんなんだもん。でもちょっと待って?
じゃあ新種のイケメン生物に口説かれている私はいったい何者なの?
…て言うかそもそも私は、今から新種の彰さんに、ここで何をしてあげればいいの?)
と冴え渡る頭で深読みをかました挙げ句の果てに
「いや、だから~。お姉さんの心はどっちなの?結局男なの?
それとも男っぽい綺麗な女を残した、男の身体を持つ女なの?
ちゃんと説明してくれないと素人の私じゃ、新種の彰さんを満足させる事なんて
いつまでたっても出来ないと思うよ?だって私はドコにでも居る普通の処女だからね!」
こうして今日も華麗なる自爆を遂げてしまったが
そうは言っても心のドコかでは、
優しい彰の事を好きになりかけていたので……
だから恵は勇気を出して、真っ直ぐに彰の顔を見つめながら
「あのね?お姉さん~じゃなくて彰さんには本当に
何から何までメチャメチャお世話になったから……
だから彰さんが男でも女でも、別にどっちだったとしても、
こんな私の身体で良ければ、いくらでもあげていいとは思うけど
でも彰さんはさ?本気で私みたいな ちんちくりんの身体が欲しいの?」
もしかして無理してない?チビの私を傷つけない為に……
て感じの素直な気持ちを彰に向かって伝えてみたのに、
そんな恵を見つめる彰は間髪入れずに優しい声で
「大丈夫ですよ恵さん。
俺は貴女の様に可愛い女が大好きですから……
今夜は何も考えないで、俺に身体を捧げてみては如何ですか?
もしも恵が本物の処女ならば、うんと優しくする事を約束するよ。
そしてさっきの質問の、俺の心が男か女かの問題は……
お前の真っ新な心と身体で直接確かめてごらん?
でもね、そんな事よりも恵さん…俺も久し振りに、凄くドキドキしてきたよ」
と真面目な表情で
俺も凄くドキドキしていると答えたから
全くドキドキしていない恵は思いっきりポカーンとしていたが
そんな恵に向かってニコッと微笑みかけた彰は何故かこの直後、
このままの勢いで恵をお姫様抱っこしてすぐに、
めっちゃ豪華なベッドルームへと足早に向かい、
そして早速ベッドの上で……
「あのっ!だから私は処女だから、
お姉~じゃなくて、えっとそのぉ、彰さんを満足させる事なんて…きゃっ!」
一気に顔が赤くなった恵をベッドの上に組み敷いて
なれた手つきで可愛い顔をゆっくりと優しく撫でながら……
「誰よりも可憐なお前の顔が快楽で染まったら……
処女のお前は一体どうなってしまうんだい?フフフッ…」
と再びラスボスみたいに不敵な笑顔で、アタフタしている恵を見つめて……
「あの…まだ心の準備がそのぉ……
ぜんぜん出来てないから、だから…えっと…まっ、待って彰さん」
「ダメだよ恵…もう待てない」
こうして遂に百戦錬磨の円行寺彰は……
まだ誰も受け入れた事がない処女の唇に、久し振りの熱いキスを落としていた。
気まずい空気が流れ始めたスイートルームのリビングで
白いバスローブ姿のイケメン男は20秒ほど下を向いて笑っていたけれど
次第にジワジワと顔から笑みが消えてきて、
そしてサラサラとした長い黒髪を、右手でフワッとかき上げながら
*****
「そう言えば…自己紹介がまだでしたね?」
と低い声で話しながら静かにソファーを立ち上がり……
そしてそのままの勢いで
「俺の名前は円行寺彰、歳は28歳で職業は……」
て感じのカオスな自己紹介をした後で、壁際に立つ恵の顔をじーと見つめながら、
ゆっくりとコチラに向かって歩いてきたのだが
自分の事を彰と名乗ったイケメン男は何故かこのままの勢いで
「龍崎コーポの副社長をしているけど、
他にも幾つかの会社を持っているから……
もしも可愛い恵さんが俺を満足させてくれたら、その時は……」
とイミフな願望を呟きながらも恵の顔の真隣で
真っ白な壁に肘を付き、
そして燃える様な熱い眼差しでチビの恵を見下ろしながら
「俺が飽きる迄の間で良ければ……
無職になった貴女を秘密の部屋に住まわせて
毎月50万位の生活費を差し上げてもいいんですよ?フフフッ…」
こうして最後はドコから突っ込んだら良いのか分からない夢を語り始めたので
なんとなく空気を読んだアホの恵は少し切ない表情で、
優しい彼の儚い夢を壊さない為に、今日も元気に心の中で
(えっと、この人が今やっている事は多分、
国宝級レベルの長身イケメンだけが許される肘ドンだよね?
そんでもって急にお姉さんの一人称が俺になったって事はつまり、
この綺麗なお姉さんは古典的なお鍋~じゃなくてオカマ~でもなくて、
じゃあ何?まさかの新種?うんうん、きっと新種だよ!だってこの人、
メッチャ綺麗なイケメンさんなんだもん。でもちょっと待って?
じゃあ新種のイケメン生物に口説かれている私はいったい何者なの?
…て言うかそもそも私は、今から新種の彰さんに、ここで何をしてあげればいいの?)
と冴え渡る頭で深読みをかました挙げ句の果てに
「いや、だから~。お姉さんの心はどっちなの?結局男なの?
それとも男っぽい綺麗な女を残した、男の身体を持つ女なの?
ちゃんと説明してくれないと素人の私じゃ、新種の彰さんを満足させる事なんて
いつまでたっても出来ないと思うよ?だって私はドコにでも居る普通の処女だからね!」
こうして今日も華麗なる自爆を遂げてしまったが
そうは言っても心のドコかでは、
優しい彰の事を好きになりかけていたので……
だから恵は勇気を出して、真っ直ぐに彰の顔を見つめながら
「あのね?お姉さん~じゃなくて彰さんには本当に
何から何までメチャメチャお世話になったから……
だから彰さんが男でも女でも、別にどっちだったとしても、
こんな私の身体で良ければ、いくらでもあげていいとは思うけど
でも彰さんはさ?本気で私みたいな ちんちくりんの身体が欲しいの?」
もしかして無理してない?チビの私を傷つけない為に……
て感じの素直な気持ちを彰に向かって伝えてみたのに、
そんな恵を見つめる彰は間髪入れずに優しい声で
「大丈夫ですよ恵さん。
俺は貴女の様に可愛い女が大好きですから……
今夜は何も考えないで、俺に身体を捧げてみては如何ですか?
もしも恵が本物の処女ならば、うんと優しくする事を約束するよ。
そしてさっきの質問の、俺の心が男か女かの問題は……
お前の真っ新な心と身体で直接確かめてごらん?
でもね、そんな事よりも恵さん…俺も久し振りに、凄くドキドキしてきたよ」
と真面目な表情で
俺も凄くドキドキしていると答えたから
全くドキドキしていない恵は思いっきりポカーンとしていたが
そんな恵に向かってニコッと微笑みかけた彰は何故かこの直後、
このままの勢いで恵をお姫様抱っこしてすぐに、
めっちゃ豪華なベッドルームへと足早に向かい、
そして早速ベッドの上で……
「あのっ!だから私は処女だから、
お姉~じゃなくて、えっとそのぉ、彰さんを満足させる事なんて…きゃっ!」
一気に顔が赤くなった恵をベッドの上に組み敷いて
なれた手つきで可愛い顔をゆっくりと優しく撫でながら……
「誰よりも可憐なお前の顔が快楽で染まったら……
処女のお前は一体どうなってしまうんだい?フフフッ…」
と再びラスボスみたいに不敵な笑顔で、アタフタしている恵を見つめて……
「あの…まだ心の準備がそのぉ……
ぜんぜん出来てないから、だから…えっと…まっ、待って彰さん」
「ダメだよ恵…もう待てない」
こうして遂に百戦錬磨の円行寺彰は……
まだ誰も受け入れた事がない処女の唇に、久し振りの熱いキスを落としていた。
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