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第10話 残酷な神への祈り
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1995年8月26日、午前8時30分。
八王子・ひまわり公園。
眩しすぎる朝陽が、アスファルトから陽炎を立ち上がらせている。蝉の声はもはや騒音を通り越し、世界を包囲する絶望的なノイズのように鳴り響いていた。
「……菊雄、止まって。左足の踏み込みが甘いわ」
瞳の鋭い声が響いた。
彼女はベンチの横に立ち、細い腕を組んで、ポニーテールにまとめた黒髪を風に揺らしている。11歳の瞳は、可憐さと鋭利な美しさをそのまま濃縮したような「美少女」だった。その涼しげな目元に見つめられるだけで、男子なら誰もが竦み上がってしまうような、圧倒的な華と覇気。
「……悪い。ちょっと、脚が重いんだ」
菊雄が、地面に片膝をついて息を切らした。
その様子を、悠作は冷徹な「世界一の戦術眼」で観察していた。
(……そうだ。この感覚、知っている)
悠作の脳裏に、2009年まで積み上げてきたデータが奔流となって押し寄せた。
1995年の夏。この時期、菊雄は急速な身体の成長に骨の成長が追いつかない「オスグッド・シュラッター病」――いわゆる成長痛を抱えていた。膝の皿の下にある軟骨が、発達した筋肉に引っ張られて炎症を起こす、育成年代の宿命とも言える障害だ。
本来の歴史では、ここで悠作がこう言った。
『大丈夫だろ、菊雄。このくらい根性で乗り越えようぜ。今日は読売との決勝なんだ』
その判断が、菊雄の膝に最初の「歪み」を刻んだ。後のプロキャリアで、菊雄が慢性的な膝の不安を抱えることになったきっかけ。悠作が25歳の夜まで、ずっと、ずっと後悔し続けてきた「分岐点」の一つだ。
あの時、瞳と一緒に『休め』と止めていれば。
瞳との記憶の中でも、この夏の朝の判断ミスは、消えない染みのようにこびりついている。
ところが、今回の菊雄は違った。
「……瞳。悪い。膝が、痛えんだ。……無理、かもしれねえ」
菊雄が、弱々しくそんな言葉を漏らしたのだ。
あの、不敵で、野性的で、死んでも「無理」などと言わなかったはずの京滝菊雄が。
「え……? 菊雄が、自分からそんなこと言うなんて……。悠作、ちょっとこれ持ってて!」
瞳が顔色を変え、手に持っていたストップウォッチを悠作に押し付けると、公園の水道のほうへ走っていった。
「冷やして、湿布して……。家から持ってきたやつ、バッグの中にあるわ! 待ってなさい!」
瞳の背中が遠ざかり、公園には蝉の声と、悠作と菊雄の二人だけが残された。
重苦しい沈黙が流れる。
菊雄は俯いたまま、荒い呼吸を繰り返している。
悠作は混乱していた。本来の歴史よりも、菊雄が賢明な判断をしている。いや、賢明すぎて不自然だ。
「……菊雄。お前、本当に菊雄か?」
悠作が、絞り出すように問いかけた。
すると、膝を抱えていた菊雄の肩が、微かに揺れた。
「……悠作。お前こそ……。2009年の、あのテキーラの味……覚えてるか?」
心臓が、一瞬だけ停止した。
菊雄が顔を上げた。そこには、11歳の少年のものとは思えない、絶望と怒りに満ちた、25歳の男の瞳があった。
「……やっぱり。お前も、リープしてきたのか」
「リープ? そんな格好いいもんじゃねえだろ。俺は、さっきまでお前と一緒にスタジアムで寝転んでたはずなんだ。……それなのに、目が覚めたら、小学生の自分の中に閉じ込められてやがった」
菊雄は、震える手で自分の11歳の肉体を殴りつけた。
「俺は、アズーロの10番だったんだ! 瞳と結婚して、幸せで……あいつがいたんだよ! 1歳の、俺の、最高に可愛い息子が!」
菊雄の叫びが、蝉時雨を切り裂いた。
悠作は言葉を失った。
「わかるか、悠作。お前はいいよな。世界一の才能を持ちながら、膝を壊して引退して……今、その健康な脚を手に入れて喜んでるんだろ? でも俺は違う! 俺は、失ったんだよ! 築き上げたキャリアも、年俸も、……そして博人をな!」
菊雄は立ち上がり、悠作の胸ぐらを掴んだ。11歳の少年の力とは思えないほど、その指先には憎悪に似た力がこもっている。
「どうしてなんだよ! なんで俺なんだ! 誰がこんな悪ふざけをしたんだ! 教えてくれよ、世界一のインテリジェンスさんよお!」
「……菊雄、落ち着け」
「落ち着けるわけねえだろ! お前は、失うものなんて何もなかったんだろうけどな!」
悠作の胸の奥が、冷たく冷えた。
自分は確かに、この「黄金の膝」を手に入れた時、歓喜に震えた。もう一度、完璧なフットボールができる。その事実に、魂が震えたのだ。だが、菊雄にとっては、これは「救い」ではなく「略奪」だったのだ。
「……ああ。俺は、独身だったよ」
悠作が、ぽつりと白状した。
「2009年の俺には、妻も、子供もいなかった。……だから、お前が今抱えているような喪失感は、俺には理解できないのかもしれない」
「……お前、ずっと独りだったのかよ」
菊雄が、呆れたように力を抜いた。
「どこまでサッカー馬鹿なんだよ……。お前、瑞穂社長とか、あのかわいいボランティアの子とかいたじゃねえか」
「そんな関係じゃなかった。……俺は、サッカーだけで頭が一杯だったんだ。だから、今のこの状況は……俺にとっては、ただの奇跡なんだ。ごめんな、菊雄。お前の大事なものを、俺と一緒に巻き込んでしまったんだとしたら」
悠作は頭を下げた。
菊雄は顔を覆い、しゃがみ込んだ。
「……神様。いるんだろ。どこかで俺たちを見てるんだろ」
菊雄が、虚空に向かって祈るように手を合わせた。
「返してくれよ……。博人を。俺の家族を返してくれ。俺はサッカーなんてどうでもいい、10番もいらねえ。あいつに、博人に会わせてくれ……!」
菊雄の必死の祈り。
悠作も、思わず目を閉じて神に問いかけた。
(もし、このタイムリープが何らかの代償を求めるのなら、俺のこの膝をもう一度差し出してもいい。だから、こいつから家族を奪わないでくれ)
だが、何も起きなかった。
風は止まったままで、夏の太陽は無慈悲に彼らを照らし続けるだけだった。
「……何やってるの、二人とも」
不審そうな声とともに、瞳が戻ってきた。
両手に冷たい水を含んだタオルと、救急箱を抱えている。彼女は真っ青な顔をして黙り込む二人の様子を、その鋭い知的な瞳でじっと見つめた。
「練習、もう終わり? 菊雄、膝はどうなの? 悠作、あんたも何ぼーっとしてるのよ。幽霊でも見たみたいな顔して」
2009年、彼女は美人看護師として悠作の膝を管理し、菊雄を愛した。
だが、目の前にいる11歳の瞳にとって、博人は存在しない概念であり、菊雄はまだ「プロポーズもしていない幼馴染」に過ぎない。
「……瞳。なんでもねえよ。ちょっと、眩暈がしただけだ」
菊雄が、無理やり作った笑顔で答えた。
その歪んだ表情を、瞳はどこか疑わしげに見つめたが、深くは追求しなかった。
「……そう。無理は禁物よ。でも、決勝まであと3時間。ここで立ち止まっている暇はないわ」
瞳が、菊雄の膝に手際よくタオルを巻きつける。その指先は、2009年の「看護師」の片鱗を予感させるほど、無駄がなく優しかった。
フットボールの神様は、気まぐれだ。
ある者には最高の再起を与え、ある者からは愛するすべてを奪い去る。
それは傲慢で、ロマンチストで、そして――吐き気がするほど意地悪だ。
悠作は、青い空を見上げた。
そこには、俺たちの「25年分の記憶」という残酷なギフトを背負ったまま戦わなければならない、1995年の夏が広がっていた。
「……行くぞ、菊雄。読売を……歴史を、ぶっ壊しにな」
八王子・ひまわり公園。
眩しすぎる朝陽が、アスファルトから陽炎を立ち上がらせている。蝉の声はもはや騒音を通り越し、世界を包囲する絶望的なノイズのように鳴り響いていた。
「……菊雄、止まって。左足の踏み込みが甘いわ」
瞳の鋭い声が響いた。
彼女はベンチの横に立ち、細い腕を組んで、ポニーテールにまとめた黒髪を風に揺らしている。11歳の瞳は、可憐さと鋭利な美しさをそのまま濃縮したような「美少女」だった。その涼しげな目元に見つめられるだけで、男子なら誰もが竦み上がってしまうような、圧倒的な華と覇気。
「……悪い。ちょっと、脚が重いんだ」
菊雄が、地面に片膝をついて息を切らした。
その様子を、悠作は冷徹な「世界一の戦術眼」で観察していた。
(……そうだ。この感覚、知っている)
悠作の脳裏に、2009年まで積み上げてきたデータが奔流となって押し寄せた。
1995年の夏。この時期、菊雄は急速な身体の成長に骨の成長が追いつかない「オスグッド・シュラッター病」――いわゆる成長痛を抱えていた。膝の皿の下にある軟骨が、発達した筋肉に引っ張られて炎症を起こす、育成年代の宿命とも言える障害だ。
本来の歴史では、ここで悠作がこう言った。
『大丈夫だろ、菊雄。このくらい根性で乗り越えようぜ。今日は読売との決勝なんだ』
その判断が、菊雄の膝に最初の「歪み」を刻んだ。後のプロキャリアで、菊雄が慢性的な膝の不安を抱えることになったきっかけ。悠作が25歳の夜まで、ずっと、ずっと後悔し続けてきた「分岐点」の一つだ。
あの時、瞳と一緒に『休め』と止めていれば。
瞳との記憶の中でも、この夏の朝の判断ミスは、消えない染みのようにこびりついている。
ところが、今回の菊雄は違った。
「……瞳。悪い。膝が、痛えんだ。……無理、かもしれねえ」
菊雄が、弱々しくそんな言葉を漏らしたのだ。
あの、不敵で、野性的で、死んでも「無理」などと言わなかったはずの京滝菊雄が。
「え……? 菊雄が、自分からそんなこと言うなんて……。悠作、ちょっとこれ持ってて!」
瞳が顔色を変え、手に持っていたストップウォッチを悠作に押し付けると、公園の水道のほうへ走っていった。
「冷やして、湿布して……。家から持ってきたやつ、バッグの中にあるわ! 待ってなさい!」
瞳の背中が遠ざかり、公園には蝉の声と、悠作と菊雄の二人だけが残された。
重苦しい沈黙が流れる。
菊雄は俯いたまま、荒い呼吸を繰り返している。
悠作は混乱していた。本来の歴史よりも、菊雄が賢明な判断をしている。いや、賢明すぎて不自然だ。
「……菊雄。お前、本当に菊雄か?」
悠作が、絞り出すように問いかけた。
すると、膝を抱えていた菊雄の肩が、微かに揺れた。
「……悠作。お前こそ……。2009年の、あのテキーラの味……覚えてるか?」
心臓が、一瞬だけ停止した。
菊雄が顔を上げた。そこには、11歳の少年のものとは思えない、絶望と怒りに満ちた、25歳の男の瞳があった。
「……やっぱり。お前も、リープしてきたのか」
「リープ? そんな格好いいもんじゃねえだろ。俺は、さっきまでお前と一緒にスタジアムで寝転んでたはずなんだ。……それなのに、目が覚めたら、小学生の自分の中に閉じ込められてやがった」
菊雄は、震える手で自分の11歳の肉体を殴りつけた。
「俺は、アズーロの10番だったんだ! 瞳と結婚して、幸せで……あいつがいたんだよ! 1歳の、俺の、最高に可愛い息子が!」
菊雄の叫びが、蝉時雨を切り裂いた。
悠作は言葉を失った。
「わかるか、悠作。お前はいいよな。世界一の才能を持ちながら、膝を壊して引退して……今、その健康な脚を手に入れて喜んでるんだろ? でも俺は違う! 俺は、失ったんだよ! 築き上げたキャリアも、年俸も、……そして博人をな!」
菊雄は立ち上がり、悠作の胸ぐらを掴んだ。11歳の少年の力とは思えないほど、その指先には憎悪に似た力がこもっている。
「どうしてなんだよ! なんで俺なんだ! 誰がこんな悪ふざけをしたんだ! 教えてくれよ、世界一のインテリジェンスさんよお!」
「……菊雄、落ち着け」
「落ち着けるわけねえだろ! お前は、失うものなんて何もなかったんだろうけどな!」
悠作の胸の奥が、冷たく冷えた。
自分は確かに、この「黄金の膝」を手に入れた時、歓喜に震えた。もう一度、完璧なフットボールができる。その事実に、魂が震えたのだ。だが、菊雄にとっては、これは「救い」ではなく「略奪」だったのだ。
「……ああ。俺は、独身だったよ」
悠作が、ぽつりと白状した。
「2009年の俺には、妻も、子供もいなかった。……だから、お前が今抱えているような喪失感は、俺には理解できないのかもしれない」
「……お前、ずっと独りだったのかよ」
菊雄が、呆れたように力を抜いた。
「どこまでサッカー馬鹿なんだよ……。お前、瑞穂社長とか、あのかわいいボランティアの子とかいたじゃねえか」
「そんな関係じゃなかった。……俺は、サッカーだけで頭が一杯だったんだ。だから、今のこの状況は……俺にとっては、ただの奇跡なんだ。ごめんな、菊雄。お前の大事なものを、俺と一緒に巻き込んでしまったんだとしたら」
悠作は頭を下げた。
菊雄は顔を覆い、しゃがみ込んだ。
「……神様。いるんだろ。どこかで俺たちを見てるんだろ」
菊雄が、虚空に向かって祈るように手を合わせた。
「返してくれよ……。博人を。俺の家族を返してくれ。俺はサッカーなんてどうでもいい、10番もいらねえ。あいつに、博人に会わせてくれ……!」
菊雄の必死の祈り。
悠作も、思わず目を閉じて神に問いかけた。
(もし、このタイムリープが何らかの代償を求めるのなら、俺のこの膝をもう一度差し出してもいい。だから、こいつから家族を奪わないでくれ)
だが、何も起きなかった。
風は止まったままで、夏の太陽は無慈悲に彼らを照らし続けるだけだった。
「……何やってるの、二人とも」
不審そうな声とともに、瞳が戻ってきた。
両手に冷たい水を含んだタオルと、救急箱を抱えている。彼女は真っ青な顔をして黙り込む二人の様子を、その鋭い知的な瞳でじっと見つめた。
「練習、もう終わり? 菊雄、膝はどうなの? 悠作、あんたも何ぼーっとしてるのよ。幽霊でも見たみたいな顔して」
2009年、彼女は美人看護師として悠作の膝を管理し、菊雄を愛した。
だが、目の前にいる11歳の瞳にとって、博人は存在しない概念であり、菊雄はまだ「プロポーズもしていない幼馴染」に過ぎない。
「……瞳。なんでもねえよ。ちょっと、眩暈がしただけだ」
菊雄が、無理やり作った笑顔で答えた。
その歪んだ表情を、瞳はどこか疑わしげに見つめたが、深くは追求しなかった。
「……そう。無理は禁物よ。でも、決勝まであと3時間。ここで立ち止まっている暇はないわ」
瞳が、菊雄の膝に手際よくタオルを巻きつける。その指先は、2009年の「看護師」の片鱗を予感させるほど、無駄がなく優しかった。
フットボールの神様は、気まぐれだ。
ある者には最高の再起を与え、ある者からは愛するすべてを奪い去る。
それは傲慢で、ロマンチストで、そして――吐き気がするほど意地悪だ。
悠作は、青い空を見上げた。
そこには、俺たちの「25年分の記憶」という残酷なギフトを背負ったまま戦わなければならない、1995年の夏が広がっていた。
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