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○~第6章~○ 卵管采へGO!
4排卵目! ガチョウ「解せぬ……」
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――子宮城
「閣下! 子宮・子宮閣下!」
「ん? ああ。分かっているよ。さっきの“魔法”のことだろ?」
「はっ! 卵巣エリアと卵管采エリアの間にある≪おしゃべり森エリア≫が一瞬の内に消し飛んでしまいました!」
「被害状況は?」
「はっ! あそこを拠点としておりました我らが同胞、ゲイ白血球ゴリラ複数頭とおしゃべりな木(本田△似)が根こそぎやられました! この仕業は恐らくですが……」
「膣美とキヨ子だろ? 分かってるって」
(しかし大した成長ぶりだな。記憶を保持したままタイムスリップしているとは言え、あれほどの威力が出るマラ系の魔法を使えるとは…… あれはもうマラゾーマにあらず。となれば……)
「私ならあの魔法、“サンバルカン”と名付けるがなあ!!」
「は? それよりも閣下! 奴らをこのまま放っておくと卵管采エリアへと……」
(あ、スルーしたなこいつ)
「大丈夫だ。卵管采エリアには千触手観音がいる。しかも卵管采エリアに入る手前の門には2体の門番も配置しているのだ! もう下がってよいぞ」
「はっ!」
(さて…… 時間の逆行が認められている。SランクDNAの精子がここ(子宮城)に来るまでに膣実たちが間に合うかどうかだな……)
『Sオナ!』
~SランクDNAの精子だけど、今回どう見てもオナ○ニーです~○~○
ガチョウ「解せぬ……」
ゲイ白血球ゴリラと、しゃべる木がいた森を全部焼切り、その上をアタシと婆やが行く。
深々と生い茂っていた森が、見違えるほど真っ黒で平らな土地になってしまった。このオ・マーン公国に環境省自然保護課的な部門があれば、真っ先に訴えられ、多額の賠償金支払いを命じられていたに違いない。
しかしアタシは間違っていない。間違ったのはアタシに攻撃をしかけてきたあのおしゃべりな木々やゲイ白血球ゴリラなのだ。
未来でやられたことは過去に戻ってもきっちりやり返さないとね!
(あ、でもそう考えたらこの時間軸ではアタシはまだアイツらにやられてないってことよね? え? ということはアイツらはいきなり燃やされたって感じなのかな? いやでも未来でアタシはやられたんだし……)
「ま、いっか!」
目指すは卵管采エリアへ。
『しかしこの婆や、今回ばかりは大変驚きました。膣美さまは本当に魔法の才能がおありでございます』
「自分でもびっくりしてるけどね。でも集中すればするほど魔法になるヘビちゃん(物質)がたくさん見えるの」
『今さっき使った魔法の物質はまだ残っておりますか?』
「んーー…… ちょっと待ってね。集中してみる」
アタシは目をつむり、魔法の物質が集まる自分の中の宇宙を覗き込んだ。
しかし――
「あ、あれ? 火の魔法となるヘビちゃんが全くいない! なんで?」
『膣美さま、あれだけ規模の大きい魔法を使うとなると、それだけ物質が必要となりますので使い果たしてしまったのでしょう。しかしご安心ください。時間が経てば少しずつ増えてくるのでございます』
「あー良かった。アタシの得意な魔法はマラ系だから、もう一生使えないと思っちゃった」
『ですので、魔法の物質が回復するまでしばらくここで野宿することに致しましょう』
「えー? 野宿? あの巨大化した婆やをここまで運べばいいじゃん」
『鉄の処女:極キヨ子の移動はかなりの労力がかかりまして…… この意識体であるインコのキヨ子の方が楽なのでございます』
「うーー、分かった。じゃあそこの川で水を汲んでくるから、婆やは今日アタシが寝るベッドを作っておいてよね!」
『御意』
真っ黒に焼け焦げた森だと思っていたが、川が流れている周りはまだ緑が少し残っていた。と言ってもしゃべる木々ではなく草花だ。
川の水は高い透明度を保っており、涼しげなせせらぎの音と共に軽やかに流れていた。
魚はいないようだ。
のどが渇いたアタシは、川の水を右手でそっとすくい、口に含んだ。
「んー? なんだろ。ちょっとしょっぱい気がするな」
だけど気になり過ぎるほどのしょっぱさではなかったため、その水をバケツ一杯に汲んだ。
野宿の場所へ戻ると、婆やが既にアタシのベッドを完成させていた。
『お早いお帰りでございますね膣美さま。こちらも準備ができております』
ベッドはダブルのサイズだった。
アタシの寝相的にキングのサイズじゃなきゃ嫌なんだけど、今日は野宿…… わがままは言ってられなかった。
『膣美さまがベッドのサイズに不満をお持ちなのは存じております。しかし辺りは黒焦げの森でございます故、素材となるしっかりした木が少なかったのでございます。しかし枕と掛け布団はこだわれることができたのでございます』
婆やがそう説明している途中で、アタシはダブルサイズのベッドへ横になった。
「こ、これは!」
その瞬間、アタシは全てを理解した!
『そうでございます。この先にちょうど池がございまして、そこにたくさんの膣ガチョウがおりました。膣ガチョウの皆さんには大変申し訳ないと思いながらも、少し羽毛を拝借し最上級のグース(ガチョウ)ダウン枕と布団を作ることができたのでございます! ちなみに今日の晩ごはんはガチョウにございます』
※枕の布はシルクにございます
※敷布団はウォーターベッドにございます
このオ・マーン公国に環境省自然保護課的な部門があれば、真っ先に訴えられ、多額の賠償金支払いを命じられていたに違いない。
「婆やアタシのためにありがとう! ダブルサイズのベッドでもグッスリ眠れそうよ。お礼にこれ、ほら! その辺の水よ」
『ありがたきお言葉にございます膣美さま。しかしこのお水、少々しょっぱいような気が致します。大丈夫でございましょうか……』
「アタシが汲んできたんだから大丈夫!」
このとき、アタシ達は気付いていなかった。
あの川の水が……
「閣下! 子宮・子宮閣下!」
「ん? ああ。分かっているよ。さっきの“魔法”のことだろ?」
「はっ! 卵巣エリアと卵管采エリアの間にある≪おしゃべり森エリア≫が一瞬の内に消し飛んでしまいました!」
「被害状況は?」
「はっ! あそこを拠点としておりました我らが同胞、ゲイ白血球ゴリラ複数頭とおしゃべりな木(本田△似)が根こそぎやられました! この仕業は恐らくですが……」
「膣美とキヨ子だろ? 分かってるって」
(しかし大した成長ぶりだな。記憶を保持したままタイムスリップしているとは言え、あれほどの威力が出るマラ系の魔法を使えるとは…… あれはもうマラゾーマにあらず。となれば……)
「私ならあの魔法、“サンバルカン”と名付けるがなあ!!」
「は? それよりも閣下! 奴らをこのまま放っておくと卵管采エリアへと……」
(あ、スルーしたなこいつ)
「大丈夫だ。卵管采エリアには千触手観音がいる。しかも卵管采エリアに入る手前の門には2体の門番も配置しているのだ! もう下がってよいぞ」
「はっ!」
(さて…… 時間の逆行が認められている。SランクDNAの精子がここ(子宮城)に来るまでに膣実たちが間に合うかどうかだな……)
『Sオナ!』
~SランクDNAの精子だけど、今回どう見てもオナ○ニーです~○~○
ガチョウ「解せぬ……」
ゲイ白血球ゴリラと、しゃべる木がいた森を全部焼切り、その上をアタシと婆やが行く。
深々と生い茂っていた森が、見違えるほど真っ黒で平らな土地になってしまった。このオ・マーン公国に環境省自然保護課的な部門があれば、真っ先に訴えられ、多額の賠償金支払いを命じられていたに違いない。
しかしアタシは間違っていない。間違ったのはアタシに攻撃をしかけてきたあのおしゃべりな木々やゲイ白血球ゴリラなのだ。
未来でやられたことは過去に戻ってもきっちりやり返さないとね!
(あ、でもそう考えたらこの時間軸ではアタシはまだアイツらにやられてないってことよね? え? ということはアイツらはいきなり燃やされたって感じなのかな? いやでも未来でアタシはやられたんだし……)
「ま、いっか!」
目指すは卵管采エリアへ。
『しかしこの婆や、今回ばかりは大変驚きました。膣美さまは本当に魔法の才能がおありでございます』
「自分でもびっくりしてるけどね。でも集中すればするほど魔法になるヘビちゃん(物質)がたくさん見えるの」
『今さっき使った魔法の物質はまだ残っておりますか?』
「んーー…… ちょっと待ってね。集中してみる」
アタシは目をつむり、魔法の物質が集まる自分の中の宇宙を覗き込んだ。
しかし――
「あ、あれ? 火の魔法となるヘビちゃんが全くいない! なんで?」
『膣美さま、あれだけ規模の大きい魔法を使うとなると、それだけ物質が必要となりますので使い果たしてしまったのでしょう。しかしご安心ください。時間が経てば少しずつ増えてくるのでございます』
「あー良かった。アタシの得意な魔法はマラ系だから、もう一生使えないと思っちゃった」
『ですので、魔法の物質が回復するまでしばらくここで野宿することに致しましょう』
「えー? 野宿? あの巨大化した婆やをここまで運べばいいじゃん」
『鉄の処女:極キヨ子の移動はかなりの労力がかかりまして…… この意識体であるインコのキヨ子の方が楽なのでございます』
「うーー、分かった。じゃあそこの川で水を汲んでくるから、婆やは今日アタシが寝るベッドを作っておいてよね!」
『御意』
真っ黒に焼け焦げた森だと思っていたが、川が流れている周りはまだ緑が少し残っていた。と言ってもしゃべる木々ではなく草花だ。
川の水は高い透明度を保っており、涼しげなせせらぎの音と共に軽やかに流れていた。
魚はいないようだ。
のどが渇いたアタシは、川の水を右手でそっとすくい、口に含んだ。
「んー? なんだろ。ちょっとしょっぱい気がするな」
だけど気になり過ぎるほどのしょっぱさではなかったため、その水をバケツ一杯に汲んだ。
野宿の場所へ戻ると、婆やが既にアタシのベッドを完成させていた。
『お早いお帰りでございますね膣美さま。こちらも準備ができております』
ベッドはダブルのサイズだった。
アタシの寝相的にキングのサイズじゃなきゃ嫌なんだけど、今日は野宿…… わがままは言ってられなかった。
『膣美さまがベッドのサイズに不満をお持ちなのは存じております。しかし辺りは黒焦げの森でございます故、素材となるしっかりした木が少なかったのでございます。しかし枕と掛け布団はこだわれることができたのでございます』
婆やがそう説明している途中で、アタシはダブルサイズのベッドへ横になった。
「こ、これは!」
その瞬間、アタシは全てを理解した!
『そうでございます。この先にちょうど池がございまして、そこにたくさんの膣ガチョウがおりました。膣ガチョウの皆さんには大変申し訳ないと思いながらも、少し羽毛を拝借し最上級のグース(ガチョウ)ダウン枕と布団を作ることができたのでございます! ちなみに今日の晩ごはんはガチョウにございます』
※枕の布はシルクにございます
※敷布団はウォーターベッドにございます
このオ・マーン公国に環境省自然保護課的な部門があれば、真っ先に訴えられ、多額の賠償金支払いを命じられていたに違いない。
「婆やアタシのためにありがとう! ダブルサイズのベッドでもグッスリ眠れそうよ。お礼にこれ、ほら! その辺の水よ」
『ありがたきお言葉にございます膣美さま。しかしこのお水、少々しょっぱいような気が致します。大丈夫でございましょうか……』
「アタシが汲んできたんだから大丈夫!」
このとき、アタシ達は気付いていなかった。
あの川の水が……
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