3 / 38
第1章:追放と最強のオカン
第3話 起動、自律型汎用開拓重機『ギガント・マザー』
しおりを挟む
地下階段を降りきった先に広がっていたのは、王都の大聖堂がすっぽりと収まってしまいそうなほど広大なドーム状の空間だった。
天井には無数の照明パネルが埋め込まれているが、長い年月で劣化しているのか、今は非常灯のような赤い光が明滅しているだけだ。
その薄暗い赤い光の中に、それは鎮座していた。
「……でかいな」
俺は、乾ききった喉で声を絞り出した。
目の前にあるのは、金属の怪物だ。
高さは優に10メートルを超えているだろう。
形状は、蜘蛛と戦車を悪魔合体させたような多脚戦車。
重厚な装甲板に覆われた球体状のボディを、太い6本の脚が支えている。それぞれの脚は、王国の攻城兵器よりも太く、関節部からは太いケーブルや油圧シリンダーが筋肉のように露出していた。
ボディの上部には、用途不明の突起物がいくつも突き出している。
巨大なドリル、クレーンアーム、そして大口径の大砲のような筒。
建設機械のようでもあり、純粋な破壊兵器のようでもある。
表面の塗装は剥げ落ち、所々に錆が浮いているが、その威圧感は少しも損なわれていない。むしろ、長い眠りが醸し出す「怪物」としての風格を増幅させていた。
(古代文明の……ゴーレムか? いや、これは『機械』だ)
俺は職人としての本能で理解した。
これは魔法で動く人形ではない。緻密な設計と、高度な工学技術によって作られた「超兵器」だ。
もしこいつが暴れ出せば、俺ごときは指先一つで挽肉にされるだろう。
逃げるべきか?
いや、もう無理だ。足が動かない。
魔力欠乏による目眩と、極度の脱水症状。俺の体は限界を超えていた。
俺はその場にへたり込むように膝をついた。
「……はは。墓標にしちゃ、立派すぎるな」
俺が見上げると、怪物の頭部――と思われるセンサーユニットが、ギギギ……と鈍い音を立てて動いた。
赤い単眼が、暗闇の中で灯る。
その光が、俺を捉えた。
――ブウンッ。
低い駆動音が響き、巨大な機体に活力が戻っていく。
俺が流し込んだ魔力が、こいつの心臓部を叩き起こしたのだ。
(来るか……!)
俺は身構えた。
侵入者を排除するための防衛システム。それが作動したのだと思った。
殺される。
そう覚悟した瞬間。
『――システム・オールグリーン。動力炉、再臨界。メインAI、覚醒』
頭の中に、またあの声が響いた。
今度はもっとはっきりと。ノイズ混じりではなく、落ち着いた大人の女性の声だ。
しかし、その口調は防衛システムの無機質なそれとは、どこか違っていた。
『スキャン開始……対象を確認。個体名:アルド・グレイフィールド。……あら?』
巨大な単眼が、ジジジとレンズを絞り、俺の顔を覗き込むように近づいてきた。
バスほどもある巨大な顔が、目の前まで迫る。
俺は息を呑んだ。
『……生体反応、微弱。体温低下、脈拍異常、重度の脱水症状に、栄養失調……』
AIの声色が、急激に変化した。
冷静な分析口調から、まるで孫の通知表を見た祖母のような、悲鳴に近いトーンへ。
『あらあら、あらあらあら! なんてこと! 酷い顔色じゃないですか! 頬がこけて、目の下にクマを作って……! 一体いつから食事を抜いているんですか!?』
「……は?」
予想外の言葉に、俺は呆気にとられた。
排除勧告でも、降伏勧告でもない。
聞こえてきたのは、純度100%の「心配」だった。
『ダメですよ、こんなになるまで放っておいては! 人間の体は脆いんですから、定期的なメンテナンスが必須だって、マニュアルにも書いてあるでしょう!?』
「い、いや……俺は……」
『言い訳はあと! 今すぐ緊急処置を行います! じっとしていてくださいね、痛くしませんから!』
巨大な多脚戦車――彼女は、ガチャコン! と凄まじい音を立てて、その巨体を低く沈めた。
ボディの下部ハッチが開き、そこから何本もの細いアームが飛び出してくる。
それは蛇のように器用に動き、あっという間に俺の体を拘束した。
「うわっ!?」
抵抗する間もない。
アームの先端には、注射器のようなノズルや、スキャナーのような装置が取り付けられている。
俺はそのまま持ち上げられ、開いたハッチの中――コクピットらしき空間へと放り込まれた。
そこは、外見の無骨さとは裏腹に、清潔で快適な空間だった。
柔らかな素材でできたシートが俺の体を受け止める。
同時に、プシュッという音と共に、首筋に冷たい何かが押し当てられた。
「な、何をした……!」
『高濃度栄養剤と水分補給用のナノマシンを注入しました。即効性がありますよ』
AIの声は、コクピット内のスピーカーから聞こえてきた。
するとどうだ。
燃えるようだった喉の渇きがスーッと引き、鉛のように重かった手足に、じわじわと力が戻ってくるのが分かった。
魔法薬? いや、もっと高度な医療技術だ。
『ふぅ……とりあえず、命に別状はありませんね。よかったわぁ』
心底安堵したようなため息が聞こえる。
俺はシートに身を沈めたまま、天井のスピーカーに向かって問いかけた。
「……あんたは、何だ? この遺跡の管理者か?」
『管理者? いえいえ、私はそんな偉い立場じゃありませんよ』
彼女は、少し照れたように――音声だけだが、確かに照れているようなニュアンスで――答えた。
『私は、超古代文明期に製造された自律型汎用開拓重機、型式番号XG-001『ギガント・マザー』。……前のマスターたちは、親しみを込めて「マザー」とか「お母さん」なんて呼んでくれましたけど』
「マザー……」
『ええ。不毛の大地を開拓し、人が住める環境を整え、皆の生活を守るのが私の役目。……でも、目が覚めたら誰もいないし、最後に来たのがこんなボロボロのアルドさんだなんて』
マザーは、悲しげに、しかし慈愛に満ちた声で続けた。
『もう大丈夫ですよ、アルドさん。貴方が私を起こしてくれた新しいマスターですね?』
「……ああ、成り行きだがな」
『成り行きでも何でも、縁は縁です。貴方の魔力波形、すごく私の回路に馴染みましたし。……うん、決定です! 今日から貴方が私の「うちの子」第一号です!』
「うちの子……?」
30歳のおっさんが呼ばれるには、あまりに不釣り合いな呼称だ。
だが、マザーの声には拒絶しがたい包容力があった。
それは、俺が王国の王宮で10年間、一度も向けられることのなかった「無償の優しさ」だった。
『さあ、まずは体を綺麗にしましょう。服もボロボロだし、油汚れも酷い。お風呂の準備をしますね』
「風呂? こんな荒野の真ん中でか?」
『お任せください。私のドリルなら、地下水脈まで直通10分です。あ、でもその前に、胃に優しいスープを作りましょうか。合成食料プラント、稼働させますね』
ウィーン、ガシャン。
機体の内部で、様々な機械が動き出す音がする。
俺は呆然としながら、モニターに映し出される外部映像を見ていた。
荒野の暗闇の中で、マザーの巨体が頼もしく光っている。
追放されて、全てを失って、死にかけて。
辿り着いた先で待っていたのは、最強の兵器にして、最強の「オカン」だった。
俺は、シートの背もたれに深く体重を預けた。
緊張の糸が切れ、急激な眠気が襲ってくる。
「……頼む。少しだけ、眠らせてくれ」
『はい、おやすみなさい。起きる頃には、温かいご飯と、ふわふわのタオルを用意して待っていますからね』
優しい子守唄のような駆動音を聞きながら、俺の意識は深い闇へと落ちていった。
それは、ここ数年で一番、安らかな眠りだった。
天井には無数の照明パネルが埋め込まれているが、長い年月で劣化しているのか、今は非常灯のような赤い光が明滅しているだけだ。
その薄暗い赤い光の中に、それは鎮座していた。
「……でかいな」
俺は、乾ききった喉で声を絞り出した。
目の前にあるのは、金属の怪物だ。
高さは優に10メートルを超えているだろう。
形状は、蜘蛛と戦車を悪魔合体させたような多脚戦車。
重厚な装甲板に覆われた球体状のボディを、太い6本の脚が支えている。それぞれの脚は、王国の攻城兵器よりも太く、関節部からは太いケーブルや油圧シリンダーが筋肉のように露出していた。
ボディの上部には、用途不明の突起物がいくつも突き出している。
巨大なドリル、クレーンアーム、そして大口径の大砲のような筒。
建設機械のようでもあり、純粋な破壊兵器のようでもある。
表面の塗装は剥げ落ち、所々に錆が浮いているが、その威圧感は少しも損なわれていない。むしろ、長い眠りが醸し出す「怪物」としての風格を増幅させていた。
(古代文明の……ゴーレムか? いや、これは『機械』だ)
俺は職人としての本能で理解した。
これは魔法で動く人形ではない。緻密な設計と、高度な工学技術によって作られた「超兵器」だ。
もしこいつが暴れ出せば、俺ごときは指先一つで挽肉にされるだろう。
逃げるべきか?
いや、もう無理だ。足が動かない。
魔力欠乏による目眩と、極度の脱水症状。俺の体は限界を超えていた。
俺はその場にへたり込むように膝をついた。
「……はは。墓標にしちゃ、立派すぎるな」
俺が見上げると、怪物の頭部――と思われるセンサーユニットが、ギギギ……と鈍い音を立てて動いた。
赤い単眼が、暗闇の中で灯る。
その光が、俺を捉えた。
――ブウンッ。
低い駆動音が響き、巨大な機体に活力が戻っていく。
俺が流し込んだ魔力が、こいつの心臓部を叩き起こしたのだ。
(来るか……!)
俺は身構えた。
侵入者を排除するための防衛システム。それが作動したのだと思った。
殺される。
そう覚悟した瞬間。
『――システム・オールグリーン。動力炉、再臨界。メインAI、覚醒』
頭の中に、またあの声が響いた。
今度はもっとはっきりと。ノイズ混じりではなく、落ち着いた大人の女性の声だ。
しかし、その口調は防衛システムの無機質なそれとは、どこか違っていた。
『スキャン開始……対象を確認。個体名:アルド・グレイフィールド。……あら?』
巨大な単眼が、ジジジとレンズを絞り、俺の顔を覗き込むように近づいてきた。
バスほどもある巨大な顔が、目の前まで迫る。
俺は息を呑んだ。
『……生体反応、微弱。体温低下、脈拍異常、重度の脱水症状に、栄養失調……』
AIの声色が、急激に変化した。
冷静な分析口調から、まるで孫の通知表を見た祖母のような、悲鳴に近いトーンへ。
『あらあら、あらあらあら! なんてこと! 酷い顔色じゃないですか! 頬がこけて、目の下にクマを作って……! 一体いつから食事を抜いているんですか!?』
「……は?」
予想外の言葉に、俺は呆気にとられた。
排除勧告でも、降伏勧告でもない。
聞こえてきたのは、純度100%の「心配」だった。
『ダメですよ、こんなになるまで放っておいては! 人間の体は脆いんですから、定期的なメンテナンスが必須だって、マニュアルにも書いてあるでしょう!?』
「い、いや……俺は……」
『言い訳はあと! 今すぐ緊急処置を行います! じっとしていてくださいね、痛くしませんから!』
巨大な多脚戦車――彼女は、ガチャコン! と凄まじい音を立てて、その巨体を低く沈めた。
ボディの下部ハッチが開き、そこから何本もの細いアームが飛び出してくる。
それは蛇のように器用に動き、あっという間に俺の体を拘束した。
「うわっ!?」
抵抗する間もない。
アームの先端には、注射器のようなノズルや、スキャナーのような装置が取り付けられている。
俺はそのまま持ち上げられ、開いたハッチの中――コクピットらしき空間へと放り込まれた。
そこは、外見の無骨さとは裏腹に、清潔で快適な空間だった。
柔らかな素材でできたシートが俺の体を受け止める。
同時に、プシュッという音と共に、首筋に冷たい何かが押し当てられた。
「な、何をした……!」
『高濃度栄養剤と水分補給用のナノマシンを注入しました。即効性がありますよ』
AIの声は、コクピット内のスピーカーから聞こえてきた。
するとどうだ。
燃えるようだった喉の渇きがスーッと引き、鉛のように重かった手足に、じわじわと力が戻ってくるのが分かった。
魔法薬? いや、もっと高度な医療技術だ。
『ふぅ……とりあえず、命に別状はありませんね。よかったわぁ』
心底安堵したようなため息が聞こえる。
俺はシートに身を沈めたまま、天井のスピーカーに向かって問いかけた。
「……あんたは、何だ? この遺跡の管理者か?」
『管理者? いえいえ、私はそんな偉い立場じゃありませんよ』
彼女は、少し照れたように――音声だけだが、確かに照れているようなニュアンスで――答えた。
『私は、超古代文明期に製造された自律型汎用開拓重機、型式番号XG-001『ギガント・マザー』。……前のマスターたちは、親しみを込めて「マザー」とか「お母さん」なんて呼んでくれましたけど』
「マザー……」
『ええ。不毛の大地を開拓し、人が住める環境を整え、皆の生活を守るのが私の役目。……でも、目が覚めたら誰もいないし、最後に来たのがこんなボロボロのアルドさんだなんて』
マザーは、悲しげに、しかし慈愛に満ちた声で続けた。
『もう大丈夫ですよ、アルドさん。貴方が私を起こしてくれた新しいマスターですね?』
「……ああ、成り行きだがな」
『成り行きでも何でも、縁は縁です。貴方の魔力波形、すごく私の回路に馴染みましたし。……うん、決定です! 今日から貴方が私の「うちの子」第一号です!』
「うちの子……?」
30歳のおっさんが呼ばれるには、あまりに不釣り合いな呼称だ。
だが、マザーの声には拒絶しがたい包容力があった。
それは、俺が王国の王宮で10年間、一度も向けられることのなかった「無償の優しさ」だった。
『さあ、まずは体を綺麗にしましょう。服もボロボロだし、油汚れも酷い。お風呂の準備をしますね』
「風呂? こんな荒野の真ん中でか?」
『お任せください。私のドリルなら、地下水脈まで直通10分です。あ、でもその前に、胃に優しいスープを作りましょうか。合成食料プラント、稼働させますね』
ウィーン、ガシャン。
機体の内部で、様々な機械が動き出す音がする。
俺は呆然としながら、モニターに映し出される外部映像を見ていた。
荒野の暗闇の中で、マザーの巨体が頼もしく光っている。
追放されて、全てを失って、死にかけて。
辿り着いた先で待っていたのは、最強の兵器にして、最強の「オカン」だった。
俺は、シートの背もたれに深く体重を預けた。
緊張の糸が切れ、急激な眠気が襲ってくる。
「……頼む。少しだけ、眠らせてくれ」
『はい、おやすみなさい。起きる頃には、温かいご飯と、ふわふわのタオルを用意して待っていますからね』
優しい子守唄のような駆動音を聞きながら、俺の意識は深い闇へと落ちていった。
それは、ここ数年で一番、安らかな眠りだった。
55
あなたにおすすめの小説
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
「餌代の無駄」と追放されたテイマー、家族(ペット)が装備に祝福を与えていた。辺境で美少女化する家族とスローライフ
天音ねる(旧:えんとっぷ)
ファンタジー
【祝:男性HOT18位】Sランクパーティ『紅蓮の剣』で、戦闘力のない「生産系テイマー」として雑用をこなす心優しい青年、レイン。
彼の育てる愛らしい魔物たちが、実はパーティの装備に【神の祝福】を与え、その強さの根源となっていることに誰も気づかず、仲間からは「餌代ばかりかかる寄生虫」と蔑まれていた。
「お前はもういらない」
ついに理不尽な追放宣告を受けるレイン。
だが、彼と魔物たちがパーティを去った瞬間、最強だったはずの勇者の聖剣はただの鉄クズに成り果てた。祝福を失った彼らは、格下のモンスターに惨敗を喫する。
――彼らはまだ、自分たちが捨てたものが、どれほど偉大な宝だったのかを知らない。
一方、レインは愛する魔物たち(スライム、ゴブリン、コカトリス、マンドラゴラ)との穏やかな生活を求め、人里離れた辺境の地で新たな暮らしを始める。
生活のためにギルドへ持ち込んだ素材は、実は大陸の歴史を塗り替えるほどの「神話級」のアイテムばかりだった!?
彼の元にはエルフやドワーフが集い、静かな湖畔の廃屋は、いつしか世界が注目する「聖域」へと姿を変えていく。
そして、レインはまだ知らない。
夜な夜な、彼が寝静まった後、愛らしい魔物たちが【美少女】の姿となり、
「れーんは、きょーも優しかったの! だからぽるん、いーっぱいきらきらジェル、あげたんだよー!」
「わ、私、今日もちゃんと硬い石、置けました…! レイン様、これがあれば、きっともう危ない目に遭いませんよね…?」
と、彼を巡って秘密のお茶会を繰り広げていることを。
そして、彼が築く穏やかな理想郷が、やがて大国の巨大な陰謀に巻き込まれていく運命にあることを――。
理不尽に全てを奪われた心優しいテイマーが、健気な“家族”と共に、やがて世界を動かす主となる。
王道追放ざまぁ × 成り上がりスローライフ × 人外ハーモニー!
HOT男性49位(2025年9月3日0時47分)
→37位(2025年9月3日5時59分)→18位(2025年9月5日10時16分)
『追放された底辺付与術師、実は【全自動化】のチートスキル持ちでした〜ブラックギルドを追い出されたので、辺境で商会を立ち上げたら勝手に世界規
NagiKurou
ファンタジー
「お前のような、一日中デスクに座って何もしない無能はクビだ!」
国内最大のギルド『栄光の剣』で、底辺の付与術師として働いていたアルスは、ある日突然、強欲なギルドマスターから追放を言い渡される。
しかし、彼らは知らなかった。ギルドの武器の自動修復、物流の最適化、資金管理に至るまで、すべてアルスの固有スキル【全自動化(ワークフロー構築)】によって完璧にシステム化され、回っていたことを。
「俺がいなくなったら、あの自動化システム、全部止まるけど……まあいいか」
管理権限を解除し、辺境へと旅立ったアルス。彼は自身のスキルを使って、圧倒的な耐久力を誇る銀色の四輪型重装ゴーレムを作り出し、気ままな行商を始める。
一度構築すれば無限に富を生み出す「全自動」のチートスキルで、アルスの商会は瞬く間に世界規模へとスケールしていく!
一方、すべてを失ったギルドは、生産ラインが崩壊し、絶望のどん底へと突き落とされていくのだった……。
ザコ魔法使いの僕がダンジョンで1人ぼっち!魔獣に襲われても石化した僕は無敵状態!経験値が溜まり続けて気づいた時には最強魔導士に!?
さかいおさむ
ファンタジー
戦士は【スキル】と呼ばれる能力を持っている。
僕はスキルレベル1のザコ魔法使いだ。
そんな僕がある日、ダンジョン攻略に向かう戦士団に入ることに……
パーティに置いていかれ僕は1人ダンジョンに取り残される。
全身ケガだらけでもう助からないだろう……
諦めたその時、手に入れた宝を装備すると無敵の石化状態に!?
頑張って攻撃してくる魔獣には申し訳ないがダメージは皆無。経験値だけが溜まっていく。
気づけば全魔法がレベル100!?
そろそろ反撃開始してもいいですか?
内気な最強魔法使いの僕が美女たちと冒険しながら人助け!
世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~
aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」
勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......?
お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
神眼の鑑定師~女勇者に追放されてからの成り上がり~大地の精霊に気に入られてアイテム作りで無双します
すもも太郎
ファンタジー
伝説級勇者パーティーを首になったニースは、ギルドからも放逐されて傷心の旅に出る。
その途中で大地の精霊と運命の邂逅を果たし、精霊に認められて加護を得る。
出会った友人たちと共に成り上がり、いつの日にか国家の運命を変えるほどの傑物となって行く。
そんなニースの大活躍を知った元のパーティーが追いかけてくるが、彼らはみじめに落ちぶれて行きあっという間に立場が逆転してしまう。
大精霊の力を得た鑑定師の神眼で、透視してモンスター軍団や敵国を翻弄したり、創り出した究極のアイテムで一般兵が超人化したりします。
今にも踏み潰されそうな弱小国が超大国に打ち勝っていくサクセスストーリーです。
※ハッピーエンドです
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
【完結】まもの牧場へようこそ!~転移先は魔物牧場でした ~-ドラゴンの子育てから始める異世界田舎暮らし-
いっぺいちゃん
ファンタジー
平凡なサラリーマン、相原正人が目を覚ましたのは、
見知らぬ草原に佇むひとつの牧場だった。
そこは、人に捨てられ、行き場を失った魔物の孤児たちが集う場所。
泣き虫の赤子ドラゴン「リュー」。
やんちゃなフェンリルの仔「ギン」。
臆病なユニコーンの仔「フィーネ」。
ぷるぷる働き者のスライム「モチョ」。
彼らを「処分すべき危険種」と呼ぶ声が、王都や冒険者から届く。
けれど正人は誓う。
――この子たちは、ただの“危険”なんかじゃない。
――ここは、家族の居場所だ。
癒やしのスキル【癒やしの手】を頼りに、
命を守り、日々を紡ぎ、
“人と魔物が共に生きる未来”を探していく。
◇
🐉 癒やしと涙と、もふもふと。
――これは、小さな牧場から始まる大きな物語。
――世界に抗いながら、共に暮らすことを選んだ者たちの、優しい日常譚。
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる