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○~第4章~○ 膣美の修行
6排卵目! ただし魔法は
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『膣美さま、そこまででございます!』
「ふぅー!」
『素晴らしい成長ぶりでございます。膣美さまの特殊能力、純粋な透明の状態で丸一日過ごすことができるなんて。この婆や、感激にございます』
「…………え?」
『え? いやだから、膣美さまの成長ぶりに感激を申し上げているのでございます』
「う、うん。ありがと……」
(おかしいな。婆や昨日も同じようなこと言ってたような気がする)
よくあるデジャブだろう。
なんてそう思っていた。
が……
『それでは修行も次のステップへと行くと致しましょう。次は…… なんと魔法です!』
「いやいやいやいや! 婆やさすがに待って待って!」
『ふぇ?』
「それ昨日言ったじゃん! “マラ”を習ったじゃん!」
『な、なぜ膣美さまがその火の魔法の名前を!!』
「いやだから昨日習ったって言ったじゃん」
『なんと! だだだ誰からでございますか!!』
「婆や! 婆やよ!」
『…………いえ。私は魔法のことなど一言もお教えいたしておりません』
「はあ!? 婆や大丈夫!? もしかしてふざけてるの?」
『いえ…… 膣美さま。私が今までふざけたことなどあってでしょうか』
アタシは過去の記憶を呼び覚まし、婆やがふざけた場面があったか思い出してみた。
が、
当然なかった。さすが鉄の女。
「…………ないわね」
『そうでございましょう?』
「あっ! じゃあちょっと待って。その習った魔法を出してみるから!」
アタシは昨日婆やに習った通り、火の魔法を出すため、目を瞑り全神経を集中させた。
(テツオさんに会いたい…… テツオさんに会いたい…… テツオさんに会いたい……)
この詠唱が一番集中力が高まる。
だけど声に出すと婆やにこの想いがバレちゃうので、心の中で詠唱を行った。
(テツオさんに会いたい…… テツオさんに会いたい…… テツオさんに会いたい……)
集中力が最高潮に高まると、周りの音が一切聞こえなくなり、平衡感覚を失い、自分が今立っているのか座っているのかも分からなくなる。
その状態が続いていくと、自分という個体の境界が曖昧になり、遂には空間と調和し始める。そのとき心の中に“ある空間”が生まれるのだ。
その空間の中には、魔法となるエネルギーが満ち溢れているのが見える。
エネルギー達は小さなヘビのような存在で、まるで意思を持っているかのように自由奔放に心の中の空間を飛び回っている。
火の魔法に必要なエネルギーはベタだけ赤色。そのほかにも様々な色があるけど、それがどんな魔法のエネルギーなのかはアタシはまだ知らない。
で、マラを出すためには赤色のヘビみたいな形をしたエネルギーたちに、「空気をいっぱい食べてもいいよ」と話しかけてあげる。
そしたらその瞬間、夢から覚めたようにハッと我に返っちゃうんだけど、その時には全身に火のエネルギーを纏った状態なっているから、体のどこからでも火の魔法を出せる。
※尻からも出る
#ただし魔法は
「婆や! 出すわよ!」
アタシは右手の人差し指の先からマラを出すようにした。
……ボウッ! ゴォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!
『ち、膣美さま! こ、これはマラにございません! マラの最終進化魔法“マラゾーマ”にございます!!』
「だからそれも昨日聞いたって……」
『しかし膣美さま! 素晴らしい魔法の力にございます。膣美さまにこのようなお力があっただなんて! 本当にどうやって覚えたのでございますか!』
おかしい……
婆やは本当に覚えていない様子だ。
(もしかして認知症?)
「婆やって今何歳だっけ?」
『?? ちょうど70歳でございますが……』
(年齢的には発症してもおかしくはないか……)
そう。
この高齢化社会と言われる現在では、前期高齢者と言えど認知症を発症するのは当たり前の時代なのだ。
2025年には高齢者は700万人を突破し、国民の5人に1人は認知症という時代なのだ。
しかもMCI、つまり軽度認知障害に当たる者を含めると、国民の3人に1人が何らかの認知症状を有している時代なのだ。
だから認知症当事者を地域住民で支え合う共助の力が求められているのだ。
たとえ認知症になったとしても、安心して住み慣れた地域で暮らしていける街づくりが市町村には求められているのだ。
「あ、話がそれちゃったわね。まあいいわ。ねえ婆や?」
『なんでございましょう』
「婆やさ、認知症じゃない?」
『……膣美さま、なぜゆえにそのようなことを』
「んーー。だっておかしいのよ。確かに昨日婆やに魔法を教えてもらったのよ。でも記憶がないんでしょ?」
『おっしゃる通り、記憶にございません』
「変ねえ…… もしかして時間が逆行してたりしてww そんなわけないか。やっぱ婆や認知症なのよ」
『ち、膣美さま! い、今なんとおっしゃいましたか?」
「え? 婆やは認知症」
『違います! その前にございます!』
「んーー、時間が逆行?」
『そ! それです! それにございます! 膣美さまよろしいですか? 確かに昨日と同じことを私が申し上げているのでございますか?』
「う、うん。だってほら、アタシが習ってもないのに魔法使えるわけないじゃん」
『ぁぁぁぁぁぁぁぁ…… 大変なことです! 膣美さま! 実に大変なことにございます!』
「え? え?」
『私もはっきりと存じ上げておりませんが、時間が逆行したと観測できたのなら……』
「できたのなら?」
『もうすぐこの国にSランクDNAの精子がやってくるのでございます!!』
~○ ~○ ~○ ~○
一方その頃キンタマーニ王国――
ジュン…… ジュン……
「うわぁあああああああ! またティッシュの上に射精されたぁぁぁあああ!!」
『あかんわコイツ…… オナニーしかせーへんやん』
「ふぅー!」
『素晴らしい成長ぶりでございます。膣美さまの特殊能力、純粋な透明の状態で丸一日過ごすことができるなんて。この婆や、感激にございます』
「…………え?」
『え? いやだから、膣美さまの成長ぶりに感激を申し上げているのでございます』
「う、うん。ありがと……」
(おかしいな。婆や昨日も同じようなこと言ってたような気がする)
よくあるデジャブだろう。
なんてそう思っていた。
が……
『それでは修行も次のステップへと行くと致しましょう。次は…… なんと魔法です!』
「いやいやいやいや! 婆やさすがに待って待って!」
『ふぇ?』
「それ昨日言ったじゃん! “マラ”を習ったじゃん!」
『な、なぜ膣美さまがその火の魔法の名前を!!』
「いやだから昨日習ったって言ったじゃん」
『なんと! だだだ誰からでございますか!!』
「婆や! 婆やよ!」
『…………いえ。私は魔法のことなど一言もお教えいたしておりません』
「はあ!? 婆や大丈夫!? もしかしてふざけてるの?」
『いえ…… 膣美さま。私が今までふざけたことなどあってでしょうか』
アタシは過去の記憶を呼び覚まし、婆やがふざけた場面があったか思い出してみた。
が、
当然なかった。さすが鉄の女。
「…………ないわね」
『そうでございましょう?』
「あっ! じゃあちょっと待って。その習った魔法を出してみるから!」
アタシは昨日婆やに習った通り、火の魔法を出すため、目を瞑り全神経を集中させた。
(テツオさんに会いたい…… テツオさんに会いたい…… テツオさんに会いたい……)
この詠唱が一番集中力が高まる。
だけど声に出すと婆やにこの想いがバレちゃうので、心の中で詠唱を行った。
(テツオさんに会いたい…… テツオさんに会いたい…… テツオさんに会いたい……)
集中力が最高潮に高まると、周りの音が一切聞こえなくなり、平衡感覚を失い、自分が今立っているのか座っているのかも分からなくなる。
その状態が続いていくと、自分という個体の境界が曖昧になり、遂には空間と調和し始める。そのとき心の中に“ある空間”が生まれるのだ。
その空間の中には、魔法となるエネルギーが満ち溢れているのが見える。
エネルギー達は小さなヘビのような存在で、まるで意思を持っているかのように自由奔放に心の中の空間を飛び回っている。
火の魔法に必要なエネルギーはベタだけ赤色。そのほかにも様々な色があるけど、それがどんな魔法のエネルギーなのかはアタシはまだ知らない。
で、マラを出すためには赤色のヘビみたいな形をしたエネルギーたちに、「空気をいっぱい食べてもいいよ」と話しかけてあげる。
そしたらその瞬間、夢から覚めたようにハッと我に返っちゃうんだけど、その時には全身に火のエネルギーを纏った状態なっているから、体のどこからでも火の魔法を出せる。
※尻からも出る
#ただし魔法は
「婆や! 出すわよ!」
アタシは右手の人差し指の先からマラを出すようにした。
……ボウッ! ゴォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!
『ち、膣美さま! こ、これはマラにございません! マラの最終進化魔法“マラゾーマ”にございます!!』
「だからそれも昨日聞いたって……」
『しかし膣美さま! 素晴らしい魔法の力にございます。膣美さまにこのようなお力があっただなんて! 本当にどうやって覚えたのでございますか!』
おかしい……
婆やは本当に覚えていない様子だ。
(もしかして認知症?)
「婆やって今何歳だっけ?」
『?? ちょうど70歳でございますが……』
(年齢的には発症してもおかしくはないか……)
そう。
この高齢化社会と言われる現在では、前期高齢者と言えど認知症を発症するのは当たり前の時代なのだ。
2025年には高齢者は700万人を突破し、国民の5人に1人は認知症という時代なのだ。
しかもMCI、つまり軽度認知障害に当たる者を含めると、国民の3人に1人が何らかの認知症状を有している時代なのだ。
だから認知症当事者を地域住民で支え合う共助の力が求められているのだ。
たとえ認知症になったとしても、安心して住み慣れた地域で暮らしていける街づくりが市町村には求められているのだ。
「あ、話がそれちゃったわね。まあいいわ。ねえ婆や?」
『なんでございましょう』
「婆やさ、認知症じゃない?」
『……膣美さま、なぜゆえにそのようなことを』
「んーー。だっておかしいのよ。確かに昨日婆やに魔法を教えてもらったのよ。でも記憶がないんでしょ?」
『おっしゃる通り、記憶にございません』
「変ねえ…… もしかして時間が逆行してたりしてww そんなわけないか。やっぱ婆や認知症なのよ」
『ち、膣美さま! い、今なんとおっしゃいましたか?」
「え? 婆やは認知症」
『違います! その前にございます!』
「んーー、時間が逆行?」
『そ! それです! それにございます! 膣美さまよろしいですか? 確かに昨日と同じことを私が申し上げているのでございますか?』
「う、うん。だってほら、アタシが習ってもないのに魔法使えるわけないじゃん」
『ぁぁぁぁぁぁぁぁ…… 大変なことです! 膣美さま! 実に大変なことにございます!』
「え? え?」
『私もはっきりと存じ上げておりませんが、時間が逆行したと観測できたのなら……』
「できたのなら?」
『もうすぐこの国にSランクDNAの精子がやってくるのでございます!!』
~○ ~○ ~○ ~○
一方その頃キンタマーニ王国――
ジュン…… ジュン……
「うわぁあああああああ! またティッシュの上に射精されたぁぁぁあああ!!」
『あかんわコイツ…… オナニーしかせーへんやん』
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