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○~第6章~○ 卵管采へGO!
3排卵目! 焼き払え!
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白血球ゴリラに殴られる瞬間、アタシは死を覚悟し目を思いっきり瞑った。
真っ暗な闇が広がる――
(婆やゴメン! アタシ死んじゃう!)
・
・
・
・
(……………………ってあれ? 殴ってこない!?)
とっさに目を開けると、そこは巨大化し鉄の塊となった婆やの中に作られた修行部屋であり、インコ婆やが目の前に立っていた。
(あ、あれ?)
思わず白血球ゴリラに殴られた左頬を恐る恐る触ってみる。
痛くない――
『膣美さま、そこまででございます! 素晴らしい成長ぶりでございます。膣美さまの特殊能力、純粋な透明の状態で丸一日過ごすことができるなんて。この婆や、感激にございます』
(この婆やのセリフは数週間前の修行の時のセリフだ。ということはやっぱり……)
『ん? どうしたのですか膣美さま。そんな驚いたような表情をして』
「またよ! また起こったわ」
『何がでございますか? それより今日からの修行は魔法に……』
「逆行よ逆行! また時間が逆行したの!」
『Sオナ!』
~SランクDNAの精子だけど、今回どう見てもオナ○ニーです~○~○
焼き払え!
白血球ゴリラに殴り殺される瞬間、恐らくだけど時間の逆行が起き、数週間前へとタイムスリップしたアタシは婆やに一連の出来事を説明した。
『――そうでございましたか膣美さま、それは大変申し訳ございませんでした』
「そうよ。婆やももっと早く言ってくれれば良かったのに。でもまあ今日からニンニク卵黄粒を食べるのはやめるわ」
ニンニク卵黄粒は2年契約しているので、残り10か月もあるが仕方がなかった。白血球ゴリラにもバレるということは、卵管采エリアにいる千触手観音にもバレるからだ。
「それよりも婆や、この時間の逆行についてもう少し詳しく教えてほしいの」
『そうでございますね。私もハッキリと存じ上げておりませんが、昔、子宮閣下が少しだけ口にされたことがございまして。時間の逆行が観測されると、間もなくこの国にSランクDNAの精子が襲ってくると聞いております』
「SランクDNAの精子?」
『はい。子宮閣下は確かにそう仰っておられました。SランクDNAの精子は恐ろしく強く、何と言っても“死なない”のだそうです』
「死なないって…… そんな化け物みたいなのが襲ってきたら…… 何か手はないの?」
『フフフでございます膣美さま。実はこの婆や、もう策を考えているのでございます』
「おー! さすが婆や! で、どんなのどんなの?」
『話すと少し長いのでございますが、まず初めに……』
「じゃあもういいや。また今度ゆっくり教えて! それよりちょっと用事を思い出したの!」
『膣美さまぁぁぁああああ!!』
(婆やのさっきの“フフフ”で思い出したわ! アタシはあいつらに借りがある!)
アタシは巨大化し鉄の塊となった婆や(鉄の処女:極キヨ子)から飛び出し、その体をよじ登って頭のてっぺんまで来た。
巨大化した婆やの頂上から見える景色は、目の前に広がる森はもちろん、アタシが生まれ育った卵巣エリア、そしてこれから向かおうとしている卵管采エリアをも一望することができた。
「ちょうどいい高さね。あいつらに…… あのしゃべるゲイ白血球ゴリラたちとしゃべる本田△そっくりの木々たちに一発お見舞いしてやるわ!」
アタシは目をつむり全神経を集中させ、火の魔法を出す準備をした。
この時間軸ではまだあいつらに何もされてないんだけど……
それは…… それよ!
(今回の詠唱はどうしようかな…… そうだ)
「焼き払う! 焼き払う! 焼き払う! 焼き払う!」
今にも腐った巨神兵的なモノが出てきそうな詠唱だったが、臭いアタシをバカにした罪は重く死に値するのだ!!
その高い集中力が功を奏し、アタシの中の宇宙には火の魔法となるヘビみたいな物質がわんさか集まっていた。
(こんなにたくさん集まっているのは初めてね。どうなっちゃうか分からないけど全部使っちゃお!)
「火の魔法となる物質の皆! ここの空気全部食べていいのよ!」
そう言うとアタシの頭上、はるか上空に見たこともないくらい大きいの炎の塊が形成されていった。
それはまるで太陽が目の前に現れたかと勘違いしてしまうほどの大きさと熱量だった。
『ち、膣美さま! ななな何をしているのでございますか!』
インコ婆やが慌ててアタシの元まで飛んできた。
「なにって…… この森ごと焼き払うのよ! エイッ!」
サッカーのスローインのような動作をすると、上空の巨大な炎の塊はまっすぐ広大な森を目がけ物凄い速度で落ちて行った。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
一方その頃森の中では――
「ウ、ウホ? ウホホーー!!」
「え? 何なに? どうしたの?」
「ウホッ! ウホッ!」
「えっ!? う、上!? 上を見ろって? 何を言っているのこんな森の中で。これだからバカなゴリラうぇぇええええええええ!!!」
≪うわぁぁああああああああああああああ!!≫
「「 なんでぇぇええええええ!! 」」
巨大な炎の塊が地面に接触した瞬間、けたたましい爆発音と共に数キロメートルにまで及ぶ衝撃波と巨大なキノコ雲が生まれた。
森は一瞬にして消えてなくなり、後に残ったのは真っ黒に焼け焦げた平らな土地だけとなった。この攻撃で生きていられる生物はこの世にいない。
『ち、膣美さま…… なんという恐ろしい魔法の威力! この規模はもうマラの最終進化系であるマラゾーマにございません!』
「じゃあなんなの?」
『名前などございません。マラゾーマを進化させた者など今までおりません故…… あ、膣美さまが命名すればいいのでございます! そうです! グッドアイデアにございます!』
「えぇ!? アタシそういうの苦手なんだけど…… んーーーどうしようかなあ……」
(膣美さまは魔法使いとして天才にございます! マラゾーマを進化させるなんて…… あのアレックスにも見せて自慢してやりとうございます!)
「あっ! いいの思いついた!」
『どどどどんな名前が思いついたのでございますか!!』
「んーーっとね、【太陽魔法サンバルカン!】 どうどう? めっちゃいいでしょ!?」
(……ダサいでございます)
※ちなみに太陽戦隊サンバルカンはカッコいいのでございます!
※スーパー戦隊シリーズ第5作目にございます!
#マラペディア参照
真っ暗な闇が広がる――
(婆やゴメン! アタシ死んじゃう!)
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(……………………ってあれ? 殴ってこない!?)
とっさに目を開けると、そこは巨大化し鉄の塊となった婆やの中に作られた修行部屋であり、インコ婆やが目の前に立っていた。
(あ、あれ?)
思わず白血球ゴリラに殴られた左頬を恐る恐る触ってみる。
痛くない――
『膣美さま、そこまででございます! 素晴らしい成長ぶりでございます。膣美さまの特殊能力、純粋な透明の状態で丸一日過ごすことができるなんて。この婆や、感激にございます』
(この婆やのセリフは数週間前の修行の時のセリフだ。ということはやっぱり……)
『ん? どうしたのですか膣美さま。そんな驚いたような表情をして』
「またよ! また起こったわ」
『何がでございますか? それより今日からの修行は魔法に……』
「逆行よ逆行! また時間が逆行したの!」
『Sオナ!』
~SランクDNAの精子だけど、今回どう見てもオナ○ニーです~○~○
焼き払え!
白血球ゴリラに殴り殺される瞬間、恐らくだけど時間の逆行が起き、数週間前へとタイムスリップしたアタシは婆やに一連の出来事を説明した。
『――そうでございましたか膣美さま、それは大変申し訳ございませんでした』
「そうよ。婆やももっと早く言ってくれれば良かったのに。でもまあ今日からニンニク卵黄粒を食べるのはやめるわ」
ニンニク卵黄粒は2年契約しているので、残り10か月もあるが仕方がなかった。白血球ゴリラにもバレるということは、卵管采エリアにいる千触手観音にもバレるからだ。
「それよりも婆や、この時間の逆行についてもう少し詳しく教えてほしいの」
『そうでございますね。私もハッキリと存じ上げておりませんが、昔、子宮閣下が少しだけ口にされたことがございまして。時間の逆行が観測されると、間もなくこの国にSランクDNAの精子が襲ってくると聞いております』
「SランクDNAの精子?」
『はい。子宮閣下は確かにそう仰っておられました。SランクDNAの精子は恐ろしく強く、何と言っても“死なない”のだそうです』
「死なないって…… そんな化け物みたいなのが襲ってきたら…… 何か手はないの?」
『フフフでございます膣美さま。実はこの婆や、もう策を考えているのでございます』
「おー! さすが婆や! で、どんなのどんなの?」
『話すと少し長いのでございますが、まず初めに……』
「じゃあもういいや。また今度ゆっくり教えて! それよりちょっと用事を思い出したの!」
『膣美さまぁぁぁああああ!!』
(婆やのさっきの“フフフ”で思い出したわ! アタシはあいつらに借りがある!)
アタシは巨大化し鉄の塊となった婆や(鉄の処女:極キヨ子)から飛び出し、その体をよじ登って頭のてっぺんまで来た。
巨大化した婆やの頂上から見える景色は、目の前に広がる森はもちろん、アタシが生まれ育った卵巣エリア、そしてこれから向かおうとしている卵管采エリアをも一望することができた。
「ちょうどいい高さね。あいつらに…… あのしゃべるゲイ白血球ゴリラたちとしゃべる本田△そっくりの木々たちに一発お見舞いしてやるわ!」
アタシは目をつむり全神経を集中させ、火の魔法を出す準備をした。
この時間軸ではまだあいつらに何もされてないんだけど……
それは…… それよ!
(今回の詠唱はどうしようかな…… そうだ)
「焼き払う! 焼き払う! 焼き払う! 焼き払う!」
今にも腐った巨神兵的なモノが出てきそうな詠唱だったが、臭いアタシをバカにした罪は重く死に値するのだ!!
その高い集中力が功を奏し、アタシの中の宇宙には火の魔法となるヘビみたいな物質がわんさか集まっていた。
(こんなにたくさん集まっているのは初めてね。どうなっちゃうか分からないけど全部使っちゃお!)
「火の魔法となる物質の皆! ここの空気全部食べていいのよ!」
そう言うとアタシの頭上、はるか上空に見たこともないくらい大きいの炎の塊が形成されていった。
それはまるで太陽が目の前に現れたかと勘違いしてしまうほどの大きさと熱量だった。
『ち、膣美さま! ななな何をしているのでございますか!』
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「なにって…… この森ごと焼き払うのよ! エイッ!」
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ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
一方その頃森の中では――
「ウ、ウホ? ウホホーー!!」
「え? 何なに? どうしたの?」
「ウホッ! ウホッ!」
「えっ!? う、上!? 上を見ろって? 何を言っているのこんな森の中で。これだからバカなゴリラうぇぇええええええええ!!!」
≪うわぁぁああああああああああああああ!!≫
「「 なんでぇぇええええええ!! 」」
巨大な炎の塊が地面に接触した瞬間、けたたましい爆発音と共に数キロメートルにまで及ぶ衝撃波と巨大なキノコ雲が生まれた。
森は一瞬にして消えてなくなり、後に残ったのは真っ黒に焼け焦げた平らな土地だけとなった。この攻撃で生きていられる生物はこの世にいない。
『ち、膣美さま…… なんという恐ろしい魔法の威力! この規模はもうマラの最終進化系であるマラゾーマにございません!』
「じゃあなんなの?」
『名前などございません。マラゾーマを進化させた者など今までおりません故…… あ、膣美さまが命名すればいいのでございます! そうです! グッドアイデアにございます!』
「えぇ!? アタシそういうの苦手なんだけど…… んーーーどうしようかなあ……」
(膣美さまは魔法使いとして天才にございます! マラゾーマを進化させるなんて…… あのアレックスにも見せて自慢してやりとうございます!)
「あっ! いいの思いついた!」
『どどどどんな名前が思いついたのでございますか!!』
「んーーっとね、【太陽魔法サンバルカン!】 どうどう? めっちゃいいでしょ!?」
(……ダサいでございます)
※ちなみに太陽戦隊サンバルカンはカッコいいのでございます!
※スーパー戦隊シリーズ第5作目にございます!
#マラペディア参照
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